【全成分&成分解析】DUO ザ クレンジングバーム

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SNSでも話題になっている、DUO ザ クレンジングバームの成分解析です。

DUOからは4種類のクレンジングバームが出ていますが、今回は通常タイプ(エイジングケア)を紹介。

他の3タイプについても、後日記事にします。

目次

DUO ザ クレンジングバームの成分解析

クレンジングなので洗浄系の成分から解説してきます。

メイクを落とす仕組みは一般的な成分

クレンジングバームなので、油分でメイクを溶かす→乳化させて洗い流すという仕組み。

バーム上になっていますが、メイクを落とす仕組みは一般的なクレンジングオイルに近いものです

主な油分はエステル油。「パルミチン酸エチルヘキシル」「トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル」「炭酸ジカプリリル」の3つです。

これに関しては特に珍しいものではないですね。

3種類配合されているのは、メイクに使われている成分によって、落としやすい油が異なるからです。

油で溶かしたメイクを洗い流すための界面活性剤は「トリイソステアリン酸PEG-20グリセリル」「トリイソステアリン酸PEG-5グリセリル」などこちらも一般的なもの。

強めのオイルクレンジングほどではありませんが、クレンジング力はそこそこ高め。一般的なメイクであればほぼ落ちそうです。

ポリエチレンは肌に悪い?

全成分の5番目にあるポリエチレンはマイクロビーズとも呼ばれる成分で、バームのテクスチャを調整するために配合されます。

この成分、海に流れたときに環境に悪影響があると指摘されていて、海外では化粧品への使用が禁止あれている国もあるんです。

人体へのリスクは低く、資生堂やカネボウなどの大手メーカーの化粧品でも普通に使われている成分ですが、環境への影響が気になる人には不向きかもしれません。

美容成分がとにかく豪華

DUOのクレンジングバームの特徴は、美容成分がとにかく豪華なこと。

ジャンル別に美容成分を解説していきますね。

保湿成分

グルコシルセラミド、加水分解コラーゲン、加水分解ヒアルロン酸、α-グルカン、豆乳発酵液

お肌の水分保持をサポートしたり、肌のバリア機能に大切なセラミドをサポートする成分です。

特に珍しいものはなく、一般的なコスメに入っているラインナップですね。

ピーリング

乳酸桿菌/セイヨウナシ果汁発酵液、乳酸桿菌/ブドウ果汁発酵液

植物を乳酸菌で発酵して出来た成分です。

AHA(乳酸)を含むので、お肌の角質ケアが出来ます。

ただし、発酵系&角質ケア効果のある成分は肌の刺激になる可能性もあるので注意です。

 植物エキス類

アンマロク果実エキス、ノイバラ果実エキス、プルーン分解物、クリサンテルムインジクムエキス、ソメイヨシノ葉エキス、トルメンチラ根エキス、メマツヨイグサ種子エキス、ウンシュウミカン果皮エキス、オウゴン根エキス、キハダ樹皮エキス、ビルベリー葉エキス、オウレン根エキス、カミツレ花エキス、クチナシ果実エキス、セイヨウオトギリソウ花/葉/茎エキス、トウキンセンカ花エキス、ハマメリス葉エキス、ヤグルマギク花エキス、ローマカミツレ花エキス

エイジングケアタイプということで、抗酸化作用や活性酸素除去があると言われる植物が多く入っています。

数が多いので、ひとつひとつの濃度はごくわずかですね。クレンジングなので洗い流されるコスメだし、はっきりとした効果はあまり期待できないです。(なんかちょっと良い効果があればラッキー程度)

また、抗菌・収れん作用を持つ成分が多いので、肌が弱い人は刺激になっちゃう可能性もあります。

油脂

カニナバラ果実油

油脂はクレンジングではメイクを落とす油分としても配合されます。

DUOの場合は濃度が低いので、メイクを落とすよりもエモリエントとお肌を柔らかくする作用が目的かと思います。

ビタミンC誘導体

テトラヘキシルデカン酸アスコルビル

VCIPとも呼ばれる、油溶性のビタミンC誘導体です。

水溶性のビタミンC誘導体に比べて即効性はありませんが、皮膚浸透力に優れ、低刺激で、安定して持続的な効果を発揮します。

有効成分として配合されているわけではないので「美白」効果は謳えませんが、メラニンの還元作用がある成分です。

クレンジングの美容成分は洗い流されるから意味がない?

