【成分解析】メラノCC 薬用しみ 集中対策 プレミアム美容液|プチプラなのに有効成分4つの本気処方

メラノCC 薬用しみ 集中対策 プレミアム美容液 成分解析

Instagram(@alice_kaiseki)で2.1万人にスキンケア情報を発信するコスメコンシェルジュエージェンシー(日本化粧品検定1級)のありすです✨

今回は、プチプラ美白の定番「メラノCC」シリーズの上位版[プレミアム美容液]を成分の目線で読み解いていきます。まず驚いたのが、医薬部外品の有効成分がまるっと4つも入っていること。プチプラ帯でこの数は、正直かなり気合いが入っていると思います。

しかもロート製薬は「独自の浸透処方で、集中的に角層奥深くまで浸透」と公式に謳っていて(出典1)、届け方にもこだわりが感じられる処方です。定番の黄色い[しみ集中対策 美容液]との違いも気になるところですが、まずはこの処方でいちばん褒めたい「4つの有効成分」から見ていきますね。実はシミ予防だけでなく、皮脂や毛穴の目立ちが気になる人にもうれしい成分がそろっているので、そのあたりもあわせてお話しします。

【はじめての方必読】当サイトの成分解析について
  • 成分解析は各成分の一般的な配合目的を記載したもので、製品の効果効能を保証するものではありません。
  • リニューアル等により全成分が変更される可能性があります。見つけた場合はお問い合わせフォームから教えて頂けると助かります。

ひとことで言うと

ありす

プチプラなのに医薬部外品の有効成分を4つも重ねた、本気仕様の薬用美白美容液。美白の主役[アスコルビン酸]に、皮脂・殺菌・抗炎症の有効成分3つを組み合わせ、うるおい役のビタミンC誘導体3種でさらに処方を底上げしています。皮脂や炎症のケアは毛穴の目立ちにくさにもつながるので、毛穴が気になる人にも見てほしい処方です。

このアイテムのポイント

  • ロート製薬公式が「独自の浸透処方で角層奥深くまで浸透」と謳う美白美容液。うるおい役のビタミンC誘導体を通常版の1種→3種に強化したのが上位版としての一番の違い
  • 有効成分は4つ(アスコルビン酸/ピリドキシン塩酸塩/イソプロピルメチルフェノール/アラントイン)。プチプラ美容液でこの数はかなり豪華
  • メラノCCの美容液シリーズは美白美容液市場で5年連続売上個数No.1(インテージ調べ・シリーズ全体の実績)というロングセラーの一員

基本情報

メラノCC 薬用しみ 集中対策 プレミアム美容液の商品ビジュアル
ブランドメラノCC(ロート製薬)
価格・容量オープン価格(実売1,600円台)/20mL
発売日2021年3月15日(出典6)

販売名は「メンソレータムRホワイトCGP」で、医薬部外品として承認されています(出典1)。

ちなみにメラノCCの美容液シリーズは、美白美容液市場で5年連続売上個数No.1という実績があります(インテージ SRI・SRI+調べ、出典7)。これはプレミアム美容液単体の数字ではなくシリーズ全体の実績ですが、それだけ長く支持されてきたシリーズの一員だということですね。

プチプラなのに医薬部外品の有効成分が4つ

メラノCC 薬用しみ 集中対策 プレミアム美容液のチューブ

医薬部外品は、厚生労働省が定めた範囲で「効能・効果」をうたえる区分です。この美容液はその有効成分を4つも配合していて、プチプラ美容液としてはかなり本気度の高い処方だと思います。ひとつずつ見ていきますね。

①[アスコルビン酸](活性型ビタミンC)――美白の主役

[アスコルビン酸]はビタミンCそのもの。メラニンを作る酵素チロシナーゼの働きを抑え、抗酸化でメラニン生成のスイッチが入りにくい環境を整えると考えられています。チロシナーゼの働きを7割近く抑えたという報告もあり(出典2)、この製品では美白有効成分として配合され、「メラニンの生成を抑え、しみ・そばかすを防ぐ」効能がうたえます。また、メラニンができるのを防ぐだけでなく、すでにできてしまった黒っぽい酸化メラニンを還元して淡色化させる作用があるという報告もあり(出典5)、理論上は”防ぐ”だけでなく”薄くする”方向にも期待できる成分です(ただし市販の医薬部外品濃度での再現性を示す確かなヒトでの臨床データはありません)。

