Instagram(@alice_kaiseki)で2.1万人にスキンケア情報を発信するコスメコンシェルジュエージェンシー(日本化粧品検定1級)のありすです✨
今回は1,000円以下で買えるプチプラ乳液・ももぷり潤い乳液を解析していきます。
【はじめての方必読】当サイトの成分解析について
- 成分分解析は各成分の一般的な配合目的を記載したもので、製品の効果効能を保証するものではありません。
- 一部のコスメは、ブログ(可愛くなりたい)にて、レビューを掲載しています。
- リニューアル等により全成分が変更される可能性があります。見つけた場合はお問い合わせフォームから教えて頂けると助かります。
ももぷり 潤い乳液の成分解析
まずベースの保湿成分がグリセリンですが、3番目にエタノール(アルコール)が書かれています。
さっぱりした使用感は魅力的ですが、濃度が高いのでエタノールが苦手な人はまず無理だと思います。
油分をチェック
水分の蒸発を防ぐための油分はミネラルオイルがメイン。
ミネラルオイルはベビーオイルの主成分にもなっているオイルで、低刺激で使いやすいオイルです。
成分を見る限り、あとは濃度は低そう。
濃度はあまり期待できませんが、シア脂(油脂)はとろけるような使用感と、お肌を柔らかくする効果に優れた油分です。
ヒト型セラミドを3種配合
この乳液の最大のメリットは「3種類のヒト型セラミド」を配合していること。
※セラミドAP、セラミドNG、セラミドNP
セラミドはお肌の潤いやバリア機能に非常に重要な成分。
個人的にはスキンケアのどこかで必ず取り入れたいし、セラミドNGを含む複数のヒト型セラミドが入っているのが理想的だと思っているので、この乳液はなかなか良い感じです。
他の訴求成分をチェック
- テトラヘキシルデカン酸アスコルビル(油溶性ビタミンC誘導体)
- トコフェロール(ビタミンE)
- ヒアルロン酸Na
- ベルガモット果実エキス
- モモ果汁
- モモ葉エキス
- 乳酸桿菌
などが入っていますね。
モモ果汁と乳酸桿菌は、ももぷりシリーズのコンセプト成分で、お肌を整えて保湿してくれます。
じっくり角質層に浸透する油溶性ビタミンC誘導体も入っていますね。
化粧水に入っている、モモセラミド(植物性セラミド)は乳液には入っていない様子です。
まとめ
1,000円以下のプチプラ価格で、ヒト型セラミド3種配合はかなり魅力的。
訴求成分のラインナップも悪くありません。
ただ、エタノールが3番目に入っているのは惜しい部分。
エタノールが平気な方なら使ってみるのはアリだと思います。
全成分と配合目的(予想)
成分名 | 目的 | 評価 |
---|---|---|
水 | ベース | |
グリセリン | ベース(保湿) | |
エタノール | ベース | △ |
ミネラルオイル | 炭化水素油(エモリエント) | |
BG | ベース(保湿) | |
アルギニン | 天然保湿因子成分(保湿・ph調整) | |
シア脂 | 油脂(エモリエント) | |
セラミドAP | ヒト型セラミド(保湿) | ★ |
セラミドNG | ヒト型セラミド(保湿) | ★ |
セラミドNP | ヒト型セラミド(保湿) | ★ |
テトラヘキシルデカン酸アスコルビル | 油溶性ビタミンC誘導体(整肌・製品の抗酸化) | ★ |
トコフェロール | ビタミンE(整肌・製品の抗酸化) | |
ヒアルロン酸Na | 保湿 | |
ベルガモット果実エキス | 植物エキス(保湿) | |
モモ果汁 | 植物エキス(保湿) | |
モモ葉エキス | 植物エキス(整肌) | |
乳酸桿菌 | 整肌 | |
(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー | 合成ポリマー(増粘・ゲル化) | |
PEG-150 | 増粘 | |
PEG-20 | 増粘 | |
ステアリン酸 | 高級脂肪酸(調整or石けん合成) | |
ステアリン酸グリセリル | 非イオン界面活性剤(乳化) | |
ステアロイルグルタミン酸Na | アミノ酸系アニオン界面活性剤(乳化) | |
ダイマージリノール酸ダイマージリノレイル | エステル油(エモリエント) | |
ポリソルベート60 | 非イオン界面活性剤(乳化) | |
マルトデキストリン | 多糖類(保湿・増粘) | |
EDTA-2Na | キレート | |
セタノール | 高級アルコール(調整) | (旧) |
フェノキシエタノール | 防腐剤 | |
香料 | 香料 | △ |
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