キュレルの化粧水を比較してみました【全成分＆成分解析】

キュレルの化粧水を成分解析で比較します。

価格で比較

キュレルの製品はオープン価格です。

今回は＠コスメショッピングの価格を参考に掲載しました。

スプレー	150g	¥1,980
潤浸保湿 化粧水	150ml	¥1,980
皮脂トラブルケア 化粧水	150ml	¥ 1,980
美白ケア 化粧水	140ml	¥ 2,530
エイジングケアシリーズ 化粧水	140ml	¥2,530

美白ケアとエイジングケアシリーズのみ、お値段が少し高くなっています。

しっとり感が複数あるシリーズは、それぞれの価格差はありません。

スプレーのみミニサイズ、大容量サイズあり。

他シリーズは乳液もついたミニセットが販売されています。

「 I 」「 I I 」「 I I I 」の違い

通常の潤浸保湿と美白ケアのみ、しっとり感の異なる3種類の化粧水が展開しています。

潤浸保湿

I（ややしっとり）	II（しっとり）	III（とてもしっとり）
精製水 BG グリセリン ベタイン ユーカリエキス POEメチルグルコシド （以下同じ）	精製水 グリセリン BG ベタイン ユーカリエキス POEメチルグルコシド （以下同じ）	精製水 グリセリン BG ベタイン POEメチルグルコシド ユーカリエキス （以下同じ）

潤浸保湿シリーズは書かれている順番（実際は濃度）が異なるだけで、使われている成分は全く同じです。

III（とてもしっとり） の方が保湿力は上ですが、使用感の好みで選んでOKです👍

美白ケア

I（ややしっとり）	II（しっとり）	III（とてもしっとり）
精製水 BG グリセリン DPG ユーカリエキス PEG1540 （以下同じ）	精製水 グリセリン BG DPG ユーカリエキス PEG1540 ベタイン プルラン （以下同じ）	精製水 グリセリン BG DPG ユーカリエキス PEG1540 ベタイン プルラン （以下同じ）

こちらも大きな違いはありませんが、IIとIIIのみ、保湿成分のベタインとプルランが配合されています。

潤浸保湿と同じく、 III（とてもしっとり） の方が保湿力は上ですが、使用感の好みで選んでOKです👍

有効成分の違い

「スプレー」「潤浸保湿」「皮脂トラブルケア」「エイジングケアシリーズ」の４つは、肌荒れ防止の有効成分として アラントインを配合しています。

肌荒れ防止系で良く見かける「グリチルリチン酸２K」よりも、お肌が荒れがちな人におすすめの成分です。

美白ケアシリーズの有効成分は「 L-アスコルビン酸 2-グルコシド 」。

刺激になりにくいビタミンC誘導体で、敏感肌向けの成分ですが、肝心の美白効果の評判はあまり良くないです。

肌荒れ防止の有効成分が入っていないため、他のシリーズで肌荒れを防げていた人が、美白ケアに変更すると荒れやすくなる可能性もあるので注意です。

疑似セラミドの有無と乳化剤

「スプレータイプ」と「エイジングケア」には疑似セラミド（ヘキサデシロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミド）が配合されています。

花王オリジナルの疑似セラミドで、細分化することで肌（角層）に届きやすくなっているようです。

ただし、この2つには乳化に「ステアロイルメチルタウリンNa」という陰イオン界面活性剤が使用されています。

他の化粧水には入っていなかったので、疑似セラミドを入れる関係で必要だったのかな？

一方で「潤浸保湿」「皮脂トラブルケア」「美白ケア」にはヒト型セラミド、疑似セラミド、天然セラミドなどは入っていません。

一応、植物エキスのユーカリエキスはセラミドをサポートする目的で入れているみたいです。

訴求成分の違い

共通で入っているのはBGやグリセリンなどのベースの保湿成分と、セラミドをサポートするユーカリエキス。

それぞれの特徴的な訴求成分はこのあたりです。

「皮脂トラブルケア」「美白ケア」「エイジングケア」には、それぞれの肌悩みに対応した成分を少し入れています。

でも、どの成分もそこまで大きな要素ではない感じ。