【成分解析】アルビオン エクシア ブライトニング リッチミルク

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2021年04月18日発売のアルビオンの新作乳液です。

エクシアはアルビオンの高級ラインで「EXTRA(格別)」と「SPECIAL(特別)」を合わせた造語。

エクサージュの美白乳液は200gで5,500円(税込)なのに対し、エクシアの美白乳液は200gで13,200円(税込)という強気な価格設定です。

アルビオン エクシア ブライトニング リッチミルクの商品情報と全成分
目次

アルビオン エクシア ブライトニング リッチミルクの成分解析

全成分の数は48種類。

医薬部外品なのでその他の成分を濃度順に書く義務はないのですが、おそらく着色料以外の1%以上の成分は濃度順にかかれていると思います。

有効成分が[トラネキサム酸]だけなのが残念

高額な美白コスメは「4MSK」「ニコチン酸アミド」「コウジ酸」などプチプラには入らないような美白有効成分が使われているものが多いです。

しかし、アルビオンのエクシア ブライトニング リッチミルクに使われている美白成分は[トラネキサム酸]のみ。

トラネキサム酸はメラニンの生成を防ぐ美白有効成分ですが、肌荒れを防ぐ役割も持っています。

効果は悪くないのですが、プチプラ美白コスメでもよく使われる有効成分。

1万円以上のお金を出して、有効成分はトラネキサム酸だけってのはちょっと残念なポイントです。

ビタミンC・ビタミンC誘導体は入っていない

美白系のコスメといえば、ビタミンC系の成分が入っているものが多いのですが、アルビオン エクシア ブライトニング リッチミルクには入っていません。

強いて言えば、γ-オリザノールがビタミンCに近い性質を持っているぐらい。

植物エキスに抗酸化作用が強い成分が多く入っているので、そのあたりで美容効果を出しているんだと思います。

油脂不使用でこっくり油分かも

アルビオン エクシア ブライトニング リッチミルクに使われている主な油分はこれ。

  • 流動パラフィン(液状のワセリン・ミネラルオイル)
  • メチルポリシロキサン(シリコーン)
  • ホホバ油(エステル油)
  • トリ2-エチルヘキサン酸グリセリル(エステル油)

植物から採れる油脂は使用されていません。

ミネラルオイルとシリコーンがベースなので、ややこっくりしたリッチな感触の乳液になるのかな。

ただし、水やBG、DPG(水溶性の保湿成分)の割合が多いので、そんなにベタベタ重い油にはなりません。

※その他の成分が濃度順に並んでいる前提です。

植物エキスに気合が入っている

アルビオン エクシア ブライトニング リッチミルクに配合されている植物エキスは8種類。

アボカドエキス、アマチャヅルエキス、カモミラ水、ムラサキシキブ果実エキス、リンゴエキス、レモングラス抽出液、ヒトリシズカエキス、海藻エキス(1)

その中でも特に注目なのは[一人静エキス]と[ムラサキシキブエキス]。

公式では薬機法の都合上「すこやか成分」という名目で配合されています。

原料の詳しい情報を探してみると、ヒトリシズカエキスは脂肪幹細胞に対しさまざまな効果を発揮する成分で、エイジングケアにおすすめの成分。

ムラサキシキブエキスは強い抗酸化力を持ち、美白・エイジングケアにおすすめの成分です。

プチプラコスメの植物エキスは、パッケージに「◯◯エキス配合」と書くためにごく少量入れてるだけのものも多いですが、アルビオン エクシア ブライトニング リッチミルクの植物エキスはきちんと研究をして効果がでるように配合していると思います。

植物エキスに関しては、この価格帯だからできる、豪華な配合ですね。

エタノールがそこそこ入っているかも

その他の成分の5番目にエタノールの記載。

全成分が濃度順に書いていたとして、1%以上の濃度で入っている可能性があります。

あって数%だし、ほとんどの方は気づかないレベルの濃度ですが、アルコールで肌荒れしてしまう人は注意してください。

乳化にアニオン界面活性剤を使用

乳液は水と油を混ぜ合わせているので乳化は必須なんですが、低刺激な『非イオン界面活性剤』だけでなく、肌に塗り置くと刺激になりやすい『アニオン界面活性剤』も数種類使用しています。

非イオン界面活性剤と組み合わせているので濃度はある程度抑えられているとは思いますが、肌に塗り置くものにアニオン界面活性剤は印象悪めです💦

すぐに白くなるのは顔料のせい?

