ディオール スノー ライト エッセンス ローション(化粧水)の成分解析です。
「スノーライト」という名前を見ると美白コスメのような印象を受けますが、化粧水には美白有効成分は入っていません。
なので製品の公式ページにも「美白」の文字はなく、「メラニンを含む古い角質をやさしくケア」「透明感あふれる肌」というコンセプトになっています。
有効成分:グリチルリチン酸ジカリウム
その他の成分:精製水、グリセリン、1,3-プロパンジオール、エタノール、1,3-ブチレングリコール、ポリグリセリン、フェノキシエタノール、ポリエチレングリコール400、エーデルワイスエキス、D-マンニット、ポリエチレングリコール1540、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、L-エルゴチオネイン液、セルロース末、L-アスコルビン酸、2-グルコシド、ポリエチレングリコール6000、クルイベルミセス酵母エキス、香料、アルカリゲネス産生多糖体、アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体、水酸化大豆リン脂質、エデド酸ニナトリウム、水酸化ナトリウム、キサンタンガム、ニコチン酸アミド、酢酸DL-α-トコフェロール、ゼニアオイエキス、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、トウキエキス(1)、クエン酸、安息香酸ナトリウム、ソルビン酸カリウム、dl-α-トコフェロール、ジプチルヒドロキシトルエン、紫401、デオキシリボ核酸ナトリウム、塩化ナトリウム、塩化カリウム、リン酸水素ニナトリウム、リン酸二水素カリウム
有効成分はグリチルリチン酸ジカリウムで肌荒れを防ぐタイプの成分です。
特に珍しいものではなく、1,000円以下で買えるプチプラコスメにも入っています。
あとは製品ページに目立って書かれている成分は「ナイアシンアミド(ニコチン酸アミド)」と「ビタミンE(dl-α-トコフェロール)」ですね。
ナイアシンアミド(ニコチン酸アミド)は美白やシワ改善の有効成分としても認められていますが、ディオールスノーの化粧水では有効成分ではないので、保湿成分扱いです。
医薬部外品なので成分が濃度順に書かれているかは不明ですが、この感じだとおそらく1%以下での配合。
ナイアシンアミドは高濃度なものだと5%ぐらい入ってたりするので、正直これは微妙ですね。
ビタミンE(dl-α-トコフェロール)は薬機法上、製品の抗酸化剤。
マイクロカプセルに閉じ込められていて、製品にプチプチと粒が入っているのがビタミンEです。
あとは植物エキスとして透明感をサポートするエーデルワイスエキス、ゼニアオイエキスなども入っています。
ビタミンC誘導体も入っていますが、L-アスコルビン酸2-グルコシドなので微妙なやつです。
あくまでも「全成分の種類を見た限り」では、175mlで7,590円の価値はあまり感じませんでした。
植物エキスの効果に期待ってところかな。
敏感肌でも使える?
その他の成分が濃度順だとしたら、エタノール濃度はけっこう高いかも。
あまり影響はないとは思いますが、香料やタール色素(着色料)が入っているのも気になるポイントです。
めちゃくちゃ刺激が強いわけではないけど、敏感肌向けとは言えないコスメですね。
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