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簡単に言うと、[アスコルビン酸]はシミのもとを作る酵素の働きを約7割も抑えると報告されている成分。この美容液の美白の主役で、”シミを作らせない”方向でしっかり働き、シミが消える可能性もある成分です。

②[ピリドキシン塩酸塩](ビタミンB6)――皮脂をコントロール

皮脂の分泌をコントロールする有効成分。テカリやすい肌、皮脂によるトラブルが気になる肌のケアをサポートします。皮脂が多いと毛穴が目立ちやすくなるので、毛穴の開き・詰まりが気になる人にもうれしい働きです。

③[イソプロピルメチルフェノール(IPMP)]――殺菌でニキビ予防

アクネ菌などにアプローチする殺菌成分。ニキビを防ぐ効能につながる有効成分です。

④[アラントイン]――肌荒れを防ぐ抗炎症成分

肌荒れを防ぐ抗炎症の有効成分。②③と合わせて「ニキビを防ぐ」効能を支えています。美白と肌荒れ・ニキビ予防を1本でねらえるのが、この処方のいちばんの個性だと思います。👌

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ここまでを整理すると、美白の[アスコルビン酸]に皮脂・殺菌・抗炎症の有効成分が加わって計4つ。シミ予防とニキビ予防を1本でねらえるのが、このプレミアム美容液のいちばんの個性だと思います。皮脂や炎症をケアすることは毛穴の目立ちにくさにもつながると考えられるので、毛穴が気になる人にもぜひチェックしてほしいポイントです。

うるおい役の「ビタミンC誘導体」3種でさらに底上げ

ピュアビタミンCは効果が期待できる一方で不安定なのが弱点。そこを補うのが誘導体です。この製品は性格の違う3種を、うるおい成分として重ねています。実はここ、メーカーによると通常版の「薬用しみ集中対策美容液」ではうるおい成分がビタミンE誘導体1種なのに対し、プレミアム版はビタミンC誘導体3種に強化されているとのことです(出典1)。

  • [3-O-エチルアスコルビン酸]…安定性が高く、そのままビタミンCとして働きやすいタイプ
  • [L-アスコルビン酸2-グルコシド(アスコルビルグルコシド)]…糖がついた水溶性の持続型。肌でゆっくりビタミンCに変換
  • [ビタミンCテトライソパルミテート(VCIP)]…油溶性でなじみがよいタイプ

とくに[3-O-エチルアスコルビン酸]はチロシナーゼの働きを8割ほど抑えるという報告があり(出典3)、糖をつけたタイプの誘導体を配合したクリームをヒトの肌に塗った試験では、紫外線による色素沈着が抑えられたという報告(出典4)もあります。研究レベルの数字ではありますが、うるおい役だけでなく”美白のサポート役”としても期待できそうな顔ぶれです。

この3種は”うるおい成分(その他の成分)”としての配合なので、美白効能を担うのはあくまで①の[アスコルビン酸]、という整理になります。

ただし、これはあくまで薬機法の届け出上”うるおい成分”として整理されているというだけの話。成分そのものの性質としては①と同じビタミンC系なので、理論上はシミだけでなく毛穴の目立ちにアプローチする可能性も考えられます(先ほどのチロシナーゼ阻害や色素沈着抑制の報告〈出典3・4〉も、まさにこの働き方に基づくものです)。とはいえ、製品としてうたえる美白効能は、あくまで①の[アスコルビン酸]による「防ぐ」ケアの範囲だという点は正直にお伝えしておきます。

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つまり主役のビタミンCに、安定型・持続型・なじみやすい油溶性という性格違いの[ビタミンC誘導体]を3種そえた設計。弱点を補い合ってうるおいを底上げする、ぜいたくな重ねづけだなという印象です。

サポート成分(抗酸化・保湿・製剤)

[ビタミンE]は抗酸化でビタミンCと相性のよい相棒。[アルピニアカツマダイ種子エキス][レモンエキス][グレープフルーツエキス]は整肌・エキス成分。うるおいに[セリン][BG][1,3-プロパンジオール]、浸透・製剤設計に[無水エタノール][PG][PEG-8]などが使われています。エタノールが上位にあるので、アルコールがしみやすい方は様子を見ながらが安心です。

正直に気になる点|結局、シミは消えるの?

