【成分解析】エリクシール ブライトニング エマルジョン ca|Wシミ予防成分と独自成分コラジェネシスを成分から読み解く

Instagram(@alice_kaiseki)で2.1万人にスキンケア情報を発信するコスメコンシェルジュエージェンシー(日本化粧品検定1級)のありすです✨

エリクシールの美白乳液が、2026年2月21日に新しくなりました。名前は[エリクシール ブライトニング エマルジョン ca]。本体130mL・税込4,400円、つめかえ用110mL・税込3,630円で、みずみずしいタイプとしっとりタイプの2種類から選べます(出典1)

資生堂がこの刷新で前面に出しているのが、「シミを防ぐ2つの美白有効成分」と、ハリのための独自成分「コラジェネシス®」という2本柱。コラジェネシス®は「40年以上のコラーゲンサイエンスから生まれた、約140,000通りの組み合わせから厳選したエリクシール独自成分」と説明されています(出典1)。数字だけ見ると、なかなかの気合いの入り方ですよね。

そして地味に大きいのが、前の「ブライトニング エマルジョン WT」(2023年発売)から処方がかなり入れ替わっていること。今日はこの乳液を、①メーカーが何と言っているか ②全成分表から確認できることは何か ③旧WTから何が変わったのか、の順に見ていきますね。

ありす

リニューアルというと中身は微調整だけ、ということも多いのですが、この乳液は本当に別物でした。旧WTを使っていた方ほど、成分表を並べて見ると驚くと思います。

【はじめての方必読】当サイトの成分解析について
  • 成分解析は各成分の一般的な配合目的を記載したもので、製品の効果効能を保証するものではありません。
  • リニューアル等により全成分が変更される可能性があります。見つけた場合はお問い合わせフォームから教えて頂けると助かります。

ひとことで言うと

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ひとことで言うと、「植物エキスをたくさん並べる」設計から「狙いを絞る」設計へ舵を切った、資生堂らしい刷新です。美白有効成分が[4MSK]に[トラネキサム酸]が加わって2つになり、ハリ側は独自成分コラジェネシス®の4成分に集約。旧WTに入っていた植物エキス6種と[エタノール]は姿を消しました。特にアルコールが抜けたのは、しみやすかった方には大きい変更だと思います。ただ、コラジェネシス®そのものの試験データは公開されていないので、そこは「メーカーの自社研究を信じるかどうか」の話になります。

このアイテムのポイント

  • 美白有効成分が2つに。[4MSK]に加えて[トラネキサム酸](資生堂表記は「m-トラネキサム酸」)が入り、旧WTの抗炎症有効成分[グリチルリチン酸ジカリウム]と入れ替わりました(出典1)
  • 独自成分「コラジェネシス®」の中身は[シャクヤクエキス][バラエキス][ヒドロキシプロリン][ミシマサイコ根エキス]+グリセリン。全成分表でも、この4つが有効成分の直後にまとまって並んでいます(出典1)
  • [エタノール]不使用に。アルコールを入れずになじみと保湿感を両立させるため、化粧水・乳液の4タイプで合計約300種類の処方を検討したと公表されています(出典1)

基本情報

エリクシール ブライトニング エマルジョン ca の商品ビジュアル
ブランドエリクシール(ELIXIR)/資生堂
価格・容量税込4,400円/本体130mL・つめかえ用110mL 税込3,630円(みずみずしいタイプ/しっとりタイプ)
発売日2026年2月21日

資生堂が伝えたい「超・光ブースト」の狙い

成分を見る前に、メーカーが何を言っているかを整理しておきますね。エリクシールは以前から「20年に及ぶ独自の光学研究」で、肌内部で反射する光の量が多いほど透明感が増すと説明してきました(出典2)。今回はそこから一歩進んで、「生体内コラーゲン解析技術」と「肌深度別光学解析技術」を組み合わせることで、透明感を邪魔している要因を深さごとに測れるようにしたとのこと。

