Instagram(@alice_kaiseki)で2.1万人にスキンケア情報を発信するコスメコンシェルジュエージェンシー(日本化粧品検定1級)のありすです✨
今回は無印良品のスキンケアアイテム・オイルクレンジング・敏感肌用を解析していきます。
【はじめての方必読】当サイトの成分解析について
- 成分分解析は各成分の一般的な配合目的を記載したもので、製品の効果効能を保証するものではありません。
- 一部のコスメは、ブログ(可愛くなりたい)にて、レビューを掲載しています。
- リニューアル等により全成分が変更される可能性があります。見つけた場合はお問い合わせフォームから教えて頂けると助かります。
無印良品 オイルクレンジング・敏感肌用の成分解析
クレジングなので、メイクを落とす成分から解析していきます。
油脂ベース+エステル油のクレジングオイル
主なメイクを落とす成分はこの5種類。
- オリーブ果実油(メイクを浮かせるための油脂)
- パルミチン酸エチルヘキシル(メイクを浮かせるためのエステル油)
- テトラオレイン酸ソルベス-30(洗い流し用の界面活性剤)
- ポリソルベート80(洗い流し用の界面活性剤)
- オレイン酸ソルビタン(洗い流し用の界面活性剤)
ベースとなる油分は油脂(オリーブ果実油)。
お肌の潤いを守りながらメイクを落とし、ふんわり柔らかな肌に導く成分です。
追加でエステル油(パルミチン酸エチルヘキシル)を入れることで、油脂だけでは落としにくい部分に働きかけ、クレジング力をアップさせています。
非イオン界面活性剤がしっかり3種類ブレンドされているので、洗い流しもスムーズなことが予想されますね。
訴求成分をチェック
まず良いなと思ったのが、ポリクオタニウム-51(リピジュア)。
吸着性のある保湿成分で、洗い流したあともお肌に潤いを残しています。
あとはスベリヒユエキスやグレープフルーツ種子エキスは無印良品の敏感肌ラインで共通した保湿成分ですね。
でも、洗い流される製品なのであまり大きな効果はないでしょう。
役割として大きいのは「オリーブ果実油ベースであること」と「リピジュア」だと思います。
合う・合わないは多少分かれる
油脂ベースのクレンジング全てに言えることですが、植物の油を高濃度で配合しているので、鉱物油やエステル油などをベースにしたものよりも「人によって合う・合わないが出る」傾向があります。
合う人にとっては「そこそこメイク落ちが良いのに乾燥しにくく、お肌がふんわり整う」と絶賛されるクレンジングオイルですが、逆に合わないと皮脂バランスが崩れたり肌荒れやニキビの原因になることも。
使い始めの頃は、お肌の状態をしっかり確認して、肌に合っているかどうかを見極めましょう。
まとめ
この製品のまずスゴイところは価格の安さ。
200mlで950円という、油脂クレジングとしては破格の1,000円以下の価格設定。
しかもプチプラ価格の油脂クレジングって店頭であまり見かけない商品が多いのですが、これは無印良品のお店に行けば買えるので「店頭で買いたい派」の人でも入手しやすくなっています。
油脂ベースなので合う・合わないは少し分かれますが、合う人にはめちゃくちゃコスパの良いクレンジングオイルです。
ちなみに、 同じ無印良品でも「マイルドクレンジングオイル」は炭化水素油ベースなので、間違えないようにご注意ください。
全成分と配合目的(予想)
成分名 | 目的 | 評価 |
---|---|---|
オリーブ果実油 | 油脂(エモリエント) | |
パルミチン酸エチルヘキシル | エステル油(エモリエント) | |
テトラオレイン酸ソルベス-30 | 非イオン界面活性剤(乳化) | |
ポリソルベート80 | 非イオン界面活性剤(乳化) | |
オレイン酸ソルビタン | 非イオン界面活性剤(乳化) | |
水 | ベース | |
ペンチレングリコール | ベース(保湿・抗菌) | △ |
グリコシルトレハロース | 多糖類(保湿) | |
加水分解水添デンプン | 糖アルコール(保湿) | |
グリセリン | ベース(保湿) | |
スベリヒユエキス | 植物エキス(保湿) | |
ポリクオタニウム-51 | リピジュア(保湿) | |
グレープフルーツ種子エキス | 植物エキス(保湿・整肌) | |
トコフェロール | ビタミンE(整肌・製品の抗酸化) | |
BG | ベース(保湿) |
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