美白系の乳液やクリームでよく使われる手法なんですが[酸化チタン]という顔料が配合されています。

[酸化チタン]は日焼け止めやファンデーションなどでも使われる白い粉。

もしこの乳液を使って「塗った瞬間、肌が白くなった」と感じたのなら、酸化チタンによるメイクアップ効果が理由です。

少量を塗り置くことによる悪影響はほぼないので、入っているから駄目!というわけではありません。

エクサージュホワイトの乳液と比べてどう?

価格が2倍以上違いますが、エクシアブライトニングの方が明らかに成分が豪華だと思います。

有効成分で比べると、エクサージュホワイトに使われているのは『L-アスコルビン酸2-グルコシド』で、エクシアブライトニングに使われているのは[トラネキサム酸]。

どちらもプチプラでも使われるような有効成分ですが、効果は[トラネキサム酸]の方が期待できます。

美容成分はエクサージュホワイトは合成成分が多く、エクシアブライトニングは植物エキスが多め。

「合成だから肌に悪い」「植物エキスだから肌に良い」ということはありませんが、エクシアブライトニングの方がコストをかけて植物エキスを研究して配合している印象ですね。

また、植物エキスは人によって刺激になりやすいので、敏感肌の人はエクサージュホワイトのほうが合うかもしれません。

>>エクサージュホワイトの成分解析はこちら

成分解析のまとめ

  • 有効成分のトラネキサム酸は成分としては悪くないけど、プチプラコスメにも入っている
  • 植物エキスは、この価格帯だからできる、豪華な配合
  • 塗ってすぐ白くなったとしたら、酸化チタンによるメイクアップ効果
  • エクサージュホワイトよりは有効成分の種類が良く、美容成分は植物エキスが中心

