【全成分&成分解析】matsukiyo ウーマン メソッド トリプルA トリートメントセラム

  • URLをコピーしました!

[このサイトはプロモーションを含みます]

Instagram(@alice_kaiseki)で2.1万人にスキンケア情報を発信するコスメコンシェルジュエージェンシー(日本化粧品検定1級)のありすです✨

マツモトキヨシのオリジナルブランド「matsukiyo」の美容液・ウーマン メソッド トリプルA トリートメントセラムの成分解析です。

こちらは60ml・1,628円で買える美容液なんですが、50mlで12,100円のコスメデコルテのリポソーム アドバンスト リペアセラムとよく似た技術が使われている、超高コスパのアイテムなんです。

【はじめての方必読】当サイトの成分解析について
  • 成分分解析は各成分の一般的な配合目的を記載したもので、製品の効果効能を保証するものではありません。
  • 一部のコスメは、ブログ(可愛くなりたい)にて、レビューを掲載しています。
  • リニューアル等により全成分が変更される可能性があります。見つけた場合はお問い合わせフォームから教えて頂けると助かります。
目次

多重層カプセルの美容液

マツキヨのトリートメントセラムは、ナノサイズの多重層構造「プライムソーム」を配合した美容液です。

細胞膜と同じ「リン脂質」で構成され、玉ねぎのように何層にも重なった構造のカプセル。

これ単体で美容効果を発揮するものではありませんが、この製品や後から使うスキンケアの角質層への浸透をサポートする効果があります。

  • たまねぎのように層になったカプセル
  • リン脂質で構成
  • 後から使うスキンケアの浸透を助ける

そしてこの3つの特徴は、コスメデコルテの美容液「リポソーム アドバンスト リペアセラム」と完全に一致してるんです。

ただしコスメデコルテのリポソームはかなりハイレベルな技術なので、プチプラ美容液でどの程度カプセルが安定化され、浸透を助けてくれるのかは、微妙なところ。

例えるなら、 「その辺の主婦が作るハンバーグ」と「この道40年の一流シェフが作るハンバーグ」ぐらい違うと思います。

でも、1,480円で買える美容液に多重層カプセルというのは、かなりお買い得だと思います。

ありす

プチプラだからカプセルの質はコスデコに及ばないとは思うけど、マツキヨブランドだから「全く意味ない」ってことはないと思うよ!

「リポソーム」としては認められていない

マツキヨの美容液は多重層カプセルを使用しているものの「リポソーム」としては販売できない化粧品です。

日本では「リポソーム」と名乗って化粧品を販売するには、このようなデータを厚生労働省に提出して、認められる必要があります。

  • 本当にリポソームが出来ている写真や臨床試験のデータ
  • 時間が経過してもリポソームが壊れない証明のデータ
  • リポソームが浸透しすぎることによる悪影響がない証明のデータ

おそらく1,000円台のコスメに配合する成分でリポソームの承認を取るには、技術的にも、金銭的にも難しいんじゃないかな。

リポソーム以外の訴求成分をチェック

まずベースはグリセリンとDPGで結構しっとり系かな。

DPGは合わない人も稀にいるので注意してください。

アデノシン三リン酸
お肌のハリ弾力をサポートする成分です。
エイジングケアコスメで人気の成分で、これが入っているのは大きなメリットです。
植物エキス類
お肌を保湿したり整える植物エキスです。
引き締め・抗菌系の植物エキスも入っているので、人によっては刺激になるかも。
まぁプチプラで、多重層カプセルがメインなので、濃度はあまり入っていないと思います。

※オオウメガサソウ葉エキス、スギナエキス、ホップ花エキス、ツバキ葉エキス、ミツバアケビ茎エキス、レモン果実エキス、ローズマリー葉エキス、オレンジ果皮エキス
リピジュア
高い保水力と吸着性を持つ成分です。お肌で長時間うるおいをキープします。
※ポリクオタニウム-51、ポリクオタニウム-61
その他の保湿成分
全部に触れると長くなるので後は省略しますが、他にもいろいろと保湿成分が入っています。

