【成分解析】カネボウ化粧品 エビータ ホワイト ローションL(さっぱり)

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カネボウ化粧品 エビータ ホワイト ローションL(さっぱり)の成分解析です。

全成分

有効成分:L-アスコルビン酸 2-グルコシド、グリチルリチン酸ジカリウム、酢酸DL-α-トコフェロール

その他の成分:水、エタノール、濃グリセリン、POEメチルグルコシド、水酸化K、フェノキシエタノール、POE水添ヒマシ油、エデト酸塩、PEG4000、BG、パラベン、ヨクイニンエキス、ローヤルゼリーエキス、DPG、POE(20)ヤシ油脂肪酸ソルビタン、ローズ水、クエン酸Na、クエン酸、加水分解コラーゲン液(4)、デヒドロジクレオソール、茶エキス-1、ヒアルロン酸Na-2、水溶性コラーゲン液-3

目次

カネボウ化粧品 エビータ ホワイト ローションL(さっぱり)の成分解析

有効成分の種類はしっとりタイプとまったく同じ。

美容成分についてもほぼ同じです。

この記事では、しっとりタイプとの違いを解析してみました。

しっとりタイプとの違いは?

さっぱりしっとり
有効成分:L-アスコルビン酸 2-グルコシド、グリチルリチン酸ジカリウム、酢酸DL-α-トコフェロール
有効成分:L-アスコルビン酸2-グルコシド、グリチルリチン酸ジカリウム、酢酸DL-α-トコフェロール
その他の成分:水、エタノール、濃グリセリン、POEメチルグルコシド、水酸化K、フェノキシエタノール、POE水添ヒマシ油、エデト酸塩、PEG4000、BG、パラベン、ヨクイニンエキス、ローヤルゼリーエキス、DPG、POE(20)ヤシ油脂肪酸ソルビタン、ローズ水、クエン酸Na、クエン酸、加水分解コラーゲン液(4)、デヒドロジクレオソール、茶エキス-1、ヒアルロン酸Na-2、水溶性コラーゲン液-3その他の成分:水、エタノール、濃グリセリン、DPG、BG、水酸化K、フェノキシエタノール、ジグリセリン、POE水添ヒマシ油、エデト酸塩、ヨクイニンエキス、ローヤルゼリーエキス、POE(20)ヤシ油脂肪酸ソルビタン、ローズ水、クエン酸Na、マルチトール液PEG1000、クエン酸、加水分解コラーゲン液(4)、ヒアルロン酸Na-2、デヒドロジクレオソール、茶エキス-1、水溶性コラーゲン液-3

細かく見ていくと微妙な違いがあります。

成分が濃度順に記載されている前提で解析すると違いは

  • さっぱりはエタノール・濃グリセリンベース、しっとりはエタノール・濃グリセリン・DPG・BGベース
  • おそらくさっぱりの方がエタノールの濃度が高そう
  • 使われている増粘剤の種類が違う
  • さっぱりには[POEメチルグルコシド]が、しっとりには[ジグリセリン][マルチトール液]が保湿成分として入っている

