【全成分&成分解析】モイストフラーレン×レチノールナノクリーム

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Instagram(@alice_kaiseki)で2.1万人にスキンケア情報を発信するコスメコンシェルジュエージェンシー(日本化粧品検定1級)のありすです✨

今回はビューティーモールから2022年3月に発売される新作スキンケア・モイストフラーレン×レチノールナノクリームの成分解析です。

【はじめての方必読】当サイトの成分解析について
  • 成分分解析は各成分の一般的な配合目的を記載したもので、製品の効果効能を保証するものではありません。
  • 一部のコスメは、ブログ(可愛くなりたい)にて、レビューを掲載しています。
  • リニューアル等により全成分が変更される可能性があります。見つけた場合はお問い合わせフォームから教えて頂けると助かります。
ありす

結論からいうと「本気のエイジングケアクリーム」という立ち位置では、かなりおすすめ度の高いアイテム。
レチノールなどの成分は肌質によって合う・合わないは別れやすいけれど、一度試してみる価値はあると思うよ!

目次

モイストフラーレン×レチノールナノクリームの成分解析

まずはベース成分から見ていきましょう。

水に続いて、低刺激&高保湿なベースの保湿成分・グリセリンが入っています。

3番目が油分のスクワラン。人の肌に近い性質を持つ油で、使用感や肌なじみも非常に良い成分です。

ベースが成分については特に変わったところはなく、よくあるクリームって感じ。

でも他の成分の構成がかなり凄いことになっているんです。

レチノール+レチノール誘導体を配合

この製品の最大の特徴は[レチノール]が配合されていること。

[レチノール]はお肌のターンオーバーをサポートしたり、ハリ弾力を与えてくれる成分。

エイジングケア分野では「必須級で取り入れたい」ぐらいおすすめの成分です。

また、このレチノールはフラーレンと共にカプセル化されており、角質層の深くまで浸透してくれます。

公式サイト内ブログより画像引用
ありす

ざっくりいうと、やってる事はコスメデコルテのリポソーム美容液に近い感じかな。

レチノールの濃度はどのぐらい?

具体的な濃度は明かされていませんが、おそらく「高すぎず、低すぎず」な濃度になっていると予想されます。

レチノール製品って濃度が極端に高いものだと、一時的に赤みや皮むけなどが起こる「A反応」が出やすかったり、刺激を感じてしまうこともあるんです。

なので一般的にレチノールが高濃度な製品には

  • 今までにレチノール配合の製品で肌トラブルが起きた方や、肌が敏感で肌トラブルを起こしやすい方はご購入をお控えください。
  • これまでレチノール類を含む商品でトラブルがあった方や、皮ふトラブルを起こしやすい方は、ご購入をお控えください。

