dプログラム モイストケア ローション EXを成分解析|敏感肌の「角層バリア」に着目した薬用化粧水の中身

Instagram(@alice_kaiseki)で2.1万人にスキンケア情報を発信するコスメコンシェルジュエージェンシー(日本化粧品検定1級)のありすです✨

資生堂の敏感肌スキンケアブランド「dプログラム」の化粧水が、2025年10月21日にリニューアルしました。今回解析するのは、そのなかで乾燥ケアを担当する『モイストケア ローション EX』です出典1出典2

リニューアルのキーワードは「敏感肌の角層バリア」。資生堂は発売リリースで「『敏感肌の角層バリア』に着目 敏感肌サイエンスが進化したdプログラムから新高機能土台化粧水・乳液が誕生」と打ち出しています出典5出典6。あわせて、それまで5シリーズあったラインを3シリーズに統合し、価格体系も「より手に取りやすいもの」に改めたそうです。

正直に言うと、「角層バリアに着目」という言い回しそのものは、スキンケアの世界ではよく見かけます。ただ今回調べていて驚いたのが、公式が名指ししている成分について、資生堂の研究者自身が書いた論文がちゃんと存在していたこと。訴求と研究データがまっすぐつながっている化粧水って、実はそんなに多くないんです。

この記事では、①メーカーが何と言っているか ②全成分表から確認できること ③研究データはどこまで分かっているか、の順に見ていきますね。

ありす

「角層バリアに着目」はよく聞くフレーズですが、今回はその主役の成分に資生堂自身の研究論文がありました。キャッチコピーの裏に研究があるかどうか、というのは私が成分表と一緒にいつも見ているところです。

【はじめての方必読】当サイトの成分解析について
  • 成分解析は各成分の一般的な配合目的を記載したもので、製品の効果効能を保証するものではありません。
  • リニューアル等により全成分が変更される可能性があります。見つけた場合はお問い合わせフォームから教えて頂けると助かります。

ひとことで言うと

ありす

ひとことで言うと、医薬部外品の有効成分2つで「肌荒れを繰り返させない」ことに軸足を置きつつ、角層のうるおいを保つ成分をていねいに積み上げた薬用化粧水です。派手な新成分で驚かせるタイプではありません。そのかわり、公式が主役に据えた[キシリット(キシリトール)]には資生堂の研究者による論文があり、[アセチル化ヒアルロン酸ナトリウム]にも同じく自社研究の裏づけがあります。さらに保湿枠の[アルテロモナス発酵エキス]は、同じ資生堂のクレ・ド・ポー ボーテが4万円台の美白美容液に使っているのと同じ深海由来の発酵エキスです。使える原料を全資生堂原料の約1/5に絞るという独自基準も含めて、「肌が揺らいでいるときに、余計なことをせずに立て直す」ための1本という印象でした。

このアイテムのポイント

  • 公式が「角層バリアを健やかに整える」と名指しする[キシリット(キシリトール)]には、資生堂リサーチセンターの研究者による一次文献があります出典7。訴求と研究がつながっている珍しいケースです。
  • 有効成分は[トラネキサム酸]と[グリチルリチン酸ジカリウム]の2つ。どちらも化粧品業界では広く使われる定番の抗炎症系で、繰り返す肌荒れの予防が本命です。
  • 使える原料は「全資生堂原料のわずか約1/5」という独自基準出典4。パラベン・アルコール・香料・着色料を使わず、4種のテストを実施した低刺激設計です。
  • 保湿枠の[アルテロモナス発酵エキス]は、同じ資生堂グループのクレ・ド・ポー ボーテが美白美容液「セラムエクラS Ⅱ」(40mL 税込41,800円)に「シーファーメントブライトナー」として配合している深海由来の発酵エキス出典12。3,300円の化粧水に、4万円台の美容液と同じ原料が入っています。

基本情報

dプログラム モイストケア ローション EX(本体125mL)の商品ビジュアル
ブランドdプログラム/資生堂
価格・容量本体125mL 3,300円(税込)/レフィル110mL 2,860円(税込)
発売日2025年10月21日

dプログラムが「角層バリア」に着目する理由

ブランド名の「d」は dermatology(皮膚科学)から来ています。公式サイトのトップに置かれているのは、この言葉です。「敏感肌研究50年 dプログラム」「資生堂の50年以上にわたる敏感肌の皮膚科学研究をもとに、敏感肌に向き合い続けてきたdプログラム。何度でも触れたくなる『なめらか美肌』へ。」出典3

敏感肌研究50年から生まれた「土台化粧水」という考え方

商品ページでの説明はこうです。「繰り返しがちな乾燥・肌荒れを予防。深いうるおいに満ちた『なめらか美肌』へ導く、高機能土台化粧水」「たっぷりのうるおいで、肌をやわらかく整え、美容成分が角層深部まで浸透」出典1

