【全成分&成分解析】ヤクルト パラビオACミルク

  • URLをコピーしました!

[このサイトはプロモーションを含みます]

全成分

有効成分:酢酸トコフェロール、グリチルレチン酸ステアリル

その他の成分:精製水、ホエイ-2、濃グリセリン、スクワラン、BG、N-ラウロイル-L-グルタミン酸ジ(フィトステリル・ベヘニル・2-オクチルドデシル)、トリエチルヘキサン酸グリセリル、エチルヘキサン酸セチル、1,2-ペンタンジオール、N-ラウロイル-L-グルタミン酸ジ(フィトステリル・2-オクチルドデシル)、ラウリン酸ポリグリセリル、ヒアルロン酸Na-2、グリコール酸、ビタミンE、クインスシードエキス、水溶性ツボクサエキス、ゲットウ葉エキス、メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・メタクリル酸ブチル共重合体液、セラミド2、γ-グルタミン酸ポリペプチド、ステアリン酸PEG、ベヘニルアルコール、ジメチコン、親油型ステアリン酸グリセリル、アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体、キサンタンガム、コレステロール、バチルアルコール、PVP、エタノール、ショ糖脂肪酸エステル、ミリスチン酸デカグリセリル、水酸化Na、EDTA-2Na、メチルパラベン、ブチルパラベン、フェノキシエタノール、香料

この商品の特徴

  • ヤクルトの研究技術を集結した、最高峰エイジングケアシリーズ
  • 肌のうるおいを逃さず、守り、つややかな肌にととのえる乳液。
  • オリジナル保湿成分「ラメラ粒子」を配合
  • ヤクルトの乳酸菌由来保湿成分「乳酸菌はっ酵エキス(ミルク)」配合
目次