その結果として資生堂が挙げているのが、透明感は皮膚上部(角層・表皮)では「メラニン」、皮膚深部(真皮)では「コラーゲン」の影響が大きいという結論です(出典1)。つまり「シミ対策だけでは透明感は足りない、ハリのほうからも攻める」という設計思想。だから美白有効成分とコラジェネシス®の2本柱になっているわけですね。

背景には自社調査もあります。大人の肌悩み1位は「シミ・ソバカス」で、45歳を過ぎると「ハリ・弾力のなさ」の選択率が上がる(2025年4月・n=445・35〜69歳女性)。そして美しい肌としてイメージされる肌の1位は「透明感のある肌」(2025年1月・n=200・20〜69歳女性)(出典1)。悩みの実態と商品の設計が、きちんとつながっている印象です。

ちなみに反響も大きく、発売3ヶ月で累計出荷本数399万本を突破(2026年5月18日時点・限定品含む)。主要美容誌の「2026年ブライトニング&UVベストコスメ」や、日経トレンディ2026年6月号の『2026年上半期ヒット大賞』美容部門も受賞しています(出典9)

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「透明感を、浅いところ(メラニン)と深いところ(コラーゲン)に分けて考える」——これがこの刷新の背骨です。測定技術の話なので効果そのもののデータではありませんが、処方の組み立ての説明としてはとても筋が通っていると思います。

成分を解析|全成分から見えてくる処方の組み立て

有効成分|シミを防ぐ成分が2つ並んだ

まず有効成分から。[4-メトキシサリチル酸カリウム塩(4MSK)]は資生堂が独自に開発した美白有効成分で、旧WTから引き続き入っています。もうひとつが新登場の[トラネキサム酸]。資生堂は「m-トラネキサム酸」という呼び方をしています(出典1)

ここで面白いのが、旧WTの2つめの有効成分は抗炎症の[グリチルリチン酸ジカリウム]だったこと。つまり「美白+肌荒れ防止」の組み合わせから、「美白+美白」の組み合わせに変わったわけです。トラネキサム酸はもともと抗プラスミン作用を持つ成分なので、炎症まわりの働きも兼ねている、という読み方もできます。

研究で分かっていること

[4MSK]は2007年に厚生労働省から美白有効成分として承認されており、メラニンを作る酵素チロシナーゼの働きを阻害してメラニン生成を抑えるというのが承認の根拠になっています(出典3)。[トラネキサム酸]については、肝斑を対象としたランダム化比較試験22件・患者1,280人を統合した系統的レビュー/メタ解析があり、MASI・mMASIといった重症度スコアを有意に下げたと報告されています(出典4)。※この解析には内服・外用・注射が含まれ、対象も「治療」としての肝斑です。化粧品・医薬部外品としてうたえる「予防」とは目的が違う点は押さえておいてください。

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[トラネキサム酸]は皮膚科でも肝斑によく使われる、データの厚い成分です。それが4MSKと並んで入ってきたのは、素直に「攻めたな」と思いました✨

独自成分コラジェネシス®の中身

今回いちばん語られているのが、ハリ保湿の独自成分「コラジェネシス®」。ありがたいことに中身は公表されていて、[シャクヤクエキス][バラエキス][ヒドロキシプロリン][ミシマサイコ根エキス]+グリセリンの組み合わせです(出典1)。全成分表を見ると、この4つが有効成分のすぐ後ろにきれいに固まって並んでいます(表示名は[L-オキシプロリン]=ヒドロキシプロリン、[サイコエキスBS]=ミシマサイコ根エキス)。

独自成分コラジェネシスを構成する4つの成分と、それぞれの特徴を横一列に並べた図解
資生堂ニュースリリース(2026年1月7日)およびエリクシール公式ブランドページの公表内容をもとにありす作成