ここで出てくる「角層」は、肌のいちばん外側にある厚さ0.02mmほどの層のこと。レンガの壁にたとえると、レンガにあたるのが角層細胞、その間を埋めるモルタルが細胞間脂質(セラミドなど)です。この壁がしっかりしていれば水分は逃げにくく、外からの刺激も入りにくい。逆にここが崩れると、乾燥して、しみて、また荒れて……という繰り返しが起きます。スキンケアが届く範囲は基本的にこの角層までなので、「角層バリアに着目」というのは、化粧品ができることのど真ん中を狙った設計とも言えます(このあたりの話は化粧品の「浸透」はどこまで本当?にまとめています)。

もうひとつ、今回のリリースには「誰の肌にも存在し、美しい肌の鍵である『美肌菌』に着目」という新しいコンセプトも書かれています出典5。ただ、どの成分がどんな仕組みで美肌菌に働きかけるのか、その作用機序やデータはリリース内には書かれていませんでした。ここは「方向性の宣言」として受け取って、続報を待ちたいところです。

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要するに「壁を立て直すところから始めます」という化粧水です。美肌菌のほうはまだコンセプトの提示段階なので、そこに期待して選ぶよりは、角層のうるおい設計を見て選ぶほうが納得しやすいと思います。

キシリトールが角層バリアの回復を後押しする(研究データ)

キシリトールが角層バリアの回復を後押しするまでの流れを示した4ステップの図解
Umino et al., 2019(出典7)をもとにありす作成

公式が今回いちばん前に出しているのが、この成分です。「『キシリトール(保湿保護)』を配合」してうるおいを与え「角層バリアを健やかに整え」る出典5出典1。全成分表では[キシリット]という表示名で、「その他の成分」の先頭に記載されています。

キシリトールと聞くと、多くの人は虫歯予防のガムを思い浮かべると思います。実際は糖アルコールの一種で、化粧品では水分を抱える保湿成分として使われる、ごくポピュラーな原料です。おもしろいのは、資生堂がこの成分を単なる保湿剤ではなく「バリアを立て直す成分」として研究しているところでした。

研究で分かっていること

資生堂リサーチセンターのUmino・Ipponjima・Dendaらは、テープを貼ってはがす方法(テープストリッピング)でわざとバリア機能を乱したヒトの皮膚に、フルクトースとキシリトールを応用する実験を行いました。その結果、角層のすぐ下にある顆粒層上層の脂質の流動性が高まり、うるおい成分を含んだ小さな袋(ラメラボディ)が送り出される働きが促進されて、バリアの回復が早まったことが報告されています(Umino Y, Ipponjima S, Denda M. Arch Dermatol Res. 2019;311(4):317-324/出典7)。

「うるおいを与えるから乾燥しにくい」ではなく、肌が自分でバリアを作り直す作業を、少し速く進めてあげる——そういう筋道の話なんですね。ここまで具体的な機序が示されている保湿成分は、そう多くありません。

裏づけの現在地も正直に書いておくと、この研究はキシリトール単体を対象にした基礎研究で、本品そのものを塗った臨床試験ではありません。ただ、同じ資生堂の研究グループが角層バリアとキシリトールの関係を継続して調べてきた蓄積があり、そのうえで「角層バリアに着目」と掲げているわけです。キャッチコピーが先にあって成分を後付けした、という順番ではなさそうだと私は受け取りました。

ありす

ガムでおなじみのキシリトールが、肌のバリア修復を後押しするという話。製品そのものの試験ではないので過信は禁物ですが、「なぜこの成分を選んだのか」がちゃんと説明できる処方は、私は好きです。

医薬部外品の有効成分で、繰り返す肌荒れを予防する

本品は医薬部外品(薬用化粧水)です。医薬部外品には、国(厚生労働省)が効能を認めた有効成分と、それ以外のその他の成分という区分があります。本品の有効成分は[トラネキサム酸]と[グリチルリチン酸ジカリウム]の2つ出典1

先に1点だけ、読み方の前提を。化粧品の全成分表示は配合量の多い順に並びますが、医薬部外品にはその決まりがありません。なので本記事でも、成分の並び順から「これは多い・少ない」といった推測はしないでおきますね。

トラネキサム酸|炎症とシミ、両方の入り口をおさえる

アミノ酸の一種から作られる成分で、肌の中では[プラスミン]という酵素の働きをブロックします。このプラスミンは、炎症を広げる合図を出したり、メラニンを作れという指令のきっかけになったりする物質。つまり「荒れる」と「くすむ・シミになる」の共通の入り口を、ひとつ手前でふさぐタイプの成分です。

