ビーグレン クレイウォッシュ【全成分&成分解析】

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薬学博士が開発したサイエンスコスメ「b.glen(ビーグレン)」の洗顔料・クレイウォッシュの成分解析です。

【はじめての方必読】当サイトの成分解析について
  • 成分分解析は各成分の一般的な配合目的を記載したもので、製品の効果効能を保証するものではありません。
  • 一部のコスメは、ブログ(可愛くなりたい)にて、レビューを掲載しています。
  • リニューアル等により全成分が変更される可能性があります。見つけた場合はお問い合わせフォームから教えて頂けると助かります。
目次

配合が難しいモンモリロナイトを配合

モンモリロナイトは、肌の不要な汚れを吸着する成分です。

粒子が小さいのでスクラブや粒子の大きなクレイよりも肌を傷つけにくく、細かい部分の汚れに届きやすいのが特徴。

また、イオン交換の性質を持っていて、肌の上で汚れ(+)を捕まえて、美容成分(+)を離してくれるんです。

保水性のあるクレイで、他のクレイよりも乾燥させにくいというメリットも。

そして、この製品で珍しいのは、洗浄成分よりも高濃度でクレイ(モンモリロナイト)が入っていること。

クレイを配合した洗顔料自体はよくあるのですが、ほとんどは濃度が1%以下だったりします。

でもこの製品は、全成分の水の次に「モンモリロナイト」が書かれているので、濃度はかなり高いことが予想できます。

モンモリロナイトは配合難易度が高い

モンモリロナイトは天然鉱物なので品質が一定ではなく、さらに保水性が高いので水に溶かすとダマになりやすいんです。

化粧品の主成分として配合するには非常に扱いづらく、おそらくこれを作るには相当な技術や設備が必要です。

現にプチプラでモンモリロナイトが高濃度で配合された洗顔料は存在せず、ビーグレンの技術があるから出来たんじゃないでしょうか。

界面活性剤は少なめだけど・・・

全成分を見ると、モンモリロナイト以外の洗浄成分(界面活性剤)が出てくるのは6番目。

アミノ酸系の界面活性剤が2種類使われています 。

先にイソノナン酸エチルヘキシル、ソルビトール、BGなどの保湿成分が書かれているんです。

普通は2~4番目ぐらいには出てくるので、界面活性剤の濃度はかなり低いことが予想されます。

ただしビーグレンのクレイウォッシュは泡立てずに使うタイプなので、結局肌に乗せる界面活性剤の濃度はあまり変わらないのかも。

個人的に、泡立てない洗顔料は肌を乾燥させやすく、あまり好きではありません。

でもビーグレンはクレイの都合上泡立ててないだけで、洗浄成分の濃度を落としてマイルドにしているので、印象は悪くないです。

訴求成分をチェック

尿素
お肌を保湿する。角質を柔らかくする。
スクワラン
水分の蒸発を防ぐ。しっとり仕上げる。
ヒアルロン酸Na
角質層で水分を抱え込む。
グリチルリチン酸2K
お肌を整えて肌荒れを防ぐ。
エキス類
アロエベラ葉エキス、カミツレ花エキス 、 クズ根エキス 、 クロレラエキス。
お肌を保湿し、整える。

ラインナップはそこそこ豪華って感じですね。

モンモリロナイトが成分を抱え込み、お肌でイオン交換してくれます。

敏感肌適正で気になる部分

まず、クレイがメインの洗顔料というのはあまりない製品。

モンモリロナイト自体は悪い成分ではないのですが、必要な油分まで奪っちゃう可能性は否定できませんね。

また、尿素も人によってはバリア機能を壊すリスクあり。

陽イオン界面活性剤(クオタニウム-73)も配合量に規制のある成分で、若干刺激になりやすいです。

こういった要素から、敏感肌の人はちょっと用心した方が良いかなと思います。

そもそもビーグレン自体が、敏感肌適正よりも、効果を求める人向けのブランドって印象です。

高いけど価値があるコスメ

ビーグレンのクレイウォッシュの定価は4,290円。

いつも私は「高い洗顔料買っても、美容成分は洗い流されるから効率悪いよ」と書いているんですが、これは例外的に高くても価値のあるコスメだと思います。

モンモリロナイトが主成分になったコスメって、プチプラではないんですよね。

ロゼットのアクネクリアあたりには入っていますが、濃度はそれほど高くないでしょう。

KURUMUクリームウォッシュという洗顔料はモンモリロナイトが水の次に書かれています、値段はビーグレンとさほど変わりません。

ビーグレン自体、世界規模の大手ブランドなので信頼感もあり、気軽に試したい人は、1,100円で買えるビーグレンのお試しセットの中にも入っています。

ちょっと高くても、良い洗顔料が欲しいって人は一度試してみる価値のあるコスメだと思います。

全成分と配合目的

成分名目的評価
ベース
モンモリロナイトクレイ(汚れ吸着)
イソノナン酸エチルヘキシルエステル油(エモリエント)
ソルビトール糖アルコール(保湿)
BGベース(保湿)
ココイルグルタミン酸Naアミノ酸系陰イオン界面活性剤(洗浄)
ペンチレングリコールベース(保湿・抗菌)
ココイルグルタミン酸TEAアミノ酸系陰イオン界面活性剤(洗浄)
尿素保湿・角質柔軟
スクワラン炭化水素油(エモリエント)
ヒアルロン酸Na保湿
グリチルリチン酸2K整肌
アロエベラ葉エキス植物エキス(整肌)
カミツレ花エキス植物エキス(整肌)
クズ根エキス植物エキス(整肌・透明感サポート)
クロレラエキス緑藻エキス(保湿)
カプリロイルグリシン保湿・製品の抗菌
エチルヘキシルグリセリン保湿・抗菌
クオタニウム-73陽イオン界面活性剤・第四級アンモニウム系(コンディショニング・抗菌)
EDTA-2Naキレート
フェノキシエタノール防腐剤

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この記事を書いた人

ありすのアバター ありす コスメコンシェルジュエージェンシー

美容、メイク、おしゃれ等にはまっている20代の3児のママ。
コスメレビュー、コスメ成分解析、コスメサブスク、ファッションレンタルなどの情報を発信しています。

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