【成分解析】オルビス ザ クレンジング オイル

オルビス ザ クレンジング オイルの成分解析アイキャッチ

Instagram(@alice_kaiseki)で2.1万人にスキンケア情報を発信するコスメコンシェルジュエージェンシー(日本化粧品検定1級)のありすです✨

今回は、ベスコスを総なめにした話題のアイテム、オルビス初のクレンジングオイル「オルビス ザ クレンジング オイル」を成分から読み解いていきます。

プチプラ価格ながら、POLAの研究開発を担うポーラ化成工業の「超微粒子技術」を搭載。全21成分というシンプルな構成で、何がどう効いているのかを順番に見ていきましょう。

ブランドORBIS(オルビス)
価格2,200円(税込)
容量120mL
発売日2025年5月20日
区分化粧品(クレンジングオイル)
全成分はこちら

パルミチン酸エチルヘキシル、イソノナン酸イソノニル、トリイソステアリン酸PEG-20グリセリル、トリイソステアリン酸ポリグリセリル-2、ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン、トリポリヒドロキシステアリン酸ジペンタエリスリチル、(パルミチン酸/エチルヘキサン酸)デキストリン、イソステアリン酸PEG-12、ダマスクバラ花エキス、ルイボスエキス、クチナシ果実エキス、オトギリソウ花/葉/茎エキス、ユズ果実エキス、ビルベリー葉エキス、アーチチョーク葉エキス、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)、(C12-20)アルキルグルコシド、BG、炭酸ジカプリリル、カプリリルメチコン、水

【はじめての方必読】当サイトの成分解析について
  • 成分解析は各成分の一般的な配合目的を記載したもので、製品の効果効能を保証するものではありません。
  • リニューアル等により全成分が変更される可能性があります。見つけた場合はお問い合わせフォームから教えて頂けると助かります。

💡 ひとことで言うと

ありす

エステルオイル+3種の乳化剤で素早く乳化してメイクを落とす、骨格のしっかりしたクレンジングオイルです。

看板はポーラ化成の超微粒子技術。さらにマスカラ溶解オイル+角栓溶解オイルと、洗い上がりを支えるセラミド類似成分まで入っています。

ひとことで言えば「全21成分のシンプル設計に、研究の付加価値をぎゅっと詰めた一本」。W洗顔前提のオイルクレンジングです。

🌿 この記事のポイント

  • ポーラ化成の超微粒子技術で、浮かせた汚れの再付着を防ぐ
  • マスカラ溶解オイル+角栓溶解オイルのダブルで、濃いメイクと毛穴詰まりに
  • セラミド類似成分配合で、クレンジング後がつっぱりにくい(6つのフリー処方)

※この製品は化粧品(クレンジングオイル)。W洗顔(洗顔料との併用)が前提です。

🛢 ベースオイル・乳化系

ベースは[パルミチン酸エチルヘキシル][イソノナン酸イソノニル]の軽いエステルオイル。重さがなく酸化しにくく、「オイルなのに軽い」使用感の骨格です(オルビスが謳う「酸化しやすい油分不使用」もここ)。

乳化は3種の非イオン界面活性剤(トリイソステアリン酸PEG-20グリセリル ほか)。水と仲良くする役・メイクを包む役を組み合わせ、素早い乳化とヌルつきの少なさを両立しています。

✨ 感触調整成分

[ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン](リッチなツヤ・すべり)、[トリポリヒドロキシステアリン酸ジペンタエリスリチル](適度なとろみ)、[(パルミチン酸/エチルヘキサン酸)デキストリン](粘度調整)で、こすらず使える摩擦レスなテクスチャーを作っています。

🔬 看板の「超微粒子技術」

目玉は[(C12-20)アルキルグルコシド]。糖由来のマイルドな非イオン界面活性剤で、ポーラ化成が約40nmという極めて微細なミセルを作る技術を開発しました。

🔬 仕組み(ポーラ化成)

オイルでメイクを浮かせたあと、超微粒子が肌と汚れの間に入り込み、肌表面に水性の「うるおいヴェール」を張って、すすぎ時の汚れの再付着を防ぐ設計。従来の「浮かせて洗い流す」に「汚れを弾くバリアを張る」を足した発想です(出典:オルビス/ポーラ化成)。

ただし配合順位から見ると、超微粒子技術は「メイン機能」というより「プラスαの付加価値」として捉えるのが冷静なところです。

💧 マスカラ溶解オイル/角栓溶解オイル

[カプリリルメチコン](公式名「マスカラ溶解オイル」)は揮発性シリコーンで、シリコーン系のウォータープルーフメイクを「シリコーンにはシリコーン」で溶かす役。まつ毛エクステ対応もここが効いています。

