【全成分&成分解析】ワンバイコーセー ディープハイドレーター

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Instagram(@alice_kaiseki)で2.1万人にスキンケア情報を発信するコスメコンシェルジュエージェンシー(日本化粧品検定1級)のありすです✨

今回はエイジングスパイラルの根源である乾燥に働きかける化粧水・ワンバイコーセー ディープハイドレーターの成分解析です。

【はじめての方必読】当サイトの成分解析について
  • 成分分解析は各成分の一般的な配合目的を記載したもので、製品の効果効能を保証するものではありません。
  • 一部のコスメは、ブログ(可愛くなりたい)にて、レビューを掲載しています。
  • リニューアル等により全成分が変更される可能性があります。見つけた場合はお問い合わせフォームから教えて頂けると助かります。
ありす

2022年夏に大ヒットしたワンバイコーセーの化粧水・ザウォーターメイトのエイジングケア&高保湿版だよ👍

目次

ワンバイコーセー ディープハイドレーターの成分解析

ワンバイコーセー ディープハイドレーター
総合評価
( 4 )
メリット
  • 買いやすいお値段のシワ改善&美白化粧水
  • ワンバイコーセー独自の複合保湿成分を配合
  • 角質層への浸透&保湿に特化している
デメリット
  • エタノールの濃度がやや多め
  • 保湿系以外の美容成分はやや物足りないかも

「医薬部外品の全成分は濃度順に書く義務はない」というルールがあるのですが、見た感じは濃度順に書かれていそうなので、濃度順の前提で解析していきます。

医薬部外品なので、まずは有効成分から見ていきましょう。

リンクルホワイトN(ナイアシンアミド)を配合

20g・6,380円のシワ改善美容液・ザリンクレスSと同じ成分です。(お値段分、処方や濃度に違いはあるでしょう。)

コラーゲンの生成をサポートし、お肌にハリ弾力を与え、シワを改善するメカニズムを持っています。

さらにメラニンの受け渡しをブロックすることで、シミを予防する美白効果も。

他のシワ改善有効成分(ニールワンやレチノール)と比べると作用は弱めと言われていますが、その分刺激になりにくく、マイルドに使いやすい成分です。

ベース成分をチェック

  • 精製水
  • 1,3-ブチレングリコール(BG)
  • 濃グリセリン
  • エタノール

最多配合のベースの保湿成分は[BG]。

エイジングケア系化粧水にしては珍しく、さっぱりめの保湿成分です。

気になるのが4番目に[エタノール]が使われているところ。

使用時のベタつきを軽減したり、角質層への成分の浸透を助ける効果があります。

特にディープハイドレーターは角質層への浸透を重視した化粧水なので、あえて多めに入れているんじゃないかな。

使った時の感覚だと、匂いやスーッと感をはっきり感じるぐらい入っています。

エタノールが苦手な人や、敏感肌の人との相性は悪いかもしれません。

訴求成分をチェック

モイストパフォーマー(ヒアルロン酸ナトリウム(2)、イソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル、N-ステアロイルジヒドロスフィンゴシン、N-ステアロイル-N-メチルタウリンナトリウム、ポリオキシエチレンコレステリルエーテル)
ワンバイコーセーオリジナルの複合保湿成分です。角質層にしっかり行き渡り、長時間うるおいを持続させます。
モイストブルーマー(ヤグルマギクエキス・アマチャヅルエキス・グリセリルグルコシド液・濃グリセリン)
ディープハイドレーターのために開発された複合保湿成分です。角質層をうるおいで満たします。
シクロヘキサンジカルボン酸ビスエトキシジグリコール
水にも油にも馴染みやすい両親媒性の保湿成分です。お肌を柔らかくほぐしながら、角質層への保湿成分の浸透をサポートします。
スクワラン
皮脂に近い性質を持つオイルです。ディープハイドレーターではナノサイズカプセルにして配合。お肌を保湿して柔らかく整えます。

角質層のすみずみまでしっかり浸透させて保湿することを重視したラインナップです。

医薬部外品の表示なのでわかりにくいですが、ヒト型セラミド(セラミドNG:N-ステアロイルジヒドロスフィンゴシン)も入っています。

ただし、エイジングケアコスメとしては、抗酸化やハリ弾力をサポートするような成分はちょっと物足りないかな。

がっつり攻めたケアをしたい人は、他のアイテムとの組み合わせを考えましょう。

ザウォーターメイトとはどう違う?