といった注意書きが書かれることがほとんど。

しかし、ビューティーモールのレチノールクリームの製品情報にはそういった注意書きは見当たらず。

なので、レチノールの濃度はめちゃくちゃ高いってことはないと思います。

でも、ビューティーモールは「効果重視」で成分をしっかり入れるタイプのブランド。

逆に「レチノールはごく少量」ってこともないんじゃないかな。

なので結論としては「濃度は高すぎず、低すぎない」予想。

人によっては若干A反応が出る可能性もあると思うので、肌の状態を見ながら注意して使ってください。

モイストフラーレンを配合

公式サイト内ブログより画像引用

フラーレンは「ビタミンCの172倍の還元力を持つ」と言われる成分で、これもエイジングケア分野ではかなり注目されています。

そんな[フラーレン]ですが、原料の種類によって性質は少し異なります。

ビューティーモールのレチノールクリームに入っているのはM.F.(モイストフラーレン)という原料。

フラーレン原料の中でも特に高機能で、高い保湿力を持っています。

濃度は不明だけど、フラーレンマーク付きだから、原料ベースで1%以上は配合されています。

ナイアシンアミドを3%配合

この製品は医薬部外品ではありませんが、シワ改善や美白の有効成分としても使われる成分です。

お肌の透明感やハリ弾力をサポートする成分。

他社では10%ぐらいの濃度で配合されている製品もありますが、あまり濃度が高いと人によっては刺激を感じたり、合わないと感じやすくなることも。

3%は「効果」と「使いやすさ」のバランスが非常に良い濃度だと思います。

6種類のセラミドを配合

セラミドは角質層に存在し、お肌の水分保持やバリア機能に重要な成分。

加齢だけでなく、洗顔・クレンジング、外部刺激などでも現象しやすいので、スキンケアで補ってあげることが大切です。

ビューティーモールのレチノールクリームに入っているのは、人の肌にあるセラミドを再現した5種類の[ヒト型セラミド]と、動物由来の[セレブロシド]です。

  • セラミドEOP
  • セラミドNG
  • セラミドNP
  • セラミドAG
  • セレブロシド

セラミド自体はプチプラコスメでも最近はよく見かける成分ですが、原価がお高めなのであまり濃度を入れることはできません。

ビューティーモールは中身にお金をかけ、セラミドにも力を入れているブランドなので、セラミドの濃度もけっこう期待できるんじゃないかなと思います。

4種類のペプチド

  • オリゴペプチド-24
  • アセチルデカペプチド-3
  • パルミトイルトリペプチド-1
  • パルミトイルテトラペプチド-7

ペプチドはたくさんのアミノ酸が連なった物質。

ざっくりいうと「アミノ酸とたんぱく質の中間で、お肌のハリ弾力に重要な成分」です。

これもエイジングケアでは注目度の高い成分。

アミノ酸の集合体なので低刺激で、肌に合う・合わないを問わずに使いやすい成分です。

他にも豪華成分を配合

すべての成分について語ると、本1冊ぐらいかけそうな長さになるので、あとは「保湿系」と「整肌・透明感系」にざっくり分けて紹介しますね。

保湿系

  • 異性化糖
  • プラセンタエキス
  • アセチルヒアルロン酸Na
  • 加水分解コラーゲン
  • コーン油
  • エチルヘキシルグリセリン
  • トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル

整肌・透明感系

  • トコフェリルリン酸Na
  • α-アルブチン
  • ツボクサエキス
  • アラントイン
  • レスベラトロール
  • グルタチオン
  • グリチルリチン酸2K

成分数が多いのでそれぞれの濃度はそこまで高くないかもしれませんが、それでもかなり嬉しいラインナップです。

敏感肌でも使えるの?

レチノール自体が人によっては刺激になりやすい成分なので「敏感肌向け」とは言えないコスメです。

ただし無香料・無着色で作られており、エタノールや強い界面活性剤、強い防腐剤などの余計な刺激になりやすい成分は特に入っていません。

なので肌に優しいとは言えませんが「敏感肌だけど、ちょっと攻めたケアもしてみたいな」って人には、挑戦してみる価値のあるアイテムなんじゃないかな✨

ビタミンCは不使用。他製品との併用は出来る?

ビューティーモールはAPPSなどのビタミンC誘導体を配合した製品が多いのですが、レチノールクリームには、ビタミンC系の成分は入っていません。

これは成分同士の相性の問題で、ビタミンCとレチノールを同製品中に配合するのは難しいんですよね。

ちなみに別アイテムとしてビタミンCとレチノールを併用するのは「ダメ派」と「順番に使えばOK派」の2つの説があります。

ビューティーモールのサイトには特に併用について書かれていないので、問題ないとの判断じゃないかな?

ちなみに併用する場合は「ビタミンC→レチノール」の順番で使うことが推奨されています。

この製品はクリームなので、ビューティーモールのビタミンC入りの化粧水や美容液を先に塗ればOKです。

まとめ

知名度の低いブランドですが、「攻めのスキンケア」としては非常におすすめです。

レチノールが入ってるし、成分数も多いので、人によって合う・合わないは多少分かれるかもしれません。

それでも、肌に合えばすごく良いコスメなので、使ってみる価値あり。

特に40代以降の年齢肌の人には、「レチノールを使うメリット」は非常に大きいです。

逆に若い世代だと、年齢肌よりはレチノールを使うメリットは小さいかも。

1アイテムだけ投資するのなら、ビューティーモールの中ではビタミンC入りの化粧水や美容液の方が良いかもしれません。

あとデメリットを挙げるなら、容量が30gと少なめな所かな。

濃密なクリームだから少量でも足りるんだけど、物理的にたっぷり塗りたいって人には物足りないかもしれません。

たっぷりクリームを塗りたい人は、あとから他のクリームを重ねると良いかもです。

レビュー記事はこちら

全成分と配合目的(予想)

