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今回はカラー後の髪の黄ぐすみを防ぐ、KYOGOKU ブルーパープルカラーシャンプーの成分解析です。
【はじめての方必読】当サイトの成分解析について
- 成分分解析は各成分の一般的な配合目的を記載したもので、製品の効果効能を保証するものではありません。
- 一部のコスメは、ブログ(可愛くなりたい)にて、レビューを掲載しています。
- リニューアル等により全成分が変更される可能性があります。見つけた場合はお問い合わせフォームから教えて頂けると助かります。
KYOGOKU ブルーパープルカラーシャンプーの成分解析
まず大前提として、このシャンプーは「髪のカラー管理」に特化したアイテムです。
他のシャンプーと同じように洗浄成分や補修成分で評価すると、かなりの低評価になります。
その分「カラー」に特化したアイテムだと理解した上で解析をお読みください。
洗浄成分は強め
主な洗浄成分はこちら。
- オレフィン(C14ー16)スルホン酸Na・・・陰イオン界面活性剤
- コカミドプロピルベタイン・・・両性界面活性剤
- (C12,13)パレスー3硫酸Na・・・陰イオン界面活性剤
- コカミドメチルMEA・・・非イオン界面活性剤
シャンプーの中では洗浄力がやや高~高めになっていそうです。
染料の力を最大限に活かすために、この組み合わせにしたんじゃないかな。
元の髪のダメージが強い人、乾燥している人だと、パサつきやすいのでご注意ください。
保湿・補修成分はほとんどなし
基本の保湿成分[グリセリン]や、手触りを良くする[ポリクオタニウムー10]は入っているものの、ドラッグストアで買えるシャンプーかそれ以下レベル。
でもこれには訳があって、保湿・補修・コンディショニング成分を入れれば入れるほど、求める色が出にくくなるんですよね💦
KYOGOKU ブルーパープルカラーシャンプーはカラーキープを目的としたシャンプーなので、あえて余計なものを入れずに作られました。
その分、ベースとなる[水]にこだわりがあって、希望通りの色を実現するために厳選した、パイロジェンフリー超純水を使っています。
保湿・補修・コンディショニングは、トリートメントで補おう!
3つの染料にこだわり
- HC青2
- 紫401
- 黒401
KYOGOKU ブルーパープルカラーシャンプーの最大の特徴は、厳選された3種類の染料です。
HC染料と酸性染料を組み合わせることで、くすみをなくして透明感のある髪色を作り上げています。
まとめ
一般的なシャンプーと同じ基準で解析すると、かなり評価が低くなるこのアイテム。
でも「カラーキープ」という点に強いこだわりを持って作られており、ファンも多いんです。
カラー後の黄ぐすみが気になる人は、ぜひ一度使ってみてください🙌
全成分と配合目的(予想)
成分名 | 目的 | 評価 |
---|---|---|
水 | ベース | |
オレフィン(C14ー16)スルホン酸Na | 陰イオン界面活性剤(洗浄) | |
コカミドプロピルベタイン | 両性界面活性剤(洗浄) | |
(C12,13)パレスー3硫酸Na | 陰イオン界面活性剤(洗浄) | |
グリセリン | ベース(保湿) | |
コカミドメチルMEA | 非イオン界面活性剤(泡質改善) | |
フェノキシエタノール | 防腐剤 | |
香料 | 香料 | |
ポリクオタニウムー10 | カチオン化セルロース(コンディショニング) | |
安息香酸Na | 防腐剤 | (旧) |
ラウラミドDEA | 非イオン界面活性剤(気泡) | |
クエン酸 | ph調整 | |
エチドロン酸4Na | キレート | |
HC青2 | HC染料 | |
紫401 | 酸性染料 | |
黒401 | 酸性染料 |
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