全成分の詳細

トラネキサム酸美白
精製水ベース
1,3-ブチレングリコールベース(保湿)
ジプロピレングリコールベース(保湿)
流動パラフィンエモリエント
エタノールベース
濃グリセリン保湿
メチルポリシロキサン被膜形成
ホホバ油エモリエント
トリ2-エチルヘキサン酸グリセリルエモリエント
dl-α-トコフェロール酸化防止剤
d-δ-トコフェロール酸化防止剤
アボカドエキス保湿
アマチャヅルエキス保湿
カモミラ水保湿
ムラサキシキブ果実エキス透明感・エイジングケア
リンゴエキス保湿
レモングラス抽出液整肌
γ-オリザノール透明感
一人静エキスエイジングケア
海藻エキス(1)保湿
アクリル酸ナトリウム・アクリロイルジメチルタウリン酸ナトリウム共重合体/イソヘキサデカン/ポリソルベート80乳化安定
エデト酸二ナトリウムキレート
オレイン酸エチル油剤
カラギーナン増粘
カルボキシビニルポリマー増粘・乳化安定
キサンタンガム増粘
ジペンタエリトリット脂肪酸エステル(1)エモリエント
ステアリン酸硬化ヒマシ油エモリエント
セトステアリルアルコール調整
ピロ亜硫酸ナトリウム酸化防止
ベヘニルアルコール乳化安定・調整
ポリオキシエチレンアルキル(12~15)エーテルリン酸(8E.O.)洗浄or乳化
ポリオキシエチレンステアリルエーテルリン酸洗浄or乳化
ポリオキシエチレンセチルエーテルリン酸洗浄or乳化
モノオレイン酸ソルビタン乳化
モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン乳化
リン酸一水素ナトリウムph調整
リン酸二水素ナトリウムph調整
レシチン乳化
親油型モノステアリン酸グリセリル乳化
水酸化アルミニウムコーティング
水酸化ナトリウム洗浄or調整
水素添加大豆リン脂質乳化
フェノキシエタノール防腐
香料香料
カラメル着色
酸化チタン顔料・紫外線散乱剤
トラネキサム酸美白メラニンを生成を抑制する効果がある成分です。
2002年に資生堂の申請により医薬部外品の有効成分として承認されています。
肝斑に対しても効果を発揮します。抗炎症作用も持っています。
精製水ベースほぼすべての化粧品に成分を溶かし込むために配合されています。
水自体に特別な効果はありませんが、刺激やアレルギーなどのリスクもありません。
1,3-ブチレングリコールベース(保湿)「BG」と呼ばれ、化粧品のベースとしてよく使われる保湿成分です。
低刺激で、グリセリンに比べて保湿力は劣りますが、さっぱりした使用感です。
1%以下(成分表示の後方に表示)の場合は、成分を溶かし込むためなどの目的で配合されており、影響はほぼありません。
ジプロピレングリコールベース(保湿)「DPG」と呼ばれ、化粧品のベースとしてよく使われる保湿成分です。
さっぱり系の使用感で、低コストで配合できるのが特徴です。
眼睛刺激やわずかな皮膚刺激の可能性があり、無理に避けるほどではありませんが、濃度が高いものは注意しましょう。
流動パラフィンエモリエントミネラルオイルとも呼ばれる保湿成分です。
肌への浸透性がほとんどなく、表面に膜をつくって、水分の蒸発を防いだり、外部刺激から守ります。
液体の場合はミネラルオイル、固体の場合はワセリンと呼ばれます。
固体のワセリンは皮膚科で処方される塗り薬にも使用され、液体のミネラルオイルはベビーオイルなどにも配合されます。
「鉱物油不使用」のコスメは、ミネラルオイルやワセリンが入っていないという意味です。
昔のワセリンは精製度が低く、肌への刺激が指摘されて鉱物油として避けられていました。
最近は99.9%以上の精製度で統合され、低刺激で安全性の高い成分です。
安価なクレンジングオイルでは主成分として配合されがちですが、脱脂力が強いので乾燥を招きます。
エタノールベース化粧品で「アルコール」と呼ばれている、揮発性の高い成分です。
使用感の向上、清涼感の演出、抗菌などの効果があります。
高濃度で配合されていると、ツンとしたにおいがあり、刺激や乾燥の原因になることも。
1%以下(成分表示の後方に表示)の場合は、成分を溶かし込むためなどの目的で配合されており、影響はほぼありません。
濃グリセリン保湿化粧品によく使われる低刺激な保湿成分です。
一般的なグリセリンは85%前後の濃度ですが、濃グリセリンは95%以上の濃度。
グリセリンよりもさらに保湿力が高く、重いテクスチャをしています。
メチルポリシロキサン被膜形成肌や髪に皮膜を作り、水分の蒸発を防いだり、表面をキレイに見せたり、外部刺激から守る、直鎖状シリコーン(ジメチコン)です。
ジメチコンはシリコーンの中で皮膜力が高く、重いテクスチャを持ちます。
メチルポリシロキサンはジメチコンの中ではやや軽め。
嫌われがちな成分ですが、シリコーン自体に刺激などのリスクはほぼありません。
高濃度で日焼け止めやファンデーションに配合されていると落としにくく、毛穴の詰まりの原因になることがあります。
ヘアケア商品で高濃度の場合は、ぺたんと重い髪になりやすいので注意しましょう。
ホホバ油エモリエント植物(ホホバ)の種から採れるけど、油脂ではなくエステル油に分類される成分。
肌の表面に膜を作り、水分の蒸発を防ぎます。肌なじみがよく、さっぱりした使用感が特徴。
油脂に比べて安定性が高く、アクネ菌のエサにならないので、ニキビ肌でも使いやすい油性成分です。
