【成分解析】ララヴィクレンジングバーム

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ララヴィクレンジングバームの成分解析です。

美容番組・ビューティザバイブルでわたなべ麻衣さんが紹介して、田中みな実さんも絶賛していたクレンジング。

現品は税込5,280円するのですが、公式サイトでは1,500円で7日分ライン使いできるお試しセットが売っています。

\7日分がお得に試せる/

全成分

水添ポリ(C6-12オレフィン),パルミチン酸エチルヘキシル,トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル,トリイソステアリン酸PEG-20グリセリル,ポリエチレン,ラウリン酸PEG-12,ステアレス-5,トリイソステアリン,炭酸ジカプリリル,フェニルトリメチコン,アルガニアスピノサ核油,スクレロカリアビレア種子油,バオバブ種子油,サルビアヒスパニカ種子油,ラウロイルグルタミン酸ジ(オクチルドデシル/フィトステリル/ベヘニル),ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル),ニオイテンジクアオイ花油,アオモジ果実油,エンピツビャクシン油,パルマローザ油,オレンジ果皮油,クスノキ樹皮油,チョウジつぼみ油,ユーカリ葉油,ローズマリー葉油,ラウロイルリシン,シクロペンタシロキサン,ジメチコン,ステアロイルグルタミン酸2Na,酸化鉄,水酸化Al,香料

目次

ララヴィクレンジングバームの成分解析

クレンジングバームなので、油分でメイクを溶かす→乳化させて洗い流すという仕組み。

バーム上になっていますが、メイクを落とす仕組みは一般的なクレンジングオイルに近いものです。

メインは炭化水素油+エステル油

全成分の始めに来ている「水添ポリ(C6-12オレフィン)」は炭化水素油の一種で、スクワランとよく似た性質を持っています。つまり、人の皮脂に近く、安定性も高く、低刺激な油分ですね。

2・3番目の「パルミチン酸エチルヘキシル」「トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル」はエステル油です。

他にも「トリイソステアリン」「炭酸ジカプリリル」などのエステル油が入っています。

使われている油分の種類から推測すると、ララヴィクレンジングのメイクを落とす力は、そこそこ高いのではないでしょうか。

公式の説明によると成分の中に「汚れを浮かせるオイル」と「汚れをからめて取り除くオイル」が入っているらしいのですが、どれがどっちに該当するのかは不明です。

一般的な乳化剤を使用

4番目に量の多い「トリイソステアリン酸PEG-20グリセリル」や、「ラウリン酸PEG-12」「ステアレス-5」などは非イオン界面活性剤(乳化剤)です。

メイクを浮かせた油を洗い流すために配合されています。

これは特に珍しさはなく、他のクレンジングオイルやクレンジングバームでもよく使われているものです。

油脂・精油をたっぷり配合

油脂
  • アルガニアスピノサ核油(アルガンオイル)
  • スクレロカリアビレア種子油(マルラオイル)
  • バオバブ種子油
  • サルビアヒスパニカ種子油(チアシードオイル)

油脂はメイクを浮かせて落とす効果もあるんですが、ララヴィクレンジングバームの場合は濃度が低いから、クレンジング効果はあまり発揮しなさそう。

役目としては、お肌に残って水分の蒸発を防ぐ、お肌を柔らかくするといったものが大きいんじゃないでしょうか。

油脂は人によっては肌に合わずに、テカリやニキビの原因となることもあるので注意しましょう。

精油
  • ニオイテンジクアオイ花油(ゼラニウム)
  • アオモジ果実油(メイチャン)
  • エンピツビャクシン油
  • パルマローザ油
  • オレンジ果皮油
  • クスノキ樹皮油
  • チョウジつぼみ油
  • ユーカリ葉油
  • ローズマリー葉油

9種類の精油がブレンドされて、単調ではない素敵な香りを生み出しています。

一部クセのある香りの精油も入っているので、人によってはそこがダメかも。

また、引き締め作用や抗菌作用の強い精油も含まれていて、人によっては刺激を感じる可能性あり。

ほとんどの人は「良い香りがする」と感じることが多いとは思いますが、香り系のコスメが苦手な人や肌が弱い人には合わない可能性が高いです。

お肌のバリア機能を整える、疑似セラミドも配合

  • ラウロイルグルタミン酸ジ(オクチルドデシル/フィトステリル/ベヘニル)
  • ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)

の2種類は「疑似セラミド」とも呼ばれる成分です。

セラミドは人間の肌に存在する細胞間脂質に含まれる成分で、お肌の水分保持やバリア機能に非常に重要な役割があります。

洗い流す製品だし、より効果の高い「ヒト型セラミド」ではないので、そこまで効果があるかは微妙なところですが、入っていないよりは、入っている方が良い成分ですね。

ステアロイルグルタミン酸2Na(合成界面活性剤)は危険?

