DHCのロングセラー商品・DHCディープクレンジングオイルの成分解析です。
【はじめての方必読】当サイトの成分解析について
- 成分分解析は各成分の一般的な配合目的を記載したもので、製品の効果効能を保証するものではありません。
- 一部のコスメは、ブログ(可愛くなりたい)にて、レビューを掲載しています。
- リニューアル等により全成分が変更される可能性があります。見つけた場合はお問い合わせフォームから教えて頂けると助かります。
DHCディープクレンジングオイルの成分解析
結論から言うと、闇がありそうなコスメです。
全成分が非公開になっているんですよね。
医薬部外品なので非開示には法的には問題ありません。
でも、消費者視点で考えると、非公開は良いことではありませんね。
日本化粧品工業連合会のルールでは医薬部外品も全成分の記載を推奨しており、ほとんどのメーカーは医薬部外品でも全成分を開示しています。
なぜ非開示なのか理由を探してみると、DHCは成分の特許関連で裁判になったことがあるみたいです。
DHCの特許侵害裁判
この製品ではなく、「DHCマイルドタッチクレンジングオイル」でファンケル、「DHCアスタキサンチンジェル」「DHCアスタキサンチンローション」で富士フイルムと裁判をしています。
どちらもDHCが特許を侵害する化粧品を販売したとして、販売差し止めと賠償金の支払いを求められた裁判です。
ファンケルとの裁判は、第一審で特許侵害を認め、約1億6600万円の賠償が求められましたが、双方に不服があったとしてさらに揉め続けました。
最終的には「DHCが該当製品の販売を中止した」こともあり、ファンケルは賠償を求めない形で和解しました。
富士フイルムとの裁判は特許侵害に当たらないと判決が出て賠償なし、現在も該当商品の販売が続けられています。
ニュースを読み漁っていると、富士フイルムとの裁判でDHCが勝ったあと「大変満足している」とコメントしたらしく、ちょっと感じが悪いです・・😓
全成分が非開示の理由
全成分は問い合わせても「企業秘密」と言って教えてくれないそうです。
1995年発売の商品でいつから全成分が非表示なのかはわかりませんが
- 後ろめたいことがあるから(他社の真似)
- 裁判になるのが嫌だから(訴訟されるような真似をしている)
といった理由があるから、成分を非開示にしているんじゃないのか、と疑っちゃいますね😫
消費者に情報を公開せずに商品を販売するのは、信用できません。
全成分の一部を発見
どこかに全成分がないか探してみたところロハコの商品ページに成分の一部が載っていました。
オリーブバージンオイル、ローズマリー、甘草誘導体、ビタミンE
ただし
- 有効成分とその他の成分に分かれて書かれていない
- オイルを洗い流す界面活性剤が書かれていない
- テクスチャやメイク落ちの強さ的に、オリーブオイルがベースとは思えない
ということもあり、正しい形ではないと思われます。
(3つめはRAXYに入っていたものを使った感想です。)
個人的な予想ですが、正しい成分はこんなところかな?
有効成分:グリチルリチン酸ジカリウム
その他の成分:(何らかのオイル)、(洗い流し用の界面活性剤)、、オリーブ果実油、ローズマリー葉油、トコフェロール
これ以外にも防腐剤や、テクスチャを調整する成分が入っている可能性もありそうです。
メイク落ちが良いと好評なので、ベースはオリーブオイルだけでなく、ミネラルオイルやエステル油を入れている可能性が高いですね。
全成分からは推測できませんが、オリーブオイルの濃度が高い場合は、肌を柔らかくしたりの美容効果があります。
ただし脂性肌やニキビ肌との相性は悪いので注意してください。
解析結果としては、全成分が不明なので良いとも悪いとも言えないです。
ただし非公開という企業姿勢を考えると、あんまり信用できないコスメですね😓
全成分と配合目的(予想)
全成分非公開
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