Instagram(@alice_kaiseki)で2.1万人にスキンケア情報を発信するコスメコンシェルジュエージェンシー(日本化粧品検定1級)のありすです✨
今回は誰もが知る定番の保湿成分・ヒアルロン酸についての記事です。
「ヒアルロン酸ってそもそもどんな成分?」
「ヒアルロン酸にデメリットってあるの?」
「おすすめのヒアルロン酸配合コスメは?」
といった、ヒアルロン酸に関する疑問を解決していきます。
ヒアルロン酸ってそもそも何?
ヒアルロン酸は「お肌で水分を抱え込む」という役割を持つ、保湿成分です。
化粧品では塩(Na)と組み合わせて、「ヒアルロン酸Na」として配合されることが主流です。
原料は粉末状になっており、わずか1gで6Lもの水を抱え込むパワー(保水力)を持っています。
水に溶かすとプルプルとしたゼリー状になっていくため、化粧品に配合する濃度は約1%が限界。
ごくわずかな量でも、お肌でしっかり水分を抱え込んで、高い保湿力を発揮してくれます。
ヒアルロン酸のメリット
- 原料のグレード次第では、プチプラでも適量が配合出来る
- 少量でも高い保湿効果を生み出してくれる
- 安定性・安全性が高く、刺激になりにくい
- 水に簡単に溶けてくれる
プチプラでも適量が配合出来る
プチプラコスメの美容成分って、どんなに良い種類が入っていたとしても原価の都合であんまり意味のないぐらいの低濃度だったりします。
ヒアルロン酸の場合、バイオ製法のお手頃なものであれば原価はそれほど高くないので、1,000円以下のプチプラコスメでもしっかり効果が実感できる濃度で配合することができるんです。
また「効果が実感できる濃度」にもヒアルロン酸の素晴らしさがあります。
少量でも高い保湿効果
ヒアルロン酸の推奨濃度は0.05%~1%。
だいたい0.1%ぐらいからとろみが出てきて、1%だとゲルに近いテクチャになります。
実際の製品で使われているヒアルロン酸の濃度は0.5%以下が主流。
しかしヒアルロン酸は1gで6Lの水を抱え込むパワーがあるので、ごく僅かな量の配合でもお肌でしっかりと潤いを抱えてくれるんです。
刺激になりにくい
原料の品質にもよりますが、ヒアルロン酸は安定性・安全性が高く、刺激になる人は少ない成分です。
さまざまな安全性の試験データを見てもほとんどが「刺激性なし」との結果が出ています。
ただし「すべての人が安全に使える」と言い切れるものではありません。
また、100均やプチプラのヒアルロン酸だと原料のグレードが低く、不純物が含まれていて刺激になる可能性はゼロではないかも。
まぁ基本的には「ほぼ無刺激の成分」だと思ってOKです。
ヒアルロン酸は作る側にも、使う側にも、とても使い勝手の良い保湿成分なんです!
