Instagram(@alice_kaiseki)で2.1万人にスキンケア情報を発信するコスメコンシェルジュエージェンシー(日本化粧品検定1級)のありすです✨
今回はロート製薬のプチプラブランド・肌ラボの極潤オイルクレンジングの成分解析です。
【はじめての方必読】当サイトの成分解析について
- 成分分解析は各成分の一般的な配合目的を記載したもので、製品の効果効能を保証するものではありません。
- 一部のコスメは、ブログ(可愛くなりたい)にて、レビューを掲載しています。
- リニューアル等により全成分が変更される可能性があります。見つけた場合はお問い合わせフォームから教えて頂けると助かります。
肌ラボ 極潤オイルクレンジングの成分解析
クレンジングなのでメイクを落とすための成分から解析していきます。
エステル油タイプのクレンジング
2種類のエステル油(パルミチン酸エチルヘキシル、トリエチルヘキサノイン)をベースにしたクレンジングオイルです。
1,000円以下のオイルクレンジングはミネラルオイルベースが主流。
ミネラルオイルはメイクがするっと落ちるのがメリットなのですが、お肌のうるおいを奪いやすいデメリットがあります。
エステル油はミネラルオイルと比べるとメイク落ちは劣るものの、お肌の潤いを奪いすぎないのがメリット。
メイク落ちが劣るといっても、一般的なメイクであればほぼ落ちると思います。
オリーブ果実油やホホバ種子油 も配合されていますが、量は少なめなので、メイクを落とすというよりは、エモリエント効果がメインかと思います。
2種のヒアルロン酸を配合
肌ラボシリーズでお馴染みの保湿成分・2種のヒアルロン酸(アセチルヒアルロン酸Na、ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム)を配合。
どちらも「洗い流してもお肌に残りやすい」という性質を持つヒアルロン酸で、洗い流したあとも潤いをキープしてくれます。
まとめ
この製品のアプローチポイントはこの2つ。
- 1000円以下なのにエステル油ベース
- 洗い流しても残りやすいヒアルロン酸配合
正直、エステル油ベースや吸着型のヒアルロン酸配合はそこまで珍しい要素ではありません。
しかし200ml入って安いところだと700円台という、クレンジングオイルとしては最低レベルの価格設定で、この条件なのはお買い得。
ただし、口コミでの評価はそれほど伸びず「安いのに普通に良い」という意見もあれば、合わなかったという意見も結構多く、絶賛している人はあまり見当たりませんでした。
「とにかく安くて、そこそこメイク落ちが良いけど、潤いが残せるクレンジング」を探している方にはおすすめです。
全成分と配合目的(予想)
成分名 | 目的 | 評価 |
---|---|---|
パルミチン酸エチルヘキシル | エステル油(エモリエント) | |
トリエチルヘキサノイン | エステル油(エモリエント) | |
テトライソステアリン酸ソルベス-30 | 非イオン界面活性剤(乳化) | |
トリイソステアリン酸PEG-20グリセリル | 非イオン界面活性剤(乳化) | |
オリーブ果実油 | 油脂(エモリエント) | |
水 | ベース | |
アセチルヒアルロン酸Na | 保湿 | |
ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム | 保湿 | |
ホホバ種子油 | エステル油(エモリエント) | |
(パルミチン酸/エチルヘキサン酸)デキストリン | 増粘・ゲル化・調整 | |
ブチルカルバミン酸ヨウ化プロピニル | 防腐剤 | |
BHT | 酸化防止剤 | (旧) |
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