1995年に肌荒れ防止の有効成分として、2002年に美白(メラニンの生成をおさえ、しみ・そばかすを防ぐ)の有効成分として承認されていて、20年以上の使用実績があります出典10。敏感肌は、自覚のないごく弱い炎症を抱えていることが多いと言われるので、その入り口をおさえておく設計は理にかなっていると思います。

ただ、本品の訴求の中心はあくまで「乾燥・肌荒れの予防」です。美白専用に設計された美容液と同じ働きを期待するというより、肌荒れをおさえた結果、色ムラの下地も作りにくくなるくらいのイメージで受け取るのが自然だと思います。

グリチルリチン酸ジカリウム|甘草由来、いちばん実績のある鎮静成分

甘草(かんぞう)の根から得られる抗炎症成分で、医薬部外品の有効成分としては最も採用例の多いもののひとつです。ニキビや肌荒れのもとになる炎症を鎮める働きで、敏感肌向けから薬用ニキビケアまで、幅広い製品に入っています。

珍しい成分ではありません。でも、珍しくないということは、それだけ長く使われて安全性と手ごたえが確かめられてきたということでもあります。トラネキサム酸と組み合わせることで、炎症のきっかけをおさえる側と、起きかけた炎症を鎮める側の両方をカバーする形になっています。

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有効成分は2つとも「炎症をおさえる」チーム。どちらも定番中の定番で、目新しさはありません。そのぶん、揺らいでいる肌に安心して使える顔ぶれだと思います。

うるおいを支える保湿・保護成分

角層のどこで、どの成分が働くかを3層構造で示した図解
ありす作成

公式は保湿の説明として「『酵母エキス、アルテロモナス発酵エキス、グリセリン(保湿保護)』配合で、うるおいを与え、肌環境を整えます」と書いています出典5出典1。ここではその3つに加えて、成分表で目を引いた2つも一緒に見ていきますね。

アセチル化ヒアルロン酸ナトリウム|角層のやわらかさを長く保つ改良版

ヒアルロン酸を化学的に加工(アセチル化)した保湿成分です。この成分にも、資生堂グループ自身の研究報告があります。

研究で分かっていること

資生堂基盤研究センターの岡・梁木らの報告では、水だけを塗った角層は時間とともに柔らかさが元に戻っていくのに対し、アセチル化ヒアルロン酸を塗った角層は2時間後もやわらかい状態を保っていたとされています。また、バリア機能が低下した肌では、通常のヒアルロン酸ナトリウムよりも角層に結びつく水分量が多くなることも示されました。アセチル化によって水になじむ性質と油になじむ性質の両方を持つようになり、角層と結びつきやすくなるためと考えられています(岡隆史・梁木利男「アセチル化ヒアルロン酸-角質柔軟効果の優れた新規保湿剤-」高分子. 1998;47(10):762/出典8)。

ポイントは、バリアが弱っている肌のほうが、通常のヒアルロン酸との差が出やすいという部分。まさに敏感肌ブランドが選ぶ理由になっている報告だと思います。ヒアルロン酸そのものの種類や分子量による違いはヒアルロン酸とは?分子量で変わる働き・種類・選び方にまとめているので、気になる方はあわせてどうぞ。

アルテロモナス発酵エキス|海洋性微生物から生まれた保湿エキス

アルテロモナス属という海の細菌が作り出す多糖(菌体外多糖=EPS)を主体にした保湿エキスです。この成分表示名(INCI名 Alteromonas Ferment Extract)で流通している代表的な原料は、フランスの海洋研究機関が東太平洋の水深約2,600mにある熱水噴出孔のそばで見つけた細菌 Alteromonas macleodii(HYD657株)から作られるもので、糖に硫酸基などが付いた高分子の多糖であることが構造研究で明らかになっています出典13出典14。国内の原料商社は「ウロン酸が豊富で、肌の保湿や明るさを向上させる多糖類原料」と説明しています出典9

同じ資生堂の別ブランドでは ― クレ・ド・ポー ボーテの美白美容液にも

じつはこの成分、同じ資生堂グループの最高峰ブランド、クレ・ド・ポー ボーテの薬用美白美容液「セラムエクラS Ⅱ」(2026年2月21日発売・40mL 税込41,800円)にも配合されています。資生堂はそこで[アルテロモナス発酵エキス]と[グリセリン]の組み合わせを「シーファーメントブライトナー(保湿)」と名づけ、「深海で神秘の生命力を持つエキスなどを含む」と説明しています出典12。2022年発売の初代「セラムエクラS」から採用されていて、当時の全成分表示では有効成分3つの直後、つまり「その他の成分」の先頭に書かれていました出典15出典16

dプログラム側でも、今回のリニューアルで「酵母エキス、アルテロモナス発酵エキス、グリセリン(保湿保護)」は3シリーズすべてに共通で搭載された成分だと公表されています出典5。4万円台の美容液で使っている海洋エキスを、3,300円の敏感肌用化粧水にも下ろしてきた。資生堂がこの原料をかなり気に入っていることが、ブランドをまたいで見ると分かります。