ヒアルロン酸のデメリット
高い保湿力を持ち、使い勝手の良いヒアルロン酸ですが、万能な成分ではありません。
- 保湿の持続力が低く、時間が経つと肌がつっぱったり硬くなる
- 保湿以外の美容効果は特にない
- 濃度が高いとねばねば重いテクスチャになる
- 白いモロモロが出ることがある
保湿の持続力が低い
塗った直後は高い保湿力を発揮するヒアルロン酸ですが、時間が経つと効果は弱まり、ヒアルロン酸の性質により肌がつっぱったり硬くなることも。
こう書くと大きなデメリットに見えますが、実際は他の成分との組み合わせや濃度調整でこのデメリットが実際に感じられることはほぼありません。
ヒアルロン酸「だけ」で保湿しちゃったらこのデメリットが出てくるかもしれません。
保湿以外の美容効果は特にない
ヒアルロン酸Naの役割は、角質層で水分を抱え込むこと。
それ以外の美容効果は特にありません。
何かしらの肌悩みに働きかけたり、良い感じの美容効果を求めるのなら、ヒアルロン酸以外の他の成分で補っていく必要があります。
濃度が高いとねばねば重いテクスチャになる
ヒアルロン酸は水に溶かし込むと粘度を上げる性質があります。
phや使う原料にもよりますが1%の濃度だとゲルのような
プルプルとしたテクスチャに。
この粘性が人によっては「ねばねば」「重い」と不快に感じる人がいます。
実際のところはねばねばするほど大量にヒアルロン酸を入れたコスメは滅多にありません。
白いカスが出ることがある
他の成分との相性や肌質にもよりますが、高濃度でヒアルロン酸が入ったスキンケアを使用したあと、消しゴムのカスのような白いモロモロが出ることがあります。
使う直後に出なくても、日焼け止めやベースメイクをするときに成分の相性や摩擦によってカスが出ることも。
対処法はこの3つ。
- なるべく擦らない
- ヒアルロン酸アイテムの使用量を控えめにする
- スキンケアか下地・ベースメイクの種類を変える
どのデメリットに関しても、刺激だとか、肌荒れだとかの大きなリスクはありません。
一般的なヒアルロン酸Naであれば、刺激やアレルギーを起こす人はごく稀でしょう。
また、いま挙げたデメリットは、通常の化粧品であれば、他の成分との組み合わせ・濃度調整でカバーされています。
原液美容液などを使って「ヒアルロン酸だけ」で保湿したり「多量のヒアルロン酸を使った場合」は、こういったデメリットが出てくることもあるので注意してください。
ヒアルロン酸は浸透しない
保湿成分としてお馴染みのヒアルロン酸ですが、実は人の肌に元々存在して、重要な役割を果たす成分なんです。
ヒアルロン酸の主な働きは、真皮でコラーゲン・エラスチン・線維芽細胞等と共に肌を支えること。
加齢や外部刺激などによって、真皮成分(コラーゲン・エラスチン・線維芽細胞・ヒアルロン酸)が不足してくると、お肌のハリ弾力がなくなったり、シワの原因となります。
「ということは、ヒアルロン酸を塗れば、お肌にハリが出て、シワがなくなるんだ!」
と期待しちゃうような説明ですが、実はそう簡単なことではないんです。
一部の医薬部外品の成分などを除いて、化粧品が浸透するのは角質層まで。
その角質層が、どこかというと・・・。
お肌の表面のわずか0.02mmの部位です。
つまり化粧品で肌にヒアルロン酸を塗ったところで、真皮にあるヒアルロン酸を補給することは出来ないんですよね。
「じゃあヒアルロン酸が入っている化粧品って意味がないの?」
と思っちゃうかもしれませんが、ヒアルロン酸は意味のある成分です。
実はヒアルロン酸というのは真皮だけでなく、表皮や関節・目などにも存在し、水分を抱え込む成分なんです。
角質層より先に浸透しなくても、お肌の表面(角質層)で、潤いをギュッと抱えてくれる効果があります。
そもそも基本的なスキンケアで大切なことは「角質層を潤いで満たして、水分の蒸発を防ぐこと」。
ヒアルロン酸単体ですべての機能を果たすわけではありませんが、高い保水力を持つヒアルロン酸は基本的な保湿のスキンケアにおいて、重要な役割を持っているんです。
ヒアルロン酸は本当に浸透しない?
先ほど書いた「化粧品は角質層までしか浸透しない」というのは薬機法絡みの話なんですが、物理的にもヒアルロン酸は浸透することができません。
表皮に浸透するのは分子量3000以下、真皮に浸透するのは分子量500以下が目安です。
そしてヒアルロン酸の分子量は50万~200万程度。
加水分解して小さくしたものでも1万程度なので、真皮どころか表皮に浸透することも難しいです。
※分子量→ざっくり言うと成分の大きさ
ヒアルロン酸って何からできてるの?
