オバジCセラムゲル【全成分&成分解析】

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高濃度ビタミンC美容液でお馴染みのオバジのオールインワンゲル・オバジCセラムゲルの成分解析です。

【はじめての方必読】当サイトの成分解析について
  • 成分分解析は各成分の一般的な配合目的を記載したもので、製品の効果効能を保証するものではありません。
  • 一部のコスメは、ブログ(可愛くなりたい)にて、レビューを掲載しています。
  • リニューアル等により全成分が変更される可能性があります。見つけた場合はお問い合わせフォームから教えて頂けると助かります。
目次

2種類のビタミンC誘導体を配合

オバジと言えばビタミンC!

このオールインワンゲルには、2種類のビタミンC誘導体が入っています。

アスコルビン酸(ピュアビタミンC)
ダイレクトに効果を発揮するビタミンCそのものです。
高濃度で安定した配合が難しい成分なので、濃度はあまり期待できないかも。
3-O-エチルアスコルビン酸(VCエチル)
アスコルビン酸とエチル基をくっつけた、水溶性のビタミンC誘導体です。
通常、ビタミンC誘導体は肌の酵素で分解されて効果を発揮するのですが、VCエチルは酵素による分解を必要とせず、そのままの状態でビタミンCの効果を発揮します。
また、ビタミンCの含有量も86%と高く、ピュアビタミンCに近い性質を持っています。

全成分の記載位置は8番目と9番目。

記載位置的には、1%以上入っているかどうか微妙なところですね。

1%以下かもしれないし、多くても合計5%以下ってところでしょう。

美容液なら一番低いものでも、ピュアビタミンCが5%入っているので、ビタミンCの濃度的にはイマイチですね。

注目なのはナノファイバージェル®

Cセラムゲルには、美容液にはない訴求成分が入っています。

代表的なものは、 ナノファイバージェル® と呼ばれる「パルミトイルジペプチド‐18」です。

成分自体はオバジのオリジナルではなく、日産化学株式会社が販売している原料ですね。

界面活性剤のような性質を持つ粒子が肌の上に膜を形成し、お肌を保湿して守ったり、成分の浸透(※角質層まで)をサポートしてくれるようです。

ロート製薬の研究で、3-O-エチルアスコルビン酸と共に配合することで、お肌のハリ弾力をサポートするというデータが出ていました。

使っているコスメはかなり少ないようで、Cosmetic-Info.jpで調べた結果では、オバジのCセラムゲルの1件しか該当しませんでした。(記事制作時点)

あまり使われていない成分だし、どの程度効果があるのかは微妙なところかな。

浸透系の成分なので、人によっては刺激になりやすいかも。

でも、資料通りに効果を発揮してくれるなら、悪くない成分だと思うよ。

訴求成分をチェック

ビタミンC、ナノファイバージェル、ベースの保湿成分以外に、保湿・整肌効果が期待できそうな成分はこのあたりです。

  • スクワラン・・・炭化水素油(エモリエント)
  • アッケシソウエキス・・・植物エキス(保湿)
  • 酵母エキス・・・保湿・整肌
  • アーチチョーク葉エキス・・・植物エキス(引き締め)
  • ツボクサエキス・・・植物エキス(整肌)
  • グリコーゲン・・・多糖類(保湿)
  • キハダ樹皮エキス・・・植物エキス(整肌・引き締め・抗菌)
  • ホホバ種子油・・・エステル油(エモリエント)

黒字が美容液にも入っている成分、赤字がオールインワンゲルにのみ入っている成分です。

ざっと見た感じ、訴求成分のラインナップにはそこまで大差はなさそうです。(濃度は不明です。)

美容液よりはマイルドかも

オバジの美容液は、高濃度のビタミンCを安定化・浸透させるためにプロパンジオール、PG、エタノールなどの刺激になりやすい成分が高濃度で配合されています。

一方でオールインワンゲルは水の次に来る成分はBG。

その次にDPGが書かれていたり、低濃度でプロパンジオールやエタノールが入っているものの、美容液と比べるとかなり低刺激な設計になっています。

ビタミンCの濃度も低いですし、よっぽど合わない人以外は、マイルドに顔全体に塗りたくれるんじゃないかな?

ただし、引き締め系の植物エキスが入っていたり、ビタミンC自体も人によっては刺激になる成分なので、敏感肌向けってほどではないです。

オールインワンで使えるの?

オバジの公式サイトを見る限りでは「化粧水」「美容液」「乳液」「クリーム」の役割を持つ高機能ゲルと記載されています。

でも、個人的には、よっぽど肌の状態が良い人じゃないと、単品使いは難しいんじゃないかと思います。

これはオバジがどーのこーのっていうよりは、どんなオールインワンゲルでも同じです。

保湿力が足りないと感じたら、他の化粧水やクリームなどとの併用がおすすめ。

他のスキンケアに美容液をプラスするよりは時短になるとは思います。

まとめ

単純にビタミンCの濃度で考えると、オバジの美容液には劣るコスメですが、その分こういったメリットがあります。

  • 80g入って税込4,400円なので、美容液よりはお手頃価格
  • オールインワンとして短時間でケアできる
  • 美容液よりも刺激になる成分が少なく、マイルドに使える

4,400円という、プチプラ以上の価格帯なので気軽には買いにくいかもしれませんが、お値段分の価値はあるんじゃないかな?と感じます。

オバジの 美容液よりも気軽なビタミンCコスメとして取り入れるには、アリだと思うよ!

全成分と配合目的

成分名目的評価
ベース
BGベース(保湿)
DPGベース(保湿)
シクロペンタシロキサンシリコーン(被膜形成)
グリセリンベース(保湿)
プロパンジオールベース(保湿・抗菌)
スクワラン炭化水素油(エモリエント)
3-O-エチルアスコルビン酸水溶性ビタミンC誘導体(整肌・製品の抗酸化)
アスコルビン酸ビタミンC(整肌・製品の抗酸化)★!
アッケシソウエキス植物エキス(保湿)
パルミトイルジペプチド-18保湿、浸透サポート
酵母エキス保湿・整肌
アーチチョーク葉エキス植物エキス(引き締め)
ツボクサエキス植物エキス(整肌)
グリコーゲン多糖類(保湿)
キハダ樹皮エキス植物エキス(整肌・引き締め・抗菌)
ステアリン酸高級脂肪酸(調整or石けん合成)
乳酸ph調整orピーリング
ジグリセリン保湿
ジメチコンシリコーン(被膜形成)
ステアリン酸ソルビタン非イオン界面活性剤(乳化)
(アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー合成ポリマー(乳化安定)
バチルアルコール保湿
ベヘニルアルコール高級アルコール(乳化安定・調整)
ホホバ種子油エステル油(エモリエント)
(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー合成ポリマー(増粘・ゲル化)
ビスPEG-18メチルエーテルジメチルシランワックス(調整・保湿・気泡)
クエン酸Naph調整・キレート
ポリソルベート60非イオン界面活性剤(乳化)
ヤシ脂肪酸スクロース乳化
EDTA-2Naキレート
ラウレス-7非イオン界面活性剤(乳化)
1,2-ヘキサンジオールベース(保湿・抗菌)
エタノールベース
メチルパラベン防腐剤(旧)
香料香料

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この記事を書いた人

ありすのアバター ありす コスメコンシェルジュエージェンシー

美容、メイク、おしゃれ等にはまっている20代の3児のママ。
コスメレビュー、コスメ成分解析、コスメサブスク、ファッションレンタルなどの情報を発信しています。

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