アメリカ初のスキンケアブランド・リビジョンススキンケアのビタミンC美容液「c+コレクティングコンプレックス30」の成分解析です。
【はじめての方必読】当サイトの成分解析について
- 成分分解析は各成分の一般的な配合目的を記載したもので、製品の効果効能を保証するものではありません。
- 一部のコスメは、ブログ(可愛くなりたい)にて、レビューを掲載しています。
- リニューアル等により全成分が変更される可能性があります。見つけた場合はお問い合わせフォームから教えて頂けると助かります。
ビタミンC誘導体を30%配合
まず最大の特徴が「アスコルビン酸テトラヘキシルデシル」というビタミンC誘導体を30%の濃度で配合していることです。
アスコルビン酸テトラヘキシルデシルはTHDとも呼ばれるビタミンC誘導体。
アスコルビン酸とヘキシルデカノールによる油溶性ビタミンC誘導体なのですが、日本のコスメではほとんど使われていません。
私も初めて聞いたので調べてみたところ
- 酸化しにくい
- 炎症を起こしにくい
- 浸透性が高い
といった特徴があるようです。
「どの程度効果があるのか」「安全性は大丈夫か」といった日本語のデータはあまり見つからず、良いとも悪いとも言いにくい成分ですね。
まぁ30%という濃度から予想するに、けっこうハイパワー系の美容液だと思います。
訴求成分をチェック
ビタミンC誘導体以外には以下のようなものが入っています。
加水分解キバナスズシロ葉 、 パルミトイルグリシン 、 ※アセチルジンゲロン 、 キサンタンガム 、 ヘラオオバコ葉エキス、 カルボキシメチルグルカンNa 、スクワラン、トコフェロール、 アサイヤシ果実エキス 、ザクロエキス、酢酸トコフェロール、ユビキノン、 エルゴチオネイン
お肌を整えたり、製品の抗酸化を目的とした成分が多い印象ですね。
あとは、浸透を助ける界面活性剤や、仕上がりの手触りを良くするコンディショニング成分もけっこう入れている印象です。
かなり攻めのコスメかも
このコスメ、日本の市販のスキンケアにはあまり使われていない成分も多く、解析の難しいコスメです。
なんとなくの予想ですが、言えることはこんな感じですね。
- ビタミンCコスメとしての性能は高そう
- あまり見かけない成分が多く入っている
- 合う人には合うけど、刺激になる人も多いかも
- 攻めのギャンブル的スキンケアとして使うコスメ
攻めのケアとして使うならアリっちゃアリだけど、2万円前後払うなら、他にももっと選択肢あるよね~って印象です。
全成分と配合目的
成分名 | 目的 | 評価 |
---|---|---|
水 | ベース | |
アスコルビン酸テトラへキシルデシル | 油溶性ビタミンC誘導体(整肌・製品の抗酸化) | |
ペンチレングリコール | ベース(保湿・抗菌) | △ |
加水分解キバナスズシロ葉 | 整肌・製品の抗酸化 | |
グリセリン | ベース(保湿) | |
コーンスターチ | 多糖類(粉末基剤 or 増粘 or スクラブ) | |
セテアリルグルコシド | 非イオン界面活性剤(乳化) | |
水添レシチン | 両性界面活性剤(乳化) | |
シクロペンタシロキサン | シリコーン(被膜形成) | |
パルミトイルグリシン | 整肌 | |
※アセチルジンゲロン | 製品の抗酸化 | |
カプリル酸グリセリル | 非イオン界面活性剤(製品の抗菌) | |
キサンタンガム | 多糖類(増粘) | |
ヘラオオバコ葉エキス | 植物エキス(整肌・製品の抗酸化) | |
フェノキシエタノール | 防腐剤 | |
TEA | ph調整 | (旧) |
(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー | 合成ポリマー(増粘・ゲル化) | |
(PPG-12/SMDI)コポリマー | 被膜形成 | |
カルボキシメチルグルカンNa | 整肌 | |
スクワラン | 炭化水素油(エモリエント) | |
トコフェロール | 整肌・製品の抗酸化 | |
レウコノストック/ダイコン根発酵液 | 防腐剤 | |
EDTA-2Na | キレート | |
アサイヤシ果実エキス | 植物エキス(整肌・製品の抗酸化) | |
ザクロエキス | 植物エキス(保湿) | |
ジグルコシル没食子酸 | ポリフェノール誘導体(コンディショニング・疑似キューティクル) | |
酢酸トコフェロール | 整肌・製品の抗酸化 | |
ユビキノン | 保湿・製品の抗酸化 | |
エルゴチオネイン | 整肌・製品の抗酸化 | |
クエン酸 | ph調整 | |
エタノール | ベース | △ |
安息香酸Na | 防腐剤 | (旧) |
ソルビン酸K | 防腐剤 | (旧) |
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