冬はどのぐらい塗ればいい???
Instagram(@alice_kaiseki)で2.1万人にスキンケア情報を発信するコスメコンシェルジュエージェンシー(日本化粧品検定1級)のありすです✨
今回のテーマは秋冬の日焼け止めについて。
夏に比べるとさぼりがちになりますよね💦
この記事では、秋冬の日焼け止めの塗り方・選び方について解説していきます。
日焼け止めは毎日必須
紫外線は1年中降り注ぎます。
画像引用:気象庁・日最大UVインデックス(解析値)の年間推移グラフ
ピークの6~8月に比べると、10~2月頃の紫外線量は少ないですが、ゼロになることはありません。
日焼け止めを塗らずにいると、じわじわと肌にダメージを与え続けるので、秋冬も日焼け止めは毎日必須です。
塗り直しは必要?
夏に比べると、汗や皮脂による崩れは減るので、塗り直しの頻度は落としてもOK。
ただし冬でも汗や皮脂はゼロにならないし、擦れによる崩れもあります。
室内メインであれば、お顔はメイク直し時にUVカット効果のあるパウダーを軽く乗せるぐらいでもOK。
体は出ている部分だけ1~2回塗り直せばOKです。
スポーツやレジャー時は、もう少しこまめに塗り直しましょう。
秋冬の日焼け止め選びの目安
夏から秋冬にかけて、日焼け止めを切り替えるときに重視するポイントはこの3つ。
- 紫外線カット性能
- 耐久性・皮脂吸着力
- 保湿力・乾燥しにくさ
紫外線カット性能
「SPF~PA~」と表される数値ですね。
日本で表記できる最高値は「SPF50+ PA++++」で、夏は最高値のものがおすすめです。
秋冬は紫外線量が減るので、無理して最高値を選ばなくてもOK
屋内メインであれば、SPF20~30あれば十分です。
SPF・PAが高い日焼け止めはダメ?
無理して低いものに切り替える必要はありません。
そもそも
SPF・PAが高い=紫外線カット成分の配合量が多い
ということになります。
設計にもよるので単純に量だけですべて変わるわけではないですが、メインは量です。
紫外線散乱剤が多いデメリット→使用感が悪い(白浮きやきしみが起きやすい)
紫外線吸収剤が多いデメリット→吸収剤が合わない人は肌の負担になりやすい
「紫外線吸収剤が多いと化学反応が肌の負担になる」という話もありますが、多くの紫外線を浴びなければ化学反応は小さいので、大きな負担にはなりません。
単純に紫外線吸収剤と肌との相性の問題ですね。
これらを踏まえて、使用感や肌との相性が大丈夫ならSPF・PAの数値を無理に落とす必要はありません。
耐久性・皮脂吸着力
夏は汗や皮脂による崩れが多いので、皮脂吸着力や密着力が高いものがおすすめです。
しかし冬に同じものを使うと、皮脂を奪って乾燥したり、落としにくさが乾燥の原因になるかも。
夏に崩れにくい日焼け止めを使っていた人は、秋冬にかけて見直した方が良い可能性が高いです。
保湿力・乾燥しにくさ
実は秋冬に向けた日焼け止めの切り替えでいちばん重要なポイントです。
特に注意したいのは、夏に快適に使えるさっぱりタイプの日焼け止め。
エタノールが多く配合された製品は、冬の肌の乾燥の原因になりがちです。
理想は持続力がある保湿成分がしっかり入ったもの。
乾燥すると皮膚ごと日焼け止めが剥がれたり隙間ができ、紫外線カット効果が落ちやすいので、日焼けを防ぐためにも保湿は重要です。
秋冬におすすめの日焼け止めまとめ
最後に、秋冬におすすめの、保湿力を重視した日焼け止めをまとめてみました。
フーミー モイストUVクリーム
イガリシノブさんがプロデュースする、フーミーの日焼け止めです。
SPF25 PA++と紫外線カット性能は低めですが、冬の日常使いならOK。
紫外線吸収剤フリー・エタノールフリーで、敏感肌の人でも使いやすい構成になっています。
ヒト型セラミドやヒアルロン酸などの保湿成分が入っています。
オルビス リンクルブライトUVプロテクター
オルビスの日焼け止めです。
紫外線カットはSPF50+・PA++++の国内最高値。
有効成分にナイアシンアミドを配合した美白&シワ改善の医薬部外品です。
独自の複合保湿成分や、水分の蒸散を抑制するプロテクト膜を造る処方技術を搭載。
プチプラ以上・デパコス未満の価格帯で、とにかく高機能な日焼け止めです。
※美白とは、メラニンの生成を抑え、シミやそばかすを防ぐこと
カネボウ ヴェイル オブ デイ
カネボウの日焼け止めです。
紫外線カット効果はSPF50・PA+++。
独自の技術で作った水膜ヴェイルで、日中も継続的に潤いを与え続けます。
紫外線吸収剤の量が多いのと、皮脂や汗には非常に弱いので注意してください。
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