【全成分&成分解析】ボタニストプレミアムボタニカルシャンプーシルキースムース

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全成分

水、ココイルメチルタウリンNa、ココアンホ酢酸Na、コカミドプロピルベタイン、ラウリルベタイン、デシルグルコシド、ラウレス-4カルボン酸Na、リンゴ酸、加水分解コメタンパク、PEG-30水添ヒマシ油、アズキ種子エキス、コメヌカエキス、クズ根エキス、ダイズ種子エキス、シャクヤク根エキス、イチジク果実エキス、アセロラ果実エキス、アロエベラ葉エキス、ユズ果実エキス、アンズ種子エキス、クチナシ果実エキス、ジラウロイルグルタミン酸リシンNa、サボンソウ葉エキス、シラカンバ樹皮エキス、サピンヅストリホリアツス果実エキス、ココイル加水分解コラーゲンK、加水分解ケラチン(羊毛)、グリセリン、BG、DPG、ポリクオタニウム-10、ステアリン酸ポリグリセリル-10、セテアレス-60ミリスチルグリコール、ラウラミドプロピルヒドロキシスルタイン、ステアラミドプロピルジメチルアミン、コカミドMEA、塩化Na、EDTA-2Na、フェノキシエタノール、エタノール、安息香酸Na、香料

この商品の特徴
  • 人気ヘアケアシリーズ『BOTANIST』の最高峰ライン
  • しっとり落ち着かせるベルベットモイスト、しっとりサラサラにするシルキースムースの2種展開
目次

成分解析

まずはシャンプーで重要な洗浄成分から解析していきます。

洗浄力と低刺激のバランスが良い

主な洗浄成分はこれ。

ココイルメチルタウリンNaタウリン系の界面活性剤。
アミノ酸に近い性質を持ちますが、アミノ酸よりは少し洗浄力や泡立ちが上。
その分アミノ酸よりは少し刺激になる可能性はありますが、基本的にはお肌に優しい洗浄成分です。
ココアンホ酢酸Na両性イオン(アンホ)界面活性剤・洗浄成分です。
イソダリン系で、洗浄力は弱く、主に気泡の補助目的で配合されます。
刺激緩和作用や、髪や肌にうるおいや柔軟性を与える効果もあり。
ベビーソープや敏感肌向けシャンプーはもちろん、スキンケア用品の乳化剤としても使われます。
コカミドプロピルベタイン両性イオン(アンホ)界面活性剤・洗浄成分です。
アミドベタイン系で、洗浄力は普通ぐらい。
粘り気があり、泡立ちを良くしたり泡だれを防ぎます。
陰イオン界面活性剤の刺激をやわらげる効果も持っています。
柔軟作用もあります。
ラウリルベタインアルキルベタイン系の両性イオン(アンホ)界面活性剤です。
両性イオン系の中では洗浄力はやや高めですが、お肌に優しい洗浄成分。
補助的な洗浄成分として配合されることが多いです。
デシルグルコシドアルキルグルコシド系の非イオン(ノニオン)界面活性剤です。
他の界面活性剤の刺激を和らげる作用があります。
弱いですが、洗浄や泡立ちも少しあります。
ラウレス-4カルボン酸Naエーテルカルボン酸系で、石けんに近い優れた洗浄力を持ちつつ、刺激になりにくい成分です。
洗浄力を持ちつつアミノ酸に近いレベルの低刺激で、優秀な洗浄成分です。
ココイル加水分解コラーゲンKアニオン(陰イオン)界面活性剤・洗浄成分です。
加水分解タンパク質系(PPT系)の界面活性剤でマイルドな使用感を持ち、洗浄力は非常に弱く、他の洗浄成分と組み合わせて配合されます。
シャンプーにメインや1~2個目のサブの洗浄成分として入っていると、髪質改善効果があります。
ココイル加水分解コラーゲンKは、PPT系の中でも特に、ダメージ補修や保湿力に優れています。
コストが高いので、髪質改善できるほど多く配合しているものは価格が高くなりがちです。
肌への刺激は少なく非常に優しい洗浄成分です。