なかでもエリクシールが推しているのが[シャクヤクエキス]です。公式は構成成分の1つを「べにしずかエキス」と呼び、希少なシャクヤク「べにしずか」から抽出したもので、育成環境が適した岡山県井原市でのみ栽培、栽培時に一切の農薬を使わず4年かけてようやく収穫でき、専任のマイスターが厳格に管理していると説明しています。化粧品ではエリクシールだけが配合しているとのこと(2026年7月時点)(出典2)。原料の産地や栽培条件までここまで具体的に開示している例は、正直あまり多くありません。

研究で分かっていること

シャクヤク根の主要成分ペオニフロリンには、B16F10というメラニン産生細胞でメラニン生成に関わるシグナル伝達を抑えたという報告(出典5)、UVBを当てた細胞でメラニン量とチロシナーゼ活性を下げ、TNF-αのシグナル経路を抑えたという報告(出典6)があります。[ヒドロキシプロリン]側では、コラーゲン由来のジペプチドPro-Hyp(プロリル-ヒドロキシプロリン)が、培養したヒトの皮膚線維芽細胞で細胞の増え方を約1.5倍、ヒアルロン酸の合成を約3.8倍に高めたという報告があります(200nmol/mL)(出典7)。[バラエキス]は、2026年の総説でポリフェノールを介した抗酸化・抗炎症作用が整理されています(出典8)。※いずれも成分レベル・培養細胞レベルの基礎研究で、この乳液そのものの試験ではありません。

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コラジェネシス®は「約140,000通りから厳選」という開発規模のほうが語られていて、組み合わせ自体のデータは非公開。ただ構成成分ひとつひとつには基礎研究の裏づけがあって、しかも成分表の並びも公式の説明どおり。土台はしっかりしていると思います。

旧WTから引き継がれた、うるおいの脇役たち

コラジェネシス®の後ろには、旧WTから残った顔ぶれが続きます。[水溶性コラーゲン(F)]はメーカー名称「コラーゲンGL」、[メリロートエキス]は「ディープ モイストインCP」として案内されているうるおい成分(出典2)。どちらもグリセリンとの組み合わせで、肌表面のうるおい膜づくりを担当します。アミノ酸系の[塩酸リジン]も引き続き入っています。

保湿の土台は[精製水]+多価アルコール。[ジプロピレングリコール][1,3-ブチレングリコール][濃グリセリン]が共通で入り、そこにみずみずしいタイプは[ジグリセリン]、しっとりタイプは糖アルコール系の[マルチトール液]が加わります。同じ「保湿の土台」でも、タイプごとに向かう方向が少し違うんですね。

2タイプで入れ替わる油分と感触設計

資生堂は2タイプについて「それぞれ異なる使用感でありながら、同じ効果・保湿力を実現」と説明していて、アイテム・タイプごとに異なる計4名の研究員が開発したと明かしています(出典1)。実際に全成分を並べると、有効成分とコラジェネシス®の並びは両タイプで完全に同じ。違うのは油分と増粘剤でした。

みずみずしいタイプとしっとりタイプで入れ替わる油分・増粘剤を左右に並べた比較図
@cosme公式商品情報の全成分表示をもとにありす作成

みずみずしいタイプは[2-エチルヘキサン酸セチル][テトラ2-エチルヘキサン酸ペンタエリトリット][メチルフェニルポリシロキサン]といった軽めのエステル油・シリコーンが中心で、とろみは[サクシノグルカン][キサンタンガム]で出しています。しっとりタイプにはこれに加えて[α-オレフィンオリゴマー][軽質イソパラフィン][ワセリン]という、しっかりした保護膜をつくる油分が入り、[カルボキシビニルポリマー]+[水酸化カリウム]でコクを足す構成。旧WTのⅡ(しっとり)に近い骨格を引き継いでいます。

そして両タイプに共通して入っているのが、抱水性の高いアミノ酸系オイル[N-ラウロイル-L-グルタミン酸ジ(フィトステリル・2-オクチルドデシル)]。これは旧WTにも入っていた成分で、肌のステロール骨格になじみやすいとされ、保湿力の底上げを担っています。

