化粧品の危険な成分

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こんにちは。コスメコンシェルジュ(日本化粧品検定1級)のありすです✨

あなたは「化粧品に入っている危険な成分」といえば、何を想像しますか?

今回は「化粧品の危険な成分」についてまとめてみました。

目次

100%危険な成分はない

まず大前提として、日本で販売されている化粧品には「化粧品基準」というルールがあります。

  • 化粧品に配合してはいけない成分
  • 特定の成分の配合上限
  • 使用部位ごとの制限・上限

これらが定められているので「危険な成分」は配合できないようになっています。

もちろん人によって「肌に合わない」ということはありますが、わざわざ危険な成分を化粧品に入れる理由もありませんし、入れている場合は何かしらの理由があります。

パラベンなどの防腐剤は品質維持に必要だし、紫外線吸収剤は日差しから肌を守る成分。

香料や着色料はリラックス効果や使うときのワクワク感という付加価値があります。

  • 人によってはアレルギーが出るかも
  • 人によっては刺激になるかも
  • 皮脂や角質を必要以上に取りすぎるかも

といった成分はあるものの「100%コレはダメ」というものはありません。

この成分・100%危険じゃないよ!

化粧品の成分として、避けられがちですが、実はこれらの成分も「絶対ダメ」というものではありません。

エタノール

高濃度で配合すると、お肌の乾燥を招いたり、刺激になる可能性の高い成分です。

全成分の序盤にエタノールが書かれている場合は、濃度が高い可能性があるので、避けたほうが良いかも。

でも、肌質によっては高濃度のエタノールが平気な人も。

お肌を引き締めたり、拭き取り化粧水で汚れを取り除くなどのメリットもある成分です。

また、エタノールの記載位置が序盤でない場合は、配合量はごくわずか。

他の原料を溶かし込んだり、植物エキスの抽出などの目的で入ったパターンです。

エタノールの濃度が高くなければ、よっぽど「肌に合わない」って人以外は、問題なく使えるでしょう。

界面活性剤

これも、界面活性剤だからすべて悪者ってわけではありません。

界面活性剤は大きく分けて4種類。

名前
陰イオン界面活性剤石ケン素地
ラウレス硫酸Na
ココイルグルタミン酸Na
陽イオン界面活性剤ステアルトリモニウムクロリド
ステアラミドプロピルジメチルアミン
両性界面活性剤水添レシチン
ラウリルベタイン
非イオン界面活性剤PEG-20水添ヒマシ油
ステアリン酸グリセリル