研究で分かっていること

海洋細菌の多糖を化粧品に使う研究を整理した2023年の査読つきレビュー(Marine Drugs)では、この深海由来EPSの原料について「鎮静作用があり、化学的・機械的・UVB(紫外線)刺激による敏感肌の刺激を軽減し、皮膚の修復を促す」と位置づけています出典17。2022年のレビュー(Frontiers in Microbiology)でも、化粧品向けに商品化された海洋性EPSの代表例として紹介されています出典18。原料メーカーは、肌の反応性に関わるストレスマーカー「ICAM-1」の発現を下げることを作用の説明にしています出典19

裏づけの現在地としては、レビュー論文が引いているのは主に原料メーカー側の試験データで、この成分だけを塗ったヒト臨床試験の一次論文までは今回たどり着けませんでした。それでも「敏感肌の刺激をやわらげる方向の原料」として学術レビューに載る成分を、敏感肌ブランドの保湿枠に置いてきたのは筋が通っています。なお、資生堂がどの原料メーカーのものを使っているかは公表されていないので、ここに書いた研究は「この成分表示名の代表的な原料」についての話として読んでくださいね。

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深海の細菌が作る多糖、と聞くとロマン先行に思えますが、クレ・ド・ポー ボーテの美白美容液と同じ原料と知ると見え方が変わりませんか? 敏感肌の刺激をやわらげる方向で学術レビューにも載っている成分なので、私はこの化粧水の「地味だけど豪華」な部分だと思っています。

MPCポリマー|細胞膜そっくりの構造を持つ保湿ポリマー

成分表のなかでいちばん名前が長いのがこれ。[2-メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・メタクリル酸ブチル共重合体液]、通称MPCポリマーです。

難しそうに見えますが、中身は「細胞膜の主成分(リン脂質)の構造をまねて作られた高分子」。ホスホリルコリンという、私たちの細胞膜にもある構造を持っているので肌になじみやすく、水分を抱え込みやすいとされています。化粧品では、肌の上に薄い保湿膜を作って、外部刺激から守りつつうるおいをキープする目的で使われます。

この素材群は化粧品より先に医療分野で使われてきた歴史があって、人工関節の潤滑コーティングやコンタクトレンズなど、体に直接触れる用途で生体適合性(体になじみやすさ)の研究が積み重ねられています出典11。本品固有の臨床データは確認できていませんが、「体になじむこと」が長く検証されてきた素材を選んでいるのは、低刺激設計をうたうdプログラムらしい選定だと思いました。

酵母エキス・グリセリンほか、うるおいを支える顔ぶれ

残りの保湿チームも簡単に見ておきますね。

  • [酵母エキス(3)]…酵母の発酵・抽出で得られるエキス。アミノ酸・ビタミン・ミネラルなどを含み、肌になじみやすい保湿成分として使われます。
  • [濃グリセリン]…保湿剤の代表格。空気中の水分を引き寄せて、角層の水分保持を助けます。公式が名指しする「保湿保護」の3成分のひとつ。
  • [ワセリン]…肌表面に薄い膜を作って水分の蒸発を防ぐエモリエント成分。刺激が少なく、敏感肌向け製品では欠かせない存在です。
  • [D-グルタミン酸]…アミノ酸の一種。肌にもともとある天然保湿因子(NMF)に似た成分で、角層のうるおい保持を支えます。
  • [エリスリトール]…糖アルコール。保湿に加えて、防腐システムを補助する役割も兼ねます。
  • [ヨモギエキス(2)][イザヨイバラエキス]…どちらも整肌・保湿目的の植物エキス。ヨモギは古くから肌荒れ対策に使われてきた和漢の植物です。

並べてみると、水分を引き寄せる係(グリセリン・キシリトール・エリスリトール)、角層の中でうるおいを抱える係(アセチル化ヒアルロン酸・D-グルタミン酸)、上からフタをする係(ワセリン・MPCポリマー)と、役割がきれいに分かれているのが分かります。化粧水なのにワセリンが入っているのは、フタの役目を化粧水の段階から少しだけ持たせておきたかったのだと思います。

ありす

「引き寄せる・抱える・フタをする」の3チームが、化粧水1本の中にちゃんとそろっています。土台化粧水という言い方は、この役割分担のことなんだなと納得しました。

全資生堂原料の約1/5だけを使う低刺激設計

dプログラムには「敏感肌のための#10の約束」というページがあって、ここに処方の考え方がまとめられています。個人的にいちばん驚いたのがこの一文でした。「使用できる原料は全資生堂原料のわずか約1/5。」出典4

資生堂ほどの規模の会社が持っている原料の引き出しから、8割を最初に外してしまう。作り手からすれば、使える手札をかなり減らした状態で処方を組むということです。そのうえで「なめらか美肌へ」と言い切るのは、けっこうな縛りプレイだと思います。