  • 現品同容量でディープハイドレーターは880円高い
  • ディープハイドレーターはシワ改善&美白の医薬部外品で、ザウォーターメイトは一般化粧品
  • モイストパフォーマーは共通
  • モイストブルーマーはディープハイドレーターのみ配合
  • ザウォーターメイトの方がエタノールがやや多い

基本的には「ディープハイドレーターはザウォーターメイトの上位版」だと思ってOKです。

とにかくさっぱり使いたい人や、価格を抑えて基本の保湿ケアをしたい人は、ザウォーターメイトでもOK👍

少し高くても性能重視で選ぶなら、ディープハイドレーターの方がおすすめです🙌

まとめ

ひとことでまとめると「浸透・保湿に特化したエイジングケア化粧水」です。

年齢肌の悩みの根源にあるのは乾燥。

攻めたケアは出来ないけれど、しっかり乾燥対策をするのもエイジングケアの基本です。

コーセーの技術が詰まったエイジングケア化粧水が3,520円で買えるのは、普通にお買い得だと思います🙌

レビュー記事はこちら

全成分と配合目的(予想)

成分名概要・目的評価
ナイアシンアミド美白・シワ改善★(有)
精製水ベース
1,3-ブチレングリコールベース(保湿)
濃グリセリン保湿
エタノールベース
ポリオキシエチレングリセリン(26E.O.)保湿
ジプロピレングリコールベース(保湿)
N-ステアロイルジヒドロスフィンゴシンヒト型セラミド・セラミドNG(保湿)
d-δ-トコフェロールビタミンE(整肌・製品の抗酸化)
アマチャヅルエキス保湿
アルカリゲネス産生多糖体保湿
ヒアルロン酸ナトリウム(2)保湿
ヤグルマギクエキス植物エキス(整肌)
2-エチルヘキサン酸セチルエステル油(エモリエント)
N-ステアロイル-N-メチルタウリンナトリウムアミノ酸系アニオン界面活性剤(乳化)
アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体合成ポリマー(増粘・ゲル化)
イソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル非イオン界面活性剤(乳化)
エデト酸二ナトリウムキレート
キサンタンガム多糖類(増粘)
グリセリルグルコシド液保湿
コレステロールエモリエント
シクロヘキサンジカルボン酸ビスエトキシジグリコール調整
スクワラン炭化水素油(エモリエント)
ヒドロキシエチルセルロース多糖類(増粘)
ポリオキシエチレンコレステリルエーテル非イオン界面活性剤(乳化)
モノステアリン酸ポリエチレングリコール非イオン界面活性剤(乳化)
水酸化ナトリウムph調整
水素添加大豆リン脂質両性界面活性剤(乳化)
フェノキシエタノール防腐剤

よくある疑問に回答

敏感肌でも使えるの?

高濃度ビタミンCやレチノールのような攻めた成分は入っていません。しかしエタノール量がそこそこ多いし、浸透を重視したアイテムなので、敏感肌適正は低めです。同じコーセー系列なら敏感肌の人にはカルテHDがおすすめです。

対象の年齢層はどれぐらい?

シワ改善でエイジングケア寄りのアイテムですが、こってり重いタイプではないので20~30代の若い世代でも予防ケアとして使いやすいです。逆に40代以上が使うと、ちょっと軽く感じるかも。美容液・乳液・クリームなどの他のアイテムで潤いを補いましょう。

乳液はどうしたら良い?

ディープハイドレーターと対になる乳液は無く、ワンバイコーセーからはお顔全体用の乳液・クリームは出ていません。同じコーセー系で近い価格帯で選ぶなら、雪肌精・黒糖精・カルテHD・プレディア・ルシェリあたりが選択肢。少し予算を上げるならコスメデコルテもアリです。

※エイジングケア:年齢肌に応じたスキンケアのこと

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この記事を書いた人

ありすのアバター ありす コスメコンシェルジュエージェンシー

美容、メイク、おしゃれ等にはまっている20代の3児のママ。
コスメレビュー、コスメ成分解析、コスメサブスク、ファッションレンタルなどの情報を発信しています。

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