KISOの純粋レチノール原液5%配合美容液・キソ スーパーリンクルセラム VAの成分解析です。
【はじめての方必読】当サイトの成分解析について
- 成分分解析は各成分の一般的な配合目的を記載したもので、製品の効果効能を保証するものではありません。
- 一部のコスメは、ブログ(可愛くなりたい)にて、レビューを掲載しています。
- リニューアル等により全成分が変更される可能性があります。見つけた場合はお問い合わせフォームから教えて頂けると助かります。
まず、少し美容に詳しい方ならお気づきかもしれませんが、このコスメはレチノールが5%入っているわけではありません。
もし仮に純粋レチノールが5%も入っていたら、肌が荒れまくって大変なことになります。
クリニックで購入するようなめちゃくちゃ強いレチノールでも1%ぐらいです。
レチノールの濃度は多分低め
公式ページにも小さく書かれているのですが、以下の成分が入った「レチノール入りの原料」が5%使われているだけです。
水、BG、ペンチレングリコール、水添レシチン、レチノール、ポリソルベート20
おそらくほとんどは水ですね。
原料のデータがどこかにないかな?と探したのですが、見当たらず。
口コミを見る限り「荒れた」「刺激があった」「皮剥けした」というような意見はあまりなかったので、レチノールの濃度や浸透力はそれほど高くないでしょう。
もしレチノールが強く作用するような濃度・設計で入っていたら、A反応といって肌に赤みが出たり、皮剥けするような人が続出します。
でも、口コミではマイルドに使えている人がほとんどだったので、レチノールの濃度はそれほど高くないでしょう。
A反応が出るほど強くレチノールを入れると、「肌荒れした」とクレームが入ったりしがちなので、市販品でレチノールをがっつり入れたコスメはほとんどないよ。
そもそも、そんな濃度のレチノールを使うなら、自己判断をせずにクリニックに行って使った方が良いです。
訴求成分をチェック
レチノール以外には、7種類の植物エキスが入っています。
- ツボクサエキス
- オウゴン根エキス
- イタドリ根エキス
- カンゾウ根エキス
- チャ葉エキス
- ローズマリー葉エキス
- カミツレ花エキス
他は特に目立った訴求成分はありません。
30mlで1,508円で売っているコスメなので、植物エキスの濃度もあまり期待できないかも。
まとめ
やや批判的な内容になりましたが、1,508円で純粋レチノールが入っているというのは激安です。
- 本格的なレチノールよりは濃度が低いこと
- それでも肌質によっては刺激・肌荒れの原因になること
この2点を理解した上で、手軽にできるレチノールケアとして取り入れるならナシではないかも。
ただ「純粋レチノール原液5%配合」という、変な誤解を生みそうなキャッチコピーはあまり好きじゃないかな💦
全成分と配合目的
成分名 | 目的 | 評価 |
---|---|---|
水 | ベース | |
グリセリン | ベース(保湿) | |
プロバンジオール | ベース(保湿・抗菌) | |
ペンチレングリコール | ベース(保湿・抗菌) | △ |
レチノール | ビタミンA(整肌、ターンオーバーのサポート) | ★! |
水添レシチン | 両性界面活性剤(乳化) | |
ツボクサエキス | 植物エキス(整肌) | |
オウゴン根エキス | 植物エキス(整肌) | |
イタドリ根エキス | 植物エキス(整肌・透明感サポート) | |
カンゾウ根エキス | 植物エキス(整肌) | |
チャ葉エキス | 植物エキス(整肌) | |
ローズマリー葉エキス | 植物エキス(整肌・製品の抗菌) | |
カミツレ花エキス | 植物エキス(整肌) | |
キサンタンガム | 多糖類(増粘) | |
BG | ベース(保湿) | |
エチルヘキシルグリセリン | 保湿・抗菌 | |
ポリソルベート20 | 非イオン界面活性剤(乳化) | |
カルボマー | 合成ポリマー(増粘・乳化安定) | |
水酸化k | ph調整 | |
ホウケイ酸(Ca/Na) | 非晶質体(パール光沢) | |
酸化銀 | 防腐剤 |
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