【全成分&成分解析】ドクターシーラボVC100エッセンスローションEX

  • URLをコピーしました!

[このサイトはプロモーションを含みます]

Instagramで1.5万人にスキンケア情報を発信するコスメコンシェルジュエージェンシー(日本化粧品検定1級)のありすです✨

【毎日更新中】Instagramはこちら⇒@alice_kaiseki

今回はドクターシーラボ VC100 エッセンス ローション EXの成分解析です。

2022年にリニューアル発売された製品ですが、この記事ではリニューアル前後どちらの情報も書いています。

【はじめての方必読】当サイトの成分解析について
  • 成分分解析は各成分の一般的な配合目的を記載したもので、製品の効果効能を保証するものではありません。
  • 一部のコスメは、ブログ(可愛くなりたい)にて、レビューを掲載しています。
  • リニューアル等により全成分が変更される可能性があります。見つけた場合はお問い合わせフォームから教えて頂けると助かります。
目次

ドクターシーラボ VC100 エッセンス ローション EXの成分解析

ひとことで言うなら「ビタミンCを届ける化粧水」です。

APPS[パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na]とVCエチル[3-O-エチルアスコルビン酸]の2種類のビタミンC誘導体が入っています。

APPSは水にも油にも溶けやすい「両親媒性」という性質を持つビタミンC誘導体。

浸透性に優れていて、角質層の深くまで届いてくれます。

VCエチルは「速効型ビタミンC誘導体」と呼ばれるビタミンC誘導体。

一般的なビタミンC誘導体は、お肌にある酵素によって分解されることで、ビタミンCそのものになって効果を発揮します。

しかしVCエチルは分解を必要とせず、そのままの状態ですぐにビタミンCとして効果を発揮してくれるんです。

両方、私も激推しなビタミンC誘導体だよ!!

ビタミンC以外の成分はで目立ったものはナイアシンアミドぐらいかな。

あとはヒアルロン酸、コラーゲン、リピジュアなどのよくある保湿成分が入っている感じです。

2022年リニューアルでどう変わった?

大きな変化の比較表と、箇条書きでまとめてみました。

パッケージ
全成分92種類30種類
ビタミンC誘導体4種類2種類
ヒト型セラミド4種類なし
  • 入っている成分の種類が大幅に減った
  • 浸透型ビタミンC誘導体(APPS)の配合量が従来品の2倍
  • 速攻型ビタミンC誘導体(VCエチル)が新規追加
  • 元々入っていた3種類のビタミンCは削除
  • ヒアルロン酸、コラーゲン、アミノ酸の種類が減った
  • ヒト型セラミド、フラーレン、プロテオグリカン等の保湿・整肌成分は削除