医薬部外品としてこの美容液がうたえるのは、法律上「メラニンの生成を抑え、しみ・そばかすを防ぐ」まで。ここは薬機法上のラインで、パッケージにも「防ぐ」としか書かれていません。

ただ、これはあくまで薬機法上”言える範囲”の話。成分としてのアスコルビン酸(ピュアビタミンC)には、メラニンができるのを防ぐだけでなく、すでにできてしまった黒っぽい酸化メラニンを還元して淡色化させる作用があるという報告もあります(出典5)。理論上は”防ぐ”だけじゃなく”薄くする”方向にも働く可能性があるということで、ここは正直、期待していいポイントだと思います。

ただし、これらの多くは高濃度・研究レベルの条件での確認で、市販の医薬部外品濃度でどこまで再現されるかを、数字で示した確かなヒトでの臨床データまではありません。“確実に薄くなる”と保証はできませんが、”効くときは効く”可能性がある成分だと思って使うぶんには、悪くない期待の持ち方だと思います。

もっと踏み込んで今あるシミを本気で消したい場合は、美容皮膚科でのレーザー治療(Qスイッチレーザーなど)のような医療的なアプローチも選択肢のひとつです。医師の管理下で色素そのものを狙って壊す施術なので、ホームケアの美白美容液とはそもそも狙う効果のレベルが違う、と考えるとわかりやすいと思います。

  • ピリつき:公式の使用上の注意でも「浸透時に若干ピリピリ感を感じることがある」と明記(出典1)。ビタミンC+エタノールで、敏感な日は刺激を感じやすいかも
  • 香料・エキス:レモン・グレープフルーツなど柑橘系エキスや香料が入るので、これらが苦手な方は成分をチェックしてから
ありす

正直に言うと、医薬部外品としてうたえるのは”防ぐ”まで。でも成分としてのビタミンCには理論上”薄くする”方向の力もあるので、毎日のケアでコツコツ効果を期待するのはアリだと思います。本気で今あるシミを消したいときは、皮膚科のレーザーなども視野に入れてみてください。

相性チェック

🙆‍♀️ 向いていそうな人

  • シミ予防とニキビ予防を一本でしたい
  • 皮脂・毛穴の目立ちも一緒にケアしたい
  • ビタミンC好き・プチプラで有効成分たっぷりの処方を試したい
  • 毎日のケアでこれ以上シミを増やしたくない

🔍 要注意な人

  • アルコールがしみやすい/柑橘系の香り・エキスが苦手
  • 今あるシミを本気で消したい(それは医療的アプローチの領域)
  • 肌がゆらいでいる時期(まずはパッチテストから)
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まとめると、シミ予防とニキビ予防を一本でしたい人にはぴったり。逆にアルコールがしみやすい方や柑橘の香りが苦手な方は、パッチテストから様子を見るのがおすすめです。

よくある質問

Q. 黄色い[しみ集中対策 美容液]とどう違う?
A. プレミアムはうるおい役のビタミンC誘導体を3種に増やし、独自の浸透処方をうたう上位版という位置づけです(出典1)。基本の美白有効成分の考え方は共通しています。

Q. 今あるシミは消えますか?
A. 医薬部外品としてうたえるのは予防まで、というのが正直なところです。ただ成分としてのビタミンCには、理論上すでにできたメラニンを薄くする方向の作用も報告されていて(出典5)、”防ぐ”だけでなく”薄くする”可能性もゼロではないと思います。ただし市販の濃度でどこまで再現されるかを示した確かなヒトでのデータはなく、確実に消えると保証するものではありません。本気で消したい場合は、皮膚科・美容皮膚科でのレーザー治療などもご検討ください。

Q. ニキビにいいの?
A. 殺菌・抗炎症・皮脂の有効成分が入っており「ニキビを防ぐ」効能はうたえます。皮脂・炎症のケアは毛穴の目立ちにくさにもつながると考えられるので、毛穴が気になる人にも試してほしいポイントです。できてしまったニキビの治療薬ではない点だけ注意です。

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最後にひとことで言うと、プチプラなのに有効成分4つ+ビタミンC誘導体3種の本気処方。”今あるシミを消す”より”これ以上増やさない”毎日のケアとして、毛穴や皮脂も気にせずコスパよく続けやすい一本だと思います😊

まとめ

「メラノCC 薬用しみ 集中対策 プレミアム美容液」は、プチプラなのに医薬部外品の有効成分を4つも重ねた、本気仕様の薬用美白美容液。美白のアスコルビン酸に、皮脂・殺菌・抗炎症のケアと、うるおい役のビタミンC誘導体3種まで揃っていて、この価格帯としてはかなり豪華な処方だと思います。皮脂・殺菌・抗炎症のケアは、毛穴の目立ちにくさにもやさしく働きかけてくれそうです。