[炭酸ジカプリリル](公式名「角栓溶解オイル」)は軽いカーボネートオイルで、角栓を柔らかくして溶かし出す方向。1回で劇的にというより、毎日のクレンジングでじわじわ柔らかくするタイプです。

🌿 美容成分(7種の植物エキス)

[ダマスクバラ花][ルイボス][クチナシ果実][ユズ果実(セラミド前駆体)][ビルベリー葉][アーチチョーク葉]などを配合。抗酸化・保湿・毛穴ケア方向の素材です。

ただ洗い流す製品なので、美容効果には限界があるのが正直なところ。「クレンジング中の肌を守るおまけ」と捉えるのが現実的です。

⭐ セラミド類似成分 ― 洗い上がりの立役者

見逃しがちですが重要なのが[ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)]。アミノ酸系のセラミド類似成分で、肌のバリアと同じラメラ液晶構造を作り、つっぱらない洗い上がりを支えます

クレンジングは洗浄力が高い分バリア成分まで流しがちですが、そこをカバーしようという気の利いた設計です。

🚫 6つのフリー処方

香料・着色料・アルコール(エタノール)・防腐剤・グリセリン・酸化しやすい油分がいずれも不使用。全21成分のシンプルさと合わせ、肌負担を抑える設計思想がはっきり見えます。

📌 気になる成分・特性

特性として、W洗顔(洗顔料との併用)が前提で、これ単体では完結しません。角栓は即効ではなく継続型、植物エキスの美容効果は限定的、120mLで容量はやや控えめ、洗浄力は高めなので乾燥しやすい人は使用感を確認、といった点を押さえておくとよいでしょう。

🔍 相性チェック

🙆‍♀️ 向いていそうな人🔍 要注意な人
✓ 毛穴の詰まり・黒ずみが気になる📌 W洗顔が面倒(洗顔料併用が必須)
✓ ウォータープルーフ・濃いめメイクをする📌 1本で角栓が劇的に取れることを期待
✓ クレンジング後のつっぱりが苦手📌 大容量・コスパ最優先
✓ 敏感肌・乾燥肌で低刺激/グリセリンフリーを探している📌 香りでリラックスしたい(無香料)

📋 全成分と特徴

成分名役割特徴
パルミチン酸エチルヘキシル/イソノナン酸イソノニルベースオイル軽い・酸化しにくいエステルオイル
トリイソステアリン酸PEG-20グリセリル ほか(3種)乳化素早い乳化・ヌルつき少なめ
(C12-20)アルキルグルコシド超微粒子技術約40nm。汚れの再付着を防ぐ
カプリリルメチコンマスカラ溶解シリコーン系メイクを溶かす
炭酸ジカプリリル角栓溶解角栓を柔らかく(継続型)
ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)保湿(セラミド類似)ラメラ液晶でつっぱりにくい
ダマスクバラ・ルイボス・ユズ・アーチチョーク葉 ほか整肌(植物エキス7種)抗酸化・保湿(洗い流すので限定的)
BG/水溶剤・保湿植物エキスのベース

※配合の正確な順序・全項目は商品の全成分表示をご確認ください。

❓ よくある質問

Q. ウォータープルーフマスカラも落ちる?

エステルオイルベース+シリコーン系の[カプリリルメチコン]で、ウォータープルーフを含む濃いメイクに対応します。3種の乳化剤ですすぎもスムーズ。落ちにくいポイントメイクは乾いた手で使うとよりなじみます。

Q. 角栓は本当に取れる?

[炭酸ジカプリリル]が角栓を柔らかくして溶かし出す方向です。即効ではなく、毎日のクレンジングで少しずつ、というタイプ。「気づいたら詰まりが減っていた」を狙う設計です。

Q. 敏感肌でも使える?

6つのフリー処方・ノンコメドジェニックテスト済みで、全21成分とシンプル。比較的使いやすい設計ですが、洗浄力は高めなので乾燥しやすい人は使用感を確認し、心配ならサンプルから試すと安心です。

特性タグ: 化粧品(クレンジングオイル)/ 超微粒子技術(ポーラ化成)/ マスカラ溶解(カプリリルメチコン)/ 角栓溶解(炭酸ジカプリリル)/ セラミド類似成分 / エステルオイルベース / 6つのフリー / W洗顔前提 / まつ毛エクステ対応 / 無香料

ありす
コスメコンシェルジュ

美容、メイク、おしゃれ等にはまっている20代の3児のママ。 コスメレビュー、コスメ成分解析、コスメサブスク、ファッションレンタルなどの情報を発信しています。

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