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ケアの中身(有効成分とコラジェネシス®)は2タイプで同じで、変わるのは肌の上に残る油分の厚み。だから「効果で選ぶ」のではなく「感触と季節で選ぶ」で正解だと思います😊

旧「ブライトニング エマルジョン WT」から何が変わったか

ここが今回いちばんお伝えしたいところです。2023年発売の旧WTと全成分を突き合わせると、リニューアルというより作り直しに近い変化でした。

旧ブライトニング エマルジョン WTと新caの処方の違いを左右に並べた比較図
@cosme公式商品情報の全成分表示と資生堂ニュースリリースをもとにありす作成
  • 加わった:[トラネキサム酸](有効成分)/[シャクヤクエキス][バラエキス][L-オキシプロリン][サイコエキスBS](コラジェネシス®)
  • 抜けた:[グリチルリチン酸ジカリウム](有効成分)/[エタノール]/[オトギリソウエキス](旧M-バウンサーCP)/[加水分解コンキオリン液]/[オリーブ葉エキス]/[ヨクイニンエキス]/[オランダカラシエキス]/[イノシット]/[ヨモギエキス(2)]/[ローズマリー油]
  • 残った:[4MSK]/[水溶性コラーゲン(F)]/[メリロートエキス]/[塩酸リジン]/[2-O-エチル-L-アスコルビン酸] ほか基剤・安定化成分

植物エキスを6種類ほど広く薄く並べていた旧WTに対して、新しいcaはコラジェネシス®という1つの組み合わせに集約しています。抗炎症の枠を美白有効成分に置き換え、アルコールも外した。「たくさん入れる」より「狙いを絞る」方向の刷新だと私は読みました。あとタイプ展開も3タイプ(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ)から2タイプになって、売り場で迷いにくくなりましたね。

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旧WTでアルコールがしみて諦めた方には、ぜひもう一度試してほしい変化です。逆に[オトギリソウエキス]や[ヨクイニンエキス]が好きで選んでいた方には、ちょっと寂しい入れ替わりかもしれません。

正直に気になる点

  • コラジェネシス®そのもののデータは非公開。「約140,000通りから厳選」という開発規模は公表されていますが、その組み合わせで何がどう変わったかを示す試験データは出ていません。構成成分ごとの研究も培養細胞レベルが中心です。とはいえ40年以上コラーゲン研究を続けてきた資生堂の設計なので、私は積み重ねのうえに立った処方として受け止めています。
  • 「2タイプで同じ効果・保湿力」もメーカー公表。成分表から確認できるのは、有効成分とコラジェネシス®の並びが同じところまで。保湿力を比べた試験データは公開されていません。
  • 植物エキスが4種類入っています。[シャクヤクエキス][バラエキス][ミシマサイコ根エキス][メリロートエキス]。植物由来の成分で反応が出たことがある方は、成分表を確認してからのほうが安心です。
  • 価格は税込4,290円→4,400円。110円の値上げです。有効成分が1つ増えて独自成分も入ったことを考えると、個人的には納得の範囲だと思います。
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気になる点をまとめると「独自成分のデータは続報待ち」「植物エキスが複数入っている」の2つ。処方そのものにケチをつけるところは、正直あまり見当たりませんでした。

向いている人/使う前に確認したい人

🙆‍♀️ 向いていそうな人

  • シミ予防とハリケアを1本でまとめたい人(この乳液がいちばん狙っているところです)
  • 45歳前後で「シミもハリも気になってきた」という人
  • 旧WTでアルコールがしみて合わなかった人 → [エタノール]不使用になりました
  • エリクシールのラインをそのまま新しい世代に切り替えたい人
  • さっぱりもこっくりも、季節で使い分けたい人(2タイプ展開です)

🔍 使う前に確認したい人

  • すでにあるシミを今すぐ何とかしたい人 → 医薬部外品としてうたえるのは「防ぐ」までです
  • 植物エキスで反応が出たことがある人 → シャクヤク・バラ・ミシマサイコ・メリロートが入っています
  • 香りが苦手な人 → [香料]が配合されています
  • 旧WTのⅠ・Ⅱ・Ⅲの使用感で選んでいた人 → 新しい2タイプは処方そのものが違います
ありす