パラベン・アルコール・香料・着色料を使わない設計

「10の約束」で公表されているのは、パラベンフリー・アルコール(エチルアルコール)フリー・無香料・無着色出典4。本品の防腐は[フェノキシエタノール]が担当していて、[1,3-ブチレングリコール]や[1,3-プロパンジオール]といった多価アルコールが、その効きを支える役回りに入っています。

ここで大事なのは、防腐剤を減らすほど、作る側の負担は増えるということ。公式も「パラベンを使わず必要最小限の防腐剤で作るからこそ、製造工程、充填工程においてもクリーンな環境を整えるとともに、細心の注意を払って生産に取り組んでいます」と説明しています出典4。無添加をうたうだけでなく、そのぶんの手当てを工場側でしている、という話ですね。

なお「アルコールフリー」が指すのはエタノールのことで、保湿剤である多価アルコール(BG・グリセリンなど)は別物です。ここはよく混同されるので、念のため。

実施されている4つのテストとは

公式が実施していると説明しているテストは、次の4つです出典4。名前だけだと分かりにくいので、公式の説明とあわせて並べますね。

  • 敏感肌パッチテスト…「皮膚科医立ち会いのもと、敏感肌の方でも問題なく使用できるかを確認」
  • 感覚刺激性テスト…「かゆみ・ほてり・ひりつき・痛みなど、製品の使用中に不快となる感覚刺激を評価」
  • アレルギーテスト…「皮膚に対するアレルギー性を確認」
  • ノンコメドジェニックテスト…「ニキビのもと(コメド)ができにくいことを確認」

注目したいのは2つめの感覚刺激性テストです。赤くなる・かぶれるといった目に見える反応ではなく、「使った瞬間ピリッとする」「じんわり熱い」といった、本人にしか分からない不快感まで評価項目にしている。敏感肌の人がスキンケアをやめてしまう理由って、実は見た目の反応より先に、この「なんかしみる」だったりするんですよね。そこを別立てで見ているのは、敏感肌ブランドらしいところだと思います。

裏づけの現在地も添えておくと、「全資生堂原料の約1/5」という基準がどんなデータや判定ルールで決まっているかは非公開で、これはメーカーの公表値です。4つのテストも「実施している」という事実の公表にとどまり、刺激の発生率などの数値そのものは出ていません。とはいえ、50年以上の敏感肌研究を積んだ大手が自分たちに課しているルールとして見れば、処方設計の信頼材料としてじゅうぶんだと思います。

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「使える原料が全体の約1/5」って、私はいちばんグッときた数字でした。派手な成分を足す方向ではなく、引き算で守るブランドなんだなというのが伝わってきます。

正直に気になる点

結論から言うと、デメリットと呼べる部分は、ほとんど見当たりませんでした。それでも「正直に」の看板を下ろさないために、気になりうる点を3つだけ挙げておきます。

強いて言えば「3,300円なら、もっと攻めた成分も選べる」

同じ3,000円台の化粧水なら、ナイアシンアミドやビタミンC誘導体、レチノールといった「攻めの美容成分」を高配合した製品も選べる価格帯です。成分表の華やかさだけで比べると、本品は地味に見えるかもしれません。

ただ、敏感肌にとって攻めたスキンケアはそれ自体がリスクです。刺激を感じやすい肌に強い成分を重ねて、かえって荒れを長引かせてしまうケースは珍しくありません。そう考えると、資生堂の研究者による論文がある[キシリット(キシリトール)]、自社研究で裏づけのある[アセチル化ヒアルロン酸ナトリウム]、クレ・ド・ポー ボーテの美白美容液と同じ[アルテロモナス発酵エキス]という顔ぶれは、敏感肌向けとしては十分に豪華です。「派手さより安全側」という選び方が、この価格でできること自体が強みだと思います。

「防ぐ」という表現は薬機法上のもの。成分そのものは鎮める方向に働く

本品の有効成分の効能が「肌荒れを防ぐ」「しみ・そばかすを防ぐ」と書かれているのは、医薬部外品として認められている効能の表現がそこまでだからです。成分そのものを見ると、[グリチルリチン酸ジカリウム]と[トラネキサム酸]はどちらも炎症をおさえる働きで長く使われてきた定番の有効成分で、荒れかけている肌を落ち着かせる方向にも働きます出典10。つまり「表現は予防止まりだけど、中身は鎮める成分」。ここはデメリットというより、薬機法の言葉づかいを知っておくと期待値を正しく置ける、という話です。ただし治療薬ではないので、赤みや湿疹が強いときは皮膚科の受診を優先してくださいね。

