SNSでも話題になっている、DUO ザ クレンジングバームのクリアタイプ(毛穴ケア・黄色)の成分解析です。
クリアは毛穴汚れによる毛穴悩みに特化したタイプ。
通常タイプ(赤)との違いも解説しています。
\初回は半額/
パルミチン酸エチルヘキシル、トリイソステアリン酸PEG-20グリセリル、ポリエチレン、トリイソステアリン酸PEG-5グリセリル、水、炭酸ジカプリリル 、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル 、トコフェロール、グレープフルーツ果皮油 、アーチチョーク葉エキス 、ハマメリス葉エキス 、ノイバラ果実エキス 、コショウソウ芽エキス 、テトラヘキシルデカン酸アスコルビル 、プルーン分解物 、メマツヨイグサ種子エキス 、オウゴン根エキス 、エルゴチオネイン 、乳酸桿菌/セイヨウナシ果汁発酵液 、乳酸桿菌/ブドウ果汁発酵液 、セイヨウシロヤナギ樹皮エキス 、クリサンテルムインジクムエキス 、ザクロ果実エキス 、グルコシルセラミド 、加水分解ヒアルロン酸 、アセチルヒアルロン酸Na 、豆乳発酵液 、カンゾウ葉エキス 、オウレン根エキス 、加水分解コラーゲン 、水溶性プロテオグリカン 、ビルベリー葉エキス 、ヒメフウロエキス 、ローズマリー葉エキス 、キハダ樹皮エキス 、クチナシ果実エキス 、グリセリン、α-グルカン、レシチン、BG、PEG-7(カプリル/カプリン酸)グリセリズ、フェノキシエタノール
DUO ザ クレンジングバーム クリアの成分解析
クレンジングなので洗浄系の成分から解説してきます。
通常タイプよりもクレンジング力は高いかも
クレンジングバームなので、油分でメイクを溶かす→乳化させて洗い流すという仕組み。
バーム上になっていますが、メイクを落とす仕組みは一般的なクレンジングオイルに近いものです
主な油分はエステル油。[パルミチン酸エチルヘキシル][炭酸ジカプリリル][トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル]の3つです。
3種類配合されているのは、メイクに使われている成分によって、落としやすい油が異なるからです。
油で溶かしたメイクを洗い流すための界面活性剤は[トリイソステアリン酸PEG-20グリセリル][トリイソステアリン酸PEG-5グリセリル]などこちらも一般的なもの。
記載順からの推測なので実際の濃度はわかりませんが、通常タイプ(赤)に比べて、乳化剤の量が多くなっている気がします。
あくまで予想ですが、クリア(黄色)の方がクレンジング力が強いのではないでしょうか。
よっぽど落ちにくいメイクじゃなければ、正しくクレンジングすれば落ちると思います。
毛穴ケアは植物成分がメイン
公式サイトに「ピーリング成分は不使用」と書かれているんですが、全成分を見てみると[乳酸桿菌/セイヨウナシ果汁発酵液][乳酸桿菌/ブドウ果汁発酵液]が入っています。
AHA(乳酸)を含む成分なので、穏やかなピーリング作用が期待できる成分。
なので「ピーリング成分は不使用」というのはちょっと違うんじゃないかなと思いました。
まぁどちらも作用は穏やかで刺激は強くないし、毛穴ケア系のクレンジングなので、入っているのは良い要素だと思います。
ちなみにこの2つの成分、通常タイプ(赤・エイジング)にも同じものが入っています。
あとは[アーチチョーク葉エキス][ハマメリス葉エキス][ノイバラ果実エキス][オウゴン根エキス][セイヨウシロヤナギ樹皮エキス][オウレン根エキス][キハダ樹皮エキス][クチナシ果実エキス][ローズマリー葉エキス]などの植物エキスが特徴的。
毛穴の引き締め、皮脂の過剰分泌を抑える、角質を取り除く、抗菌作用などがあると言われる植物エキスです。
毛穴ケアやニキビケア系のコスメで人気の成分ですね。
植物エキスの作用はあまり強くないと言われているけど、毛穴系の植物エキスは比較的作用が強く、種類もけっこう入っているので、多少は効果が期待できそうです。
ただし、植物エキスの中でも「刺激になりやすい」と言われているので、肌が弱い人には不向きです。
ちなみにスクラブ剤は入っていないので、毛穴ケアコスメにありがちな、スクラブによる肌の刺激は起こりません。
通常タイプ(赤)との違いは?