「シミ予防とハリを1本で」で選ぶとかみ合って、「今あるシミを消したい」で選ぶと期待とずれます。期待の置きどころさえ合えば、価格に対して満足度の高い1本だと思います。

よくある質問

Q. 旧「ブライトニング エマルジョン WT」とどう違いますか?
A. かなり違います。美白有効成分が4MSK単独から4MSK+トラネキサム酸の2つになり、ハリ成分が独自成分コラジェネシス®に置き換わりました。[エタノール]も不使用に。旧WTにあった[オトギリソウエキス][加水分解コンキオリン液]などの植物エキス群は外れています。「同じ商品の後継」というより「別の設計の乳液」と思って選んだほうがいいです。

Q. みずみずしいタイプとしっとりタイプ、どちらを選べばいい?
A. 資生堂は「異なる使用感でありながら同じ効果・保湿力」と説明していて(出典1)、実際に有効成分とコラジェネシス®の並びは両タイプで同じでした。違うのは油分と増粘剤で、しっとりタイプには[ワセリン][α-オレフィンオリゴマー]が入って保護膜が厚め。感触の好みと季節で選んで大丈夫です。

Q. 化粧水とセットで使ったほうがいいですか?
A. 同時発売の[エリクシール ブライトニング ローション ca]も同じ「Wシミ予防成分+コラジェネシス®」の設計で、ライン使いが前提に組まれています(出典1)。ただ乳液単体でも有効成分は入っているので、まずは乳液から試して、良ければ化粧水も、という順番でいいと思います。

Q. 敏感肌でも使えますか?
A. [エタノール]とパラベンは不使用(出典2)で、その点は旧WTより穏やかになりました。ただ[香料]と4種類の植物エキスが入っているので、肌が揺らぎやすい時期は腕の内側で試してから顔に使ってくださいね。

まとめ

ありす

最後にまとめますね。[エリクシール ブライトニング エマルジョン ca]は、シミを防ぐ2つの美白有効成分(4MSK・m-トラネキサム酸)と、ハリのための独自成分コラジェネシス®を柱にした薬用乳液。透明感を「浅いところのメラニン」と「深いところのコラーゲン」に分けて考える、という資生堂の設計思想がそのまま成分表に出ています。旧WTからは植物エキス6種と[エタノール]が抜け、狙いを絞った処方になりました。

コラジェネシス®そのものの試験データはまだ公開されていないので、そこは続報待ちです。でも「シミ予防とハリを1本で」「アルコールなしで」という条件で探しているなら、税込4,400円という価格に対して中身は十分に丁寧だと思います。旧WTでアルコールが合わなかった方は、この機会にもう一度試してみる価値がありますよ。

