【成分解析】キュレル潤浸保湿泡美容液

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Instagram(@alice_kaiseki)で2.1万人にスキンケア情報を発信するコスメコンシェルジュエージェンシー(日本化粧品検定1級)のありすです✨

今回は「キュレル 潤浸保湿 泡美容液」を成分面からガッツリ解析していきます。

開発期間13年、試作回数なんと1,500回!花王の炭酸技術を結集して誕生した、キュレル初の泡美容液です。

乾燥性敏感肌のための「セラミドケア」と「炭酸泡」が融合した、これまでにない処方が特徴。

同じ花王の人気商品「ソフィーナiP 土台美容液(ベースケア セラム)」との違いも詳しく比較しながら、解析していきます✨

ブランド名Curel(キュレル)
価格3,850円
容量120g
発売日2025年9月6日
全成分はこちら

有効成分:グリチルリチン酸ジカリウム

その他の成分:水、グリセリン、BG、二酸化炭素、ヘキサデシロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミド、フェノキシエタノール、ステアロイルメチルタウリンNa、ユーカリエキス、アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体、ジメチコン、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、水酸化ナトリウム液、エデト酸塩

公式のアピールポイント

  • 「乾燥ざらつきくすみ」に特化したアプローチ
  • 医薬部外品としての肌荒れ予防効果
  • 高吸着セラミドケア技術
【はじめての方必読】当サイトの成分解析について
  • 成分解析は各成分の一般的な配合目的を記載したもので、製品の効果効能を保証するものではありません。
  • リニューアル等により全成分が変更される可能性があります。見つけた場合はお問い合わせフォームから教えて頂けると助かります。
目次

成分解析

それでは、成分を細かく見ていきましょう。

有効成分をチェック

グリチルリチン酸ジカリウム

キュレルシリーズではおなじみの定番抗炎症成分。甘草(カンゾウ)由来で、肌荒れ防止ニキビ予防に効果的です。

乾燥性敏感肌は、バリア機能の低下により慢性的な微弱炎症を起こしやすい状態。

この成分が炎症を鎮静化し、肌を安定させてくれます。医薬部外品としての効果が認められているのは大きなポイントです。

炭酸のヒミツ

二酸化炭素(炭酸ガス・噴射剤)

泡美容液の要となる成分。血行促進浸透促進の2つの効果があります。

血行促進効果: 炭酸が皮膚から吸収されると、血管が拡張して血流がアップ。その結果、肌に酸素と栄養が届きやすくなり、くすみが晴れたような明るい印象に。

浸透促進効果: 炭酸の泡が角層に入り込み、保湿成分を奥まで届けやすくする。花王の研究では、「毛穴の約1/20サイズ」の微細な炭酸泡を実現しています。

保湿・バリア強化成分をチェック

ヘキサデシロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミド(セラミド機能成分)

キュレルの代名詞とも言える、疑似セラミド(セラミド類似成分)。人の肌に存在するセラミドと似た構造を持ち、バリア機能をサポートします。

主な効果:

  • 角層の細胞間脂質を補強
  • 水分蒸発を防ぐ
  • 外部刺激から肌を守る

ヒト型セラミドと比べると効果はマイルドですが、配合量を増やしやすく、価格を抑えられるというメリットがあります。敏感肌向けブランドとして「続けやすい価格」と「効果」のバランスを重視した処方です。

ユーカリエキス

ユーカリの葉から抽出したエキス。抗炎症作用保湿効果があり、荒れがちな肌を整えてくれます。

さらにケラチン細胞内のセラミドを増加して、角質層の保水性及びバリア機能を改善する効果も確認されています。

公式が「肌荒れを防ぐ」とうたうのは、有効成分だけでなく、こうしたサポート成分の働きも大きいのです。

グリセリン/BG(1,3-ブチレングリコール)

