【全成分＆成分解析】アスレティア スキンプロテクションUVジェル50

Instagram（@alice_kaiseki）で2.1万人にスキンケア情報を発信するコスメコンシェルジュエージェンシー（日本化粧品検定1級）のありすです✨

今回はアスレティア スキンプロテクションUVジェル50の成分解析です。

アスレティア スキンプロテクションUVジェル50の成分解析

全成分を見ると、3番目にエタノールが記載されています。

塗った感じ、強いエタノール感ではありませんでしたが、エタノールで肌荒れや乾燥を起こしやすい人には不向きかもしれません。

紫外線カット性能をチェック

SPF50+ PA++++なので表記上の効果は国内最高値。

長時間の外出・炎天下のレジャーでも使える数値です。

紫外線カット成分は「紫外線吸収剤」と「紫外線散乱剤」をバランス良く組み合わせています。

吸収剤が入ってるし、エタノール濃度から考えても、敏感肌適正は低めですね。

あとは「水にぬれても落ちにくく、こすれや摩擦に強い、ウォーターレジスタント＆フリクションプルーフのマルチプロテクション設計」とありますが、キー成分はおそらく［トリエトキシカプリリルシラン］。

耐油性と耐水性のある粉体を作る表面処理剤で、これを配合することで落ちにくい処方を作っています。

良い成分っちゃ良い成分なんですが、2,000円以下のプチプラ日焼け止めにも普通に入っているものですね。

美容液成分は控えめ・・・？

美容液成分を見た感じ、保湿成分と植物エキスがいくつか入っている程度で「これ嬉しい！！」って要素は特に見当たりませんでした。

まとめ

成分を見る限りでは、4,000円超えの価値はあまり感じられないアイテムです。

ただし実際使ってみた使用感と香りはかなり優秀でした。

詳しくはレビューの記事に書いているのですが、「気持ちよく使える日焼け止め」に課金したいのなら、価値のある日焼け止めだと思います。

レビュー記事はこちら

全成分と配合目的（予想）

成分名	目的	評価
水	ベース
酸化亜鉛	顔料（着色or紫外線散乱剤）
エタノール	ベース	△
メトキシケイヒ酸エチルヘキシル	紫外線吸収剤	△
DPG	ベース（保湿）	△
グリセリン	ベース（保湿）
イソノナン酸イソノニル	エモリエント
トリエチルヘキサノイン	エステル油（エモリエント）
BG	ベース（保湿）
ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン	紫外線吸収剤	△
ジメチコン	シリコーン（被膜形成）
エチルヘキシルトリアゾン	紫外線吸収剤
（アクリル酸Na／アクリロイルジメチルタウリンNa）コポリマー	合成ポリマー（乳化安定）
イソヘキサデカン	炭化水素（エモリエント）
トリエトキシカプリリルシラン	シリコーンエーテル（コーティング）
ポリソルベート80	非イオン界面活性剤（乳化）
香料	香料	△
キサンタンガム	多糖類（増粘）
オレイン酸ソルビタン	非イオン界面活性剤（乳化）
EDTA-2Na	キレート
BHT	製品の酸化防止	（旧）
チャ葉エキス	植物エキス（整肌）
PEG-12	保湿
カンゾウ根エキス	植物エキス（整肌）
アシタ葉／茎エキス	植物エキス（保湿・整肌）