メインの6つの成分でアミノ酸系の洗浄成分は使われていません。

安いシャンプーに使われるラウレス硫酸Naよりも髪や地肌に優しく、ほどよい洗浄力もある成分構成。

特にラウレス-4カルボン酸Naは安いシャンプーではほぼ使われない高コストな成分です。

あと、濃度は低いですが『ココイル加水分解コラーゲンK』というPPT系の洗浄成分が入っています。

マイルドな使用感を持ち、洗浄力は非常に弱く、他の洗浄成分と組み合わせて配合される成分。

『ココイル加水分解コラーゲンK』かなり高価な洗浄成分で、美容品専売品の高級シャンプーなんかに時々配合されています。

この製品の場合は濃度が低いので大きな効果は望めませんが、ダメージ補修や保湿力に優れている成分です。

また、単独での洗浄効果はほぼありませんが、『ラウラミドプロピルヒドロキシスルタイン』『コカミドMEA』『セテアレス-60ミリスチルグリコール』で増粘することで、泡立ちをアップして洗浄力を上げていますね。

植物成分の『サボンソウ葉エキス』『サピンヅストリホリアツス果実エキス』も天然の界面活性剤と呼ばれ、穏やかな洗浄・気泡作用を持っています。

植物成分で濃度も高くないのでどの程度効果があるのかはわからないですが、配合されていることは良い要素です。

全体を見た感じボタニストプレミアムボタニカルシャンプーは「肌や髪への優しさを重視しすぎて洗えない・洗いにくいシャンプー」ではなく「髪や地肌に程よい洗浄力を出すことで、しっかり汚れを落とせて洗いやすさもある、髪に優しいシャンプー」になっています。

アミノ酸系のシャンプーで洗浄力・泡立ちの物足りなさを感じた方にもおすすめです。

カラーやパーマ後のケア:リンゴ酸

一般的なカラー剤やパーマ剤はアルカリの性質を持ち、使用後は髪がアルカリに傾き、キューティクルの状態が乱れてしまいます。

ボタニストプレミアムボタニカルシャンプーに含まれるリンゴ酸は酸性なので、アルカリに傾いた髪を本来の状態である弱酸性に整えてくれます。

成分を見た感じ濃度もそれなりに入っているので、効果が期待できそうな成分です。

補修成分:ペリセア(ジラウロイルグルタミン酸リシンNa)

ペリセアとも呼ばれる成分で、髪につけると1分で浸透して補修してくれる成分。

ヘアケア製品の補修成分としてはかなり優秀な成分です。

補修成分:加水分解ケラチン(羊毛)

羊毛由来の成分で、ヘアケア製品の補修成分としては定番です。

ダメージの補修・保護をしてハリ・コシを与える効果が期待できます。

コンディショニング成分:加水分解コメタンパク

米由来のタンパク質を加水分解して作られる成分です。

髪に使用すると吸着してダメージをケアしたり、なめらかに整えます。

植物成分の中では、効果の高い成分だと言われています。

植物エキス類

アズキ種子エキス、コメヌカエキス、クズ根エキス、ダイズ種子エキス、シャクヤク根エキス、イチジク果実エキス、アセロラ果実エキス、アロエベラ葉エキス、ユズ果実エキス、アンズ種子エキス、クチナシ果実エキス、サボンソウ葉エキス、シラカンバ樹皮エキス、サピンヅストリホリアツス果実エキス

このあたりは植物エキス類。

それぞれ保湿、セラミドやヒアルロン酸などの生成サポート、抗炎症、育毛などの作用があると言われている成分です。

ただあくまでも植物エキスで、濃度もそこまで入っていないので、どの程度効果があるのかは不明ですが、安いシャンプーに比べると豪華な成分構成になっています。

ベルベットモイストタイプとの違いは?