基本の保湿剤コンビ。水分を抱え込み、肌にしっとり感を与えます。

特にグリセリンは水に次いで2番目に配合されており、保湿力の高さが伺えます。BGは保湿だけでなく、防腐効果もあるため、防腐剤の使用量を減らせる優秀な成分です。

感触改良・安定化成分

ステアロイルメチルタウリンNa

アミノ酸系界面活性剤です。

洗浄成分として使われることが多い成分ですがこの製品では役割が違います。

微量使ってマイクロミキサーで処理することで、セラミド機能成分を溶け込ませる役割をしています。

アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体

ポリマーの一種で、テクスチャーの調整成分の安定化を担います。

泡が肌に広がる際の「とろける感触」を演出し、心地よい使用感を実現。また、炭酸の揮発を抑え、成分が角層に届くまでの時間を稼ぐ役割も。

ジメチコン

シリコーンオイルの一種。さらっとした使用感保護膜の形成に貢献します。

泡美容液なのにべたつかず、その後のスキンケアやメイクを邪魔しない秘密は、このジメチコンの働きが大きい。肌表面を滑らかに整える効果もあります。

ヒドロキシプロピルメチルセルロース

増粘剤。泡のとろみ感を出し、肌への密着性を高めます。

炭酸泡は通常すぐに消えてしまいますが、この成分により泡が肌に留まる時間が長くなり、浸透効果がアップ。


その他の成分

  • 水酸化ナトリウム液: pH調整剤。肌に優しい弱酸性に調整
  • エデト酸塩: キレート剤。製品の安定性向上
  • フェノキシエタノール: 防腐剤(パラベンフリー処方)

【ソフィーナiP土台美容液との徹底比較】どっちを選ぶ?

花王の炭酸泡美容液といえば「ソフィーナiP ベースケア セラム(土台美容液)」。同じ花王だからこそ、どう違うのか気になりますよね。

コンセプトの違い

項目キュレル 潤浸保湿 泡美容液ソフィーナiP ベースケア セラム
ターゲット乾燥性敏感肌全肌質(エイジングケア重視)
主な悩み乾燥ざらつきくすみ・肌荒れあらゆる肌悩み(万能型)
分類医薬部外品化粧品
価格3,850円/120g5,500円/90g(本品)
使用タイミング化粧水の後洗顔直後(土台ケア)

成分の違い

キュレルの強み:

医薬部外品として肌荒れ予防効果が認められている
セラミド機能成分で敏感肌のバリア機能を重点ケア
無香料で刺激を最小限に
✅ 低刺激設計で乾燥性敏感肌に特化
✅ 価格が約30%安い(コスパ◎)

ソフィーナiPの強み:

高麗人参エキスで血行促進効果が高い
ユーカリエキス配合で透明感アップ
香りがあり、使用感が贅沢
✅ 「土台美容液」として洗顔直後に使う独自設計
✅ 炭酸濃度が高いかも?(「高濃度炭酸泡」訴求)

成分構成の本質的な違い

キュレル: 敏感肌向け「保湿×鎮静」特化型

  • 主軸:セラミド機能成分+グリチルリチン酸ジカリウム
  • 構造:バリア機能の補強と炎症抑制に全振り
  • アプローチ:守りのケア

ソフィーナiP: エイジングケア「土台力UP」万能型

  • 主軸:高麗人参エキス
  • 構造:血行促進と肌代謝アップ
  • アプローチ:攻めのケア

この違いが、使用感や効果実感に大きく影響しています。

泡の違い

キュレル:「濃密泡」訴求

ソフィーナiP:「高濃度炭酸泡」「毛穴の約1/20サイズ」訴求

実際の濃度の違いは公開されていませんが、公式の説明を見ている感じでは、ソフィーナiPの方が濃度が高い可能性はあるかも?

使い分けのポイント

キュレルを選ぶべき人:

  • 乾燥性敏感肌・バリア機能が弱い
  • 肌荒れを予防したい
  • 乾燥によるくすみ・ざらつきが気になる
  • 無香料が好き
  • コスパを重視したい
  • 医薬部外品の効果を求める

ソフィーナiPを選ぶべき人:

  • エイジングケアをしたい
  • 血行不良によるくすみが気になる
  • 土台からしっかりケアしたい
  • 香りも楽しみたい
  • 贅沢な使用感を求める
  • 高濃度炭酸が欲しい

メリット・デメリット

メリット

医薬部外品としての信頼性 有効成分配合で、肌荒れ予防効果が認められているのは大きなメリット。「なんとなく良さそう」ではなく、「効果が証明されている」安心感があります。

キュレル初の泡美容液という革新性 13年の開発期間、1,500回の試作。ナイアシンアミドと炭酸を両立させる技術的難易度の高さを乗り越えた、花王の本気が感じられます。

