【成分解析で比べてみた】ファンケルとアテニアのクレンジングはどう違う？

Instagram（@alice_kaiseki）で2.1万人にスキンケア情報を発信するコスメコンシェルジュエージェンシー（日本化粧品検定1級）のありすです✨

今回はプチプラクレンジングの大ヒット商品「ファンケルマイルドクレンジングオイル」と「アテニアスキンクリアクレンズオイル」を成分解析や製品情報で比較して、違いをまとめてみました。

※このページはファンケル・アテニアのPRを含みます。

ファンケル・アテニアのクレンジングオイル比較表

	ファンケルマイルドクレンジングオイル	アテニアスキンクリアクレンズオイル
量・値段	120ml 1,870円 （約16円/ml）	175ml 1,870円 （約11円/ml）
クレンジング力	高	やや高
W洗顔	必要	不要
落とすもの	毛穴の角栓	糖化ぐすみ
香り	無香料	アロマor無香料
お試し	ハーフサイズ500円	通常サイズ1,570円

そもそも同じグループ会社

「株式会社アテニア」はファンケルグループの連結子会社。

つまりどちらのクレンジングオイルも大元は同じなんです。

製品開発の技術もある程度共有しているので、この2本は他社のクレンジングオイルよりもよく似た構成になっています。

値段の差は、結局同じ

お値段はどちらも1,870円。

アテニアの方が55ml多いので「アテニアの方が安い」と思われがちですが、結局は同じです。

製品説明ではファンケルが「約60回分」、アテニアが「2ヶ月分」とあるので使い切りペースはほぼ同じ。

なぜならファンケルの方が厚みのあるオイルで、1回の使用量が少ないから。

実際に公式の使い方を見てもファンケルは「目安量の2プッシュをしっかり守って」、アテニアは「３プッシュ分程度を手に取り」と書かれています。

なのでファンケルとアテニアのクレンジングオイルの価格は「ほぼ同じ」と思ってOKです。

クレンジング成分の種類は同じだけ・・・

全成分の序盤5つは全く同じものが書かれています。

• エチルヘキサン酸セチル（オイル）
• ジイソノナン酸BG（オイル）
• ジイソステアリン酸ポリグリセリル-10（洗浄成分）
• ヘキサカプリル酸ポリグリセリル-20（洗浄成分）
• オクタイソノナン酸ポリグリセリル-20（洗浄成分）

化粧品の成分は1%以上は濃度順に書いていくのでベースの構成はほぼ同じです。（多少の濃度の違いはあるかもしれません）

口コミを見た感じでは「ファンケルの方がよく落ちる」という意見も多いので、濃度や他の成分の関係で少し変わってくるのかも。

ただしアテニアのスキンクリアクレンズもかなり落ちやすいタイプなので、このクレンジング性能の強さはあまり大きな比較ポイントではありません。

また「まつげエクステ対応」「濡れた手OK」の性能はどちらも同じです。

ファンケルはW洗顔が必要

製品説明によると、アテニアのスキンクリアクレンズはW洗顔不要。

一方でファンケルのマイルドクレンジングオイルはW洗顔が必要なタイプです。（洗浄成分の都合か、ファンケルの方が厚みのあるオイルだからかな？）

少しでも洗顔の時間を短縮したい人はアテニアがおすすめです。

「W洗顔がめんどくさいけど、ファンケルを使いたい」って人は、泡で出てくる洗顔でさっと洗うのがおすすめ。

ファンケルからも泡洗顔は出ているし、私はなめらか本舗の薬用泡洗顔を使っています。

小さなお子さんがいる方なら、お子さん用のベビーソープを使ってもOKです。

ファンケルは「毛穴」、アテニアは「くすみ」に特化

クレンジングオイルなのでメイクが落とせるのは当たり前なんですが、2つのクレンジングオイルはそれぞれ「メイク以外に落とすのが得意なもの」が存在します。

ファンケルのマイルドクレンジングオイルが得意なのは、毛穴の詰まりを落とすこと。

角栓をふやかして洗い流しやすくする［ホップエキス］、洗い流したあとのお肌を引き締める［緑茶エキス］が入っているので、毛穴が気になる人におすすめです。

アテニアのスキンクリアクレンズが得意なのは、糖化によってくすんだ角質を落とすこと。

［ロックローズオイル］が肌ステインとも呼ばれるお肌の古い角質などの汚れを取り除き、お肌の透明感をアップします。

お試しの値段

定価は約2ヶ月分が1,870円で同じですが、ネットで購入出来る初回限定のお試し製品には違いがあります。

ファンケルのお試し価格は500円・送料無料。

お値段が安い分、試せるのはクレンジングオイルのみで、約1ヶ月分のハーフボトルが届きます。

アテニアのお試し価格は1,570円・送料無料。

お値段はファンケルより高いですが、クレンジングオイルは現品で、さらにアテニアドレスリフトローション（エイジングケア化粧水）の14日分サンプルがついています。

まとめ：結局どちらがおすすめなの？

長く書いてきましたが、重要な比較ポイントは上の4つ。

年齢層で言うと、アラサー以下は毛穴ケアのファンケル、アラフォー以上はくすみケアのアテニアが向いている可能性が高いけど、最終的には「肌質と好み次第」なので、あくまでも目安です。

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