旧タイプは「人気の美容成分をごちゃまぜにした化粧水」って印象だったんですが、リニューアル後は「ビタミンCに特化した化粧水」になりました。

このリニューアルは「改良」なのか「改悪」なのか、どちらとも言えない感じなんですよね・・・。

もちろん「ビタミンCを取り入れたスキンケア」を望む人にとっては改良です。

でもビタミンCって濃度が上がれば上がるほど、人によっては刺激や乾燥を感じやすくなるんですよね。

しかもリニューアルで保湿成分が大幅削減されているので、以前より保湿力が物足りなく感じる人もいるかもしれません。

マイルドにビタミンCを取り入れつつ、保湿を強化したい人にとっては、旧タイプの方が合ってるかも。

しかも「APPSが従来比2倍」と言われても、元々どの程度入っていたのかわからないのが微妙なところ。

ドクターシーラボなので、きちんと研究に基づいて成分を入れているとは思いますが、個人的には大絶賛は出来ない感じです。

個人的にはこのレベルで成分を変えるのなら、リニューアルじゃなくて新商品として発売して、旧タイプもそのまま売って欲しかったな💦

一応、amazonなどの外部サイトでは、旧タイプもまだ出回っているので、、旧タイプが合っていると感じた人はそっちを使っても良いと思います。

全成分が92種類と、かなり複雑な設計の化粧水です。

特徴的な成分は”APPS(ビタミンC誘導体)”と”ナイアシンアミド”。

具体的な濃度は公開されていませんが、全成分の4番目と5番目に記載されているので、それなりに高い濃度で配合されている可能性もあります。

APPSはビタミンC誘導体の中でも特に高い浸透性を持つ成分。

ナイアシンアミドは医薬部外品では美白&シワ改善の有効成分として承認されています。

この化粧水は医薬部外品ではないので「美白化粧水」を名乗ることは出来ませんが、成分的にはほぼ美白化粧水です。

あとの美容成分はこんな感じ。

コラーゲン、プロテオグリカン、フラーレン、乳酸、AHA、アミノ酸、ビタミンC誘導体、ヒアルロン酸、セラミド、コエンザイムQ10、植物エキス類、アラントイン、精油など

メジャーなものはだいたい入ってる(笑)

気になる点を挙げるとベースの保湿成分や強めの美容成分が、人によっては刺激を感じる可能性があります。

あと、美容成分の種類がかなり多いのでひとつあたりの濃度はあまり期待できませんね。

とはいえ、入っている成分は豪華だしメインの美容成分であるAPPSやナイアシンアミドの濃度は期待しても良いかも。

お値段高めですが、値段分の価値はあると思います。

成分名目的評価
ベース
DPGベース(保湿)
グリセリンベース(保湿)
1,2-ヘキサンジオールベース(保湿・抗菌)
パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na両親媒性ビタミンC誘導体(整肌・製品の抗酸化)
ナイアシンアミド整肌・透明感&ハリ弾力サポート
オリーブ果実エキス植物エキス(保湿)
PPG-20メチルグルコース不明
オレイルアルコール高級アルコール(エモリエント、調整)
アスペルギルス培養物整肌
水溶性コラーゲン保湿
加水分解コラーゲン保湿
イソステアロイル加水分解コラーゲン非イオン界面活性剤(保湿・浸透サポート)
水溶性プロテオグリカン保湿
フラーレン整肌・製品の抗酸化
グリコール酸ピーリング
乳酸ph調整orピーリング
リンゴ酸ph調整orピーリング
バリン天然保湿因子成分(保湿)
ロイシン天然保湿因子成分(保湿)
イソロイシン天然保湿因子成分(保湿)
フェニルアラニン天然保湿因子成分(保湿)
トレオニン天然保湿因子成分(保湿)
リシンHCl天然保湿因子成分(保湿)
グリシン天然保湿因子成分(保湿)
アラニン天然保湿因子成分(保湿)
セリン天然保湿因子成分(保湿・ph調整)
ヒスチジン天然保湿因子成分(保湿)
ヒスチジンHCl天然保湿因子成分(保湿)
グルタミン酸天然保湿因子成分(保湿)
プロリン天然保湿因子成分(保湿)
タウリン天然保湿因子成分(保湿)
アルギニン天然保湿因子成分(保湿・ph調整)
アスパラギン酸天然保湿因子成分(保湿)
エクトインアミノ酸(保湿)
PCA天然保湿因子成分(保湿)
PCA-Na天然保湿因子成分(保湿)
リン酸アスコルビルMg水溶性ビタミンC誘導体(整肌・製品の抗酸化)
テトラヘキシルデカン酸アスコルビル油溶性ビタミンC誘導体(整肌・製品の抗酸化)
アスコルビルグルコシド水溶性ビタミンC誘導体(整肌・製品の抗酸化)
オレンジ果皮エキス植物エキス(保湿)
ヒアルロン酸Na保湿
ヒアルロン酸クロスポリマーNa保湿
ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム陽イオン界面活性剤(コンディショニング)
加水分解ヒアルロン酸保湿
アセチルヒアルロン酸Na保湿
セラミドEOPヒト型セラミド(保湿)
セラミドNGヒト型セラミド(保湿)
セラミドNPヒト型セラミド(保湿)
セラミドAPヒト型セラミド(保湿)
コメヌカスフィンゴ糖脂質植物セラミド(保湿)
ポリクオタニウム-51リン脂質ポリマー(保湿)
ツバキ葉エキス植物エキス(整肌・製品の抗酸化)
ユビキノン保湿・製品の抗酸化
チャ葉エキス植物エキス(整肌)
アラントイン整肌
フィトスフィンゴシン保湿・整肌
コレステロールエモリエント
ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)疑似セラミド(保湿)
イソステアリン酸高級脂肪酸(調整)
トレハロースオリゴ糖(保湿)
グルコース単糖(保湿)
BGベース(保湿)
ペンチレングリコールベース(保湿・抗菌)
ベヘニルアルコール高級アルコール(乳化安定・調整)
PPG-10メチルグルコース不明
PEG-32増粘
PEG-75増粘
キサンタンガム多糖類(増粘)
カルボマー合成ポリマー(増粘・乳化安定)
PVP保湿
水添レシチン両性イオン界面活性剤(乳化)
リゾレシチン両性イオン界面活性剤(乳化)
ペンタステアリン酸ポリグリセリル-10非イオン界面活性剤(乳化)
ラウリン酸ポリグリセリル-10非イオン界面活性剤(乳化)
ポリソルベート80非イオン界面活性剤(乳化)
PEG-30グリセリルココエート非イオン界面活性剤(乳化)
PEG-10メチルエーテルジメチコンシリコーン系界面活性剤(乳化)
ラウロイルラクチレートNa陰イオン界面活性剤(乳化)
ステアロイルラクチレートNa陰イオン界面活性剤(乳化)
乳酸メンチル冷感
乳酸Na天然保湿因子成分(保湿)
塩化Na調整
クエン酸ph調整
クエン酸Naph調整・キレート
リン酸Naph調整
リン酸2Naph調整
水酸化Naph調整
ヒドロキシアセトフェノン防腐剤
フェノキシエタノール防腐剤
グレープフルーツ果皮油精油(香料)
オレンジ果皮油精油(香料)