シルキースムースベルベットモイスト
水、ココイルメチルタウリンNa、ココアンホ酢酸Na、コカミドプロピルベタイン、ラウリルベタイン、デシルグルコシド、ラウレス-4カルボン酸Na、リンゴ酸、加水分解コメタンパク、PEG-30水添ヒマシ油、アズキ種子エキス、コメヌカエキス、クズ根エキス、ダイズ種子エキス、シャクヤク根エキス、イチジク果実エキス、アセロラ果実エキス、アロエベラ葉エキス、ユズ果実エキス、アンズ種子エキス、クチナシ果実エキス、ジラウロイルグルタミン酸リシンNa、サボンソウ葉エキス、シラカンバ樹皮エキス、サピンヅストリホリアツス果実エキス、ココイル加水分解コラーゲンK加水分解ケラチン(羊毛)、グリセリン、BG、DPG、ポリクオタニウム-10、ステアリン酸ポリグリセリル-10、セテアレス-60ミリスチルグリコール、ラウラミドプロピルヒドロキシスルタイン、ステアラミドプロピルジメチルアミン、コカミドMEA、塩化Na、EDTA-2Na、フェノキシエタノール、エタノール、安息香酸Na、香料水、ココイルメチルタウリンNa、コカミドプロピルベタイン、ラウリルベタイン、ラウレス-4カルボン酸Na、リンゴ酸、加水分解コメタンパク、PEG-30水添ヒマシ油、アズキ種子エキス、コメヌカエキス、クズ根エキス、ダイズ種子エキス、シャクヤク根エキス、イチジク果実エキス、アセロラ果実エキス、アロエベラ葉エキス、ユズ果実エキス、アンズ種子エキス、ジラウロイルグルタミン酸リシンNa、サボンソウ葉エキス、シラカンバ樹皮エキス、サピンヅストリホリアツス果実エキス、クロフサスグリ果実エキスマドンナリリー根エキス、グリセリン、BG、ポリクオタニウム-10、ポリクオタニウム-65ココイルグルタミン酸Naラウリルヒドロキシスルタイン、デシルグルコシド、メチルグルセス-20、コカミドMEA、セテアレス-60ミリスチルグリコール、ジステアリン酸PEG-150、ステアラミドプロピルジメチルアミン、塩化Na、EDTA-2Na、フェノキシエタノール、エタノール、安息香酸Na、香料
赤字が片方にしかない成分です。

わかりやすい違いを書き出してみるとこんな感じ。

  • シルキースムースには洗浄成分に『ココアンホ酢酸Na』が使われている。各成分の濃度にもよるけど、ベルベットモイストより洗浄成分が低い可能性あり
  • シルキースムースにはPPT系の優秀な洗浄成分『ココイル加水分解コラーゲンK』が入っている
  • シルキースムースには補修成分の加水分解ケラチン(羊毛)が入っている
  • ベルベットモイストには洗い流しても効果が残るリピジュアが入っている

植物エキス類や他の成分も多少の違いがありますが、

補修重視ならシルキースムース、保湿重視ならベルベットモイストがおすすめです。

ありす

ありす

私ならカラーでダメージがあるので、シルキースムースを選ぶかなぁ。

ベルベットモイストの成分解析はこちら

まとめ

  • 安いシャンプー(ラウレス硫酸Na系)より髪や地肌に優しく、アミノ酸メインのシャンプーよりもしっかり洗える
  • 高機能な補修成分や保湿成分、植物エキス類がたっぷり入っている
  • シルキースムースはベルベットモイストより補修成分が多い

