【全成分&成分解析】肌ラボ 極潤 薬用ハリ化粧水

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肌ラボのシワ改善化粧水・極潤 薬用ハリ化粧水の成分解析です。

1,000円ちょっと(オープン価格)で買えるプチプラなのに、シワ改善の有効成分・ナイアシンアミドを配合していると話題になったこのコスメ。

実際の中身はどうなのか、成分を解析していきます。

【はじめての方必読】当サイトの成分解析について
  • 成分分解析は各成分の一般的な配合目的を記載したもので、製品の効果効能を保証するものではありません。
  • 一部のコスメは、ブログ(可愛くなりたい)にて、レビューを掲載しています。
  • リニューアル等により全成分が変更される可能性があります。見つけた場合はお問い合わせフォームから教えて頂けると助かります。
目次

有効成分はナイアシンアミド

シこの製品のメインコンセプトである、エイジングケア(シワ改善)の有効成分です。

商品説明には「シワ改善・シミ対策を同時に行い」と書かれているので、ナイアシンアミドでシワ改善と美白の2つの効果効能の承認を取っているようですね。

現在、日本でシワ改善の有効成分として承認されているのは、この3つ。

成分名メーカー価格帯メリット
ナイアシンアミドどのメーカーでも使える1,000円台のプチプラもある低刺激でマイルドに使える。
レチノール資生堂のみ承認されている最安値のエリクシールで5,390円~効果は期待できるけど刺激になりやすい
ニールワンPOLAの独自成分14,850円のリンクルショットのみ真皮成分の分解を抑制。シワの深い悩みに。

ぶっちゃけ、シワの悩みが深い人には、レチノールやニールワンの方が良いと思います。

でも、この2つの成分は使えるメーカーが限られていて、お値段も安いものでも5,000円を超えてくるんですよね。

デイリー使いするには、スキンケアにかなりお金を使える人しか難しいでしょう。

また、レチノールやニールワンはクリーム・美容液タイプの製品ばかりで、お顔全体にぺたーっと塗るには、あまり向いていません。

結局スキンケアで大切なのは継続することですし、 そういった点では「1,000円ちょっとで買える」「顔全体にパシャパシャ使える」という手軽さは、すごく良いポイントだと思います。

どの成分が一番優れているというのはなく、目的によっておすすめできる成分は変わってくるよ。

ナイアシンアミドは「手軽」「刺激になりにくい」という点が良いポイントだよ!

他のナイアシンアミド配合コスメと比べると?

まず「プチプラシワ改善」という意味では、無印良品のリンクルケアクリームマスクやリンクルケア美容液、ネイチャーコンクのジェルクリームが比較対象にされがちですね。

無印良品やネイチャーコンクは今の所、シワ改善の化粧水や乳液は出していないので、まずアイテムの種類が違いますね。

お値段的には数百円の差ですが、無印良品よりも肌ラボの方が安いです。

まぁここは、アイテムとして使いたいものを選べば良いと思います。

次に「シワ改善の化粧水」という意味では、このようなアイテムが出ています。

  • ルシェリ リンクルリペアローション(税込3,850円)
  • インフィニティ インテンシブ リンクル ローション(税込7,700円)
  • コラリッチ リンクルホワイトローション(税込3,630円)
  • アテニア ドレススノーローション(税込3,960円)

