Instagram(@alice_kaiseki)で2.1万人にスキンケア情報を発信するコスメコンシェルジュエージェンシー(日本化粧品検定1級)のありすです✨
今回は カウブランドのクレンジングオイル・無添加メイク落としオイルの成分解析です。
【はじめての方必読】当サイトの成分解析について
- 成分分解析は各成分の一般的な配合目的を記載したもので、製品の効果効能を保証するものではありません。
- 一部のコスメは、ブログ(可愛くなりたい)にて、レビューを掲載しています。
- リニューアル等により全成分が変更される可能性があります。見つけた場合はお問い合わせフォームから教えて頂けると助かります。
カウランド 無添加メイク落としオイルの成分解析
全成分が13種類で構成されたシンプルな設計です。
クレンジングなのでメイクを落とす成分から見ていきましょう。
メイクを落とす成分
高濃度で配合されているのはこのあたりです。
- エチルヘキサン酸セチル(メイクを浮かせるエステル油)
- パルミチン酸エチルヘキシル(メイクを浮かせるエステル油)
- トリイソステアリン酸PEG-20グリセリル(メイクを洗い流して落とす界面活性剤)
- トリエチルヘキサノイン(メイクを浮かせる油)
エステル油がベースになった、オイルタイプのクレンジングですね。
プチプラオイルクレンジングの主成分として主流の、ミネラルオイルと比べるとメイク落ちは劣るものの、お肌の潤いを奪いすぎないのがメリット。
メイク落ちが劣るといっても、一般的なメイクであればほぼ落ちると思います。
訴求成分をチェック
目立った訴求成分は[セラミドNG]の1種類ぐらいかな。
セラミドは角質層の細胞間脂質の成分で、お肌のうるおいキープや保護に重要な成分。
クレンジングに入れることでどの程度効果があるのかは不明ですが、成分の種類としては好印象です。
まとめ
1000円以下のクレンジングオイルは、ミネラルオイルがベースのものが主流な中、カウブランドのクレンジングオイルはエステル油がベース。
エステル油ベースのクレンジングオイルは1,000円以上の商品がほとんどなので、この価格帯でエステル油ベースというのはかなり希少です。
目立った訴求成分はセラミドぐらいですし、特別な技術や成分が使われているわけでもありません。
とにかく必要最低限のものを入れた、シンプルな構成。
でも「人によって合う・合わないが出にくい」「150mlで1,000円以下のプチプラ価格」というポイントが大きな魅力。
正直、感動的な良さを感じる人は少ないと思いますが、多くの人にとって手軽に使いやすいアイテムだと思います。
全成分と配合目的(予想)
成分名 | 目的 | 評価 |
---|---|---|
エチルヘキサン酸セチル | エステル油(エモリエント) | |
パルミチン酸エチルヘキシル | エステル油(エモリエント) | |
トリイソステアリン酸PEG-20グリセリル | 非イオン界面活性剤(乳化) | |
トリエチルヘキサノイン | エステル油(エモリエント) | |
水 | ベース | |
ヤシ油脂肪酸PEG-7グリセリル | 非イオン界面活性剤(乳化) | |
ラウリン酸PEG-12 | 非イオン界面活性剤(乳化) | |
DPG | ベース(保湿) | △ |
BG | ベース(保湿) | |
セラミドNG | ヒト型セラミド(保湿) | ★ |
イソステアリン酸ポリグリセリル-4 | 非イオン界面活性剤(乳化・エモリエント) | |
イソステアリン酸 | 高級脂肪酸(調整) | |
グリセリン | ベース(保湿) |
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