成分名目的評価
ベース
グリセリンベース(保湿)
スクワラン炭化水素油(エモリエント)
BGベース(保湿)
エチルヘキサン酸セチルエステル油(エモリエント)
ナイアシンアミド整肌・透明感&ハリ弾力サポート
PEG-40水添ヒマシ油非イオン界面活性剤(乳化)
フラーレン整肌・製品の抗酸化
レチノールビタミンA(整肌、ターンオーバーのサポート)★!
パルミチン酸レチノールレチノール誘導体(整肌、ターンオーバーのサポート)
トコフェリルリン酸Na油溶性ビタミンE誘導体(整肌・製品の抗酸化)
セラミドEOPヒト型セラミド(保湿)
セラミドNGヒト型セラミド(保湿)
セラミドNPヒト型セラミド(保湿)
セラミドAGヒト型セラミド(保湿)
セラミドAPヒト型セラミド(保湿)
異性化糖保湿
オリゴペプチド-24ハリ弾力サポート
アセチルデカペプチド-3ハリ弾力サポート
パルミトイルトリペプチド-1ハリ弾力サポート
パルミトイルテトラペプチド-7ハリ弾力サポート
グリシン天然保湿因子成分(保湿)
アルギニン天然保湿因子成分(保湿・ph調整)
ヒスチジンHCl天然保湿因子成分(保湿)
リシンHCl天然保湿因子成分(保湿)
フェニルアラニン天然保湿因子成分(保湿)
アラニン天然保湿因子成分(保湿)
ロイシン天然保湿因子成分(保湿)
イソロイシン天然保湿因子成分(保湿)
グルタミン酸天然保湿因子成分(保湿)
アスパラギン酸Na天然保湿因子成分(保湿)
トレオニン天然保湿因子成分(保湿)
セリン天然保湿因子成分(保湿・ph調整)
チロシン天然保湿因子成分(保湿)
プロリン天然保湿因子成分(保湿)
バリン天然保湿因子成分(保湿)
タウリン天然保湿因子成分(保湿)
α-アルブチン整肌
フィトステロールズ植物由来成分(保湿・乳化安定)
水添レシチン両性界面活性剤(乳化)
プラセンタエキス保湿
ツボクサエキス植物エキス(整肌)
アラントイン整肌
レスベラトロール整肌・製品の抗酸化
グルタチオン整肌
アセチルヒアルロン酸Na保湿
加水分解コラーゲン保湿
イノシン酸2Na天然保湿因子成分(保湿)
セレブロシド動物セラミド(保湿)
グルコシルルチン酸化防止
(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー合成ポリマー(増粘・ゲル化)
グリチルリチン酸2K整肌
コーン油油脂(エモリエント)
エチルヘキシルグリセリン保湿・抗菌
トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル合成油脂(エモリエント)
水酸化Naph調整
(アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー合成ポリマー(乳化安定)
ポリソルベート20非イオン界面活性剤(乳化)
グアニル酸2Na天然保湿因子成分(保湿)
ポリソルベート60非イオン界面活性剤(乳化)
ポリアクリル酸Na増粘
イソステアリン酸ソルビタン非イオン界面活性剤(乳化)
ペンチレングリコールベース(保湿・抗菌)
カルボマー合成ポリマー(増粘・乳化安定)
乳酸Na天然保湿因子成分(保湿)
フェノキシエタノール防腐剤

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この記事を書いた人

ありすのアバター ありす コスメコンシェルジュエージェンシー

美容、メイク、おしゃれ等にはまっている20代の3児のママ。
コスメレビュー、コスメ成分解析、コスメサブスク、ファッションレンタルなどの情報を発信しています。

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