クリア(黄色) | 通常(赤) |
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パルミチン酸エチルヘキシル、トリイソステアリン酸PEG-20グリセリル、ポリエチレン、トリイソステアリン酸PEG-5グリセリル、水、炭酸ジカプリリル 、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル 、トコフェロール、グレープフルーツ果皮油 、アーチチョーク葉エキス 、ハマメリス葉エキス 、ノイバラ果実エキス 、コショウソウ芽エキス 、テトラヘキシルデカン酸アスコルビル 、プルーン分解物 、メマツヨイグサ種子エキス 、オウゴン根エキス 、エルゴチオネイン 、乳酸桿菌/セイヨウナシ果汁発酵液 、乳酸桿菌/ブドウ果汁発酵液 、セイヨウシロヤナギ樹皮エキス 、クリサンテルムインジクムエキス 、ザクロ果実エキス 、グルコシルセラミド 、加水分解ヒアルロン酸 、アセチルヒアルロン酸Na 、豆乳発酵液 、カンゾウ葉エキス 、オウレン根エキス 、加水分解コラーゲン 、水溶性プロテオグリカン 、ビルベリー葉エキス 、ヒメフウロエキス 、ローズマリー葉エキス 、キハダ樹皮エキス 、クチナシ果実エキス 、グリセリン、α-グルカン、レシチン、BG、PEG-7(カプリル/カプリン酸)グリセリズ、フェノキシエタノール | パルミチン酸エチルヘキシル、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル 、炭酸ジカプリリル 、トリイソステアリン酸PEG-20グリセリル、ポリエチレン、トリイソステアリン酸PEG-5グリセリル、トコフェロール、カニナバラ果実油 、アンマロク果実エキス 、テトラヘキシルデカン酸アスコルビル 、グルコシルセラミド 、加水分解コラーゲン 、加水分解ヒアルロン酸 、α-グルカン、乳酸桿菌/セイヨウナシ果汁発酵液 、乳酸桿菌/ブドウ果汁発酵液 、ノイバラ果実エキス 、プルーン分解物 、クリサンテルムインジクムエキス 、ソメイヨシノ葉エキス 、トルメンチラ根エキス 、豆乳発酵液 、メマツヨイグサ種子エキス 、ウンシュウミカン果皮エキス 、タチジャコウソウ花/葉/茎エキス 、オウゴン根エキス 、キハダ樹皮エキス 、ビルベリー葉エキス 、オウレン根エキス 、カミツレ花エキス 、クチナシ果実エキス 、セイヨウオトギリソウ花/葉/茎エキス 、トウキンセンカ花エキス 、ハマメリス葉エキス 、ヤグルマギク花エキス 、ローマカミツレ花エキス 、水、BG、PEG-7(カプリル/カプリン酸)グリセリズ、フェノキシエタノール |
マーカー部分だけ見ても、成分がけっこう違うことがわかりますね。
同じ成分に関しても、記載位置が異なるので、濃度が違っていると思われます。
まずわかりやすい違いは、使われている精油ですね。
クリアタイプはグレープフルーツの香りなので[グレープフルーツ果皮油]、通常タイプ(赤)はバラの香りなので[カニナバラ果実油]が使われています。
ここは肌への作用がどうっていうよりは、香りの好みの違いかな。
まず大きな特徴かなと思うのが[アーチチョーク葉エキス][セイヨウシロヤナギ樹皮エキス][ローズマリー葉エキス]。
先ほど解説した毛穴の引き締め、皮脂の過剰分泌を抑える、角質を取り除く、抗菌作用などがあると言われる植物エキスですね。
通常タイプよりも多くの種類が入っています。濃度によってはそれなりに効果も期待できそうな成分かな。
[コショウソウ芽エキス][エルゴチオネイン]は強く抗酸化作用を持つ成分。
シミ・くすみ予防などに良いのですが、毛穴というよりは透明感・エイジングケア向けの成分かな。
あとは保湿や整肌系の成分ですね。エイジングケアに入れず、毛穴ケアタイプだけに入れるのはちょっと謎な成分です。
通常タイプ(赤と共通する要素)
以下の項目は通常タイプ(赤・エイジングケア)と同じです。DUO ザ クレンジングバーム(赤)の成分解析記事でご確認ください。
- ポリエチレンは肌に悪い?
