【成分解析】シスレー エコロジカル コムパウンド

シスレーの名品乳液・エコロジカルコムパウンドを成分解析してみました。

RAXYに入っていたコスメです。

成分数は少ないのですが、原産国がフランスで、日本のコスメにはあまりない設計です。

一応成分解析は書きますが、あまり精度は高くない思って読んでください。

全成分

水、ミネラルオイル、BG、TEA、パルミチン酸、ステアリン酸、ツボクサエキス、スギナエキス、ホップエキス、オタネニンジン根エキス、ローズマリー葉エキス、グリセリン、ステアリン酸グリセリル、ステアリルアルコール、カルボマー、香料、フェノキシエタノール、安息香酸、ソルビン酸K、安息香酸Na

シスレーエコロジカルコムパウンドの全成分

主な成分はミネラルオイル+BG

ミネラルオイルは油(鉱物油)です。お肌の水分蒸発を防いだり、膜を作って守ります。

鉱物油と聞くと悪いイメージがありますが、今の鉱物油はしっかり精製されているので安全。

ミネラルオイルはベビーオイルの主成分にもなっています。

次はBG。さっぱり系で低刺激な保湿成分です。

TEAの役割は何?

その次はTEA(トリエタノールアミン)です。

TEAは弱アルカリの性質を持ち、配合目的は主に2つあります。

  • 高級脂肪酸や油脂と合わさって、陰イオン界面活性剤になる
  • 中和反応を起こして、テクスチャを調整したり乳化を安定させる

私の知識ではどちらに使われているか言い切ることは出来ませんが、次に「パルミチン酸」「ステアリン酸」が来ているので、陰イオン界面活性剤を作って乳化したり、成分を浸透させたりしてるのかな?

その場合は、陰イオン界面活性剤なので、刺激は少しあるかもしれません。

洗浄目的ならまだしも、肌に塗り置くものに入っているのには印象が悪いかな。

引き締め系の植物エキスが多め

ツボクサエキス以下はしばらく植物エキスが続きます。ベース以外の美容成分は植物エキスだよりな設計です。

ざっくり特性を書いてみるとこんな感じ。

  • ツボクサエキス:抗酸化、ふっくらした肌へ
  • スギナエキス:保湿、ハリ、引き締め
  • ホップエキス:抗菌、整肌、引き締め
  • オタネニンジン根エキス:透明感、血行促進
  • ローズマリー葉エキス:抗菌、整肌

単なる保湿系ではなく、抗菌や引き締め(収れん)作用のある植物エキスが入っています。

エキスなのでどの程度効果があるのかわかりませんが、仮にこれらの植物の効果が強く出たとしたら「お肌が整って、きゅっと引き締まって、ハリが出る」コスメになると思います。

プチプラ製品の植物エキスはイメージ作りのためにちょっと入れられる程度ですが、シスレーは植物の力を徹底的に研究したブランドなので、けっこう期待できるかも。

ただし、作用が強い=刺激になりやすいというデメリットがあります。

特に抗菌や収れん作用の強い植物エキスは、人によってはかなり刺激になりやすいもの。

安くはないコスメなので、コスメで刺激を感じたことのある方は注意したほうが良さそうです。

あとは調整系

植物エキス以下は調整系の成分です。

高濃度だと刺激が強く、日本のコスメでは避けられがちな防腐剤なども入っています。

化粧品に微量配合する程度では特に悪影響はないと思いますが、苦手な方やお肌が特に弱い方は注意です。

香料も入っており、香りが強いので量がそこそこ多そうです。

成分解析のまとめ

  • 低刺激なミネラルオイルベースの乳液
  • 美容成分は植物エキスが中心
  • 植物エキスの効果が強く出たとしたらお肌が整って、きゅっと引き締まって、ハリが出そう
  • その分刺激のリスクもあり
  • 日本のコスメでは避けられがちな防腐剤や香料などが入っている
シスレー
※並行輸入は微妙に成分が異なる可能性があります。確実に国内品を狙うなら@コスメショッピングがおすすめです。