まとめ

なんとも言えないリニューアルをした部分はモヤモヤしていますが、単体性能で見ると悪くはない化粧水だと思います。

ビタミンCはスキンケアに優先的に取り入れたい成分ですし、大手ドクターズブランドの安心感もあります。

また、この製品の最大の魅力は「手に取りやすいこと」。

28mlで1,045円のミニサイズが売っていますし、ドクターシーラボの店舗やドラッグストアで手にとって試すことも出来ます。

ドクターズは「いきなり高額な現品を買わなきゃいないブランド」が多い中、「試しやすい」というのは大きな価値だと思います。

全成分と配合目的(予想)

成分名目的評価
ベース
DPGベース(保湿)
グリセリンベース(保湿)
1,2-ヘキサンジオールベース(保湿・抗菌)
パルミチン酸アスコルビルリン酸3NaAPPS・両親媒性ビタミンC誘導体(整肌・製品の抗酸化)
3-O-エチルアスコルビン酸VCエチル・水溶性ビタミンC誘導体(整肌・製品の抗酸化)
ナイアシンアミド整肌・透明感&ハリ弾力サポート
加水分解コラーゲン保湿
水溶性コラーゲンクロスポリマー保湿
ヒアルロン酸Na保湿
加水分解ヒアルロン酸保湿
アセチルヒアルロン酸Na保湿
BGベース(保湿)
PCA-Na天然保湿因子成分(保湿)
PEG-10メチルエーテルジメチコンシリコーン系界面活性剤(乳化)
PEG-30グリセリルココエート非イオン界面活性剤(乳化)
PEG-32増粘
PEG-75増粘
PPG-10メチルグルコース保湿・増粘
PPG-20メチルグルコース不明
アルギニンアミノ酸(保湿)
グリコール酸ピーリング
トレハロースオリゴ糖(保湿)
ポリクオタニウム-51リピジュア(保湿)
ポリソルベート80非イオン界面活性剤(乳化)
乳酸メンチル冷感
クエン酸Naph調整・キレート
フェノキシエタノール防腐剤
グレープフルーツ果皮油精油(香料)
オレンジ果皮油精油(香料)

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ありすのアバター ありす コスメコンシェルジュエージェンシー

美容、メイク、おしゃれ等にはまっている20代の3児のママ。
コスメレビュー、コスメ成分解析、コスメサブスク、ファッションレンタルなどの情報を発信しています。

Sponsored Link

コメント

コメントする

目次