- 美容成分:保湿成分・ピーリング成分・ビタミンC誘導体
- クレンジングの美容成分は洗い流されるから意味がない?
- SNSでやたら流行っているけどステマじゃないの?
成分解析のまとめ
- 通常タイプよりもクレンジング力が高そう
- 穏やかなピーリング作用を持つ発酵エキスを配合※通常タイプにも入っています
- 通常タイプよりも毛穴ケアに良い植物エキスが多く入っている
- クレンジングなので美容成分も多くは洗い流されるが、全くの無意味ではない
- 3,000円で買えるクレンジングとしてはコスパは悪くない
\初回は半額/
パルミチン酸エチルヘキシル | エモリエント | 化粧品でよく使われるエステル油です。さらっとしたテクスチャの油性成分。 肌の表面に膜を作り、水分の蒸発を防ぎます。肌への刺激の心配はほとんどありません。 クレンジングに配合されている場合は、メイクを浮かせるためのオイル。メイクと落とす力は、そこそこ高めです。 炭化水素油ほどではありませんが、脱脂力があるので乾燥の原因になる可能性があります。 |
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トリイソステアリン酸PEG-20グリセリル | 乳化 | 非イオン(ノニオン)界面活性剤です。界面活性剤ですが刺激はほぼありません。 製品を水の中に油が溶け込むO/W型に乳化します。 O/W型は水に流れやすくさっぱり。乳液やクリームなどのスキンケアによく使われる乳化です。 クレンジングの成分を洗い流す成分として配合されることもあります。(この場合濃度は高め) |
ポリエチレン | 調整 | 体質顔料・合成ワックスの一種で、製品のテクスチャを調整したり安定させるために配合されます。 スクラブ剤として配合されることも。 環境に悪影響があると言われており、海外では使用を規制されている国もあります。 |
トリイソステアリン酸PEG-5グリセリル | 乳化 | 非イオン(ノニオン)界面活性剤です。界面活性剤ですが刺激はほぼありません。 製品を油の中に水が溶け込むW/O型に乳化します。 W/O型は水に流れにくくこってり。ウォータープルーフのコスメなどによく使われる乳化です。 クレンジングの成分を洗い流す成分として配合されることもあります。(この場合濃度は高め) |
水 | ベース | ほぼすべての化粧品に成分を溶かし込むために配合されています。 水自体に特別な効果はありませんが、刺激やアレルギーなどのリスクもありません。 |
炭酸ジカプリリル | エステル油 | 化粧品でよく使われるエステル油です。さらっとしたテクスチャの油性成分。 肌の表面に膜を作り、水分の蒸発を防ぎます。肌への刺激の心配はほとんどありません。 炭酸ジカプリリルはエステル油のなかでも、なめらかで伸びの良いテクスチャです。 クレンジングに配合されている場合は、メイクを浮かせるためのオイル。メイクと落とす力は、そこそこ高めです。 炭化水素油ほどではありませんが、脱脂力があるので乾燥の原因になる可能性があります。 |
トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル | エモリエント | 化粧品でよく使われるエステル油です。さらっとしたテクスチャの油性成分。 肌の表面に膜を作り、水分の蒸発を防ぎます。成分中に顔料を分散させる効果も。 肌への刺激の心配はほとんどありません。 クレンジングに配合されている場合は、メイクを浮かせるためのオイル。メイクと落とす力は、そこそこ高めです。 炭化水素油ほどではありませんが、脱脂力があるので乾燥の原因になる可能性があります。 |
