【成分解析で比較】菊正宗のコスメまとめ

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今回は日本酒メーカー、菊正宗から出ているコスメを成分解析で比較&まとめてみました。

まず、菊正宗のスキンケアは全部で6つのシリーズに分かれています。

日本酒シリーズ基本のスキンケア
ライスメイドブラスシリーズ「落とすケア」専門
正宗印シリーズヘアケア・ハンドケア・スペシャルケア
米と発酵シリーズ発酵エキスを重視
男性用化粧品男性の基本のスキンケア
美人酒風呂入浴剤専門

入浴剤に関しては専門外なので、今回はそれ以外の5シリーズのアイテムをすべて解析していきます。

先にここで紹介するアイテムの一覧と、分類・おすすめ度を紹介しますね。

アイテム名分類おすすめ度
日本酒の化粧水 透明保湿化粧水
日本酒の化粧水 高保湿 化粧水
日本酒の乳液乳液
日本酒のクリームクリーム
日本酒のメイク落としクレンジング
日本酒の洗顔料洗顔料
日本酒の美容液美容液
ライスメイドブラス マイルドクレンジングオイルクレンジング
ライスメイドブラス マイルドピーリングピーリング
ライスメイドブラス クレンジングローションクレンジング
正宗印 美容液シャンプーシャンプー
正宗印 美容液トリートメントトリートメント
正宗印 ハンドクリームセラムハンドクリーム
正宗印 導入美容液美容液
正宗印 ミルク美容液マスクシートマスク
米と発酵 クレンジングバームクレンジング
米と発酵 オールインワンジェルオールインワン
日本酒保湿洗顔料 男性用洗顔料
日本酒保湿化粧水 さっぱり 男性用化粧水&乳液
日本酒保湿化粧水 しっとり 男性用化粧水&乳液
目次

日本酒シリーズ

まずシリーズ通しての特徴から解説してきます。

メインとなるのは[コメ発酵液]。

その名の通り、お米を発酵させて作られたエキスで、保湿・整肌成分ですね。

アミノ酸、ミネラルビタミンなどの成分が多く含まれています。美容成分が含まれ、お肌を保湿して整えます。

続いて注目なのは、[ グルタミン酸 ][ アルギニン ][ ロイシンな ]などの天然保湿因子に含まれるアミノ酸類。

2種の化粧水と乳液には、1本に日本酒一升瓶に含まれるアミノ酸と同量のアミノ酸が含まれています。

他にも[プラセンタエキス][ アルブチン][グリチルリチン酸2K ]などの保湿&整肌成分も入っています。

菊正宗 日本酒の化粧水 透明保湿

500ml ¥924

あんまり注目されてない方の化粧水ですね。

まずは日本酒の化粧水シリーズで共通のコメ発酵液、アミノ酸、プラセンタエキス、アルブチン、グリチルリチン酸2Kなどの保湿&整肌成分を配合

プチプラなのであまり濃度は期待出来ませんが、さまざまな肌悩みにアプローチする[レチノール誘導体]や、イプサの化粧水でもお馴染みの [ビタミンCE誘導体] なども入っています。