この中でも「両性・非イオン界面活性剤」は、ほぼ無刺激なので危険な成分ではありません。

「陰イオン界面活性剤」については種類によります。

陰イオン界面活性剤は主に、洗顔料やシャンプーなどの洗うためのアイテムに使われる成分。

そんな陰イオン界面活性剤で注意したいのはラウレス硫酸Naなどのサルフェート系の成分。

成分そのものが刺激になりやすいのに加え、洗浄力が高くて肌に必要な潤いを奪うこともあります。

そういった理由から嫌われがちなサルフェート系の成分ですが、シャンプーなら、皮脂が多い人、汚れが多い人、強力なワックスをつけている人には便利だったりします。

他の成分との兼ね合いで、敢えてサルフェート系の洗浄成分を使うこともあります。

なので「サルフェート系、絶対ダメ!」と無理に避ける必要はありません。

石けんは刺激にはなりにくいのですが、洗浄力は高めです。

アミノ酸系の陰イオン界面活性剤であれば、穏やかな洗浄力で肌への負担も少なめです。

また、どの種類であっても美容液やクリームなどの「塗り置くコスメ」に入っている場合は、ちょっと刺激になりやすいので注意してください。

そしてさらに要注意なのが「陽イオン界面活性剤」。

すべすべした仕上がりを作る効果があり、コンディショナー・トリートメントや柔軟剤などに良く使われます。

洗顔料などのアイテムでも、すべすべした洗い上がりを演出するために使われていることが。

しかしこの陽イオン界面活性剤はかなり刺激になる可能性の高い成分。

ヘアケアならある程度使うメリットも大きいのですが、お肌に直接使うようなアイテムでは微妙な成分かもしれません。

シリコーン・合成ポリマー

「毛穴に詰まる」「肌が呼吸できなくなる」という話が時々出回ります。

でも、普通にスキンケアに使われるものであれば、そんなことになるほど、強力な被膜力はありません。

他の成分との相性次第ではまれに毛穴に詰まりやすくなるかもしれませんが、基本は特に問題のない成分です。

ただし、崩れにくいタイプの下地やファンデーションだと、たまに詰まりやすくなる可能性があります。

鉱物油

ミネラルオイルなどの石油系の成分のことです。

何十年も前の鉱物油は精製の技術が低く、不純物が多く含まれていたので、刺激になる可能性が高い成分でした。

現代の鉱物油はきちんと精製されているため不純物は限りなく少なく、むしろ刺激になりにくい成分です。

着色料(タール色素)

これは、今回紹介している中では、どちらかというと避けたい成分かも。

特にタール色素の中でも「染料」は肌に浸透しやすく、刺激になる

スキンケアの場合、着色料が入っているメリットってほとんどないんですよね。

強いて言うなら、使うときに、ちょっとワクワクした気持ちになる程度ですね。

でも、タール色素が入っているからといって、直ちに肌荒れするだとか、目に見える悪影響が出ることってそんなに多くはないです。

例えばどうしても使いたいコスメがあって、それにタール色素が入っていたとしても、危険だから使わないと決めつける必要はないと思います。

あと、メイクアップに関してはタール色素を使わずに鮮やかな美しい色を作るのは難しいです。

よっぽど肌が弱いなら避けたほうが良いとは思いますが、無理して避ける必要はありません。

パラベン

嫌われる成分の代表格ですが、化粧品を作る上で防腐剤は必要不可欠。

確かに高濃度だと非常に毒性のある成分ですがパラベンはごく僅かな濃度で高い防腐効果を発揮してくれます。

むしろパラベンフリーにするために、他の弱い防腐剤を高濃度で配合した方が刺激になる人が多いとも言われています。

「肌に合わない」可能性が高い成分

最後に、フォロワーさんに聞いたアンケート結果を元に「肌に合わない可能性が高い成分」を調べてみました。

まずは2件以上の回答があった成分をまとめてみました。

成分名
エタノール22
グリセリン4
レチノール4
香料3
ビタミンC3
ナイアシンアミド3
ヘパリン類似物質2
DPG2
酸化亜鉛2
精油2
紫外線吸収剤2
ハトムギエキス2
※回答74件。複数回答あり。

約30%の人が「合わない成分」として名前を挙げました。

一部の回答には「高濃度のエタノール」という意見も。

先ほども書いたように、低濃度のエタノールはあまり影響がない人も多いんじゃないかな?

続いて多かったのはグリセリンとレチノール。

グリセリンは刺激というよりも、ニキビや毛穴の目立ちの原因になりやすい成分ですね。

レチノールは細胞のターンオーバーを促進する成分。

さまざまな美容効果が期待できますが、けっこう刺激になりやすい成分ですね。

美容成分として人気のビタミンCやナイアシンアミドも、3名の人から「合わない」との声がありました。

医薬品のヒルドイドに入っている「ヘパリン類似物質」は肌に優しいイメージがありますが、2名の方から「合わない」との回答が。

「DPG」「紫外線吸収剤」「精油」「香料」などは、人によっては合わない定番の成分ですね。

まとめ

いろいろと書いていますが、最終的に言いたいことはコレ。

化粧品の「ダメな成分」は人によって違う。

確かに「 合わない人が多い成分」「刺激になりやすい成分」 はあるけれど、最終的には「自分の肌に合うかどうか」です。

ネットでどれだけ「危険な成分」を調べたところで、あなたの肌は違うかもしれません。

成分を気にしながらいろんなコスメを試して「自分の肌に合う成分・合わない成分」を見極めましょう。

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この記事を書いた人

ありすのアバター ありす コスメコンシェルジュエージェンシー

美容、メイク、おしゃれ等にはまっている20代の3児のママ。
コスメレビュー、コスメ成分解析、コスメサブスク、ファッションレンタルなどの情報を発信しています。

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