レビュー記事はこちら

ベースほぼすべての化粧品に成分を溶かし込むために配合されています。
水自体に特別な効果はありませんが、刺激やアレルギーなどのリスクもありません。
ミネラルオイルエモリエント化粧品でよく使われる油分です。
肌への浸透性がほとんどなく、表面に膜をつくって、水分の蒸発を防いだり、外部刺激から守ります。
液体の場合はミネラルオイル、固体の場合はワセリンと呼ばれます。
固体のワセリンは皮膚科で処方される塗り薬にも使用され、液体のミネラルオイルはベビーオイルなどにも配合されます。
「鉱物油不使用」のコスメは、ミネラルオイルやワセリンが入っていないという意味です。
昔のワセリンは精製度が低く、肌への刺激が指摘されて鉱物油として避けられていました。
最近は99.9%以上の精製度で統合され、低刺激で安全性の高い成分です。
安価なクレンジングオイルでは主成分として配合されがちですが、脱脂力が強いので乾燥を招きます。
BGベース(保湿)化粧品のベースとしてよく使われる保湿成分です。
低刺激で、グリセリンに比べて保湿力は劣りますがさっぱりした使用感です。
1%以下(成分表示の後方に表示)の場合は、成分を溶かし込むためなどの目的で配合されており、影響はほぼありません。
TEAph調整pH調整剤(アルカリ性)です。
安価な化粧品にもよく使われるアルカリ成分で、カルボマーなどと中和反応して化粧品を増粘させたり、合成界面活性剤の原料となります。
強く危険な成分ではありませんが、人によっては刺激を感じたり、肌荒れやアレルギーを起こす可能性があるので注意しましょう。
市販コスメの多くに入っているので、完全に避けるのは難しいと思います。
パルミチン酸洗浄or調整高級脂肪酸の一種で、水酸化Naや水酸化Kと混ぜることで石けん(陰イオン界面活性剤)になります。
石けんに使われる高級脂肪酸の中では気泡力が弱め。
乳化の補助のために配合されることもあります。
ステアリン酸洗浄or調整高級脂肪酸の一種で、水酸化Naや水酸化Kと混ぜることで石けん(陰イオン界面活性剤)になります。
石けんに使われる高級脂肪酸の中では気泡力が弱め。刺激が少し強めです。
テクスチャ調整や乳化の補助のために配合されることもあります。
ツボクサエキス抗酸化セリ科のツボクサから採れる植物成分です。
抗酸化、保湿、血行促進、ターンオーバー促進、コラーゲン生成促進などの作用があると言われています。
肌や唇に塗るとふっくらした作用が得られるとの報告も。
スギナエキス植物エキストクサ科のスギナから採れる植物エキスです。
お肌を保湿したり、ハリを整える、収れん作用があると言われています。
ホップエキス植物エキスクワ科のホップから採れる植物エキスです。
抗菌、鎮静、収れん作用を持ち、お肌を整える目的で配合されます。
抜け毛の原因となるホルモンを抑えるデータが出ており、ヘアケア製品でも人気の成分です。
オタネニンジン根エキス保湿朝鮮人参の根から抽出されるエキスで、保湿以外にも美白、血行促進などの効果があると言われています。
ローズマリー葉エキス抗菌、消炎植物由来の成分で抗菌・殺菌効果が高く、肌の炎症を防いだり、製品の防腐効果も持っています。
血行促進作用や抗酸化作用もあり、エイジングケア化粧品等に多く配合されます。
育毛効果や頭皮の状態を改善する効果もあります。
ベビー用品にも使用されており、皮膚刺激はほとんどありませんが、まれにアレルギー症状が出る人がいます。
グリセリンベース(保湿)化粧品のベースとしてよく使われる保湿成分です。
ベース成分の中でも特に低刺激で保湿力が高いのが特徴。
高濃度で配合されているものは、ニキビ肌との相性は悪いです。
ステアリン酸グリセリル乳化非イオン(ノニオン)界面活性剤・乳化剤です。グリセリンエステル系で、非常に多くの化粧品に使われています。
界面活性剤ですが刺激はほぼありません。
乳化・分散作用が高く、酸化されにくい構造を持ちます。
ステアリルアルコールエモリエント肌に皮膜を作って、水分の蒸発を防いだり、外部刺激から肌を守ります。
肌なじみがよく、さらっとした質感なので、商品のテクスチャを良くする役割もあります。
旧表示指定成分のひとつでわずかな眼睛刺激・皮膚刺激はあります。
濃度が低いものは特に避けるほどではありませんが、肌に塗り置くものに高濃度で配合している場合は注意です。
カルボマー増粘・乳化安定よく使われる合成ポリマーで、製品にとろみをつける・ジェル化させる目的で配合されています。
じ名前でも増粘効果が異なるものが多数存在します。
アルカリ性の成分と反応するので、水酸化Kや水酸化Naと共に配合されます。
製品の乳化や油分・粉を分散させる役割もあります。
天然ガム類(多糖類)よりも増粘効果・均一性・温度変化に対する安定性が優れているのが特徴。
肌に乗せると塩分や脂肪酸の影響で水のようにさらっとした性質に変化します。
皮膜を作って水分の蒸発を防いだり、肌をバリアする機能も。
合成ポリマーと聞くとあまり印象は良くないですが、肌への負担や刺激はなく、安全な成分です。
香料香料製品に良い香りをつけたり、原料臭をごまかすために配合されます。
香料といっても種類はたくさんあり、種類によっては刺激性・アレルギー性が気になります。
特に美容効果があるわけではないので、香りを楽しむ目的がなければ避けたい成分です。
フェノキシエタノール防腐剤防腐剤です。エタノール(アルコール)とは異なる成分です。
抗菌作用が高く、製品中での微生物の繁殖を防ぎます。
高濃度では刺激になる可能性もありますが、化粧品では1%以下でしか配合できず、刺激はほぼありません。
安息香酸防腐製品の品質を維持するための防腐剤です。
高濃度では強い毒性があります。
化粧品の防腐剤では濃度が低いので、特に避けるほどではありません。
ソルビン酸K防腐剤細菌、酵母、カビなどに効果を発揮する防腐剤です。
phが酸性になるほど強い抗菌力を発揮します。
安息香酸Na防腐細菌やカビなどに対して殺菌作用を持ちます。
食品の防腐剤としても使用できる成分ですが、高濃度では強い毒性があります。
化粧品の防腐剤では濃度が低いので、特に避けるほどではありません。
シスレー エコロジカル コムパウンドの特徴
  • すべての肌タイプに使えるシスレーのロングセラー美容乳液
  • 外界の刺激から肌を守り、弾力繊維をサポートする各種の植物エキスとエッセンシャルオイルのコンビネーションが、 抵抗力のある健康な肌ヘと向かいます
  • 乾燥や大気中のホコリなどの外的ストレスから肌を守りながら、整え、後につけるスキンケア製品もよくなじみます

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