- 1本でスキンケアが完了するオールインワンタイプ
- ラメラ構造を守ることを重視
- 5つのフリーで低刺激な処方
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【はじめての方必読】当サイトの成分解析について
- 成分分解析は各成分の一般的な配合目的を記載したもので、製品の効果効能を保証するものではありません。
- 一部のコスメは、ブログ(可愛くなりたい)にて、レビューを掲載しています。
- リニューアル等により全成分が変更される可能性があります。見つけた場合はお問い合わせフォームから教えて頂けると助かります。
コンシダーマルスキンライズローションは全成分が52種類と、やや複雑な構成になった美容液です。
成分の数が多いのはいろんな効果が得られそうですが、ひとつひとつの濃度が下がるので、効果が得られにくくなるという懸念はあります💦
とはいえ、コンシダーマルの公式サイトの製品コンセプトを見てみると
説明が細かいので要約すると「美容成分を組み合わせて、肌本来が持つチカラを再現し、肌の状態を整える」ということです。
なので、成分が多いことは、そんなにネガティブにならなくて良いかなと思います。植物成分の種類がやたら入っているよりも、守りのケアとしては良さそう。
全体的な処方としても『肌にないものを与える』よりも『肌にあるものを補う』ケアということですね。
化粧品に配合することで高い効果が得られると言われているセラミドや、原料が高い美容成分EGFなども配合されています。
ベースとなっているのはBGとグリセリンで、低刺激の一般的な保湿剤です。
次に来ているシクロヘキサシロキサン成分を溶かし込むための溶剤。揮発するので肌には残らず、サラッとした仕上がりを作ります。
肌に良く似た性質を持つ
- 皮脂成分・・・スクワラン
- 細胞間脂質・・・セラミド
- NMF・・・アミノ酸類、ミネラル
- 真皮構成成分・・・水溶性コラーゲン、ヒアルロン酸Na
を配合して、お肌の潤いを守ります。
特にセラミドは肌のバリア機能に重要な役割を持ち、化粧品で補うことが大切な成分です。
毒性のある成分は入っている?
微妙な成分としては、刺激の可能性があるステアリルアルコールやポリ-ε-リシンが入っています。乳化に非イオンではなくアニオン界面活性剤を使っているのもマイナスポイントです💦
すべて濃度は低いのであまり影響はないかもしれませんが、人によってはダメかもしれないので注意してください。
ありす
あくまでも個人の意見ですが、全成分をザッと見た感じでは、毒性というほどリスクの高そうな成分は見当たりませんでした。
ニキビ肌との相性は?
コンシダーマルスキンライズローションはニキビ肌との相性をチェックするノンコメドジェニックテストは行われていないコスメです。
成分を見た感じでは、ニキビ肌との相性はそんなに悪くなさそう。
まずベースの成分はニキビ肌との相性はイマイチなグリセリンは入っていますが、BGの方が高濃度なので、それほど悪くなさそう。
油脂もシア脂のみなので、アクネ菌のエサになりそうな成分は少なそうな印象です。
コンシダーマルのテーマであるお肌のバリア機能を整えることはバリア機能の改善にも繋がります。
ニキビに対する殺菌作用や抗炎症作用を持つ成分は入っておらず、ニキビケアに特化した成分ではありませんが、ニキビ肌の人でも使えそうなコスメです。
コンシダーマルスキンライズローションでシミは消える?
化粧品はあくまでも保湿・整肌などのスキンケアに使うもので、シミが消えることはありません。
まとめ
- ラメラ構造と似た構成の成分が入った美容液
- 肌のうるおい・バリア機能に重要なセラミドを配合
全体的な解析結果としては、お肌の構造を考えた上でしっかり構成されていそうな処方。お肌を土台から整えるケアをしたい人にはおすすめです。
全成分と配合目的(予想)
成分名 | 目的 | 評価 |
---|---|---|
水 | ベース | |
BG | ベース(保湿) | |
グリセリン | ベース(保湿) | |
シクロヘキサシロキサン | シリコーン(被膜形成) | |
ベタイン | アミノ酸誘導体(保湿) | |
DPG | ベース(保湿) | △ |
トレハロース | オリゴ糖(保湿) | |
ステアリン酸グリセリル(SE) | 非イオン界面活性剤(乳化) | |
プラセンタエキス | 保湿 | |
サッカロミセス/(黒砂糖/プラセンタエキス)発酵液 | 発酵エキス(保湿) | |
ヒトオリゴペプチド-1 | EGF(整肌) | |
セラミドNG | ヒト型セラミド(保湿) | ★ |
セラミドNP | ヒト型セラミド(保湿) | ★ |
スクワラン | 炭化水素油(エモリエント) | |
加水分解エラスチン | ハリ弾力サポート | |
ヒアルロン酸Na | 保湿 | |
水溶性コラーゲン | 保湿 | |
アルギニン | 天然保湿因子成分(保湿・ph調整) | |
アスパラギン酸 | 天然保湿因子成分(保湿) | |
PCA | 天然保湿因子成分(保湿) | |
グリシン | 天然保湿因子成分(保湿) | |
アラニン | 天然保湿因子成分(保湿) | |
セリン | 天然保湿因子成分(保湿・ph調整) | |
バリン | 天然保湿因子成分(保湿) | |
プロリン | 天然保湿因子成分(保湿) | |
トレオニン | 天然保湿因子成分(保湿) | |
イソロイシン | 天然保湿因子成分(保湿) | |
ヒスチジン | 天然保湿因子成分(保湿) | |
フェニルアラニン | 天然保湿因子成分(保湿) | |
PCA-Na | 天然保湿因子成分(保湿) | |
乳酸Na | 天然保湿因子成分(保湿) | |
クエン酸 | ph調整 | |
クエン酸Na | ph調整・キレート | |
塩化Mg | 保湿 | |
塩化Ca | 保湿 | |
シア脂 | 油脂(エモリエント) | |
ホホバ種子油 | エステル油(エモリエント) | |
トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル | エステル油(エモリエント) | |
ラウロイルグルタミン酸ジ(コレステリル/オクチルドデシル) | 疑似セラミド(保湿) | |
ベヘン酸 | 高級脂肪酸(調整) | |
ラウロイルサルコシンイソプロピル | エステル油(エモリエント) | |
ステアリルアルコール | 高級アルコール(エモリエント) | (旧) |
ベヘネス-30 | 非イオン界面活性剤(乳化) | |
エチルヘキシルグリセリン | 保湿・抗菌 | |
フェノキシエタノール | 防腐剤 | |
(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30)クロスポリマー | 合成ポリマー(増粘・ゲル化) | |
PPG-6デシルテトラデセス-30 | 非イオン界面活性剤(乳化) | |
メタリン酸Na | キレート | |
シクロペンタシロキサン | シリコーン(被膜形成) | |
トコフェロール | 整肌・製品の抗酸化 | |
ステアロイルグルタミン酸2Na | 陰イオン界面活性剤(乳化) | |
ビサボロール | 整肌 | |
ポリ-ε-リシン | 保湿・防腐 | |
マンニトール | 水溶性多価アルコール(保湿) |
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