こんにちは✨化粧品検定1級の美容ブロガーのありすです。
今回はコスメを選ぶときに「入ってたらラッキー!」な美容成分を8つご紹介します。
セラミド
セラミドは、お肌の細胞間脂質を構成する成分で、お肌のうるおい・バリア機能にとても大切な役割があります。
特に敏感肌・年齢肌の人はセラミドが不足しがちなので、コスメで補うことが大切。
化粧品に配合されるセラミドは大きく分けて4種類ですが、「セラミド~」と書かれているヒト型セラミドが最も使いやすく、効果的だと言われています。
セラミドは肌の表面にある角質層で働く成分なので、化粧品で補うことではっきりと効果を発揮してくれます。
セラミドは油に溶ける成分なので、化粧水よりもクリームの方が多く入っている傾向があります
ヒト型セラミド配合のおすすめコスメ
グリチルリチン酸ジカリウム
肌荒れ防止系の医薬部外品の有効成分として承認されている成分です。
有効成分として入っていたり、それなりに濃度が入っているコスメは、肌荒れやゆらぎ肌に即効性がある。
配合するためのコストが低く、プチプラコスメでも探しやすいのもメリットのひとつ。
同様の理由で、グリチルリチン酸ステアリルやアラントインもおすすめです。
ただし肌質や濃度によってはヒリヒリしたり、赤みがでることもあるので注意してください。
グリチルリチン酸ジカリウム配合のおすすめコスメ
- NALC(ナルク)薬用ヘパリンミルクローション【レビュー&成分解析】
トラネキサム酸
「抗炎症」と「美白」の2つの効果効能が認められた有効成分です。
美白成分の中ではそれなりに効果があるのに刺激になりにくく、敏感肌の人でも使いやすいのが特徴です。
イプサの化粧水やHAKUの美容液など、人気のデパコスでも使われています。
プチプラでは肌ラボ白潤やエリクシールルフレのみずジュレに使われています。
トラネキサム酸配合のおすすめコスメ
- トランシーノ薬用ホワイトニングクリアローションEX【成分解析】
- エリクシールルフレバランシングみずクリーム【成分解析】
- イプサ ザ・タイムR アクア【成分解析】
- オルビス ユードット モイスチャー【成分解析】
- dプログラム モイストケアローションMB【成分解析】
ビタミンC
シミ予防、ニキビケア、毛穴ケア、皮脂抑制などあらゆる肌悩みに対応する効果を持つ成分です。
特に効果が高いのは誘導体になっていないピュアビタミンC。
しかし安定性が低く、使われている商品が少ないので、コスメ選びの幅が狭まります。
おすすめのビタミンCの種類
- アスコルビン酸(ピュアビタミンC)
- アスコルビン酸リン酸ナトリウム(APS)
- 3-O-エチルアスコルビン酸(VCエチル)
- テトラヘキシルデカン酸アスコルビル(VCIP)
- パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na(APPS)
- リン酸アスコルビルMg(APM)
※プチプラでもよく使われるL-アスコルビン酸2-グルコシドはビタミンC誘導体の中では効果が低いと言われています
ビタミンC配合のおすすめコスメ
- プレミアム APPS+E(TPNa)ローション【レビュー】
- セラVCローション【レビュー】
- メラノCC 薬用しみ集中対策 プレミアム美容液【レビュー】【成分解析】
- SKIO VC ホワイトピールセラム【レビュー】
- オルビス アクアフォース ホワイトローション【成分解析】
- 透明白肌 ホワイトローション【成分解析】
レチノール
ビタミンAのことです。
肌のターンオーバーを早めることでシワ、たるみ、シワなどの肌の悩みをケアします。
効果は高い成分ですが、刺激になりやすいので敏感肌の人には不向き。
敏感肌でなくとも、高濃度なものは慎重に使った方が良いかも。
できれば皮膚科や美容クリニックに行って、医師の指導の元で使うのが理想的です。
クリニックで購入できるものだと、さらに効果が高い「トレチノイン」という成分もあります。
ナイアシンアミド
ニコチン酸アミドとも呼ばれており、水溶性のビタミンB3の一種です。
コラーゲンの減少を改善することによるシワ改善効果、シミの原因となるメラノソームの輸送を抑制することによる美白効果が認められた成分。
他にもセラミドの合成をサポートし、バリア機能を助ける効果もあると言われています。
作用は強めですが刺激にはなりにくく、医薬部外品の有効成分の中でも、かなり優秀な成分です。
原価はそれほど高くないので、化粧品の成分として高濃度で配合されているものはプチプラでもけっこうあります。(オーディナリーなど)
ナイアシンアミド配合のおすすめコスメ
フラーレン
強力な抗酸化力を持ち、シミ・シワ・毛穴などあらゆる肌悩みに対応します。
ここ数年、エイジングケアコスメではかなり注目されている成分。
原料が高額なので、きちんとした濃度で配合されたコスメはそれなりに高価です。
一定濃度配合(1%以上)されているものには認証マークがつくので、マーク付きのものを選ぶと確実です。
フラーレン配合のおすすめコスメ
卵殻膜エキス
あまり大きく話題になっていない成分ですが、個人的には大好きな美容成分です。
アミノ酸、コラーゲン、ヒアルロン酸などの美容成分を自然に含み、肌のうるおいやハリ弾力をサポートします。
チェルラーブリリオなどの高価格帯の美容液が有名ですが、プチプラでも卵殻膜エキスが配合されたものは売られています。
卵殻膜エキス配合のおすすめコスメ
結局どれがおすすめなの?
肌悩みや目的によります。
基本の保湿→セラミド、卵殻膜エキス
肌荒れ・ゆらぎケア→セラミド、グリチルリチン酸ジカリウム、トラネキサム酸
透明感→トラネキサム酸、ビタミンC、ナイアシンアミド、フラーレン
エイジングケア→レチノール、ナイアシンアミド、フラーレン
このあたりがおすすめです。
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