化粧品に使われるヒアルロン酸は大きく分けて2種類。
- 天然・・・鶏のトサカなどから抽出
- 人工・・・微生物を使ったバイオ製造
天然のヒアルロン酸は高価なので、化粧品で使われるヒアルロン酸は人口のものが主流です。
また、製造方法に関わらず全成分では「ヒアルロン酸(Na)」と表記されるため、メーカー側が製品情報で明かさない限りは何由来のヒアルロン酸かは解りません。
ヒアルロン酸の種類
ヒアルロン酸Na
ヒアルロン酸とNa(塩)を組み合わせた成分です。
化粧品に配合される「ヒアルロン酸」の最も一般的な形。
メーカー的には原料の種類が豊富で、安価で入手することが可能。
他のヒアルロン酸よりも機能面では劣りますが、「お肌で水分を抱え込む」という役割はきちんと果たしてくれます。
配合している製品が多いので、コスメ選びの幅が広いのもメリットです。
加水分解ヒアルロン酸
ヒアルロン酸Naに次いで、よく見かける形のヒアルロン酸です。
加水分解して分子を小さくすることで、角質層への浸透性が約2倍にアップしています。
通常のヒアルロン酸の分子量は100万前後が主流ですが、加水分解ヒアルロン酸の分子量はおよそ1万以下。
小さくして浸透しやすいといっても、真皮にあるヒアルロン酸を直接的に補うことはできず、あくまでも角質層で働く保湿成分です。
ざっくり言うと、ヒアルロン酸Naは、肌の表面を保湿する成分。加水分解ヒアルロン酸はもう少し浸透して、角質層を保湿してくれるよ。
アセチルヒアルロンNa
こちらもよく見かける形のヒアルロン酸。
「スーパーヒアルロン酸」とも呼ばれています。
ヒアルロン酸の水酸基をアセチル基に置き換えることで、吸着性と持続性を高めた成分。
通常のヒアルロン酸Naよりも水に流されにくいので、洗顔料・ボディソープ・シャンプーなどに入っていても、メリットの大きな成分です。
カルボキシメチルヒアルロン酸Na
ヒアルロン酸Naの一部にカルボキシル基を付けたヒアルロン酸です。
「ヒアロキャッチ」とも呼ばれています。
通常のヒアルロン酸よりも多くの水分を抱え込み、3倍の水分保持力を持っています。
ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム
ヒアルロン酸にカチオン基をつけ、プラスに帯電させた成分です。
「ヒアロベール」とも呼ばれています。
吸着性に優れ、水に流されにくいので、洗顔料・ボディソープ・シャンプーなどに入っていても、メリットの大きな成分です。
ただしカチオン化されており、陽イオン界面活性剤の一種です。
原料メーカー(キユーピー)の資料では刺激性なしで安全性が確認されていますが、成分の性質的には、他のヒアルロン酸と比べると若干不安な点もある成分です。
加水分解ヒアルロン酸アルキル(C12-13)グリセリル
ヒアルロン酸Naに疎水基を付けた成分です。
「ヒアロリペア」とも呼ばれています。
通常のヒアルロン酸より肌になじみやすく、水で流れにくいメリットがあります。
オイルなどの油分がメインの製品にも配合しやすいのも特徴です。
ヒアルロン酸ジメチルシラノール
ヒアルロン酸にシラノール(ケイ素誘導体)を合わせた成分です。
「進化型ヒアルロン酸」とも呼ばれています。
通常のヒアルロン酸よりも、肌なじみと保水力がアップしています。
あまり詳しい情報は見当たりませんでしたが、エイジングケア分野でも注目されている成分です。
ヒアルロン酸クロスポリマーNa
ヒアルロン酸を立体化させた成分です。
通常のヒアルロン酸よりも分子量がさらに大きく、被膜力が強い成分。
肌に膜を作って水分の蒸発を防いだり、ハリを出す効果に優れています。
ヒアルロン酸アスコルビルプロピル
不安定なアスコルビン酸(ビタミンC)をヒアルロン酸とエステル結合することで安定化させた、ビタミンC誘導体です。
お肌の酵素の働きで、ヒアルロン酸とビタミンCに分解されます。
ヒアルロン酸の保湿効果は発揮されると思いますが、「ビタミンCがどの程度含まれていて、どの程度お肌で機能するのか」は、情報量が少なく、怪しい部分があります
入っていて悪い成分ではないけれど、ビタミンC誘導体としては他の成分の方がおすすめです。
どのヒアルロン酸がおすすめ?