シワ改善の化粧水自体は、目新しいものではありませんが、すでに出ている商品は3,000円超の中価格帯~高価格帯のコスメばかりなんです。

そんな中、肌ラボのシワ改善は1/3ほどの価格設定なので、限りある美容予算の中でスキンケアを選ぶときの強い味方ですよね。

ちなみに、細かく成分を見ていくとやはり3,000円超えの化粧水の方が、訴求成分は豪華です。

成分だけでなく、ナイアシンアミドの効果を発揮するための、浸透や設計のバランスにも力を入れている可能性が高いです。

高くても良いものを使いたい方針なら、他の商品を検討した方が良いかも知れません。

でも、肌ラボが一方的に劣っているわけではありません。

肌ラボ 極潤 薬用ハリ化粧水の「安い」だけじゃないメリットは「シンプルさ」です。

1種類の植物エキスが入っているぐらいで、あとは合う・合わないが分かれにくいシンプルな保湿成分で構成されているんです。

つまり「合わない成分に当たる可能性」が低く、敏感肌の方や、合わない成分が多いと感じている方でも、かなり使いやすいんじゃないかなと思います。

訴求成分をチェック

ベースの保湿成分はBG、濃グリセリン、1,2-ペンタンジオールあたりですね。

医薬部外品で全成分が濃度順にかかれていないので、どれの濃度が高いのかは不明です。

有効成分のナイアシンアミド以外の訴求成分はこのあたり。

  • ヒアルロン酸Na-2
  • 加水分解ヒアルロン酸
  • アセチル化ヒアルロン酸ナトリウム
  • アセチルグルコサミン
  • オウバクエキス
  • PEG (30)
  • a-オレフィンオリゴマー
  • メドウフォーム油

ほとんどが「よくある保湿成分」で構成された印象。

3種のヒアルロン酸は、角質層でうるおいを抱え込んでくれます。

ブランドのコンセプトの成分だし、濃度はそれなりに期待して良いんじゃないかな。

「aーオレフィンオリゴマー」「メドウフォーム油」はオイル系の成分ですね。

しっとりした使用感を作り、水分の蒸発を防いだり、肌を柔らかく整えてくれます。

化粧品にオイルが入っているのは好き嫌いが分かれるのですが、この製品はエイジングケア系なので、入っているのはポジティブに考えて良いと思います。

1種類だけ入っている植物エキスの「オウバクエキス」は引き締め効果や製品の抗菌効果を持っているので、人によっては若干刺激になるかも。

でもプチプラだし、そんなに濃度は入っていないんじゃないかな?

敏感肌適正は?

エタノールフリー、無香料、無着色、パラベンフリー(防腐剤はフェノキシエタノール)、界面活性剤は優しい非イオン界面活性剤など、敏感肌の人にもかなり優しい設計になっています。

気になる部分といえば、先程書いたオウバクエキスぐらいかな。

ただ、医薬部外品なので全成分はすべて書く義務がないんです。

この製品の全成分ではなぜか「水」が省略されていますし、他にも隠している成分はないとは言えないかも💦

まぁ超大手のロート製薬さんの製品なので、きちんと研究して作られているだろうし、あまり刺激になりやすいものは入っていないでしょう。

まとめ

お値段を考慮せず、製品の成分だけ見ると、特に目新しいようなものではありません。

でも「プチプラ価格のシワ改善化粧水」という分野では、今のところ競合になるようなものがない、唯一の化粧水です。

低価格で気軽にデイリーケアとして取り入れるシワ改善コスメとしては、 めちゃめちゃ優秀だと思います。

購入時の注意点(旧タイプとの違い)

肌ラボ 極潤 薬用ハリ化粧水を購入するときに気をつけてほしいのが、旧商品との買い間違いです。

以前にも「肌ラボのエイジングケア化粧水」というのが出ていて、よく似たパッケージのデザインなんです。

成分全然違うのに、不親切な感じ・・・。

旧商品はすでに生産は終了しているのですが、一部のお店では在庫が残っているようなので、購入時は間違えないようにご注意ください。

乳液の成分解析はこちら

クリームの成分解析はこちら

全成分と配合目的(予想)

成分名目的評価
ナイアシンアミド美白・シワ改善★(有)
ヒアルロン酸Na-2保湿
加水分解ヒアルロン酸保湿
アセチル化ヒアルロン酸ナトリウム保湿
アセチルグルコサミンアミノ糖(保湿)
オウバクエキス植物エキス(整肌・引き締め・抗菌)
BGベース(保湿)
濃グリセリン保湿
1,2-ペンタンジオールベース(保湿・製品の抗菌)
PEG (30)保湿
a-オレフィンオリゴマー炭化水素油(エモリエント)
ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンデシルテトラデシルエーテル非イオン界面活性剤(乳化)
POEベヘニルエーテル非イオン界面活性剤(乳化)
メドウフォーム油油脂(エモリエント)
カルボキシビニルポリマー合成ポリマー(増粘・乳化安定)
TEAph調整(旧)
エデト酸塩キレート
ヒドロキシエチルセルロース非イオン性多糖類(増粘)
フェノキシエタノール防腐剤

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この記事を書いた人

ありすのアバター ありす コスメコンシェルジュエージェンシー

美容、メイク、おしゃれ等にはまっている20代の3児のママ。
コスメレビュー、コスメ成分解析、コスメサブスク、ファッションレンタルなどの情報を発信しています。

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