ディオール スノー アルティメット エッセンス オブ ライト（美容液）の成分解析です。
Diorの研究で得た「過剰な皮脂がシミを増やす」という発見に基づいた成分が配合されています。
全成分
有効成分：L-アスコルビン酸2-グルコシド、グリチルリチン酸ジカリウム
その他の成分：精製水、グリセリン、1,3-ブチレ ングリコール、1,3-プロパンジオール、1,2-ペンタンジオール、イソノナン酸イソノニル、2-アミノ-2-ヒド ロキシメチル-1,3-プロパンジオール、メチルポリシロキサン、ポリオキシエチレンステアリルエーテル、エタノール、クルイベロミセス酵母エキス、乳酸、エーデルワイスエキス、セルロース末、マルチトール、無水ケイ酸、1,2-オクタンジオール、クエン酸ナトリウム、アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体、グリ セリンモノ2-エチルヘキシルエーテル、クロルフェネシン、ベヘニルアルコール、ポリオキシエチレンヤシ 油脂肪酸グリセリル、キサンタンガム、香料、酸化チタン、チンピエキス、エクトイン、大豆リン脂質、グルコ ン酸亜鉛、マイカ、アルカリゲネス産生多糖体、クエン酸、安息香酸ナトリウム、水酸化アルミニウム、ソル ビン酸カリウム、ステアリン酸、フェノキシエタノール、dl-a-トコフェロール、デオキシリボ核酸ナトリウム
有効成分はL-アスコルビン酸2-グルコシド（ビタミンC誘導体）とグリチルリチン酸ジカリウム。
どちらもプチプラコスメでも使われる成分ですね。
このコスメの場合は効果がどうのこうのっていうより、「美白」を名乗るために入れてるのかと思います。
ポイントとなる成分は「グルコン酸亜鉛」。
肌荒れを防いだりターンオーバーをサポートする成分で、透明感あふれる肌へと導きます。
他にも透明感をサポートする植物エキスのエーデルワイスエキスやチンピエキス、角質をやわらげる乳酸、お肌を整える酵母エキスなどが入っています。
濃度にもよりますが、このあたりの効果はけっこう期待できるかも。
その他の成分が濃度順だとしたら、化粧水よりはエタノールの濃度は低め。
ただし防腐剤として使われている「クロルフェネシン」は旧表示指定成分で、粘膜への配合が禁止されている成分なので、少し不安があります。
全体的なまとめとしては、ある程度研究して成分を入れてるし、それなりにお肌も整うとは思うけど、30mlで17,600円の価値はあるのかな～と疑問に思うコスメ。
コンセプト成分であるグルコン酸亜鉛は（多少の違いはあるかもしれませんが）他社製品にも入っているものだし、特にここがすごいという要素が見当たりませんでした。
また、皮脂を抑制する方針の美容液なので、油分不足の乾燥肌の人には不向きかも。
逆にデパコスの美白系で、皮脂を抑えたい人には合うかもしれません。
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