成分面でひとつだけ、亜硫酸塩に敏感な人は要確認

酸化防止剤の[ピロ亜硫酸ナトリウム]が亜硫酸塩の一種であること。ごくまれに亜硫酸に対して感受性のある方がいるので、該当する自覚がある方だけ頭の片隅に置いておいてもらえたら、という程度の話です。

ありす

気になる点を探して、出てきたのがこの3つ。「攻めた成分が入っていない」は敏感肌にとってはむしろ長所ですし、「防ぐ」は薬機法上の言い回し。処方そのものにケチをつけたくなるところは、正直見当たりませんでした。

こんな人に向いている/確認したい人

🙆‍♀️ 向いていそうな人

  • 季節の変わり目やゆらぎで、乾燥と肌荒れを繰り返しがちな人
  • 「しみる化粧水」が苦手な人(感覚刺激性テストまで実施している設計です)
  • 無香料・無着色・パラベンフリー・アルコールフリーで選びたい人出典4
  • 新しい成分より、研究の裏づけがある成分を選びたい人
  • レフィルがあるので、同じ1本を続けて使いたい人

🔍 事前に確認したい人

  • できてしまったシミを薄くしたい人 → 美白有効成分の効能は「防ぐ」まで。シミを消す目的の製品ではありません
  • 美白ケアを主目的にしたい人 → [トラネキサム酸]は入っていますが、訴求の中心は乾燥・肌荒れの予防です
  • とにかく重ためのしっとり感がほしい人 → 化粧水単体ではなく、乳液・クリームと組み合わせるのが前提の設計です
  • 亜硫酸塩に反応した経験がある人 → [ピロ亜硫酸ナトリウム]が配合されています
ありす

「肌を落ち着かせて、そこから積み上げたい」で選ぶとかみ合います。逆に「これ1本で悩みが消える」を期待すると肩透かしかも。土台化粧水という名前は、けっこう正直なネーミングだと思います。

よくある質問

Q. 「美肌菌に着目」って、具体的に何をしているの?
A. 資生堂は今回のリリースで「誰の肌にも存在し、美しい肌の鍵である『美肌菌』に着目」と説明していますが、どの成分がどんな仕組みで働くのか、その裏づけデータまでは公開されていません出典5。成分表からは、[酵母エキス(3)]や[アルテロモナス発酵エキス]といった発酵由来の原料が肌環境を整える役割として名指しされていることが分かります出典1。ただ「これが美肌菌に効きます」と公式が言っているわけではないので、いまはコンセプトの提示段階と受け取っておくのが正確だと思います。

Q. 敏感肌でも本当に使えますか?
A. 無香料・無着色・パラベンフリー・アルコール(エチルアルコール)フリーで、敏感肌パッチテスト・感覚刺激性テスト・アレルギーテスト・ノンコメドジェニックテストの4種が実施されていると公表されています出典4。ただし、テスト済み=すべての人に反応が出ないという意味ではありません。[ヨモギエキス(2)][イザヨイバラエキス]という植物エキスも入っているので、植物由来の成分で反応が出たことがある方は成分表を確認してから。心配な方は腕の内側で試してから顔に使ってくださいね。

Q. 前のシリーズとは何が変わったの?
A. 公式が公表しているのは大きく2点です。ひとつはライン構成の整理で、5シリーズあったものを3シリーズに統合しました(バランスケア+アクネケア→「バランス&アクネケア」、バイタルアクト+ブライトニングクリア→「バイタライジング&クリア」)。もうひとつは価格体系の見直しで、「より手に取りやすいもの」に改められています出典5出典6。処方については「敏感肌の角層バリアに着目」した新設計と説明されていますが、旧処方の全成分との1対1の対比表は公式に出ていないので、この記事では現行品の中身を読むことに絞っています。ちなみにdプログラムは「敏感肌用スキンケア売上No.1」も公表していて、注記には「インテージSRI+制度品敏感肌用基礎化粧品(スキンケア)市場/dプログラムブランド 2024年3月~2025年2月 累計販売金額」とあります出典5

まとめ

ありす

最後にまとめますね。dプログラム モイストケア ローション EXは、2025年10月21日にリニューアルした薬用化粧水。有効成分は[トラネキサム酸]と[グリチルリチン酸ジカリウム]で、繰り返す乾燥・肌荒れを「防ぐ」ことが本命です。公式が主役に据えた[キシリット(キシリトール)]には資生堂の研究者による角層バリア回復の論文があり、[アセチル化ヒアルロン酸ナトリウム]にも同じく自社研究の裏づけがありました。保湿枠の[アルテロモナス発酵エキス]は、クレ・ド・ポー ボーテの美白美容液にも使われている深海由来の発酵エキス。角層のうるおいを支える設計は、引き算で組まれながら中身は豪華、という堅実な内容です。