トコフェロール | 酸化防止剤 | 製品の酸化を防ぎます。 ビタミンEなので、肌への抗酸化作用も期待できます。 防腐剤の一種ですが、刺激はほとんどありません。 |
グレープフルーツ果皮油 | 精油 | 天然香料(精油)です。リフレッシュ効果のある爽やかな香りがします。 柑橘系の中で最も多くのリモネンを含み、抗菌、殺菌、収れんなどの作用があると言われています。 光毒性が指摘されていますが、化粧品に配合される程度の量であれば特に影響はないでしょう。 |
アーチチョーク葉エキス | 収れん | 収れん成分です。毛穴を引き締めて目立たなくする効果があります。 肌のメラニン色素の働きを抑え、色素沈着抑制や抗炎症作用もあると言われています。 |
ハマメリス葉エキス | 収れん | タンニンを多く含み、肌を引き締めたり、皮脂の分泌をコントロールする働きがあります。 抗酸化・抗炎症・抗菌作用を持ち、肌トラブルの改善や、商品の防腐効果も持っています。 昔からアメリカで傷や炎症、虫刺され等の薬として使われてきました。 効果はある成分ですが、やや刺激が強く、人によってはアレルギーを起こす可能性も。 メインの成分として大量に配合されている場合は特に注意しましょう。 |
ノイバラ果実エキス | 保湿 | フラボノイド、タンニン、カロテノイドなどを多く含み、角質層に水分を与えてお肌を保湿します。 抗酸化、色素沈着抑制、抗老化、収れん作用もあると言われています。 |
コショウソウ芽エキス | 植物エキス | コショウソウの芽から採れる植物エキスです。 スルフォラファンという活性成分を蓄えています。 強い抗酸化作用を持ち、メラニンの生成を抑えると言われ、美白系・くすみケア系のコスメで人気の成分です。 血行促進作用もあります。 |
テトラヘキシルデカン酸アスコルビル | 抗酸化 | 「VCIP」とも呼ばれるメラニン還元型の美白成分です。 油溶性のビタミンC誘導体の一種で、水溶性のビタミンC誘導体に比べて即効性はありませんが、皮膚浸透力に優れ、安定していて低刺激です。 ビタミンC誘導体は強い抗酸化作用を持ち、酸化で黒くなったメラニンを元に戻したり、メラニンの酸化を予防する成分。 化粧品ではなかなか難しいですが、理論上では高濃度ならシミを薄めることも可能です。 刺激はゼロではありませんが、美白成分の中ではまだ安心して使える方かなと思います。 |
プルーン分解物 | 透明感 | セイヨウスモモの果肉を酵素で分解して作られる成分です。 メラニンの輸送をブロックして、色素沈着を抑制します。 抗老化、抗酸化などの作用もあると言われています。 |
メマツヨイグサ種子エキス | 抗酸化 | γリノレン酸やポリフェノールなどの成分を多く含みます。 昔から外傷や皮膚炎の治療薬として使われてきた成分です。 抗酸化作用以外にも、抗炎症作用、抗老化作用、メラニン生成の防止などの効果があると言われています。 |
オウゴン根エキス | 整肌 | コガネバナの根から採れるエキスで、抗炎症、小アレルギー、美白、抗酸化、保湿などさまざまな作用があると言われています。 漢方では解熱、消炎剤として使用。PM2.5などの大気汚染から肌を守る役割も持っています。 |
エルゴチオネイン | エイジングケア | 抗酸化作用に優れた合成アミノ酸です。 ビタミンEの7000倍の抗酸化作用を持つとも言われています。 |