グリセリンの濃度が1%以下なので、「ほぼグリセリンフリー」という点も魅力のひとつ。

高保湿タイプよりは不人気ですが、これはこれで価値のあるアイテムだと思います。

菊正宗 日本酒の化粧水 高保湿

500ml ¥924

「菊正宗のコスメといえばコレ!」と言っても過言ではない、大ヒット商品の化粧水です。

シリーズの共通成分に加え、2種のヒト型セラミドが入っています。

セラミドはお肌の角質層の細胞間脂質に含まれ、お肌のうるおいやバリア機能に重要な成分。

スキンケアでは必須で取り入れたい成分なので、この価格で2種のヒト型セラミドが入っているのはかなりありがたいです。

菊正宗 日本酒の乳液

380ml ¥ 924

目立った成分的には、高保湿タイプの化粧水に「油分」と「1種類のヒト型セラミド」を追加したアイテムです。

化粧水はセラミド3(NP)とセラミド6Ⅱ(AP)なのに対し、乳液にはセラミドEOPが追加で入っています。

また、お肌に潤いを閉じ込め&保護するための[ミネラルオイル][トリエチルヘキサノイン]などの油分も入っていますね。

化粧水と乳液なので比較するものではありませんが、成分的には化粧水よりも乳液の方が豪華です。

また、化粧水・乳液・クリームをライン使いしても、ほぼ同じ成分の塗り重ねなので、ライン使いよりも、片方は他のアイテムを使ったほうが良いかもしれません。

菊正宗 日本酒のクリーム

150gl ¥1,034

スキンケアの仕上げに使う、クリーム。

成分的には、乳液にさらに油分を足したアイテムです。

少量ですが、コメヌカ油、コメ胚芽油などの油脂も含まれるため、お肌を柔らかく整える効果も期待できるかも。

乳液のときと同じく、成分に大差はないので、ライン使いするというよりは、どれか1つ好みのものを選ぶのがおすすめです。

菊正宗 日本酒のメイク落とし

200g ¥814

ジェルタイプのメイク落としです。

W洗顔は必要なタイプですね。

非イオン界面活性剤でメイクを落とす水性ジェルタイプ。

メイク落ちや肌への負担を考えると、後から出てくる「ライスメイドブラス マイルドクレンジングオイル」の方がおすすめ。

油分を含むメイク落としが苦手って人は、検討しても良いかもしれません。

コメ発酵液やアミノ酸などのシリーズ共通成分は含まれているものの、洗い流す製品なのであまり効果は期待できないでしょう。

菊正宗 日本酒の洗顔料

200g ¥704

メイン洗浄成分は石けんで、そこそこ高めの洗浄力を持った洗顔料。

基本的にはクレンジングを使わず「石けん落ちの日焼け止めも落としたい」って人向けで、朝の洗顔やW洗顔用に使うと、乾燥する可能性は高め。

ただし、全成分がグリセリンからスタートしているため、保湿力も結構高そうです。

コメ発酵液やアミノ酸などのシリーズ共通成分は含まれているものの、洗い流す製品なのであまり効果は期待できないでしょう。

ポリクオタニウム-7というコンディショニング成分が入っており、仕上がりのすべすべ感を演出しているのですが、カチオン性ポリマーなので人によっては少し刺激になるかもしれません。

グリセリン、水、ミリスチン酸、水酸化K、パルミチン酸、ステアリン酸、ラウリン酸、PEG-32、PEG-6、ココイルメチルタウリンNa、コメ発酵液、グルタミン酸、アルギニン、ロイシン、プラセンタエキス、アルブチン、グリチルリチン酸2K、ポリクオタニウム-7、塩化Na、デシルグルコシド、ステアリン酸グリセリル(SE)、EDTA-4Na、トコフェロール、フェノキシエタノール、香料