成分解析

ヤクルト パラビオACミルクを成分解析してきます。

医薬部外品なので、まずは有効成分をメインに説明していきます。

有効成分は「肌荒れケア」系

有効成分は「酢酸トコフェロール」と「グリチルレチン酸ステアリル」の2種類。

酢酸トコフェロールは油溶性のビタミンE誘導体。お肌の酸化を予防したり、血行を良くする成分で、医薬部外品の肌荒れ防止成分として配合される成分です。

グリチルレチン酸ステアリルは、スキンケア製品でよく使われる抗炎症成分のグリチルリチン酸2Kとよく似た成分ですが、こちらのほうが作用は強めです。

有効成分だけ見た段階では、エイジングケアというよりは『肌荒れケア』を目的とした乳液という印象。

有効成分としてしっかり入っているので、ちょっとした肌荒れやお肌のゆらぎにならわりとすぐに効果を感じるんじゃないでしょうか。

デメリットとしては、抗炎症成分の入ったコスメばかりを使いまくっていると、お肌そのものの機能が弱まってしまうことも。

これ1本を使うぐらいならそれほど問題はないですが、他のコスメも抗炎症系を使う場合は注意しましょう。

ヤクルトのパラビオシリーズのライン使いも、全てに抗炎症成分が入っているので、多少のリスクがあるんじゃないかと思います。

ヤクルトの乳酸菌=ホエイ-2

ヤクルトの化粧品の売りは「ヤクルト独自の乳酸菌の保湿成分が入っている」こと。

全成分ではホエイ-2と書かれており、「乳酸菌はっ酵エキス(ミルク)」「S.E.(シロタエッセンス)」と呼ばれることもある成分です。

ミルクを乳酸菌で発酵させて作られたもので、保湿成分として配合されます。

アミノ酸と乳酸を含むお肌の『天然保湿因子』とよく似た構造をしているので、肌なじみがよく、お肌のうるおい補給に良い成分。

その他の成分の順番や、ヤクルトの他の化粧品の全成分表示などからの推理ですが、濃度はそこそこ入っていると思います。

実験のデータなどは見つかりませんでしたが、ヤクルトが自社のメインの美容成分として力を入れて開発したものなので、それなりに効果は発揮される成分だと思います。

ただし発酵系の成分なので、人によっては刺激に感じる可能性もそこそこあるので注意してください。

ラメラ粒子は特定の成分ではない

パラビオシリーズの商品説明には「ラメラ粒子」という単語もよく見かけます。

ラメラ粒子は特定の成分のことを指すのではなく、水に溶けやすい成分と油に溶けやすい成分が重なる構造のことを指します。

お肌へ浸透しやすく、なじみやすいというメリットを持っています。

その他の美容成分

有効成分とホエイ-2以外の美容成分はこんな感じ。

  • 濃グリセリン・・・一般的な低刺激の保湿成分。こってり重めで高保湿。
  • スクワラン・・・人間の皮脂に5%含まれる油分。安定性が高く、肌の柔軟作用も持つ、バランスの良い保湿成分。
  • BG・・・一般的な低刺激の保湿成分。さっぱりめのテクスチャ。
  • N-ラウロイル-L-グルタミン酸ジ・・・疑似セラミド。肌のバリア機能をサポート。
  • トリエチルヘキサン酸グリセリル、エチルヘキサン酸セチル・・・エステル油。水分の蒸発を防いでお肌にうるおいを閉じ込める。
  • 1,2-ペンタンジオール・・・一般的な保湿成分。さっぱり系で抗菌作用も持つが、高濃度だと刺激になることも。
  • ヒアルロン酸Na-2・・・一般的な保湿成分。水分をかかえこむ力が高い。
  • グリコール酸・・・フルーツ酸の一種で、ピーリング効果を持ち。角質の柔軟効果・除去作用がある。高濃度だと刺激になることも。
  • ビタミンE・・・抗酸化成分。
  • クインスシードエキス・・・植物成分。とろみを付けて保湿力をアップ。
  • 水溶性ツボクサエキス・・・エイジングケアコスメで人気の成分。抗酸化、血行促進を持ち、ふっくらハリツヤ肌へ。
  • ゲットウ葉エキス・・・エイジングケアコスメで人気の成分。ふっくらハリツヤ肌へ。
  • メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・メタクリル酸ブチル共重合体液・・・リピジュアと呼ばれ、ヒアルロン酸の2倍の保湿性がある。
  • セラミド2・・・保湿&肌のバリア機能をサポート。
  • γ-グルタミン酸ポリペプチド・・・膜を作って潤いキープ。天然保湿因子をサポート。
  • ジメチコン・・・膜を作って潤いキープ。
  • コレステロール・・・保湿や製品の安定化。
  • バチルアルコール・・・膜を作って潤いキープ。
  • PVP・・・膜を作って潤いキープ。

美容成分はかなりの種類が入っていますね。

お肌にうるおいを与える成分と、膜を作ってうるおいを閉じ込める成分がメイン。

疑似セラミド、ヒト型セラミドのダブルのセラミド成分も入っています。

水溶性ツボクサエキス、ゲットウ葉エキスなどはエイジングケアコスメによく使われている、ふっくらハリツヤ肌にうれしい成分。

抗酸化作用を持つ成分もいくつか入っており、エイジングケアコスメとしては納得の解析結果です✨

肌にリスクのある成分は?