トリ2-エチルヘキサン酸グリセリルエモリエント化粧品でよく使われるエステル油です。さらっとしたテクスチャの油性成分。
肌の表面に膜を作り、水分の蒸発を防ぎます。肌への刺激の心配はほとんどありません。
クレンジングに配合されている場合は、メイクを浮かせるためのオイル。メイクと落とす力は、そこそこ高めです。
炭化水素油ほどではありませんが、脱脂力があるので乾燥の原因になる可能性があります。
dl-α-トコフェロール酸化防止剤製品の酸化を防ぎます。
ビタミンEなので、肌への抗酸化作用も期待できます。
d-δ-トコフェロール酸化防止剤製品の酸化を防ぎます。
ビタミンEなので、肌への抗酸化作用も期待できます。
防腐剤の一種ですが、刺激はほとんどありません。
アボカドエキス保湿クスノキ科のアボカドから採れる植物エキスです。
森のバターとも呼ばれ、ビタミンなどの栄養を多く含みます。
お肌を保湿し、整える効果があります。
アマチャヅルエキス保湿ウリ科のアマチャヅルから採れる植物エキスです。
お肌の水分補給に重要なアクアポリンをサポートします。
カモミラ水保湿カミツレの芳香成分を含む、水蒸気蒸留水です。
製品の香り付け、リラックス、保湿などの効果が期待できます。
ムラサキシキブ果実エキス透明感・エイジングケアシソ科のムラサキシキブから採れる植物エキスです。
抗酸化成分を多く含むスーパーベリーで、美白・エイジングケアコスメで人気の成分です。
ビタミンCとともに配合すると、効果をアップさせます。
リンゴエキス保湿リンゴの果実から採れる植物成分です。
保湿効果に加え、穏やかな収れん作用を持ちます。
レモングラス抽出液整肌イネ科 レモングラスから採れる植物エキスです。
お肌の水分補給に重要なアクアポリンをサポーします。
抗菌、抗炎症、収れんする作用があると言われています。
レモンのような香りを持ち、高濃度だと香料としての役割も果たします。
γ-オリザノール透明感コメヌカ由来の成分でビタミンCによく似た効果を持ちます。
抗酸化作用に優れ、美白やエイジングケアによく配合されます。
皮脂の分泌を促し、肌の油分バランスを整える役割も。
一人静エキスエイジングケアセンリョウ科のヒトリシズカから取れる植物エキスです。
肌をいきいきとすこやかに保ちます。
アルビオンが「ヒトリシズカヒトリンTM」として研究を進めている成分で、脂肪幹細胞に対し様々な効果があることが発見されています。
海藻エキス(1)保湿海藻から採れるエキスです。
アミノ酸、ミネラル、アルギン酸などの栄養を含み、お肌を保湿します。
アクリル酸ナトリウム・アクリロイルジメチルタウリン酸ナトリウム共重合体/イソヘキサデカン/ポリソルベート80乳化安定製品の乳化を安定させる成分です。
化粧品の粘度を上げて、とろみをつける効果もあります。
エデト酸二ナトリウムキレート製品の金属イオンを封鎖して品質を維持します。
刺激の可能性も指摘されていますが、化粧品に少し配合される程度ではそれほど影響はありません。
品質の維持に意味のある成分ですし、無理に避ける必要はないでしょう。
オレイン酸エチル油剤詳しい情報が出てきませんでした。特に刺激やアレルギーなどの情報も出てきていません。
カラギーナン増粘製品を増粘して、とろみをつけたり、ゲル状のテクスチャにする多糖類です。
カルボキシビニルポリマー増粘・乳化安定よく使われる合成ポリマーで、製品にとろみをつける・ジェル化させる目的で配合されています。
じ名前でも増粘効果が異なるものが多数存在します。
アルカリ性の成分と反応するので、水酸化Kや水酸化Naと共に配合されます。
製品の乳化や油分・粉を分散させる役割もあります。
天然ガム類(多糖類)よりも増粘効果・均一性・温度変化に対する安定性が優れているのが特徴。
肌に乗せると塩分や脂肪酸の影響で水のようにさらっとした性質に変化します。
皮膜を作って水分の蒸発を防いだり、肌をバリアする機能も。
合成ポリマーと聞くとあまり印象は良くないですが、肌への負担や刺激はなく、安全な成分です。
キサンタンガム増粘化粧品の粘度を上げて、とろみをつける役割で配合されます。
ジペンタエリトリット脂肪酸エステル(1)エモリエント化粧品でよく使われるエステル油です。さらっとしたテクスチャの油性成分。
肌の表面に膜を作り、水分の蒸発を防ぎます。肌への刺激の心配はほとんどありません。
エステル油の中でもしっとり感が強く、お肌にツヤを出す効果もあります。
ステアリン酸硬化ヒマシ油エモリエント化粧品でよく使われるエステル油です。さらっとしたテクスチャの油性成分。
肌の表面に膜を作り、水分の蒸発を防ぎます。肌への刺激の心配はほとんどありません。
セトステアリルアルコール調整製品のテクスチャを調整したり、乳化を補助する油性成分です。
ヘアケア製品ではベースとして配合されることも多いです。
一部では「刺激がある」という噂もありますが、多くの有名製品で使われており、特に避けるほど刺激が強い成分ではありません。
ピロ亜硫酸ナトリウム酸化防止通常の酸化防止剤は油溶性のものが多いですが、ピロ亜硫酸Naは水に溶ける性質を持ちます。
水分を多く含むコスメの酸化防止剤として使用されます。
ベヘニルアルコール乳化安定・調整水の中に油が溶け込むO/W型の乳化を安定させます。
O/W型は水に流れやすくさっぱり。乳液やクリームなどのスキンケアによく使われる乳化です。