菊正宗 日本酒の美容液

150ml ¥1,980

ざっくり言うと「日本酒の乳液」にさらに美容成分を足しつつ、油分は抑えたようなアイテムです。

コメ発酵液、ヒト型セラミド3種プラセンタエキス、アルブチン、グリチルリチン酸2Kなどは乳液と共通。

ただし美容液なので濃度の増加はあるかもしれません。

種類の違いはベースの保湿成分としてグリコシルトレハロースと加水分解水添デンプンが増えたこと。

さらにアミノ酸の種類が増え、疑似セラミド、ビタミンC誘導体が追加されています。

シリーズ内ではややお高めの価格設定ですが、1点投入で取り入れるアイテムとして、十分な価値はあると思います。

ライスメイドプラスシリーズ

「米」をはじめとした、日本ならではの植物エキスをテーマにしたシリーズ。

現在出ている3タイプはすべて「落とす」タイプのスキンケアです。

菊正宗 ライスメイドブラス マイルドクレンジングオイル

200ml ¥1,320

トウモロコシ胚芽油(油脂)をベースにしたクレンジングオイル。

シュウウエムラのクレンジングと同じ主成分で、使用感・洗い上がりも似ています。

油脂はクレンジングオイルの中でも「程度なクレンジング力で潤いを残す」という性質があり、おすすめの成分。

この価格帯で、油脂ベースのクレンジングは非常に珍しく、かなりお得です。

疑似セラミドやコメヌカ油など、クレンジングに適した保湿成分を配合。

さらに香りは合成香料ではなく、柑橘系をメインにした精油を使用しており「2倍の値段でも、安いと思って買うわ」ってぐらいお得な構成です。

菊正宗 ライスメイドブラス マイルドミルクピーリング

200ml ¥1,320

セルロースとコメ粉によってできたパウダーが物理的に汚れを集めることがメインの商品。

ざっくり言うと、粒子の細かいスクラブのようなものです。

肌に乗せるとポロポロとカスが出てくるのですが、角質が出ているのではなく、製品に含まれているゲルが摩擦で固まっただけです。

パウダーによって多少の汚れは落ちますが、モロモロした見た目ほどの汚れが落ちているわけではありません。

他には、コメヌカ油やコメ胚芽油などの油分がお肌の汚れを優しく浮かせ、柔らかくほぐす効果も期待できます。

無理に角質を剥がすような成分や、硬いスクラブ成分は入っていないので「ピーリング」というジャンル内では、優しく使えるタイプのアイテムだと思います。

でも、これ使うぐらいなら酵素洗顔とかの方が良いんじゃないかな?とも思いました。

菊正宗 ライスメイドブラス クレンジングローション

500ml ¥1,320

非イオン界面活性剤でメイクを落とす、ウォータータイプのクレンジングです。

拭き取る際の摩擦や、肌に残った界面活性剤により、刺激のリスクはやや高いアイテム。

「ポイントメイクを落としたい時」「体調不良や災害などの諸事情で、顔を洗うクレンジングができない時の代用品」としての価値はあると思います。

でも日常的にこれ1本でメイクを落とすという使い方はおすすめしません。

水、BG、(カプリル酸/カプリン酸)PEG-6グリセリズ、ツバキ花エキス、ユズ果実エキス、ドクダミエキス、ヘチマエキス、ゲットウ葉エキス、コメヌカスフィンゴ糖脂質、フェルラ酸、イノシトール、グルタミン酸、ロイシン、アルギニン、サッカロミセス培養溶解質液、ヤシ油脂肪酸PEG-7グリセリル、ペンチレングリコール、水添レシチン、リゾレシチン、ホウケイ酸(Ca/Na)、酸化銀、クエン酸Na、クエン酸、フェノキシエタノール

正宗印シリーズ

シリーズ内ではちょっと渋いイメージのパッケージの正宗印シリーズ。

でも成分を見てみるとかなり豪華で、買いやすい価格でちょっと攻めたスキンケアをしたい人にはめちゃくちゃおすすめの商品が多いです。

菊正宗 正宗印 美容液シャンプー

480ml ¥1,650

アミノ酸系をベースに、優しい洗浄成分で構成されたノンシリコーンシャンプーです。

ビタミンC誘導体、レチノール誘導体、パンテノール、アミノ酸、3種のヒト型セラミド、アルガンオイル、シアバターなどの美容液成分がかなり多く入った構成。

髪の補修・保護成分として人気のケラチンも入っています。

他にも仕上がりのきしみ感を防ぐコンディショニング成分も種類が多く、こだわってブレンドしていそう。

懸念点を言うと、「髪の補修」に特化した成分はやや少ないのと、保湿・コンディショニング成分の多さによって、ちょっとヌルつく可能性はあるかも。

とはいえ、予算1,000円台のシャンプーとしては有力候補に入ってくる優秀なシャンプーだと思います。

菊正宗 正宗印 美容液トリートメント

480ml ¥1,650

まずシャンプーでポイントとなってくるコンディショニング成分はベヘントリモニウムクロリド。

特に珍しくもない成分で、1,000円以下のプチプラシャンプーにも、5,000円超えの高級シャンプーにも入ってくるメジャーな成分です。

コンディショニング効果に優れた成分ですが、お肌につくと刺激になりやすいので注意してください。

コーティング系の成分はジメチコンに加えてビスセテアリルアモジメチコンという吸着性の高いシリコーンを使用しています。

毛髪の保護や、手触りを良くする効果には優れていますが、シリコンが髪に蓄積する「ビルドアップ」という現象が起こる可能性もあるので注意してください。

「美容液成分」と呼ばれるようなものは、多少油分が追加された程度の違い。

同容量で価格が一緒なので仕方ないっちゃ仕方ないのですが、髪に特化した補修成分の物足りなさには、ちょっとがっかり感はありますね。

1,000円台で売られているトリートメントの中では比較的優秀な方ではあるものの、少し「惜しい」部分のある製品です。

菊正宗 正宗印 ハンドクリームセラム

70g ¥990

ベースの成分はグリセリン、DPG、ミネラルオイル、ジメチコンなどを使ったシンプルな構成です。

しかしその後の成分を見ていくと、まず出てくるのは米を白麹で発酵させた「アスペルギルス/コメ発酵エキス」。

他にもアミノ酸類、3種のヒト型セラミド、コメ発酵液、油脂、ビタミンC誘導体、レチノール誘導体など、ハンドクリームながらもお顔用の美容液にも負けないぐらい豪華な成分が詰まっています。