美容成分の中で刺激の可能性があるのは『1,2-ペンタンジオール』『グリコール酸』あたりですが、おそらく濃度は高くないので気にするほどじゃないレベルです。

乳化は低刺激な成分を上手く組み合わせている感じで、特に刺激になりそうなものはなし。

多少気になるのはエタノールと香料ですが、どちらも量は僅かなので、基本的には避けなくても大丈夫なものです。

刺激として一番気になるのは、ホエイ-2(乳酸菌の成分)がお肌に合わない可能性かな~💦

現品が1万円とやや高額ですが、3000円台でお試しセットが買えるので、最初はそちらから試したほうが安全かもしれません。

まとめ

  • 有効成分は『肌荒れケア』系
  • 美容成分が豪華で、エイジングケアコスメとしても優秀
  • 乳酸菌系の成分が肌に合わずに刺激を感じる人はけっこういるかも

全成分

酢酸トコフェロール抗酸化
グリチルレチン酸ステアリル整肌
精製水ベース
ホエイ-2保湿
濃グリセリン保湿
スクワラン保湿
BGベース(保湿)
N-ラウロイル-L-グルタミン酸ジ(フィトステリル・ベヘニル・2-オクチルドデシル)保湿
トリエチルヘキサン酸グリセリルエステル油
エチルヘキサン酸セチルエステル油
1,2-ペンタンジオール保湿
N-ラウロイル-L-グルタミン酸ジ(フィトステリル・2-オクチルドデシル)保湿
ラウリン酸ポリグリセリル乳化
ヒアルロン酸Na-2保湿
グリコール酸ピーリング
ビタミンE酸化防止剤
クインスシードエキス増粘・保湿
水溶性ツボクサエキス抗酸化
ゲットウ葉エキスエイジングケア
メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・メタクリル酸ブチル共重合体液保湿
セラミド2保湿
γ-グルタミン酸ポリペプチド保湿
ステアリン酸PEG乳化
ベヘニルアルコール乳化安定・調整
ジメチコン皮膜形成
親油型ステアリン酸グリセリル乳化
アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体乳化・増粘
キサンタンガム増粘
コレステロール保湿
バチルアルコール保湿
PVP保湿
エタノールベース
ショ糖脂肪酸エステル乳化
ミリスチン酸デカグリセリル乳化
水酸化Na洗浄or調整
EDTA-2Naキレート
メチルパラベン防腐
ブチルパラベン防腐
フェノキシエタノール防腐剤
香料香料
酢酸トコフェロール抗酸化油溶性のビタミンE誘導体で、肌の酸化を予防したり、血行を良くして肌荒れを防止します。
薬用コスメで肌荒れ防止成分として配合されることもあります。
製品自体の酸化防止の目的で配合されることもあります。
グリチルレチン酸ステアリル整肌肌の炎症を鎮める効果があり、肌荒れケア・ニキビケア・美白系のコスメによく配合されます。
有効成分として配合できる成分で、ある程度の濃度があれば、けっこうすぐに効果が現れます。
抗炎症成分としてよく使われるグリチルリチン酸2Kと比べて、グリチルレチン酸ステアリルは油溶性で作用もやや強め。
抗炎症成分が複数配合されていたり、他の抗炎症系コスメと重ね塗りしたり、長期的に使いすぎると、刺激になったり、肌本来の機能が弱まる可能性もあるので注意。
精製水ベースほぼすべての化粧品に成分を溶かし込むために配合されています。
水自体に特別な効果はありませんが、刺激やアレルギーなどのリスクもありません。
ホエイ-2保湿牛乳からカゼインを取り除いたもので、母乳に近い性質を持ちます。
肌の天然保湿因子に似ており、保湿・肌バリアを改善します。
濃グリセリン保湿化粧品によく使われる低刺激な保湿成分です。
一般的なグリセリンは85%前後の濃度ですが、濃グリセリンは95%以上の濃度。
グリセリンよりもさらに保湿力が高く、重いテクスチャをしています。
スクワラン保湿肌の保湿や柔軟作用を持っています。人間の皮脂中に5%含まれており、お肌に馴染みやすい成分。
こってり感はありますが、べたつきにくいので感触改良のためにも配合されます。
100%のオイルをそのままスキンケアに使うことも可能です。
分類としては炭化水素油ですが、石油ではなく動植物由来の成分です。
安定性が高く、酸化や熱による劣化が少ないのも特徴。医薬品の軟膏などにも使用されています。
クレンジングに配合されている場合は、メイクを浮かせるためのオイル。メイクと落とす力は、そこそこ高めです。
脱脂力があるので乾燥の原因になる可能性があります。
BGベース(保湿)化粧品のベースとしてよく使われる保湿成分です。
低刺激で、グリセリンに比べて保湿力は劣りますがさっぱりした使用感です。
1%以下(成分表示の後方に表示)の場合は、成分を溶かし込むためなどの目的で配合されており、影響はほぼありません。
N-ラウロイル-L-グルタミン酸ジ(フィトステリル・ベヘニル・2-オクチルドデシル)保湿疑似セラミドとも呼ばれ、人間の肌に存在する細胞間脂質・セラミドと似た性質を持ちます。
セラミドと全く同じ効果があるとは言い切れませんが、近い作用を持ち、低コストで配合出来るのがメリットです。