うたえるのはあくまで「防ぐ」ケアですが、成分としてのビタミンCには理論上”薄くする”方向の力もあるので、毎日のケアとして気長に期待するのはアリだと思います。もっと本気で今あるシミを消したいならレーザー治療などの医療的な選択肢も検討を。シミ予防とニキビ予防、そして毛穴の目立ちにくさまで日々のケアで両取りしたい人には、プチプラの有力な選択肢になると思います😊

全成分と特徴

成分名役割特徴
アスコルビン酸有効成分(美白)活性型ビタミンC。チロシナーゼ阻害でメラニン生成抑制
ピリドキシン塩酸塩有効成分(皮脂)ビタミンB6。皮脂コントロール
イソプロピルメチルフェノール有効成分(殺菌)アクネ菌などにアプローチ
アラントイン有効成分(抗炎症)肌荒れ・ニキビを防ぐ
3-O-エチルアスコルビン酸その他(うるおい)安定型ビタミンC誘導体
L-アスコルビン酸2-グルコシドその他(うるおい)持続型ビタミンC誘導体
ビタミンCテトライソパルミテートその他(うるおい)油溶性ビタミンC誘導体
ビタミンEその他(抗酸化)ビタミンCと相性のよい抗酸化成分
アルピニアカツマダイ種子エキスその他(整肌)生薬由来の整肌エキス
レモンエキスその他(整肌)柑橘系の整肌エキス
グレープフルーツエキスその他(整肌)柑橘系の整肌エキス
セリンその他(保湿)アミノ酸系の保湿成分
BGその他(保湿)保湿・溶剤
1,3-プロパンジオールその他(保湿)保湿・溶剤
3-メチル-1,3-ブタンジオールその他(保湿)保湿・製剤サポート
PGその他(製剤)保湿・可溶化サポート
PEG-8その他(製剤)可溶化・浸透サポート
無水エタノールその他(製剤)浸透・清涼感のサポート(アルコール)
POE・POPデシルテトラデシルエーテルその他(製剤)乳化・可溶化剤
ピロ亜硫酸Naその他(製剤)酸化防止(安定化)剤
エデト酸塩その他(製剤)金属イオン封鎖剤(キレート剤)
香料その他(香り付け)香り付け成分

※配合の正確な順序は商品の全成分表示をご確認ください。配合量は非公開です。

特性タグ:医薬部外品(薬用美白)/独自浸透処方(メーカー公表)/有効成分4つ/活性型ビタミンC+ビタミンC誘導体3種/皮脂・殺菌・抗炎症でニキビ・毛穴ケアも期待/プチプラ/アルコール配合

参考文献・出典

  1. (出典1)ロート製薬 公式 商品情報「メラノCC 薬用しみ 集中対策 プレミアム美容液」(有効成分・その他の成分・使用上の注意・独自浸透処方の訴求):https://jp.rohto.com/melanocc/premium-essence/
  2. (出典2)3-O-Ethyl Ascorbic Acid: A Stable, Vitamin C-Derived Agent for Skin Whitening. Cosmetics & Toiletries.:Cosmetics & Toiletries誌
  3. (出典3)Chen S, et al. Anti-melanogenic effects of 3-O-ethyl ascorbic acid via Nrf2-mediated α-MSH inhibition. Free Radic Biol Med. 2021;173:151-169.:ScienceDirect
  4. (出典4)The Anti-Ageing and Whitening Potential of a Cosmetic Serum Containing 3-O-ethyl-L-ascorbic Acid. Antioxidants (Basel). 2021;10(5):720.:PMID:33946734
  5. (出典5)Sanadi RM, Deshmukh RS. The effect of Vitamin C on melanin pigmentation – A systematic review. J Oral Maxillofac Pathol. 2020;24(2):374-382.(総説・エビデンスレベル:主に培養細胞・動物、一部臨床):PMC7802860
  6. (出典6)@cosme「メラノCC 薬用しみ 集中対策 プレミアム美容液」商品情報ページ(発売日):https://www.cosme.net/products/10205607/
  7. (出典7)ロート製薬 プレスリリース「美白美容液市場5年連続売上個数No.1のメラノCCの『メラノCC ディープクリア酵素洗顔』が売上20億円突破!美容液に続くヒット商品に!」PR TIMES, 2023-04-26:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000256.000044879.html
ありす
コスメコンシェルジュ

美容、メイク、おしゃれ等にはまっている20代の3児のママ。 コスメレビュー、コスメ成分解析、コスメサブスク、ファッションレンタルなどの情報を発信しています。

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