新しい成分の名前で驚かせてくる化粧水ではありません。でも、「なぜこの成分を選んだのか」を研究までさかのぼって説明できる化粧水は、私はとても信頼できると思っています。使える原料を全体の約1/5に絞ったうえで、うるおいを引き寄せる・抱える・フタをするの3役をきちんとそろえてくる。派手さの代わりに、続けやすさを取った1本ですね。

「美肌菌」まわりの研究データや、アルテロモナス発酵エキスの新しい論文が出てきたら、この記事にも追記しますね。

全成分と特徴

成分名役割特徴
トラネキサム酸有効成分(抗炎症・美白)プラスミンの働きをおさえ、肌荒れとしみ・そばかすを防ぐ
グリチルリチン酸ジカリウム有効成分(抗炎症)甘草由来。肌荒れ・ニキビのもとになる炎症を鎮める定番
キシリット(キシリトール)保湿保護公式が名指しする角層バリアケアの主役。資生堂の研究に一次文献あり
酵母エキス(3)保湿アミノ酸・ビタミン・ミネラルを含む発酵由来の保湿成分
アルテロモナス発酵エキス保湿深海細菌由来の多糖エキス。クレ・ド・ポー ボーテの美白美容液にも配合。学術レビューで鎮静・刺激軽減の位置づけ
アセチル化ヒアルロン酸ナトリウム保湿ヒアルロン酸の改良版。角層のやわらかさを長く保つ報告がある
ワセリンエモリエント肌表面に膜を作り水分の蒸発を防ぐ。刺激が少ない定番
ヨモギエキス(2)整肌・保湿古くから肌荒れ対策に使われてきた和漢の植物エキス
2-メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・メタクリル酸ブチル共重合体液保湿皮膜細胞膜のリン脂質構造をまねたMPCポリマー。生体適合性の研究が厚い
精製水基剤処方のベースとなる水
濃グリセリン保湿保湿剤の代表格。空気中の水分を引き寄せる
1,3-ブチレングリコール保湿・溶剤べたつきにくい保湿剤。防腐の効きを助ける役割も兼ねる
1,3-プロパンジオール保湿・溶剤さらっとした感触の多価アルコール
ジプロピレングリコール保湿・溶剤化粧水で広く使われる多価アルコール
ポリエチレングリコール20000増粘・保湿高分子。とろみのある感触をつくる
ポリオキシエチレン(17)ポリオキシプロピレン(4)ジメチルエーテル可溶化・乳化油性成分を水になじませて処方を安定させる
ポリオキシエチレンメチルグルコシド保湿・可溶化糖由来。しっとりした感触を助ける
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油可溶化油分を透明に溶かし込む、化粧水では定番の可溶化剤
ジイソステアリン酸ポリグリセリル乳化処方を均一に保つ乳化剤
トリ2-エチルヘキサン酸グリセリルエモリエント軽くなめらかな感触をつくる油分
カルボキシビニルポリマー増粘・ゲル化とろみと安定性をつくる高分子
メタリン酸ナトリウムキレート金属イオンを封じ、品質の劣化を防ぐ
エリスリトール保湿糖アルコール。保湿と防腐システムの補助を兼ねる
ポリオキシエチレン(14)ポリオキシプロピレン(7)ジメチルエーテル可溶化・乳化同系統の成分。処方全体をなじませる
ピロ亜硫酸ナトリウム酸化防止成分の変色・劣化を防ぐ。亜硫酸塩の一種
D-グルタミン酸保湿天然保湿因子(NMF)に似たアミノ酸系の成分
イザヨイバラエキス整肌・保湿バラ科の植物(イザヨイバラ)由来のエキス
フェノキシエタノール防腐パラベンフリー処方で広く使われる防腐剤