乳酸桿菌/セイヨウナシ果汁発酵液 | 保湿 | セイヨウナシの果汁を乳酸菌で発酵して作られたエキスで、リンゴ酸、クエン酸、ミネラル、遊離アミノ酸、タンニンなどの成分が含まれます。 肌を保湿したり、ハリ・コシを与える効果を持ちます。 AHA(乳酸)による角質ケアも期待できます。 発酵系&角質ケア効果もある成分なので刺激を感じる人もいるかも。 |
乳酸桿菌/ブドウ果汁発酵液 | 保湿 | ブドウ果汁を乳酸桿菌で発酵させたエキスです。 肌を保湿したり、ハリ・コシを与える効果を持ちます。 AHA(乳酸)による角質ケアも期待できます。 発酵系&角質ケア効果もある成分なので刺激を感じる人もいるかも。 |
セイヨウシロヤナギ樹皮エキス | 植物エキス | 抗菌・抗炎症作用を持つ植物エキスです。 古い角質や余分な皮脂を取り除く効果も持ち、ニキビケアコスメにもよく配合されます。 |
クリサンテルムインジクムエキス | 植物エキス | ゴールデンカモミールから抽出した植物エキスです。 血行促進、活性酸素除去などの作用があると言われています。 |
ザクロ果実エキス | 保湿 | ザクロの果実から抽出される植物エキスです。 エラグ酸、ポリフェノール、ビタミン、ミネラルなどを含みます。 肌の水分バランスを整えて保湿したり、抗酸化作用も持っています。 植物エストロゲンが含まれており、女性ホルモンを整える効果もあると言われています。 |
グルコシルセラミド | 保湿 | 「水溶性セラミド」とも呼ばれる保湿成分です。 セラミドにグルコース(ブドウ糖)が結合し、95%がセラミド、5%が糖脂質で組性される成分。 一般的な油溶性のセラミドに対して水に溶けやすい性質があるので、界面活性剤を増やさずに化粧水などに配合しやすい成分です。 お肌の・バリア保湿・機能・エモリエント効果を持っています。 研究で、アトピー性皮膚炎などによるかゆみの予防・改善への効果が証明されています。 |
加水分解ヒアルロン酸 | 保湿 | ヒアルロン酸を加水分解して小さくした保湿成分です。 通常のヒアルロン酸よりも角質層への浸透能力が高くなっています。 |
アセチルヒアルロン酸Na | 保湿 | ヒアルロン酸Naの7倍の吸着性、2倍の保湿性を持ちます。 とろみがないので商品のテクスチャに変化を与えません。 普通のヒアルロン酸と比べて高価な原料です。 |
豆乳発酵液 | 保湿 | イソフラボンを多く含み、保湿だけでなく美白や抗酸化作用なども期待できます。 発酵系の成分なので刺激を感じる人もいるかも。 基本的には低刺激ですが、大豆アレルギーの方は控えた方が良い成分です。 |
カンゾウ葉エキス | エイジングケア | 甘草の葉から採れるエキスで、抗炎症成分でお馴染みのカンゾウ根エキスとは性質が異なります。 フラボノイドやポルフェノールを多く含み、セラミドやコラーゲンの生成を助ける役割があります。 |
オウレン根エキス | 抗菌 | アクネ菌抑制による抗炎症作用や皮膚常在菌のバランスを整える抗菌作用があります。 ニキビケア化粧品によく配合されます。皮脂抑制、保湿・肌バリア改善効果も。 抗菌系ですが皮膚刺激はほとんどなく、安全性の高い成分です。 |
加水分解コラーゲン | 保湿 | 水溶性コラーゲンを加水分解して小さくして浸透力を高めた成分です。 肌の土台で水分を蓄える保湿の役目を持っています。 |
