コーセーのボリュームケアシャンプー、スティーブンノル ボリュームコントロール シャンプーの成分解析です。
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【はじめての方必読】当サイトの成分解析について
- 成分分解析は各成分の一般的な配合目的を記載したもので、製品の効果効能を保証するものではありません。
- 一部のコスメは、ブログ(可愛くなりたい)にて、レビューを掲載しています。
- リニューアル等により全成分が変更される可能性があります。見つけた場合はお問い合わせフォームから教えて頂けると助かります。
メインとなる洗浄成分は〔ココイルメチルタウリンNa〕〔ラウロイルサルコシンTEA〕。
〔ココイルメチルタウリンNa〕はタウリン系で、アミノ酸よりは少し洗浄力が高め。〔ラウロイルサルコシンTEA〕はアミノ酸系ですがその中ではやや強めの成分です。
アミノ酸系のシャンプーでは洗浄力が物足りないという方には良いんじゃないでしょうか。ただし髪や肌への優しさはアミノ酸系には劣ります。
ただ、商品説明にこれでアミノ酸系洗浄成分配合と書かれているのは、ちょっと悪意があるなと思いました。。。
〔PPG-2コカミド〕は起泡剤で、泡立ちが少し良くなっています。
次にある〔コカミドプロピルベタイン〕〔ラウリルベタイン〕は両性イオン系の洗浄成分。補助的な洗浄成分や、刺激緩和などの役割があります。
美容成分で特徴的なのはトリュフエキス(ツベルアエスチブムエキス)。
あまり情報が出てこなかったのですが、アミノ酸が多く含まれている保湿成分らしいです。
これを入れることで価格が上がっているような気がするし、どっちみちごく少量しか入ってなさそうな印象です。
グリセリンはよく使われる低刺激なベースの保湿成分。オリーブ脂肪酸エチルはオイル系の保湿成分ですね。
ケラチンなどのメジャーな補修成分は入っていません。
〔ステアルトリモニウムクロリド〕は陽イオン界面活性剤の一種ですが、多少刺激が強め。コンディショナーならまだ良いですが、シャンプーに配合されているのは、あんまり印象が良くないです。。。
ボリュームアップの理由は、シリコーンや重めの油性成分を配合させないことで、軽い印象に仕上げているのかと思います。
使った初回からけっこうふんわりする可能性が高いです。
ただし髪のハリコシの根本的な解決になるわけではなく、あくまでも『髪に重さを出さず、ふんわりさせる』というのが目的です。
また、カラーやパーマなどのダメージが多い髪の人は、パサつきや広がりが気になるかもしれません。
全体的な解析結果としては
- 市販の安いシャンプーよりは良い洗浄成分を使ってる
- ちゃんとしたアミノ酸系よりも洗浄力はある
- 1個約1500円という値段はやや高め。同じ価格帯でももっと良い洗浄成分や補修成分を使ったものがある
- 皮膜感の少ないふんわり軽い仕上がりになりそう
といったところです。
そこそこ洗浄力が欲しくて、ふんわりした仕上がりが好きで、トリュフエキスの効果に掛けるならなしではないかな??
成分名 | 目的 | 評価 |
---|---|---|
水 | ベース | |
ココイルメチルタウリンNa | 陰イオン界面活性剤(洗浄) | |
ラウロイルサルコシンTEA | 陰イオン界面活性剤(洗浄) | (旧)△ |
PPG-2コカミド | 非イオン界面活性剤(気泡・刺激緩和) | |
コカミドプロピルベタイン | 両性イオン界面活性剤(洗浄) | |
ラウリルベタイン | 両性イオン界面活性剤(洗浄・刺激緩和) | |
グリセリン | ベース(保湿) | |
ツベルアエスチブムエキス | トリュフエキス(保湿) | |
EDTA-2Na | キレート | |
イソステアリン酸PEG-50水添ヒマシ油 | 非イオン界面活性剤(乳化) | |
イソプロパノール | 防腐剤 | |
オリーブ脂肪酸エチル | エステル油(エモリエント) | |
クエン酸 | ph調整 | |
ステアルトリモニウムクロリド | 陽イオン界面活性剤・第四級アンモニウム系(コンディショニング) | |
ポリクオタニウム-10 | カチオン化セルロース(コンディショニング) | |
ラウリン酸PEG-2 | 非イオン界面活性剤(乳化) | |
亜硫酸水素Na | 酸化防止剤 | |
塩化Na | 調整 | |
炭酸水素Na | ph調整 | |
フェノキシエタノール | 防腐剤 | |
メチルパラベン | 防腐剤 | (旧) |
安息香酸Na | 防腐 | (旧) |
香料 | 香料 | △ |
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