他の方のDUO ザ クレンジングバームの解析を見てみると「クレンジングに美容成分が入っていても、洗い流されるから意味がない」という意見がありました。

確かにクレンジングに入った美容成分は洗い流されるので、化粧水や美容液に比べると肌に残りにくいです。

でも全部完全に洗い流されるわけではないので、「全く意味がない」というのも違うと思います。

「美容成分が全く入っていないクレンジング」と「豪華な美容成分が入ったクレンジング」を比較すると、後者を使ったほうが肌に良い影響を与える可能性は高いです。

例えば、月の美容予算が限られている中で使うコスメを選ぶのであれば、クレンジングよりも美容液に投資した方が肌に美容成分を多く与えられます。

他のコスメの予算を無理に削ってDUOのクレンジングバームを買うのは微妙だと思いますが、そうでなければ使う意味はあると思います。

SNSでやたら流行っているけどステマじゃないの?

Twitter、Instagram、Youtubeなどでインフルエンサーが紹介しまくっていて「ステマでは??」という話もよく聞きます。

確かにDUOはネット上での広告宣伝費をかけて、芸能人やインフルエンサーにPR依頼をしています。

他社と比べても、かなり広告費をかけているので、SNSで見かける機会が多いんでしょう。

ただ実際のところ、ステマなしの口コミでも評判が良いので「広告ばらまくだけで、中身は全然ダメ」ってことはないんじゃないでしょうか。

成分を見た感じでも、ベースの成分は一般的なものですが、他のクレンジングでは滅多にないレベルで多くの美容成分が入っています。

例えばこれが6,000円するコスメなら「ぼったくり!」って思いますが、定期購入なら1ヶ月分が3,000円程度で買えるので、価格と中身のバランスは取れているコスメだと思います。

成分解析のまとめ

  • メイクを落とす仕組みは一般的なクレンジングと同じ
  • クレンジングとしては、かなり豪華な美容成分が入っている
  • クレンジングなので美容成分も多くは洗い流されるが、全くの無意味ではない
  • 3,000円で買えるクレンジングとしてはコスパは悪くない

全成分と配合目的( 予想 )

成分名目的評価
パルミチン酸エチルヘキシルエステル油(エモリエント)
トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリルエステル油(エモリエント)
炭酸ジカプリリルエステル油(エモリエント)
トリイソステアリン酸PEG-20グリセリル非イオン界面活性剤(乳化)
ポリエチレン調整
トリイソステアリン酸PEG-5グリセリル非イオン界面活性剤(乳化)
トコフェロールビタミンE(整肌・製品の抗酸化)
カニナバラ果実油油脂(エモリエント)
アンマロク果実エキス植物エキス(整肌・製品の抗酸化)
テトラヘキシルデカン酸アスコルビル油溶性ビタミンC誘導体(整肌・製品の抗酸化)
グルコシルセラミド保湿
加水分解コラーゲン保湿
加水分解ヒアルロン酸保湿
α-グルカン保湿
乳酸桿菌/セイヨウナシ果汁発酵液植物発酵エキス(保湿・整肌)
乳酸桿菌/ブドウ果汁発酵液植物発酵エキス(保湿)
ノイバラ果実エキス植物エキス(保湿)
プルーン分解物整肌・透明感サポート
クリサンテルムインジクムエキス植物エキス(整肌)
ソメイヨシノ葉エキス植物エキス(整肌・保湿)
トルメンチラ根エキス植物エキス(引き締め・製品の抗菌)
豆乳発酵液発酵エキス(保湿)
メマツヨイグサ種子エキス植物エキス(整肌・製品の抗酸化)
ウンシュウミカン果皮エキス植物エキス(整肌)
タチジャコウソウ花/葉/茎エキス植物エキス(整肌、引き締め)
オウゴン根エキス植物エキス(整肌)
キハダ樹皮エキス植物エキス(整肌・引き締め・抗菌)
ビルベリー葉エキス植物エキス(整肌・製品の抗酸化)
オウレン根エキス植物エキス(整肌・引き締め・製品の抗菌)
カミツレ花エキス植物エキス(整肌)
クチナシ果実エキス植物エキス(整肌)
セイヨウオトギリソウ花/葉/茎エキス植物エキス(整肌・引き締め)
トウキンセンカ花エキス植物エキス(整肌)
ハマメリス葉エキス植物エキス(引き締め)
ヤグルマギク花エキス植物エキス(整肌)
ローマカミツレ花エキス植物エキス(整肌)
ベース
BGベース(保湿)
PEG-7(カプリル/カプリン酸)グリセリズ非イオン界面活性剤(乳化)
フェノキシエタノール防腐剤

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この記事を書いた人

ありすのアバター ありす コスメコンシェルジュエージェンシー

美容、メイク、おしゃれ等にはまっている20代の3児のママ。
コスメレビュー、コスメ成分解析、コスメサブスク、ファッションレンタルなどの情報を発信しています。

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