ステアロイルグルタミン酸2Naはアニオン界面活性剤(合成界面活性剤)の一種です。

シャンプーなどで言う「アミノ酸」に分類されますが、洗浄・気泡力はほぼありません。

成分をコーティングしたり、金属イオンを封鎖するキレート剤として配合されます。

もしこれが『高濃度』で『肌に塗り置くもの』であれば刺激のリスクがあるかもしれません。

でもこの製品では『低濃度』かつ『洗い流すもの』なので、界面活性剤による刺激は気にしなくて大丈夫です。

ララヴィクレンジングバーム成分解析のまとめ

  • 炭化水素油とエステル油をベースに使ったクレンジング力が高めのバーム。
  • 油脂は保湿&お肌を柔らかくする成分。脂性肌やニキビが気になる人は注意。
  • 精油が多くて香りがいいコスメ。ただし精油による刺激のリスクあり。
  • 肌の潤い・バリア機能をサポートする疑似セラミドが入っている

\7日分がお得に試せる/

トライアルセットのレビューはこちら

水添ポリ(C6-12オレフィン)エモリエント炭化水素です。
肌の表面に膜を作り、水分の蒸発を防ぎます。肌への刺激の心配はほとんどありません。
スクワランによく似た良い使用感を持ち、安定性が高くて乳化もしやすい、使い勝手の良い成分。
パルミチン酸エチルヘキシルエモリエント化粧品でよく使われるエステル油です。さらっとしたテクスチャの油性成分。
肌の表面に膜を作り、水分の蒸発を防ぎます。肌への刺激の心配はほとんどありません。
クレンジングに配合されている場合は、メイクを浮かせるためのオイル。メイクと落とす力は、そこそこ高めです。
炭化水素油ほどではありませんが、脱脂力があるので乾燥の原因になる可能性があります。
トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリルエモリエント化粧品でよく使われるエステル油です。さらっとしたテクスチャの油性成分。
肌の表面に膜を作り、水分の蒸発を防ぎます。成分中に顔料を分散させる効果も。
肌への刺激の心配はほとんどありません。
クレンジングに配合されている場合は、メイクを浮かせるためのオイル。メイクと落とす力は、そこそこ高めです。
炭化水素油ほどではありませんが、脱脂力があるので乾燥の原因になる可能性があります。
トリイソステアリン酸PEG-20グリセリル乳化非イオン(ノニオン)界面活性剤です。界面活性剤ですが刺激はほぼありません。
製品を水の中に油が溶け込むO/W型に乳化します。
O/W型は水に流れやすくさっぱり。乳液やクリームなどのスキンケアによく使われる乳化です。
クレンジングの成分を洗い流す成分として配合されることもあります。(この場合濃度は高め)
ポリエチレン調整体質顔料・合成ワックスの一種で、製品のテクスチャを調整したり安定させるために配合されます。
スクラブ剤として配合されることも。
環境に悪影響があると言われており、海外では使用を規制されている国もあります。
ラウリン酸PEG-12乳化非イオン(ノニオン)界面活性剤・乳化剤です。
製品を乳化・分散させるために配合されます。
クレンジングでは洗い流しのための役割も果たします。
ステアレス-5乳化非イオン(ノニオン)界面活性剤・乳化剤です。
製品を乳化・分散させるために配合されます。
クレンジングでは洗い流しのための役割も果たします。
トリイソステアリンエステル油化粧品でよく使われるエステル油です。さらっとしたテクスチャの油性成分。
肌の表面に膜を作り、水分の蒸発を防ぎます。肌への刺激の心配はほとんどありません。
クレンジングに配合されている場合は、メイクを浮かせるためのオイル。メイクと落とす力は、そこそこ高めです。
炭化水素油ほどではありませんが、脱脂力があるので乾燥の原因になる可能性があります。
炭酸ジカプリリルエステル油化粧品でよく使われるエステル油です。さらっとしたテクスチャの油性成分。
肌の表面に膜を作り、水分の蒸発を防ぎます。肌への刺激の心配はほとんどありません。
炭酸ジカプリリルはエステル油のなかでも、なめらかで伸びの良いテクスチャです。
クレンジングに配合されている場合は、メイクを浮かせるためのオイル。メイクと落とす力は、そこそこ高めです。
炭化水素油ほどではありませんが、脱脂力があるので乾燥の原因になる可能性があります。
フェニルトリメチコン皮膜シリコーンです。ツヤのある被膜を作ります。