全成分と特徴

成分名役割特徴
4-メトキシサリチル酸カリウム塩(4MSK)有効成分(美白)資生堂独自開発。チロシナーゼ阻害でメラニン生成を抑える
トラネキサム酸有効成分(美白)資生堂表記は「m-トラネキサム酸」。肝斑研究の蓄積が厚い成分
シャクヤクエキスコラジェネシス®公式が推す「べにしずかエキス」を含む。岡山県井原市産・無農薬栽培
バラエキスコラジェネシス®ポリフェノールによる抗酸化・抗炎症の報告がある植物エキス
L-オキシプロリンコラジェネシス®公式表記「ヒドロキシプロリン」。コラーゲンの構造を支えるアミノ酸
サイコエキスBSコラジェネシス®公式表記「ミシマサイコ根エキス」。サポニンを含むセリ科植物の根エキス
水溶性コラーゲン(F)保湿膜メーカー名称「コラーゲンGL」。肌表面にうるおいの膜をつくる
メリロートエキス保湿メーカー名称「ディープ モイストインCP」。旧WTから継続
塩酸リジン保湿・pH調整アミノ酸系の成分。旧WTから継続
精製水基剤処方のベースとなる水
ジプロピレングリコール保湿・溶剤多価アルコール系の定番保湿剤(DPG)
1,3-ブチレングリコール保湿・防腐助剤べたつきにくい保湿剤(BG)。防腐剤の効きを助ける働きも
α-オレフィンオリゴマーエモリエント軽い感触の合成炭化水素油。基本のうるおい膜をつくる
濃グリセリン保湿保湿剤の代表格。コラジェネシス®の構成成分でもある
2-エチルヘキサン酸セチルエモリエントのびのよいエステル油。肌なじみを整える
マルチトール液保湿糖アルコール系の保湿剤。しっとり感を支える
イソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル乳化水と油を安定して混ぜ合わせる乳化剤
軽質イソパラフィンエモリエントさらっとした感触の炭化水素油。塗り広げやすさに寄与
メチルポリシロキサン使用感調整シリコーン系。なめらかな感触を出す
モノステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル乳化乳化を安定させる非イオン界面活性剤
ワセリンエモリエント肌表面を保護する定番の油分。しっとりタイプの厚みを担う
ベヘニルアルコール乳化安定・粘度調整高級アルコール。乳液のコクと安定性を支える
ステアリン酸乳化安定・粘度調整脂肪酸。乳化の安定と粘度づくりに関わる
イソステアリン酸乳化安定・粘度調整分岐脂肪酸。感触をやわらかく整える
ベヘニン酸乳化安定・粘度調整長鎖脂肪酸。乳化の骨格をつくる
カルボキシビニルポリマー増粘とろみを出す高分子。しっとりタイプのコクを調整する
水酸化カリウムpH調整・中和増粘剤を中和し、とろみとpHを安定させる
バチルアルコール乳化安定保湿性のある高級アルコール。乳化を安定させる
ポリオキシエチレン(17)ポリオキシプロピレン(4)ジメチルエーテル乳化・保湿処方をなじませ、安定化させる
キサンタンガム増粘微生物由来の増粘多糖類。とろみを安定させる
N-ラウロイル-L-グルタミン酸ジ(フィトステリル・2-オクチルドデシル)エモリエント抱水性の高いアミノ酸系オイル。保湿力を底上げする
ピロ亜硫酸ナトリウム安定化処方の酸化・変色を防ぐ
メタリン酸ナトリウム安定化金属イオンを捕まえて品質を保つ
2-O-エチル-L-アスコルビン酸抗酸化安定性の高いビタミンC誘導体。処方の抗酸化を支える
エデト酸二ナトリウム金属イオン封鎖変色や品質劣化を防ぐキレート剤(EDTA-2Na)
フェノキシエタノール防腐広く使われる汎用の防腐剤。パラベンは不使用
香料香りエリクシール共通の香りづけ
黄酸化鉄着色酸化鉄系の色材。製剤の色味を整える
ベンガラ着色酸化鉄系の色材。製剤の色味を整える

※上記はしっとりタイプ ca(本体130mL)の全成分です(出典10)。みずみずしいタイプは、有効成分とコラジェネシス®・水溶性コラーゲン(F)・メリロートエキス・塩酸リジンまでの並びは同じで、そこから先の油分・増粘剤が入れ替わります([ジグリセリン][テトラ2-エチルヘキサン酸ペンタエリトリット][メチルフェニルポリシロキサン][ステアリルアルコール][サクシノグルカン][親油型モノステアリン酸グリセリル][N-ステアロイル-N-メチルタウリンナトリウム][クエン酸][クエン酸ナトリウム]を含み、[α-オレフィンオリゴマー][マルチトール液][軽質イソパラフィン][ワセリン][カルボキシビニルポリマー]などは含みません)(出典11)。医薬部外品は配合量順表示のルールが適用されないため、並び順から配合量は読み取れません。配合量は非公開です。

特性タグ:医薬部外品(薬用美白)/Wシミ予防成分 4MSK・m-トラネキサム酸/独自成分コラジェネシス®/エイジングケア/アルコールフリー/パラベンフリー/2タイプ展開