といったところですね。

使った感じのしっとり感と保湿力は、しっとりタイプの方が上だとは思いますが、あまり大きな差はないでしょう。

使用感の好みで選べばいいけど、迷ったら保湿力が高くて、エタノールの濃度も低そうなしっとりタイプを選んだ方が良いかなぁと思いました。

成分解析のまとめ

  • 美白成分の効果はあまり強くなく、どちらかというと抗炎症成分がメインかも
  • エタノールの濃度が高いかもしれないので注意
  • 無難な美容成分で構成されていて、特に目立ったポイントのないシンプルな保湿コスメ
  • 特にこだわりがないのなら、しっとりタイプの方が良いかも。
ベースほぼすべての化粧品に成分を溶かし込むために配合されています。
水自体に特別な効果はありませんが、刺激やアレルギーなどのリスクもありません。
エタノールベース化粧品で「アルコール」と呼ばれている、揮発性の高い成分です。
使用感の向上、清涼感の演出、抗菌などの効果があります。
高濃度で配合されていると、ツンとしたにおいがあり、刺激や乾燥の原因になることも。
1%以下(成分表示の後方に表示)の場合は、成分を溶かし込むためなどの目的で配合されており、影響はほぼありません。
濃グリセリン保湿化粧品によく使われる低刺激な保湿成分です。
一般的なグリセリンは85%前後の濃度ですが、濃グリセリンは95%以上の濃度。
グリセリンよりもさらに保湿力が高く、重いテクスチャをしています。
POEメチルグルコシド保湿水溶性合成ポリマーの一種です。
天然保湿因子に近い性質を持ち、お肌を柔らかく整えたり、保護膜を作って保湿します。
化粧品の成分を浸透しやすくさせるためにも配合されます。
水酸化K洗浄or調整強いアルカリの性質を持ち、高級脂肪酸や油脂と混ざることでカリ石けん素地(陰イオン界面活性剤)になります。
水酸化Naで作った石けん素地に比べて、水に溶けやすいので、主に液体タイプの化粧品に使われます。
単独では強い刺激のある成分ですが、化粧品では中和されているため刺激はほぼありません。
製品の増粘やph調整のために配合されることもあります。
フェノキシエタノール防腐剤防腐剤です。エタノール(アルコール)とは異なる成分です。
抗菌作用が高く、製品中での微生物の繁殖を防ぎます。
高濃度では刺激になる可能性もありますが、化粧品では1%以下でしか配合できず、刺激はほぼありません。
POE水添ヒマシ油乳化非イオン(ノニオン)界面活性剤です。界面活性剤の中でも特に低刺激な成分。
化粧品ではPEG-●水添ヒマシ油と表示され、●の数値により作用が異なりますが、医薬部外品では詳細はわかりません。
界面活性剤の中でも特に低刺激で、目薬などに使われることも。皮膚刺激はほとんどなく、安全性の高い成分です。
エデト酸塩キレート製品の金属イオンを封鎖して品質を維持します。
刺激の可能性も指摘されていますが、化粧品に少し配合される程度ではそれほど影響はありません。
品質の維持に意味のある成分ですし、無理に避ける必要はないでしょう。
PEG4000増粘化粧品に良く使われる成分です。
PEG(ポリエチレングリコール)は肌の水分蒸発を防いだり、化粧品にとろみをつけます。
PEG-75は分子量が大きく保湿力はほとんどなく、主に増粘や乳化補助のために配合されます。
低分子のものは刺激の可能性がありますが、PEGー75は分子が大きいので刺激はほぼありません。
BGベース(保湿)化粧品のベースとしてよく使われる保湿成分です。
低刺激で、グリセリンに比べて保湿力は劣りますがさっぱりした使用感です。
1%以下(成分表示の後方に表示)の場合は、成分を溶かし込むためなどの目的で配合されており、影響はほぼありません。
パラベン防腐ごく少量の配合で、製品の抗菌・防腐に高い効果を発揮します。
パラベンは避けられがちですが、実際には化粧品に配合する防腐剤の中では毒性が低く、お肌への刺激も少ない防腐剤です。
化粧品では~パラベンと種類が記載されますが、医薬部外品ではパラベンとまとめて表示されます。
ヨクイニンエキス整肌ハトムギ化粧水でお馴染みの抗炎症・保湿成分です。
抗腫瘍作用も持っており、昔からイボ治療のためにも使われていました。
他にも肌のターンオーバー促進、角質水分増加による保湿、色素沈着抑制、汗の消臭、余分な皮脂の分泌を抑えるなどの作用を持っています。
化粧品ではやたらと万能な成分として扱われがちですが、植物成分なので作用はそこまで強くないです。
ローヤルゼリーエキス保湿ヒドロキシデセン酸、ビタミンB、パントテン酸、アミノ酸、酵素、ミネラルなどを多く含み、栄養価が高いエキスです。
肌を保湿する効果があり、実験で肌の水分量の増加が確認されています。抗菌、肌の新陳代謝の促進効果も。
食用のローヤルゼリーには肌に刺激のある成分が含まれていますが、化粧品に配合される際には取り除かれているので問題ありません。
DPGベース(保湿)化粧品のベースとしてよく使われる保湿成分です。
さっぱり系の使用感で、低コストで配合できるのが特徴です。
眼睛刺激やわずかな皮膚刺激の可能性があり、無理に避けるほどではありませんが、濃度が高いものは注意しましょう。
POE(20)ヤシ油脂肪酸ソルビタン乳化非イオン(ノニオン)界面活性剤です。界面活性剤ですが刺激はほぼありません。
製品を水の中に油が溶け込むO/W型に乳化します。
O/W型は水に流れやすくさっぱり。乳液やクリームなどのスキンケアによく使われる乳化です。
ローズ水植物エキスバラの芳香成分を含む、水蒸気蒸留水です。
製品の香り付け、リラックス、保湿などの効果が期待できます。
クエン酸Naph調整・キレート製品をアルカリ性にするph調整剤です。
キレート(金属イオン封鎖)や酸化防止の役割も。
ph調整剤のため1%以下で配合されている場合は刺激はほぼありません。
クエン酸ph調整製品を酸性にするph調整剤です。
収れん作用を持ち、毛穴ケアやお肌のキメを整える効果も期待できます。
ph調整剤のため1%以下で配合されている場合は刺激はありませんが、ピーリング目的にたくさん配合されていると刺激になりやすいので注意です。
加水分解コラーゲン液(4)保湿水溶性コラーゲンを加水分解して小さくして浸透力を高めた成分です。
肌の土台で水分を蓄える保湿の役目を持っています。
デヒドロジクレオソール酸化防止剤製品の酸化を防ぎます。
薬機法上では効果効能として謳えませんが、肌への抗酸化作用も期待できます。
茶エキス-1植物エキスチャカテキン(ポリフェノール)、カフェイン、ビタミンC、ビタミンE、アミノ酸などを含む抗炎症成分です。
消炎、抗酸化、抗菌、収れん、消臭、育毛、美容、保湿などの作用もあると言われています。
ヒアルロン酸Na-2保湿化粧品でよく使われる定番の保湿成分です。1gで2~6Lの水分保持力があります。
肌の細胞と細胞の間で、水分の保持やクッションのような役割をしている、保湿に重要な成分。
粘度が非常に高く、配合量が多いと、とろっとしたテクスチャになります。
水溶性コラーゲン液-3保湿化粧品でよく使われる定番の保湿成分です。
保水力が高く、肌の土台で水分を蓄えて保湿・ハリ・弾力をサポートします。
さらさらとしたテクスチャですが、肌や髪の表面に膜を作って保護する効果も。
低温ではゲル状になり、体温ほどの温度では液状になる性質を持ち、化粧品に配合された場合はとろみが出ます。
カネボウ化粧品 エビータ ホワイト ローションL(さっぱり)の特徴
  • 植物のみなぎる力を味方に、うるおいあふれるハリ肌へ導くボタニバイタルエイジングケアラインの化粧水
  • W有効成分(ビタミンC)+(ビタミンE)を配合

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この記事を書いた人

ありすのアバター ありす コスメコンシェルジュエージェンシー

美容、メイク、おしゃれ等にはまっている20代の3児のママ。
コスメレビュー、コスメ成分解析、コスメサブスク、ファッションレンタルなどの情報を発信しています。

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