- コスト&選びやすさ重視
- ヒアルロン酸Na
- たっぷり潤いを抱えてほしい
- カルボキシメチルヒアルロン酸Na、ヒアルロン酸ジメチルシラノール
- しっかり浸透させたい
- 加水分解ヒアルロン酸、加水分解ヒアルロン酸アルキル(C12-13)グリセリル、ヒアルロン酸ジメチルシラノール
- 洗い流し製品で取り入れたい
- アセチルヒアルロンNa、ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム、加水分解ヒアルロン酸アルキル(C12-13)グリセリル
- 保湿以外の機能も求めたい
- ヒアルロン酸クロスポリマーNa、 ヒアルロン酸アスコルビルプロピル 、ヒアルロン酸ジメチルシラノール
おすすめのヒアルロン酸コスメ
今回は「価格重視のプチプラ系」「機能重視の本格系」に分けて、おすすめのヒアルロン酸コスメを紹介します。
プチプラ系
まずはお手頃価格で保湿できる、プチプラ系ヒアルロン酸コスメを紹介します。
肌ラボ 極潤ヒアルロン液
アイテム分類 | 化粧水 |
ヒアルロン酸の種類 | ヒアルロン酸Na 加水分解ヒアルロン酸 アセチルヒアルロン酸Na 乳酸球菌/ヒアルロン酸発酵液 |
「ヒアルロン酸化粧水」と聞くと、まずこれを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
プチプラながらも、乳酸球菌/ヒアルロン酸発酵液という肌ラボ独自の成分を使っています。
元々は「極潤プレミアム」シリーズに配合する用に開発されたっぽいのですが、通常タイプにもリニューアルで入ったようですね。
肌ラボ史上最小のヒアルロン酸らしく、浸透力に優れたタイプみたいですね。
ヒアルロン酸以外の成分は、BGなどの基本的な保湿成分ぐらい。
特に化粧品でケアしたい肌悩みがなく、基本的な保湿ができればOKで、乳酸球菌/ヒアルロン酸発酵液の効果に賭けるならアリだと思います。
肌ラボ 極潤プレミアム ヒアルロン液
アイテム分類 | 化粧水 |
ヒアルロン酸の種類 | ヒアルロン酸Na 加水分解ヒアルロン酸 アセチルヒアルロン酸Na 加水分解ヒアルロン酸 乳酸球菌/ヒアルロン酸発酵液 ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム ヒアルロン酸クロスポリマーNa |
肌ラボのヒアルロン酸化粧水のプレミアム版です。
プレミアムといっても、1,000円前後で購入できます。
ヒアルロン酸はなんと7種類。
高価格帯のコスメでも、これだけ多種類入っているのはかなり珍しいです。
ヒアルロン酸以外にも、お肌を柔らかく整える尿素誘導体(ヒドロキシエチルウレア)、糖類、リピジュア、スイゼンジノリ多糖体などの保湿&整肌成分を配合。
プチプラなので原料のグレードや濃度はあまり期待できませんが、この価格帯のコスメとしてはかなり豪華なんじゃないかな?