※配合の正確な順序・全項目は商品の全成分表示をご確認ください。医薬部外品は表示順=配合量順ではなく、配合量は非公開です。

特性タグ:医薬部外品/保湿/敏感肌/バリアケア/肌荒れ予防/無香料/無着色/アルコールフリー/パラベンフリー/弱酸性

参考文献・出典(11件)
  1. 資生堂 公式製品ページ「d プログラム モイストケア ローション EX」(有効成分・全成分表示・商品訴求文言・配合成分の役割説明):https://www.shiseido.co.jp/dprogram/product/lotion_emulsion/moisturing_lotion/
  2. 資生堂 公式オンラインストア 商品ページ(本体125mL/レフィル110mLの価格・容量):https://www.shiseido.co.jp/sw/onlinestore/products/H80802.html
  3. 資生堂 公式サイト「dプログラム」トップ(ブランドコンセプト「敏感肌研究50年」「なめらか美肌へ」):https://www.shiseido.co.jp/dprogram/
  4. 資生堂 公式サイト「敏感肌のための#10の約束」(使用できる原料は全資生堂原料の約1/5、パラベン・アルコール・香料・着色料フリー、4種のテスト、製造環境):https://www.shiseido.co.jp/dprogram/yakusoku/
  5. PR TIMES(資生堂)「『敏感肌の角層バリア』に着目 敏感肌サイエンスが進化したdプログラムから新高機能土台化粧水・乳液が誕生 ~2025年10月21日(火)発売~」(リニューアル背景・美肌菌コンセプト・5→3シリーズ統合・価格改定・売上No.1の公表値と注記):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002930.000005794.html
  6. 資生堂グループ企業情報サイト ニュースリリース詳細(同内容の公式リリース):https://corp.shiseido.com/jp/news/detail.html?n=00000000004052
  7. Umino Y, Ipponjima S, Denda M. “Modulation of lipid fluidity likely contributes to the fructose/xylitol-induced acceleration of epidermal permeability barrier recovery.” Arch Dermatol Res. 2019 May;311(4):317-324.(ヒト皮膚を用いた基礎研究。著者に資生堂リサーチセンター所属者を含む):https://doi.org/10.1007/s00403-019-01905-0
  8. 岡隆史・梁木利男「アセチル化ヒアルロン酸-角質柔軟効果の優れた新規保湿剤-」高分子. 1998;47(10):762.(資生堂基盤研究センター):https://doi.org/10.1295/kobunshi.47.762
  9. アルテロモナス発酵エキス 国内販売代理店の原料情報(セルマーク・ジャパン株式会社/「ウロン酸が豊富で、肌の保湿や明るさを向上させる多糖類原料」との説明。査読論文ではありません):https://www.e-expo.net/materials/016269/0051/index.html
  10. トラネキサム酸の医薬部外品有効成分としての承認経緯(肌荒れ防止:1995年/美白:2002年、厚生労働省による承認情報。一般的な公的承認情報として広く知られており、個別の原著論文は今回は割愛)
  11. 2-メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン(MPC)ポリマーの生体適合性に関する学術的背景(素材群としての一般的な研究知見。本品専用の臨床データではありません):https://www.jstage.jst.go.jp/article/koron1974/53/8/53_8_496/_article/-char/ja/
  12. PR TIMES(資生堂)「エピジェネティクス研究に着目。クレ・ド・ポー ボーテ新美白美容液『セラムエクラS Ⅱ』誕生 2026年2月21日(土)発売」(シーファーメントブライトナー=アルテロモナス発酵エキス、グリセリン/「深海で神秘の生命力を持つエキス」の説明・価格):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000003027.000005794.html
  13. Cambon-Bonavita MA, et al. “A novel polymer produced by a bacterium isolated from a deep-sea hydrothermal vent polychaete annelid.” J Appl Microbiol. 2002;93(2):310-315.(深海熱水噴出孔由来 Alteromonas 属細菌の多糖の発見):https://doi.org/10.1046/j.1365-2672.2002.01689.x
  14. Le Costaouec T, et al. “Structural data on a bacterial exopolysaccharide produced by a deep-sea Alteromonas macleodii strain.” Carbohydr Polym. 2012;90(1):49-59.(HYD657株の多糖の構造解析):https://doi.org/10.1016/j.carbpol.2012.04.059
  15. @cosme SHOPPING 商品ページ「セラムエクラS II/クレ・ド・ポー ボーテ」(全成分表示にアルテロモナス発酵エキスの記載):https://www.cosme.com/products/detail.php?product_id=399642
  16. @cosme 商品情報「クレ・ド・ポー ボーテ/セラムエクラS 本体 40mL」(2022年2月21日発売の初代品の全成分表示。有効成分3つの直後にアルテロモナス発酵エキス):https://www.cosme.net/variations/1107533/
  17. Benhadda F, Zykwinska A, Colliec-Jouault S, et al. “Marine versus Non-Marine Bacterial Exopolysaccharides and Their Skincare Applications.” Mar Drugs. 2023;21(11):582.(査読つきレビュー。深海由来EPS原料の鎮静・刺激軽減・UVB保護の位置づけ):https://doi.org/10.3390/md21110582
  18. Ding J, Wu B, Chen L. “Application of Marine Microbial Natural Products in Cosmetics.” Front Microbiol. 2022;13:892505.(査読つきレビュー):https://doi.org/10.3389/fmicb.2022.892505
  19. Clariant(旧Lucas Meyer Cosmetics)原料ページ「Abyssine™ PF」(INCI: Water, Butylene Glycol, Alteromonas Ferment Extract/ICAM-1発現低下の説明。原料メーカー資料であり査読論文ではありません):https://www.clariant.com/en/Solutions/Products/2025/07/31/12/49/Abyssine-PF
ありす
コスメコンシェルジュ

美容、メイク、おしゃれ等にはまっている20代の3児のママ。 コスメレビュー、コスメ成分解析、コスメサブスク、ファッションレンタルなどの情報を発信しています。

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