※ヒアルロン酸Na、加水分解野菜タンパク、コレステロール、PVP、エチルヘキシルグリセリン、コンドロイチン硫酸Na

ざっと見た感じ「これすごく良い!」と思ったのは、アデノシン三リン酸ぐらいかな。

基本的にはこれ自体の成分ではなく、浸透をサポートする多重層カプセルがメインのコスメだと思います。

ありす

コスメデコルテの美容液と比べると、多重層カプセル以外の成分はあまり似ていません。
でも、導入美容液としての性能は、代用として十分使えるんじゃないかな。

敏感肌適正は普通ぐらい

成分的に気になったのは「ココイルサルコシンNa」。

アミノ酸系のアニオン界面活性剤ですが、アミノ酸系の中では刺激になりやすく、旧表示指定成分にもなっています。

処方の関係で必要だったのでしょうが、塗り置くコスメに入っているのは減点ポイントかな。

あと、多重層カプセルによる「浸透させること」が人によっては刺激になります。

この製品単体では大丈夫だったとしても、後から使うスキンケアが必要以上に角質層に浸透しちゃって刺激になるってこともあります。

ありす

絶対やめとけ!って言うほどの要素はないけれど、敏感肌さん向けとは言えないコスメかな。浸透に関しては、コスメデコルテの美容液も同じことが言えます。

まとめ

「多重層カプセルを使用した美容液」というのは結構珍しく、記事制作時点で探した限りは、他に見当たりませんでした。

コスメデコルテのリポソーム美容液と比べて、どの程度の性能があるかは不明ですが、1,000円台で買えるプチプラ美容液としては、十分すぎるスペックです。

これが知らない怪しいブランドだと「ちゃんとカプセル化されてるの?」と疑いたくなりますが、大手ドラッグストアのマツモトキヨシの商品なので、ある程度ちゃんと作られていると思います。

店頭ではマツモトキヨシやココカラファイン等に行かないと見つかりませんが、楽天やYahooにはマツモトキヨシの公式ストアが出店しているので、ネットでは手軽に購入できます。

全成分と配合目的(予想)

成分名目的評価
ベース
グリセリンベース(保湿)
DPGベース(保湿)
水添レシチン両性界面活性剤(乳化)
PCA-Na天然保湿因子成分(保湿)
アデノシン三リン酸ハリ弾力サポート
オオウメガサソウ葉エキス植物エキス(保湿・整肌)
スギナエキス植物エキス(保湿・ハリ弾力)
トコフェロールビタミンE(整肌・製品の抗酸化)
ヒアルロン酸Na保湿
ホップ花エキス植物エキス(製品の抗菌、引き締め)
ツバキ葉エキス植物エキス(整肌・製品の抗酸化)
ミツバアケビ茎エキス植物エキス(保湿)
レモン果実エキス植物エキス(保湿・引き締め)
ローズマリー葉エキス植物エキス(整肌・製品の抗菌)
オレンジ果皮エキス植物エキス(保湿)
加水分解野菜タンパク保湿
ポリクオタニウム-51リピジュア(保湿)
ポリクオタニウム-61リピジュア(保湿)
カルボマー合成ポリマー(増粘・乳化安定)
キサンタンガム多糖類(増粘)
コレステロールエモリエント
PVP保湿
BGベース(保湿)
PEG-32増粘
エチドロン酸4Naキレート
ココイルサルコシンNaアミノ酸系陰イオン界面活性剤(洗浄)(旧)
エチルヘキシルグリセリン保湿・抗菌
コンドロイチン硫酸Na保湿
ペンチレングリコールベース(保湿・抗菌)
ポリソルベート80非イオン界面活性剤(乳化)
PEG/PPG/ポリブチレングリコール-8/5/3グリセリン水性保湿油
水酸化Kph調整
水酸化Naph調整
フェノキシエタノール防腐剤
香料香料

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ありすのアバター ありす コスメコンシェルジュエージェンシー

美容、メイク、おしゃれ等にはまっている20代の3児のママ。
コスメレビュー、コスメ成分解析、コスメサブスク、ファッションレンタルなどの情報を発信しています。

Sponsored Link

コメント

コメントする

目次