乾燥性敏感肌に特化した設計 セラミド機能成分配合で、バリア機能が弱い肌をしっかりサポート。無香料・無着色・アルコールフリーの低刺激設計も◎。

「乾燥ざらつきくすみ」への的確なアプローチ 炭酸による血行促進と、セラミドケアによる保湿。この2つのアプローチで、冷えたような暗いくすみを改善する設計が秀逸。

ソフィーナiPより約30%安い 同じ花王の炭酸泡美容液なのに、価格は3,850円とリーズナブル。続けやすい価格設定は、敏感肌にとって重要なポイント。

デメリット

❌ 炭酸の密度は控えめかも? ソフィーナiPの「高濃度炭酸」と比べると、炭酸の密度は控えめかも??同じ炭酸濃度を期待するには物足りないかも。

❌  香りがない 無香料は敏感肌には◎ですが、スキンケアの香りでリラックスしたい人には物足りない。

❌ 容器が大きい 120gで約1.5〜2ヶ月分と容量はたっぷりですが、その分容器が大きめ。洗面所に置くスペースを取ります。

❌ エイジングケア成分は控えめ セラミドケアと肌荒れ予防に特化しているため、ペプチドやレチノールなどの積極的なエイジングケア成分はなし。

向いている人・不向きな人

✅ こんな人におすすめ

乾燥性敏感肌の人 キュレルブランドが長年研究してきた敏感肌ケアのノウハウが詰まっています。バリア機能が弱く、肌荒れしやすい人に最適。

乾燥によるくすみ・ざらつきが気になる人 冷えたような暗いくすみ、ざらざらした肌触り。これらの悩みに特化した処方なので、ピンポイントで効果を実感しやすい。

キュレルシリーズを愛用している人 化粧水や乳液と同じセラミドケア設計なので、ライン使いで相乗効果が期待できます。

炭酸美容液を試したいけど刺激が心配な人 ソフィーナiPだと刺激が強そう…という人も、キュレルなら安心。低刺激設計で炭酸ケアデビューにぴったり。

20代後半〜40代の敏感肌 くすみが気になり始める年代で、かつバリア機能の低下も感じている世代に。

コスパを重視する人 炭酸美容液としては比較的リーズナブル。1日あたり約65円(120g・約2ヶ月使用)とコスパも◎。

❌ こんな人には不向き

高濃度炭酸を求める人 ソフィーナiPよりは濃度が低い可能性あり。とにかく炭酸を期待するならソフィーナiPの方が向いている。

エイジングケアを最優先したい人 セラミドケアと肌荒れ予防に特化しているため、シワ・たるみ・ハリ不足には別のアイテムが必要。

香りを楽しみたい人 無香料なので、スキンケアの香りでリラックスしたい人には物足りない。

すぐに使い切りたい人 120gで約1.5〜2ヶ月分と大容量。旅行先で試したい人や、少量から試したい人には向かない。

使い方とコツ

キュレル 泡美容液は化粧水の後に使うのが正解です。

使用順序: 洗顔 → 化粧水 → キュレル 泡美容液 → 乳液/クリーム

気になる部分は重ね付け

くすみやざらつきが特に気になる頬・小鼻・フェイスラインは、重ね付けがおすすめ。

炭酸の血行促進効果で、重点的にケアしたい部分の明るさがアップします。

まとめ

キュレル 潤浸保湿 泡美容液は、「乾燥性敏感肌のくすみ悩み」に特化した、新しいアプローチの美容液です。

13年の開発期間で培った花王の炭酸技術と、キュレルが誇るセラミドケア。この2つが融合することで、敏感肌でも安心して使える炭酸美容液が誕生しました。

ソフィーナiPが「土台から底上げ」なら、キュレルは「弱った肌を立て直す」イメージ。

乾燥によるざらつきやくすみを感じていて、かつバリア機能の低下に悩んでいるなら、キュレルがベストな選択。

一方、エイジングケアや土台力アップを重視するなら、ソフィーナiPを選ぶのが正解です。

肌悩みに合わせて、最適な炭酸泡美容液を選んでください👌

よくある質問

ソフィーナiPとキュレル、どっちが効果ある?

「どちらが効果的」というより、悩みによって使い分けが正解。乾燥性敏感肌でくすみ・ざらつきが気になるならキュレルエイジングケアや血行促進を重視するならソフィーナiPです。

乳液やクリームは必要?

キュレル 泡美容液は保湿美容液なので、油分を補う乳液やクリームをあとから使いましょう👌

1本でどれくらい持つ?

120g入りで、朝晩使用で約1.5〜2ヶ月持ちます。キュレルの中では高めのアイテムですが、1日あたり約65円なので、コスパは悪くありません。

ニキビ肌でも使える?

グリチルリチン酸ジカリウム配合で炎症を抑えてくれるので、ニキビ予防にもおすすめ。ただし、ノンコメドジェニックテスト(ニキビのもとになりにくいテスト)済みとは表記されていないので、ニキビが気になる人はパッチテストを推奨します。

ソフィーナiPの土台美容液と併用してもいい?

基本的にはどちらか1本に絞るのがおすすめ。両方使うと、ステップが増えて手間になる上、効果が重複するためコスパが悪くなります。朝はキュレル、夜はソフィーナiPなど、使い分ける方法ならアリです。

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この記事を書いた人

ありすのアバター ありす コスメコンシェルジュエージェンシー

美容、メイク、おしゃれ等にはまっている20代の3児のママ。
コスメレビュー、コスメ成分解析、コスメサブスク、ファッションレンタルなどの情報を発信しています。

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