撥水性を出したり、顔料の分散、成分を溶かし込むための油剤としても配合されます。
アルガニアスピノサ核油油脂アルガンオイルと呼ばれる保湿成分(油脂)です。
アサイーオイルと共に「世界2大保護オイル」呼ばれる上質な保護オイルです。
主な成分はオレイン酸とリノール酸。
トコフェロール、ポリフェノール、ステロール、スクワレン、トリテルペンアルコールなどの成分も含みます。
不飽和脂肪酸による肌を柔らかくする作用や、被膜を作って水分の蒸発を防ぐ作用があります。
ビタミンEなどの抗酸化成分を多く含むので、酸化しにくいのも特徴。
オイルの中ではメジャーな種類ですが、配合するコストが高いので、プチプラコスメにはあまり入りません。
スクレロカリアビレア種子油油脂マルラオイルとも呼ばれる保湿成分(油脂)です。
肌の水分蒸発を防いだり、お肌を柔らかくする作用があります。
オリーブオイルの約10倍の抗酸化力があると言われています。
やや重めのテクスチャですが、ベタつきは少ないです。
オレイン酸が多く、皮脂量が多い人が使うと皮脂バランスや毛穴の状態が悪くなることもあるので注意しましょう。
アクネ菌のエサになるのでニキビが出来やすい方は注意です。
バオバブ種子油油脂肌の水分蒸発を防いだり、お肌を柔らかくする作用があります。
パルミチン酸、リノール酸、オレイン酸を多く含む油脂。
サラッとしたテクスチャで、エイジングケアなどの美容効果も期待できます。
サルビアヒスパニカ種子油油脂チアシードとも呼ばれる保湿成分(油脂)です。
肌の水分蒸発を防いだり、お肌を柔らかくする作用があります。
ヘアケア製品に含まれると、補修やカラーの退色防止効果があると言われています。
ラウロイルグルタミン酸ジ(オクチルドデシル/フィトステリル/ベヘニル)保湿疑似セラミドとも呼ばれ、人間の肌に存在する細胞間脂質・セラミドと似た性質を持ちます。
セラミドと全く同じ効果があるとは言い切れませんが、近い作用を持ち、低コストで配合出来るのがメリットです。
角質の柔軟化、水分の蒸発を防ぐ作用があります。製品の安定化やべたつき防止効果もあります。
ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)保湿疑似セラミドとも呼ばれ、人間の肌に存在する細胞間脂質・セラミドと似た性質を持ちます。
セラミドと全く同じ効果があるとは言い切れませんが、近い作用を持ち、低コストで配合出来るのがメリットです。
角質の柔軟化、水分の蒸発を防ぐ作用があります。製品の安定化やべたつき防止効果もあります。
ニオイテンジクアオイ花油精油ゼラニウムとも呼ばれる天然香料(精油)です。女性ホルモンの分泌を整える、バラによく似た甘さと、レモンのような爽やかな香りがします。
殺菌・血行促進などの役割を持ちます。皮脂分泌の量をコントロールする効果も。
通経作用が強いので、妊娠中の方には不向き。濃度が高いと人によってはヒリヒリを感じる可能性があります。
アオモジ果実油精油メイチャンとも呼ばれる天然香料(精油)です。
シトラールが多く含まれ、レモンのような香りがします。
皮脂のコントロール、お肌を引き締めたり、虫を寄せ付けない効果があると言われています。
精油なので、濃度が高いと人によってはヒリヒリを感じる可能性があります。
シトラス系の香りですが、柑橘類ではなく、光毒性はありません。
エンピツビャクシン油精油天然香料(精油)です。
懐かしいようなウッド系の香りがします。
皮脂抑制、殺菌、収れん作用があると言われています。
化粧品に配合される程度の量であれば基本的には刺激はありませんが、人によっては合わない・刺激を感じる可能性もあります。
パルマローザ油精油天然香料(精油)です。鎮静作用のあるオリエンタル系の甘くて軽やかな香りがします。
抗菌・細胞成長促進などの作用もあります。
通経作用があるので妊娠中の使用は注意しましょう。
オレンジ果皮油精油天然香料(精油)です。オレンジの皮から採れるオイル。
フラボノイド、ビタミンA、ビタミンB、ビタミンC、ビタミンEなどが含まれています。
保湿、コラーゲンの生成促進、血行促進、抗菌などの効果があります。
光毒性が指摘されていますが、化粧品に配合される程度の量であれば特に影響はないでしょう。
クスノキ樹皮油精油カンファー、カンフルとも呼ばれる天然香料(精油)です。
薬のような強めのウッド系の香りがします。
抗炎症や、お肌を引き締めたり、皮脂をコントロールする効果があると言われています。