水溶性プロテオグリカン | 保湿 | 人の肌にも存在する保湿成分です。 ヒアルロン酸の1.3倍の保水力を持ち、お肌の潤いや弾力を保つ効果があります。 他にも肌荒れ改善、シワ改善、色素沈着防止などの効果が。 |
ビルベリー葉エキス | 抗酸化 | ポリフェノールやアミノ酸を豊富に含み、抗酸化作用に優れています。 肌の抗ストレス機能を高めたり、抗老化、保湿作用もあると言われています。 |
ヒメフウロエキス | エイジングケア | ヒメフウロから採れる植物成分です。 肌の老化を引き起こすトリプターゼの働きを阻害する効果があると言われています。 |
ローズマリー葉エキス | 抗菌、消炎 | 植物由来の成分で抗菌・殺菌効果が高く、肌の炎症を防いだり、製品の防腐効果も持っています。 血行促進作用や抗酸化作用もあり、エイジングケア化粧品等に多く配合されます。 育毛効果や頭皮の状態を改善する効果もあります。 ベビー用品にも使用されており、皮膚刺激はほとんどありませんが、まれにアレルギー症状が出る人がいます。 |
キハダ樹皮エキス | 植物エキス | 皮膚常在菌バランスを整え、肌の抗菌作用を正常な状態に導きます。 肌の収れん、抗炎症、セラミド合成促進作用もあると言われています。 古くから生薬としても使われてきました。 |
クチナシ果実エキス | 植物エキス | クチナシの果実から採れる植物エキスです。 日本薬局方に収載されている漢方生薬で、消炎作用、鎮静作用、保湿作用があります。 他にも色素沈着抑制や抗酸化作用もあると言われています。 |
グリセリン | ベース(保湿) | 化粧品のベースとしてよく使われる保湿成分です。 ベース成分の中でも特に低刺激で保湿力が高いのが特徴。 高濃度で配合されているものは、ニキビ肌との相性は悪いです。 |
α-グルカン | 保湿 | セラミドに似た働きも持ち、保湿やバリア機能の改善作用があると言われる保湿成分です。 ブドウ糖を多く含む多糖類で、製品の増粘効果もあります。 |
レシチン | 乳化 | 両性イオン(アンホ)界面活性剤・乳化剤です。 レシチン系の界面活性剤ですが洗浄作用はほとんどなく、基本的には乳化補助として配合されます。 乳化作用もゆるやかなので、レシチンのみで乳化することは少ないです。 セラミドのように保湿効果やお肌の保護効果も持っています。リポソームを作り、不安定な成分を包み込むこともできます。 |
BG | ベース(保湿) | 化粧品のベースとしてよく使われる保湿成分です。 低刺激で、グリセリンに比べて保湿力は劣りますがさっぱりした使用感です。 1%以下(成分表示の後方に表示)の場合は、成分を溶かし込むためなどの目的で配合されており、影響はほぼありません。 |
PEG-7(カプリル/カプリン酸)グリセリズ | 洗浄 | 非イオン(ノニオン)界面活性剤です。 洗顔料やクレンジングなどに配合すると、洗浄力を向上しつつ、洗い流してもしっとり感が残ります。 香料などを溶かし込む役割も持っています。 |
フェノキシエタノール | 防腐剤 | 防腐剤です。エタノール(アルコール)とは異なる成分です。 抗菌作用が高く、製品中での微生物の繁殖を防ぎます。 高濃度では刺激になる可能性もありますが、化粧品では1%以下でしか配合できず、刺激はほぼありません。 |
- 31種類の美容成分が大人の毛穴悩みをサポート
- スクラブ剤・ピーリング成分は不使用でお肌を傷つけることなく、メイク汚れは勿論、毛穴汚れ、古い角質まで絡め取ります。
- リフレッシュ効果もある爽やかなグレープフルーツ精油の香りで気持ちいいクレンジングタイムに。