無香料なので「香りを楽しむ」という付加価値はないものの「シーンや好みを選ばず使える」というのも嬉しいポイント。

一般化粧品で手荒れに対する「抗炎症成分入りの医薬部外品」という機能は持っていないものの、基本的な手の保湿・整肌としては優秀なアイテムです。

菊正宗 正宗印 導入美容液

185ml ¥1,320

製品名は「導入美容液」とありますが、成分的には普通に美容液だと思います。

ハンドクリームなどの他製品と同じく、メインコンセプトとなるのは、米を白麹で発酵させた「アスペルギルス/コメ発酵エキス」。

他にもレチノール誘導体、ビタミンC誘導帯、パンテノール、アミノ酸類、アルガンオイル、ヒアルロン酸、コラーゲン、スクワランなどプチプラにしてはかなり豪華な構成。

界面活性剤を少し入れることで、浸透感を作る役割も担っているでしょう。

ただ導入美容液として「浸透」を助けるような効果はどこまであるのか不明。

基本的にはお肌を保湿してやわらげることで、土台を整えるような効果はあると思います。

単体で見た性能は悪くないのですが「これならヒト型セラミド入りの日本酒の美容液の方が良くない?」と比べてしまう部分もあります。

菊正宗 正宗印 ミルク美容液マスク

3枚入り ¥990

ひとことで言うと「菊正宗の各製品のいいとこ取り」をしたような優秀アイテムです。

ベースにトリエチルヘキサノインというエステル油を入れることでミルクタイプにしていますね。

訴求成分はまず正宗印のコンセプトとなる「アスペルギルス/コメ発酵エキス」。

他にもレチノール誘導体、ビタミンC誘導体、パンテノール、アミノ酸類、アルガンオイル、シアバターなどの保湿・整肌成分をIN。

導入美容液には入っていなかった「3種のヒト型セラミド」もシートマスクには入っています。

さらにシートマスクという形状にすることで、角質層全体に集中的に成分を届けられるというメリットもあります。

プチプラブランドにしては1回分のお値段はやや高めですが、それでも使う価値は十分にあるアイテムです。

米と発酵シリーズ

菊正宗 米と発酵 クレンジングバーム

93g ¥1,980

パルミチン酸エチルヘキシルなどのエステル油でメイクを浮かせ、トリイソステアリン酸PEG-20グリセリルなどの非イオン界面活性剤で洗い流す仕組み。

バーム状にテクスチャはポリエチレンという成分で固形化し、手にとったときの力でバームが崩れます。

ここまでは各社から出ているクレンジングバームで一般的な構成です。

訴求成分は発酵エキス類、ビタミンC誘導体、アミノ酸類、コメエキスなど。

2,000円以下のクレンジングバームの成分としては優秀だけど、結局洗い流されちゃうのでどこまで意味があるのかは微妙なところです。

洗い流すのであまり大きな影響はないかもしれまえんが、発酵系の成分は合う・合わないが結構分かれるのでそこも注意したいですね。

洗い流してもお肌に残りやすいアセチルヒアルロン酸Naや油脂を入れているのはプラスポイントです。

中価格~高価格帯の製品が主流な「クレンジングバーム」というジャンル内で、ある程度美容成分が入っていつつ、 2,000円以下のプチプラ価格で販売してるのはお買い得だと思います。

菊正宗 米と発酵 オールインワンジェル

150g ¥1,980

1本で化粧水~下地までのスキンケアが完了するオールインワンタイプのコスメ。

しかし成分を見ていると油分は非常に少なく、ポリマーで水分の蒸発を防ぐタイプの製品です。

「油分の多く入ったスキンケアが苦手」という人との相性は良いですが、それよりも油分不足で乾燥したり、お肌の手触りが悪くなるような人の方が多いんじゃないかな?

