こんにちは。コスメコンシェルジュエージェンシー(日本化粧品検定1級)のありす(@alice_kaiseki)です✨
オルビスのエイジングケアライン・オルビスユーの洗顔料『オルビスユーウォッシュ』を成分解析してみました。
しっかり洗えるタイプで、クセが少なく誰でも使いやすそうな洗顔顔料だよ✨
【はじめての方必読】当サイトの成分解析について
- 成分分解析は各成分の一般的な配合目的を記載したもので、製品の効果効能を保証するものではありません。
- 一部のコスメは、ブログ(可愛くなりたい)にて、レビューを掲載しています。
- リニューアル等により全成分が変更される可能性があります。見つけた場合はお問い合わせフォームから教えて頂けると助かります。
オルビスユーウォッシュの成分解析
洗浄成分
保湿成分の「グリセリン」をベースにすることで、洗いながら潤いをキープする洗顔料です。
洗浄成分は『ミリスチン酸、パルミチン酸、ラウリン酸、水酸化K、ステアリン酸』。一般的な石けんベースのタイプですね。しっかりと洗浄力があるので、石けんで落ちるタイプのメイクは問題なく落とせそうです。
石けん以外では、非イオン界面活性剤のデシルグルコシドを入れることで、洗浄による刺激を緩和してくれる可能性があります。
また、グリセリンをベースに入れることで、石けんだけのアイテムよりも、乾燥しにくくなっていますね。
『モロッコ溶岩クレイ』が入っているので、毛穴の汚れや皮脂などを吸着する効果も、ただの石けんベースの洗顔料よりはあるかな。
ただ、記載位置的に1%以下の濃度だし、クレイの効果はごく僅かかな~と思います。
保湿成分
『ヤグルマギク花エキス、モモ葉エキス、アマモエキス』の3つはオルビスの独自成分『キーポリンブースター』のことを指します。
キーポリンブースターは肌の角質層のすみずみまで行き渡り、うるおいとハリ感を与える成分。試験結果などは見当たりませんでしたが、オルビスは研究に力を入れているブランドなので、信用できる成分だと思います。
あとはグリセリンに近い働きをするマルチトールも保湿成分として入っています。BGとDPGも全成分に書かれていますが、1%以下なので原料に混ざってる程度で影響はなさそうです。
その他の成分
個人的にちょっと気になったのは陽イオン界面活性剤が2つ入ってるという点。
ポリクオタニウム-7とポリクオタニウム-39で、泡質の向上や洗い上がりのお肌のすべすべ手触りを作るために配合されます。
製品の使用感は良くなるんですが、コンディショニング系の成分なので、人によっては若干の刺激になったり、ヌメヌメが気になったりする可能性はあります。
まぁ市販の洗顔料には良く入っている成分だし極めて危険というわけではありませんが、敏感肌向けかと言われると、頷けない成分です。
そもそも石けん+クレイで洗浄高めの洗顔料なので、お肌が弱い人や、超乾燥肌の人には不向きかと思います。
成分解析のまとめ
- 洗浄力はそこそこありそう
- オルビス独自の保湿成分・キーポリンブースターを配合
基本的に「しっかり洗いたい人」向け。
乾燥肌や敏感肌の人が毎日使うには、洗浄力強めかも。
普通肌・脂性肌の人向けだったり、しっかり落としたい日向けかな。
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全成分と配合目的
成分名 | 目的 | 評価 |
---|---|---|
水 | ベース | |
グリセリン | ベース(保湿) | |
ミリスチン酸 | 高級脂肪酸(石けん合成) | |
パルミチン酸 | 高級脂肪酸(石けん合成) | |
ラウリン酸 | 高級脂肪酸(石けん合成) | |
水酸化K | ph調整 | |
ステアリン酸 | 高級脂肪酸(調整or石けん合成) | |
マルチトール | 糖アルコール(保湿) | |
デシルグルコシド | 非イオン界面活性剤(洗浄) | |
モロッコ溶岩クレイ | クレイ(汚れ吸着) | |
ヤグルマギク花エキス | 植物エキス(整肌) | |
モモ葉エキス | 植物エキス(整肌) | |
アマモエキス | 海藻エキス(保湿・整肌) | |
ポリクオタニウム-7 | カチオン性ポリマー(コンディショニング) | △ |
ポリクオタニウム-39 | 両性ポリマー(泡質向上・コンディショニング) | △ |
BG | ベース(保湿) | |
DPG | ベース(保湿) | △ |
セルロースガム | 増粘、調整 |
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