【全成分＆成分解析】フラコラ プロヘマチン原液

Instagram（@alice_kaiseki）で2.1万人にスキンケア情報を発信するコスメコンシェルジュエージェンシー（日本化粧品検定1級）のありすです✨

今回は、補修成分として人気のヘマチンを濃度100%※で配合したフラコラ・プロヘマチン原液を解析していきます。

※化粧品原料として

フラコラ プロヘマチン原液の成分解析

「プロヘマチン原液」と聞くと、どんな製品か想像がつかない方も多いでしょう。

簡単に言うと「シャンプー後、トリートメントの前に使う、リペア系のヘア美容液」です。

まずはこの製品のメインとなる［ヘマチン］から解説していきます。

そもそもヘマチンってなに？

ヒトの髪に含まれるタンパク質・ケラチンと結合することで、傷んだ毛髪を補修してくれる成分です。

補修することで得られる効果はこんな感じ。

• 髪がまとまりやすくなる
• 髪にツヤが出る
• 髪にハリコシが出る
• カラーや白髪染めの持ちがよくなる

プロからも評判の高く、サロン専売品のトリートメントや、美容院のトリートメントメニューでも使われる人気の成分です。

ヘマチン原液なのに他の成分が入っているのはなぜ？

フラコラのプロヘマチン原液は、5つの成分で構成されています。

と疑問に感じる方もいるかもしれませんが、そもそも［ヘマチン］という物質を100%の状態でヘアケア製品として製品化することはできません。

水を含む適切な製剤で溶かし込むことで、髪に塗布できる［ヘマチンの原料］が完成するのです。

この製品が「原液」と名乗っているのは、この［ヘマチンの原料］を100%使用しているからですね。

一応、ヘマチン以外の成分の配合理由はこんな感じかと思います。

水

ヘマチンを含む各成分を溶かし込むための基剤。

BG

ベースとなる保湿成分。髪に潤いを与える。

キサンタンガム

増粘剤。とろみをつけて、髪に成分を塗りやすくする。

フェノキシエタノール

防腐剤。製品の品質を維持する。

ヘマチンはどの程度入っているの？

正確な濃度は公開されていませんが、ヘマチンの濃度は簡単に見極められます。

ヘマチンは醤油のように茶～黒っぽい色のついた成分。

つまりヘマチンをある程度の量で入れると、製品は茶～黒っぽい色になります。

そしてフラコラのプロヘマチン原液。

【写真挿入・テクスチャ】

しっかり黒っぽい色がついています。

全成分を見ても、他に色をつけるようなものは入っていないので「フラコラのプロヘマチン原液にはヘマチンがしっかり入っている」と言えるでしょう。

デメリットはある？

この製品のデメリットを挙げるなら「ヘマチン以外のヘアケア成分は特に入っていない」ことです。

例えば手触りを良くするシリコーン、高い保湿力を持つリピジュアやヒアルロン酸、ヘマチン以外の補修成分などは入っていません。

特にシリコーンや保湿成分の不足によって「使った直後の手触りや保湿力」は物足りなく感じる人もいるでしょう。

まとめ

フラコラのプロヘマチン原液は、髪に悩みがあり、少しお金をかけて解決したいのなら、かなり高コスパのアイテムです。

塗るひと手間とお金はかかりますが、毎日のホームケアでキレイな髪の状態を維持できて、カラーやパーマの持ちが良くなると考えると、かなりお得。

基本的にヘアケアって、美容院でちょっと高いトリートメントをするよりも、毎日のホームケアをしっかり行うことが大切なんですよね。

その中でもこのヘマチン原液は、毎月3,000円ちょっとで出来るホームケアとしてはかなりハイレベルだと思います。

ちなみにお値段は通常価格が税込3,667円＋送料ですが、公式特設ページの定期コースに申し込むと10%OFFの3,300円＆送料無料。

さらに初回はハーフサイズ（15日分）のおまけがプレゼントで貰えます。

定期コースですが、購入回数の縛りはないので、合わないと感じたら初回解約もOK。

ただし補修は瞬間的に効果を発揮するものではないので、2～3ヶ月続けて使ってみるのがおすすめです👍

全成分と配合目的（予想）

成分名	目的	評価
水	ベース
BG	ベース（保湿）
ヘマチン	毛髪補修	★
キサンタンガム	多糖類（増粘）
フェノキシエタノール	防腐剤

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