トリエチルヘキサン酸グリセリルエステル油化粧品でよく使われるエステル油です。さらっとしたテクスチャの油性成分。
肌の表面に膜を作り、水分の蒸発を防ぎます。肌への刺激の心配はほとんどありません。
クレンジングに配合されている場合は、メイクを浮かせるためのオイル。メイクと落とす力は、そこそこ高めです。
炭化水素油ほどではありませんが、脱脂力があるので乾燥の原因になる可能性があります。
エチルヘキサン酸セチルエステル油化粧品でよく使われるエステル油です。さらっとしたテクスチャの油性成分。
肌の表面に膜を作り、水分の蒸発を防ぎます。肌への刺激の心配はほとんどありません。
クレンジングに配合されている場合は、メイクを浮かせるためのオイル。メイクと落とす力は、そこそこ高めです。
炭化水素油ほどではありませんが、脱脂力があるので乾燥の原因になる可能性があります。
1,2-ペンタンジオール保湿化粧品のベースとしてよく使われる保湿成分です。
さっぱりした使用感で、抗菌効果もあります。
高濃度で配合されている場合は、肌に刺激になる可能性の高いので、肌の弱い方は避けたほうが無難です。
1%以下の濃度なら特に気にしなくても大丈夫でしょう。
N-ラウロイル-L-グルタミン酸ジ(フィトステリル・2-オクチルドデシル)保湿「疑似セラミド」とも呼ばれ、セラミドによく似た性質を持ち、肌の保湿・バリア機能の改善に重要な役割を果たします。
本物のセラミドに比べると効果は劣ると言われていますが、セラミドより低コストで配合できる成分です。
ラウリン酸ポリグリセリル乳化非イオン(ノニオン)界面活性剤です。界面活性剤ですが刺激はほぼありません。
主に製品の乳化目的で配合されます。
分子量によって性質は異なり、一定濃度以上の配合で穏やかな洗浄・気泡力を発揮することもあります。
ヒアルロン酸Na-2保湿化粧品でよく使われる定番の保湿成分です。1gで2~6Lの水分保持力があります。
肌の細胞と細胞の間で、水分の保持やクッションのような役割をしている、保湿に重要な成分。
粘度が非常に高く、配合量が多いと、とろっとしたテクスチャになります。
グリコール酸ピーリングフルーツ酸の一種で、サトウキビやパイナップルなどの植物に含まれるピーリング成分です。
角質の柔軟効果・除去作用があり、ターンオーバーを促進してお肌をなめらかに整える効果があります。
ピーリング効果があるため若干の刺激がありますが、敏感肌&高濃度でなければ毎日使っても肌の負担にならない程度です。
ビタミンE酸化防止剤製品の酸化を防ぎます。
ビタミンEなので、肌への抗酸化作用も期待できます。
防腐剤の一種ですが、刺激はほとんどありません。
クインスシードエキス増粘・保湿バラ科のマルメロから採れる天然の増粘剤です。
化粧品の粘度を上げて、とろみをつける役割で配合されます。
保湿、収れん作用などもあると言われています。
水溶性ツボクサエキス抗酸化セリ科のツボクサから採れる植物成分です。
抗酸化、保湿、血行促進、ターンオーバー促進、コラーゲン生成促進などの作用があると言われています。
肌や唇に塗るとふっくらした作用が得られるとの報告も。
ゲットウ葉エキスエイジングケアショウガ科のゲットウから採れる植物成分です。
ヒアルロン酸やコラーゲンの生成サポート、色素沈着抑制、抗酸化作用があると言われ、エイジングケアコスメにもよく配合されます。
メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・メタクリル酸ブチル共重合体液保湿「リピジュア」と呼ばれる保湿成分です。
ヒアルロン酸の2倍の保湿性があり、洗い流しても皮膚に残ってうるおいを与え続けます。
医療で人工血管などにも使用されている、安全性の高い成分です。
セラミド2保湿肌の細胞間脂質に元から存在する保湿成分で、加齢や乾燥などにより不足しやすくなります。
保湿したり、刺激から肌を守るバリア機能の維持にとても重要なので、化粧品で積極的にとりたい成分。
もともと肌の浅いところで働く成分なので、化粧品で補いやすいです。
他のセラミドに比べ、人の肌に最も多いです。強い保湿力とバリア機能を持ち、化粧品に多く使用されます。
γ-グルタミン酸ポリペプチド保湿納豆のネバネバの主成分(匂いはありません)。
天然アミノ酸の一種で、皮膚の表面に膜を作って肌を守ります。
ヒアルロン酸以上の保湿力を持つとも言われています。
天然保湿因子(NMF)のもととなるフィラグリンを作る効果も。
ステアリン酸PEG乳化非イオン(ノニオン)界面活性剤です。界面活性剤ですが刺激はほぼありません。
製品を水と油を混ぜ合わせます。
ベヘニルアルコール乳化安定・調整水の中に油が溶け込むO/W型の乳化を安定させます。
O/W型は水に流れやすくさっぱり。乳液やクリームなどのスキンケアによく使われる乳化です。
融点が高いので、製品の温度耐性を高める効果も。
製品のテクスチャを調整するために配合されることもあります。
ジメチコン皮膜形成肌や髪に皮膜を作り、水分の蒸発を防いだり、表面をキレイに見せたり、外部刺激から守る、直鎖状シリコーンです。
同じジメチコンでも原料によって差はありますが、シリコーンの中でも皮膜力が高く、重いテクスチャを持ちます。
