Instagram(@alice_kaiseki)で2.1万人にスキンケア情報を発信するコスメコンシェルジュエージェンシー(日本化粧品検定1級)のありすです✨
今回はビオレ泡クリームメイク落としの成分解析です。
「広がる濃密泡」「オイルフリー」「W洗顔付与」と、ちょっと変わったコンセプトのクレンジング。
さっそく成分を見ていきましょう。
【はじめての方必読】当サイトの成分解析について
- 成分分解析は各成分の一般的な配合目的を記載したもので、製品の効果効能を保証するものではありません。
- 一部のコスメは、ブログ(可愛くなりたい)にて、レビューを掲載しています。
- リニューアル等により全成分が変更される可能性があります。見つけた場合はお問い合わせフォームから教えて頂けると助かります。
ビオレ泡クリームメイク落としの成分解析
この製品ですが、他のクレンジングとはちょっと違う、特殊な構造になっています。
なので、成分解析の正確性はあまり高くないと思って、参考程度に読んでください。
洗浄成分をチェック
- 洗浄成分(石けん)
- ラウリン酸、水酸化K、ミリスチン酸、パルミチン酸
- 洗浄成分(石けん以外)
- ラウリルヒドロキシスルタイン(両性界面活性剤)、デシルグルコシド(非イオン界面活性剤)、ラウレス-6カルボン酸(カルボン酸系陰イオン界面活性剤)
- 泡質向上
- PEG-150、PPG-9ジグリセリル、ポリクオタニウム-39
一般的な洗顔料と比べると「洗浄成分の種類」や「泡質向上成分の種類や量」が凄く多くなっています。
ここまで多種類の洗浄・泡質向上の成分を配合している製品はけっこう珍しく、かなりこだわってブレンドしたのではないでしょうか?
洗浄力の強い石けんも入っていますが、メインは両性界面活性剤なので、洗浄力はそれほど高くなさそうです。
また、メイクというのは基本的に、油で浮かせて洗い流すのが効率的。
オイルフリーで界面活性剤だけでメイクを落とそうとすると「洗浄が強すぎて乾燥・刺激の原因になりやすい」か「メイクが全然落ちない」という、どちらかのデメリットが出やすいんですよね。
口コミを見た感じでは、メイクが落ちないという意見がけっこう多い感じでした。
美容成分は、ほとんどなし
ベースの成分に保湿効果のあるグリセリンを入れている程度で、一般的に「美容成分」と呼ばれるようなものは、特に入っていません。
まぁクレンジングに入っている成分は洗い流されるので、そこまで大きな意味はないのですが、ちょっとした保湿成分は少し入れておいて欲しいかな💦
まとめ
成分を見た感じ、魅力を感じる要素が特にありませんでした。
- メイクはあまり濃くない
- 油分の入ったクレンジングが苦手
- 泡の感覚を楽しみたい
といった条件に当てはまる方なら合っているとは思いますが、特におすすめできるポイントがないかな~ってアイテムです😲
全成分と配合目的(予想)
成分名 | 目的 | 評価 |
---|---|---|
水 | ベース | |
グリセリン | ベース(保湿) | |
PEG-150 | 増粘 | |
ラウリルヒドロキシスルタイン | 両性界面活性剤(洗浄) | |
PPG-9ジグリセリル | 保湿・泡質向上 | |
デシルグルコシド | 非イオン界面活性剤(洗浄) | |
PG | ベース(保湿) | ! |
ラウレス-6カルボン酸 | カルボン酸系陰イオン界面活性剤(洗浄or乳化) | ★ |
エタノール | ベース | △ |
ラウリン酸 | 高級脂肪酸(調整or石けん合成) | |
水酸化K | ph調整 | |
ミリスチン酸 | 高級脂肪酸(調整or石けん合成) | |
パルミチン酸 | 高級脂肪酸(調整or石けん合成) | |
炭酸Na | ph調整 | |
ポリクオタニウム-39 | 両性ポリマー(泡質向上・コンディショニング) | △ |
炭酸水素Na | ph調整 | |
フェノキシエタノール | 防腐剤 | |
香料 | 香料 | △ |
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