参考文献・出典(11件)
  1. 資生堂 ニュースリリース「化粧水・乳液市場19年連続売上NO.1 エリクシールから進化した『超・光ブースト化粧水・乳液』誕生」(2026年1月7日/発売日・全9品・価格・容量・Wシミ予防成分・コラジェネシス®の構成成分と開発規模・開発背景の自社調査・生体内コラーゲン解析技術と肌深度別光学解析技術・2タイプの設計思想・アルコールフリー化のための約300処方検討):https://corp.shiseido.com/jp/news/detail.html?n=00000000004120
  2. エリクシール 公式ブランドページ「ブライトニング 化粧水&乳液」(20年に及ぶ光学研究・コラジェネシス®・べにしずかエキスの産地と栽培条件・アルコールフリー/パラベンフリー・コラーゲンGL/ディープ モイストインCPの中身・受賞歴):https://www.shiseido.co.jp/elixir/promotion/brightening-lotion-emulsion/
  3. 日本コスメティック協会 用語解説「4MSK」(2007年の美白有効成分としての承認・チロシナーゼ阻害という作用の説明):https://www.j-cosme.org/glossary/4msk.html
  4. Calacattawi R ほか「Tranexamic acid as a therapeutic option for melasma management: meta-analysis and systematic review of randomized controlled trials」Journal of Dermatological Treatment. 2024;35(1).(系統的レビュー・メタ解析/RCT22件・患者1,280人):https://doi.org/10.1080/09546634.2024.2361106
  5. Wen SY ほか「Paeoniflorin found in Paeonia lactiflora root extract inhibits melanogenesis by regulating melanin-related signal transduction in B16F10 cells」Journal of Cosmetic Dermatology. 2023;22(10):2824-2830.(培養細胞):https://doi.org/10.1111/jocd.15789
  6. Yin K ほか「Study on the Mechanism of Paeoniflorin, an Active Component of Paeonia lactiflora Pall., in Improving Skin Pigmentation by Inhibiting the TNF-α Signaling Pathway」Pharmaceuticals. 2026;19(3):443.(培養細胞):https://doi.org/10.3390/ph19030443
  7. Ohara H ほか「Collagen-derived dipeptide, proline-hydroxyproline, stimulates cell proliferation and hyaluronic acid synthesis in cultured human dermal fibroblasts」The Journal of Dermatology. 2010;37(4):330-338.(培養ヒト皮膚線維芽細胞):https://doi.org/10.1111/j.1346-8138.2010.00827.x
  8. Rahbardar MG ほか「A Narrative Review of Antioxidant, Anti-Inflammatory, Anti-Apoptotic, Immunomodulatory, and Anticancer Properties of Rosa damascena Mill.」Food Science & Nutrition. 2026;14(4).(総説):https://doi.org/10.1002/fsn3.71589
  9. 資生堂 ニュースリリース「エリクシール、2026年上半期も新ヒット商品で好調!」(2026年5月20日/発売3ヶ月で累計出荷本数399万本突破〔2026年5月18日時点・限定品含む〕・主要美容誌のベストコスメ受賞・日経トレンディ上半期ヒット大賞):https://corp.shiseido.com/jp/news/detail.html?n=00000000004181
  10. @cosme 公式商品情報「ブライトニング エマルジョン しっとりタイプ ca 本体 130ml」(ブランドから提供または承認を受けた情報として掲載。本記事の全成分表の参照元):https://www.cosme.net/variations/1236123/
  11. @cosme 公式商品情報「ブライトニング エマルジョン みずみずしいタイプ ca 本体 130ml」(同上。みずみずしいタイプの全成分/JAN 4909978229726):https://www.cosme.net/variations/1236121/
ありす
コスメコンシェルジュ

美容、メイク、おしゃれ等にはまっている20代の3児のママ。 コスメレビュー、コスメ成分解析、コスメサブスク、ファッションレンタルなどの情報を発信しています。

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