嫌われがちな成分ですが、シリコーン自体に刺激などのリスクはほぼありません。
高濃度で日焼け止めやファンデーションに配合されていると落としにくく、毛穴の詰まりの原因になることがあります。
ヘアケア商品で高濃度の場合は、ぺたんと重い髪になりやすいので注意しましょう。
親油型ステアリン酸グリセリル乳化非イオン(ノニオン)界面活性剤です。界面活性剤ですが刺激はほぼありません。
製品を油の中に水が溶け込むW/O型に乳化します。
W/O型は水に流れにくくこってり。ウォータープルーフのコスメなどによく使われる乳化です。
また、O/W型乳化の製品で、乳化を安定させる目的でも配合されます。
アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体乳化・増粘製品を水の中に油が溶け込むO/W型に乳化し、粘度を上げてゲル化させる役割で配合されます。
O/W型は水に流れやすくさっぱり。乳液やクリームなどのスキンケアによく使われる乳化です。
肌への刺激はほとんどないと言われていますが、わずかな眼睛刺激は指摘されています。
キサンタンガム増粘化粧品の粘度を上げて、とろみをつける役割で配合されます。
コレステロール保湿人の組織内に存在する成分で細胞間脂質の10%に含まれ、柔軟性を高める役割があります。
保湿効果、肌バリア効果、肌の水分蒸発を防いだり、お肌を柔らかくする作用があります。
リボゾーム構造の安定効果も。
コレステロールといえば動脈硬化の原因とも言われる成分ですが、化粧品に配合する分には問題ありません。
バチルアルコール保湿肌の表面に膜を作り、水分の蒸発を防ぎます。
べたつきにくく、さっぱりした被膜を作るのが特徴。
増粘してテクスチャを整える役割もあります。
PVP保湿お肌でフィルム状になって皮膜を作り、水分の蒸発を防いだり、外部刺激から肌を守ります。
成分を分散したり、乳化を補助する役割も持っています。
エタノールベース化粧品で「アルコール」と呼ばれている、揮発性の高い成分です。
使用感の向上、清涼感の演出、抗菌などの効果があります。
高濃度で配合されていると、ツンとしたにおいがあり、刺激や乾燥の原因になることも。
1%以下(成分表示の後方に表示)の場合は、成分を溶かし込むためなどの目的で配合されており、影響はほぼありません。
ショ糖脂肪酸エステル乳化非イオン(ノニオン)界面活性剤です。界面活性剤ですが刺激はほぼありません。
製品を水の中に油が溶け込むO/W型に乳化します。
O/W型は水に流れやすくさっぱり。乳液やクリームなどのスキンケアによく使われる乳化です。
ミリスチン酸デカグリセリル乳化非イオン(ノニオン)界面活性剤です。界面活性剤ですが刺激はほぼありません。
主に製品の乳化目的で配合されます。
水酸化Na洗浄or調整強いアルカリの性質を持ち、高級脂肪酸や油脂と混ざることで石けん素地(陰イオン界面活性剤)になります。
水酸化Kで作ったカリ石けん素地に比べて、水に溶けにくいので、主に固形タイプの化粧品に使われます。
単独では強い刺激のある成分ですが、化粧品では中和されているため刺激はほぼありません。
製品の増粘やph調整のために配合されることもあります。
EDTA-2Naキレート製品の金属イオンを封鎖して品質を維持します。
刺激の可能性も指摘されていますが、化粧品に少し配合される程度ではそれほど影響はありません。
品質の維持に意味のある成分ですし、無理に避ける必要はないでしょう。
メチルパラベン防腐ごく少量の配合で、製品の抗菌・防腐に高い効果を発揮します。
パラベンは避けられがちですが、実際には化粧品に配合する防腐剤の中では毒性が低く、お肌への刺激も少ない防腐剤です。
メチルパラベンは代表的なパラベン4種類の中で、少し防腐力は弱めですが、低刺激です。
ブチルパラベン防腐ごく少量の配合で、製品の抗菌・防腐に高い効果を発揮します。
パラベンは避けられがちですが、実際には化粧品に配合する防腐剤の中では毒性が低く、お肌への刺激も少ない防腐剤です。
ブチルパラベンは代表的なパラベン4種類の中でも高い防腐力を持ちますが、刺激は強くなるので要注意です。
フェノキシエタノール防腐剤防腐剤です。エタノール(アルコール)とは異なる成分です。
抗菌作用が高く、製品中での微生物の繁殖を防ぎます。
高濃度では刺激になる可能性もありますが、化粧品では1%以下でしか配合できず、刺激はほぼありません。
香料香料製品に良い香りをつけたり、原料臭をごまかすために配合されます。
香料といっても種類はたくさんあり、種類によっては刺激性・アレルギー性が気になります。
特に美容効果があるわけではないので、香りを楽しむ目的がなければ避けたい成分です。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ありすのアバター ありす コスメコンシェルジュエージェンシー

美容、メイク、おしゃれ等にはまっている20代の3児のママ。
コスメレビュー、コスメ成分解析、コスメサブスク、ファッションレンタルなどの情報を発信しています。

Sponsored Link

目次