化粧品に配合される程度の量であれば基本的には刺激はありませんが、人によっては合わない・刺激を感じる可能性もあります。
チョウジつぼみ油精油天然香料(精油)です。スパイシーで刺激的な香りを持っています。
血行促進や抗菌などの効果があると言われています。
刺激の可能性もやや高い成分なので、高濃度の場合は注意しましょう。
ユーカリ葉油精油天然香料(精油)です。すっきりした香りを持ちます。
抗炎症、収れん、ニキビ予防、防腐などの効果があると言われています。
虫が嫌うにおいなので、高濃度で配合すると虫よけ効果もあります。
ローズマリー葉油精油天然香料(精油)です。
ハーブ系のリフレッシュできる香りがします。香りが強いので少量の配合でもしっかり香料としての役割に。
抗炎症・抗酸化・抗菌などの作用もあると追われています。
精油なので高濃度では刺激がありますが、化粧品に少量配合する程度ではほぼ問題ありません。
ラウロイルリシンコーティング酸化チタンなどの無機顔料をコーティングし、刺激を抑えたり、揮発性をもたせるために配合されます。
肌の潤いをキープしたり、乳化補助の作用も。
洗顔などに入れると毛穴の汚れを取る洗浄成分として働くこともあります。
シクロペンタシロキサン被膜形成肌や髪に皮膜を作り、表面をキレイに見せたり、成分を密着させる環状シリコーンです。
ベースの油剤としても使われ、揮発性が高く、自らは揮発してなくなります。
環状シリコーンはさらっとしたテクスチャで落としやすい性質を持ちます。
シリコーンは嫌われがちな成分ですが、シリコーン自体に刺激などのリスクはほぼありません。
ジメチコン被膜形成肌や髪に皮膜を作り、水分の蒸発を防いだり、表面をキレイに見せたり、外部刺激から守る、直鎖状シリコーンです。
同じジメチコンでも原料によって差はありますが、シリコーンの中でも皮膜力が高く、重いテクスチャを持ちます。
嫌われがちな成分ですが、シリコーン自体に刺激などのリスクはほぼありません。
高濃度で日焼け止めやファンデーションに配合されていると落としにくく、毛穴の詰まりの原因になることがあります。
ヘアケア商品で高濃度の場合は、ぺたんと重い髪になりやすいので注意しましょう。
ステアロイルグルタミン酸2Na調整アミノ酸系のアニオン(陰イオン)界面活性剤です。
アニオン界面活性剤では珍しく、洗浄・気泡力をほとんど持ちません。
肌や髪の手触りをなめらかにしたり、粉末の成分をコーティングするために配合されます。
金属イオンを封鎖するキレート剤としての役割も持ちます。
高濃度では刺激の可能性はゼロではありませんが、乳化剤として入っている程度ではそれほど強い刺激はありません。
酸化鉄顔料鉄の酸化物(さび)の総称で、代表的な顔料(着色料)です
赤、黒、黄色の3色があり、化粧品ではすべて酸化鉄と表示されますが、医薬部外品では色によって違う呼び方がされます。
光の屈折率が高く、紫外線錯乱効果も持ち合わせています。
サビと言われると少し怖いですが、ミネラルファンデーションにも使われており、皮膚刺激はほとんどなく、安全性の高い成分です。
水酸化Alコーティング肌に直接触れると酸化して肌荒れの原因になる酸化チタンの表面をコーティングする役割を果たします。
化粧品の色調調整、粘膜の被覆保護、収れん作用も持っています。
香料香料製品に良い香りをつけたり、原料臭をごまかすために配合されます。
香料といっても種類はたくさんあり、種類によっては刺激性・アレルギー性が気になります。
特に美容効果があるわけではないので、香りを楽しむ目的がなければ避けたい成分です。
ララヴィクレンジングバームの特徴
  • メルティ処方でバターのようにとろとろ~っと溶け、しっかり汚れを落としてくれるクレンジングバーム
  • 最初は硬めのバーム状で、肌の上でとろ~んと溶けて、バター状のテクスチャになる
  • W洗顔不要、まつげエクステ不要タイプ

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この記事を書いた人

ありすのアバター ありす コスメコンシェルジュエージェンシー

美容、メイク、おしゃれ等にはまっている20代の3児のママ。
コスメレビュー、コスメ成分解析、コスメサブスク、ファッションレンタルなどの情報を発信しています。

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