ただし、いろいろ混ざっている分、敏感肌適正は低めです。
ミノン アミノモイスト モイストチャージ ローション
アイテム分類 | 化粧水 |
ヒアルロン酸の種類 | ヒアルロン酸Na 加水分解ヒアルロン酸 |
敏感肌・乾燥肌向けのスキンケアブランド・ミノンの化粧水です。
ヒアルロン酸Na、加水分解ヒアルロン酸の2種を配合。
ベースの保湿成分は低刺激&しっとりなグリセリンで、アミノ酸類、疑似セラミドも入っています。
とにかく優しく、保湿もしっかりできるコスメをお探しの方におすすめです。
セザンヌ スキンコンディショナー高保湿
アイテム分類 | 化粧水 |
ヒアルロン酸の種類 | ヒアルロン酸Na 加水分解ヒアルロン酸 アセチルヒアルロン酸Na |
プチプラコスメでお馴染みのセザンヌの化粧水です。
ヒアルロン酸Na、加水分解ヒアルロン酸、アセチルヒアルロン酸Naの3種類を配合。
どれもプチプラでは珍しくないヒアルロン酸ですが、3種類入っているのはかなり豪華です。
他にも3種のヒト型セラミド、コラーゲン、アミノ酸類、植物エキス類などを配合していて、化粧品の保湿成分として欲しい基本的なものはだいたい入っている構成。
これで500ml入って1,000円以下という価格設定はお買い得すぎます。
素肌しずく ぷるっとしずく化粧水
アイテム分類 | 化粧水 |
ヒアルロン酸の種類 | 加水分解ヒアルロン酸 加水分解ヒアルロン酸アルキル(C12-13)グリセリル ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム |
1,000円前後で買えるプチプラですが、結構豪華な成分のラインナップです。
ヒアルロン酸は3種類配合。
人気の浸透型ビタミンC誘導体・APPSや、保湿効果を持つビタミンC誘導体・グリセリルアスコルビン酸が入っています。
他にもセラミド、コラーゲン、コエンザイムQ10、植物エキスなどの美容成分を配合。
プチプラなので濃度はあまり期待できませんが、それでも十分豪華すぎるラインナップです。
ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウムが入っているので、人によっては刺激になる可能性があるかもしれません。
美容原液 超潤化粧水 コラーゲン&ヒアルロン酸
アイテム分類 | 化粧水 |
ヒアルロン酸の種類 | 加水分解ヒアルロン酸 アセチルヒアルロン酸Na 加水分解ヒアルロン酸アルキル〔C12-13〕グリセリン ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム ヒアルロン酸Na |
amazonで185ml・500円以下で売っている、超激安化粧水です。
最安クラスの価格設定なの5種のヒアルロン酸と3種類のコラーゲンを配合。
値段が値段なので、原料のグレードや濃度はあまり期待できませんが、この値段でこの種類を入れられるのは驚きです。
あとは防腐剤やベース成分の種類がやや微妙だったりしますが、肌トラブルが特になくて、安く済ませたい人には良いんじゃないでしょうか。
太陽のアロエ社 ヒアルロン酸原液
アイテム分類 | 原液美容液 |
ヒアルロン酸の種類 | ヒアルロン酸Na |
ヒアルロン酸Naを1%濃度で配合した原液美容液です。
先ほどデメリットで書いた理由から、単体使いにはおすすめしませんが、保湿力が物足りないなと感じたコスメに1~3滴ほど垂らすだけで、保湿をグンとアップさえてくれます。
10mlが550円という低価格も大きな魅力です。
サイズは小さいですが、1回の消費量が少ないので、1本でもけっこう長持ちします。
機能重視系
続いて「ちょっと高くてもしっかりケアしたい」という人におすすめの、本格派のヒアルロン酸コスメをd紹介します。
ヒアロワン
アイテム分類 | オールインワン |
ヒアルロン酸の種類 | ヒアルロン酸Na 加水分解ヒアルロン酸 加水分解ヒアルロン酸Na 加水分解ヒアルロン酸アルキル(C12-13)グリセリル カルボキシメチルヒアルロン酸 ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム |
マヨネーズでお馴染みの、キユーピーが開発したヒアルロン酸コスメです。
実はキユーピーって、ヒアルロン酸の原料を販売していて、他社で使われているヒアロリペア、ヒアロキャッチ、ヒアロベール※などはキユーピーが作っているんです。
さらにお肌を保湿し、ハリ弾力をサポートする注目の成分・卵殻膜エキスも配合。
こちらもキユーピーが原料を作っている成分です。
あくまでも予想ですが、原料メーカーが直接製品を作っているので、濃度や設計はかなり期待できるんじゃないでしょうか?