訴求成分は発酵エキス類、ビタミンC誘導体、アミノ酸類、コメエキスなど。

「発酵エキス」が肌に合うかどうかが非常に大きなポイントとなってくるでしょう。

結論を言うと、合う人には合うし成分は豪華だけれど、若干人を選ぶコスメって感じです。

男性用化粧品

ここからは男性をターゲットに開発されたアイテムです。

製品名に大きく「男性用」とありますが、

菊正宗 日本酒保湿洗顔料 男性用

150g ¥990

洗浄のベースとなるのはラウリルベタインという両性界面活性剤。

石けんや非イオン界面活性剤も洗浄成分として入っています。

男性向けでありながらも、ブランド内の通常の菊正宗の洗顔料と比べて、洗浄力は低めかも。

「ヒゲ剃りにも」と書かれているので、通常の洗顔より長時間お肌に乗せることを前提に、優しめに作っているんだと思います。

コメ発酵液や酒粕エキスなどの保湿&整肌成分も入っていますが、洗い流す製品なのでどこまで効果があるのかは怪しいところ。

グリチルリチン酸2Kやキハダ樹脂エキスなどのお肌を健やかに保つ成分も入っていますが、こちらも洗い流すのでどの程度効果があるのかは不明です。

菊正宗 日本酒保湿化粧水 さっぱり 男性用

150ml ¥1,320

水、グリセリン、BG、トリエチルヘキサノイン、ソルビトール、コメ発酵液、酒粕エキス、アロエベラ葉エキス、ハトムギ種子エキス、加水分解酵母エキス、キハダ樹皮エキス、アスコルビルグルコシド、グリチルリチン酸2K、スクワラン、トウミツ、アルギニン、PEG-9ジメチコン、キサンタンガム、イソステアリン酸PEG-20ソルビタン、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー、EDTA-2Na、フィチン酸、水酸化K、酸化銀、フェノキシエタノール

商品名は「化粧水」とありますが、全成分の4番目に油分が書かれており、化粧水にしては油分が多く乳液に近い構成になっています。

スキンケアをあれこれ塗り重ねることを嫌う男性でも、1本で最低限の基礎スキンケアが完了するようになっているのでしょう。

さっぱり&しっとり共通の成分は、保湿&整肌成分としてコメ発酵エキスや酒粕エキスを配合。

男性のお肌もすこやかに保つ、グリチルリチン酸2Kやキハダ樹皮エキスも入っています。

さっぱりタイプ毒餌の成分として、ビタミンC誘導体、シャクヤク根エキス、アカヤジオウ根エキスなどの整肌成分も。

ただしセラミドは入っておらず、通常の菊正宗シリーズほどの感動的な凄さは感じませんでした。

保湿を強化したいなら、男性でも通常の菊正宗シリーズを買ったほうが良い気もします。

とはいえ「1本で最低限のスキンケアがさっと出来る」ことや「男性でも使いやすいスタイリッシュな容器デザイン」は魅力のひとつ。

女性的なスキンケアが苦手な男性には価値のあるアイテムだと思います。

菊正宗 日本酒保湿化粧水 しっとり 男性用

150ml ¥1,320

さっぱりタイプと同じく、油分入りで乳液に近い化粧水です。

さっぱり共通の部分は省略し、しっとり独自の特徴としては、2種類のヒアルロン酸やベタイン、キサンタンガムなどの保湿成分や、ハリ弾力をサポートするシャクヤク根エキス、アカヤジオウ根エキスも配合。

「単体使いの短期的な保湿力」では、通常の菊正宗の日本酒の化粧水よりも上をいっている感じがします。

細かく成分を見ていくと、やはり通常の菊正宗よりも物足りなさはありますが「男性を対象とした使いやすさ」は優秀なアイテムです。

まとめ:結局どれが良いの?

私のおすすめTOP10は、Instagram(@alice_kaiseki)の投稿に載せています。

複数のシリーズに分かれているものの、どの製品も基本的には似たような構成なので「スキンケアを全部菊正宗で揃える」というのは、もったいない気がします。

好みのアイテムを1~2点投入しつつ、他ブランドと上手く組み合わせるのがおすすめの方法。

その中でも私がおすすめするのは「ライスメイドプラスマイルドクレンジングオイル」と「日本酒の美容液」の2つです👍

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この記事を書いた人

ありすのアバター ありす コスメコンシェルジュエージェンシー

美容、メイク、おしゃれ等にはまっている20代の3児のママ。
コスメレビュー、コスメ成分解析、コスメサブスク、ファッションレンタルなどの情報を発信しています。

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