融点が高いので、製品の温度耐性を高める効果も。
製品のテクスチャを調整するために配合されることもあります。
ポリオキシエチレンアルキル(12~15)エーテルリン酸(8E.O.)洗浄or乳化アニオン界面活性剤です。洗浄や乳化の目的で配合されます。
ポリオキシエチレンステアリルエーテルリン酸洗浄or乳化アニオン界面活性剤です。洗浄や乳化の目的で配合されます。
ポリオキシエチレンセチルエーテルリン酸洗浄or乳化アニオン界面活性剤です。洗浄や乳化の目的で配合されます。
モノオレイン酸ソルビタン乳化非イオン(ノニオン)界面活性剤です。界面活性剤ですが刺激はほぼありません。
製品を油の中に水が溶け込むW/O型に乳化します。
W/O型は水に流れにくくこってり。ウォータープルーフのコスメなどによく使われる乳化です。
モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン乳化非イオン(ノニオン)界面活性剤です。界面活性剤ですが刺激はほぼありません。
製品の乳化目的で配合されます。
リン酸一水素ナトリウムph調整pH調整剤(アルカリ性)です。
主に製品のpHを調整する目的で配合されます。
抗酸化作用、コラーゲンの合成を助けて水分の保持力をサポートする効果もあります。
リン酸二水素ナトリウムph調整pH調整剤(酸性)です。
主に製品のpHを調整する目的で配合されます。
抗酸化作用、コラーゲンの合成を助けて水分の保持力をサポートする効果もあります。
レシチン乳化両性イオン(アンホ)界面活性剤・乳化剤です。
レシチン系の界面活性剤ですが洗浄作用はほとんどなく、基本的には乳化補助として配合されます。
乳化作用もゆるやかなので、レシチンのみで乳化することは少ないです。
セラミドのように保湿効果やお肌の保護効果も持っています。リポソームを作り、不安定な成分を包み込むこともできます。
親油型モノステアリン酸グリセリル乳化非イオン(ノニオン)界面活性剤・乳化剤です。グリセリンエステル系で、非常に多くの化粧品に使われています。
界面活性剤ですが刺激はほぼありません。
乳化・分散作用が高く、酸化されにくい構造を持ちます。
水酸化アルミニウムコーティング肌に直接触れると酸化して肌荒れの原因になる酸化チタンの表面をコーティングする役割を果たします。
化粧品の色調調整、粘膜の被覆保護、収れん作用も持っています。
水酸化ナトリウム洗浄or調整強いアルカリの性質を持ち、高級脂肪酸や油脂と混ざることで石けん素地(陰イオン界面活性剤)になります。
水酸化Kで作ったカリ石けん素地に比べて、水に溶けにくいので、主に固形タイプの化粧品に使われます。
単独では強い刺激のある成分ですが、化粧品では中和されているため刺激はほぼありません。
製品の増粘やph調整のために配合されることもあります。
水素添加大豆リン脂質乳化両性イオン(アンホ)界面活性剤です。
化粧品の水と油を混ぜ合わせる乳化の目的で配合されますが、保湿力もあります。
成分を肌に浸透させやすくする、リボゾーム化にも使われます。
フェノキシエタノール防腐防腐剤です。エタノール(アルコール)とは異なる成分です。
抗菌作用が高く、製品中での微生物の繁殖を防ぎます。
高濃度では刺激になる可能性もありますが、化粧品では1%以下でしか配合できず、刺激はほぼありません。
香料香料製品に良い香りをつけたり、原料臭をごまかすために配合されます。
香料といっても種類はたくさんあり、種類によっては刺激性・アレルギー性が気になります。
特に美容効果があるわけではないので、香りを楽しむ目的がなければ避けたい成分です。
カラメル着色薄褐色をした着色料(天然色素)です。保湿効果もあると言われていますが、基本は着色料としての役割です。
酸化チタン顔料・紫外線散乱剤肌の表面で紫外線を反射し、UV-AとUV-Bに対して防御効果を持ちます。カバー力のある白色の粉末なので、メイクアップ目的でも配合されます。
フェイスパウダーなどに多く配合すると、皮脂を吸収する役割も。水や油を吸収しやすいので、制汗剤やボディパウダーに配合されることもあります。
そのまま使うと刺激が強いため、シリカや水酸化AIなどでコーティングして配合されます。
コーティングされたものは皮膚刺激はほとんどなく、安全性の高い成分です。酸化亜鉛に比べ、金属アレルギーのリスクもほぼありません。
石鹸に配合される場合は白く発色させるのが目的です。洗い流されるので特に危険はありません。
アルビオン エクシア ブライトニング リッチミルクの特徴
  • ハリという輝き、美白への自信。しなやかなハリをゆきわたらせる。
  • 上質なコクのあるベースが肌にすみやかに溶けこみ、豊かなうるおいに満ちたしなやかでハリのある澄んだ明るい肌にみちびく乳液です。
  • ノーマル~オイリースキン用

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この記事を書いた人

ありすのアバター ありす コスメコンシェルジュエージェンシー

美容、メイク、おしゃれ等にはまっている20代の3児のママ。
コスメレビュー、コスメ成分解析、コスメサブスク、ファッションレンタルなどの情報を発信しています。

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