※加水分解ヒアルロン酸アルキル(C12-13)グリセリル、カルボキシメチルヒアルロン酸Na、ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム
APPS+E(TPNa)フラーレン美容液
アイテム分類 | 化粧水 |
ヒアルロン酸の種類 | ヒアルロン酸Na ヒアルロン酸クロスポリマーNa ヒアルロン酸アスコルビルプロピル |
ヒアルロン酸メインのコスメではありませんが、結構おすすめのアイテム。
フラーレン、7種類のビタミンC誘導体、ビタミンE誘導体、5種類のヒト型セラミド、リンゴ果実培養細胞エキス、コエンザイムQ10など、ヒアルロン酸以外の美容成分も充実しています。
フラーレン原料を1%以上配合している証の「フラーレンマーク」もついたコスメ。
お値段8,800円と高額ですが、1回の使用量は少なめで、50ml入りなので、コスパもそれほど悪くないです。
フラーレンオールインワンラメラリッチジェル
アイテム分類 | 化粧水 |
ヒアルロン酸の種類 | ヒアルロン酸Na ヒアルロン酸クロスポリマーNa ヒアルロン酸アスコルビルプロピル 加水分解ヒアルロン酸 |
こちらもビューティーモールのアイテムで、美容液よりも気軽に使えます。
原料を1%以上配合した証のフラーレンマークはありませんが、100gで5,500円なので、美容液より買いやすい価格設定です。
ヒアルロン酸の種類も美容液よりひとつ多く、他にもフラーレン、7種のビタミンC誘導体、5種類のヒト型セラミドなど豪華な美容成分が入っています。
オールインワンジェルは手抜きなイメージがありますが、このアイテムは美容液並に豪華なラインナップなので「しっかり美容成分を取り入れたいけど、スキンケアに時間を割けない」という人にもおすすめです。
アクセーヌ モイスチュア エッセンス
アイテム分類 | 美容液 |
ヒアルロン酸の種類 | ヒアルロン酸Na |
ブランド・価格・全成分を見た推測だけど、高グレードで純度の高いヒアルロン酸を使用している可能性が高いです。
ただし、ヒアルロン酸以外に入っているのは基本的な保湿成分のみ。
ほぼ「原液美容液」に近いシンプルなコスメなのに、7,700円というお値段はかなり強気。
アクセーヌというブランドの可能性に賭けるならアリだと思います。
シンプルな成分なので、肌質を問わず使えそうな印象です。
エトヴォス モイスチャライジングセラム
アイテム分類 | 美容液+乳液 |
ヒアルロン酸の種類 | ヒアルロン酸Na |
5種のセラミド、アミノ酸などの基本的な保湿成分を配合した美容液+乳液です。
ヒアルロン酸は1種類ですが、製品ページでも触れられているし、保湿力を底上げしてくれてるんじゃないかな。
多種類の植物エキスや精油が入っているので、そこで合う・合わないは若干分かれるかも。
「優しい&シンプルな保湿成分を取り入れたいけど、無香のシンプルなコスメじゃ物足りない。」という人にはちょうど良いアイテムだと思います。
アユーラ リズムコンセントレートα
アイテム分類 | 美容液 |
ヒアルロン酸の種類 | ヒアルロン酸Na アセチルヒアルロン酸Na 加水分解ヒアルロン酸アルキル(C12-13)グリセリル |
紫外線や乾燥によるダメージによるトラブルをくり返す肌に、肌コンディションをしっかり整え、健やかな肌環境を保つことがテーマの美容液。
2種類のヒアルロン酸がより多くの水分をキャッチし、たっぷりのうるおいで肌を満たし、守ります。
植物エキスががっつり系なので、合う・合わないは分かれるかも。
香りにもかなりこだわって作られているので、使うときのリラックス効果を求める人にもおすすめです。
コメント