全成分の詳細

ベース
ココイルメチルタウリンNa洗浄
ココアンホ酢酸Na洗浄・気泡補助
コカミドプロピルベタイン洗浄
ラウリルベタイン洗浄
デシルグルコシド洗浄
ラウレス-4カルボン酸Na洗浄
リンゴ酸ph調整(酸性)
ピーリング
加水分解コメタンパクコンディショニング
PEG-30水添ヒマシ油乳化
アズキ種子エキス植物エキス
コメヌカエキス植物エキス
クズ根エキス植物エキス
ダイズ種子エキス保湿
シャクヤク根エキス植物エキス
イチジク果実エキス植物エキス
アセロラ果実エキス抗酸化
アロエベラ葉エキス保湿
ユズ果実エキス保湿
アンズ種子エキス植物エキス
クチナシ果実エキス植物エキス
ジラウロイルグルタミン酸リシンNa浸透
サボンソウ葉エキス洗浄or乳化
シラカンバ樹皮エキス植物エキス
サピンヅストリホリアツス果実エキス洗浄or乳化
ココイル加水分解コラーゲンK洗浄・髪質改善
加水分解ケラチン(羊毛)保湿・補修
グリセリンベース(保湿)
BGベース(保湿)
DPGベース(保湿)
ポリクオタニウム-10コンディショニング
ステアリン酸ポリグリセリル-10乳化or分散
セテアレス-60ミリスチルグリコール乳化・気泡補助
ラウラミドプロピルヒドロキシスルタイン洗浄・気泡補助
ステアラミドプロピルジメチルアミンコンディショニング
コカミドMEA洗浄・気泡補助
塩化Na調整
EDTA-2Naキレート
フェノキシエタノール防腐剤
エタノールベース
安息香酸Na防腐
香料香料
ベースほぼすべての化粧品に成分を溶かし込むために配合されています。
水自体に特別な効果はありませんが、刺激やアレルギーなどのリスクもありません。
ココイルメチルタウリンNa洗浄タウリン系のアニオン(陰イオン)界面活性剤です。
アミノ酸に近い性質を持ちますが、アミノ酸よりは少し洗浄力や泡立ちが上。
その分アミノ酸よりは少し刺激になる可能性はありますが、基本的にはお肌に優しい洗浄成分です。
ココアンホ酢酸Na洗浄・気泡補助両性イオン(アンホ)界面活性剤・洗浄成分です。
イソダリン系で、洗浄力は弱く、主に気泡の補助目的で配合されます。
刺激緩和作用や、髪や肌にうるおいや柔軟性を与える効果もあり。
ベビーソープや敏感肌向けシャンプーはもちろん、スキンケア用品の乳化剤としても使われます。
コカミドプロピルベタイン洗浄両性イオン(アンホ)界面活性剤・洗浄成分です。
アミドベタイン系で、洗浄力は普通ぐらい。
柔軟作用もあります。粘り気があり、泡立ちを良くしたり泡だれを防ぐ効果や、陰イオン界面活性剤の刺激をやわらげる効果も持っています。
ほどよい洗浄力で皮膚刺激が少なめの、バランスの取れた洗浄成分です。
低刺激シャンプーやベビーソープにもよく配合されています。
ラウリルベタイン洗浄アルキルベタイン系の両性イオン(アンホ)界面活性剤です。
両性イオン系の中では洗浄力はやや高めですが、お肌に優しい洗浄成分。
補助的な洗浄成分として配合されることが多いです。
強い界面活性剤の刺激を緩和する作用もあります。
デシルグルコシド洗浄アルキルグルコシド系の非イオン(ノニオン)界面活性剤です。
他の界面活性剤の刺激を和らげる作用があります。
弱いですが、洗浄や泡立ちも少しあります。
刺激は少ないし避けるほどではありませんが、脱脂力はそこそこあるので、高濃度で配合されていると乾燥の原因になる可能性はあります。
ラウレス-4カルボン酸Na洗浄エーテルカルボン酸系で、石けんに近い優れた洗浄力を持ちつつ、刺激になりにくい成分です。
ラウレス-4、-5、-6と数字がありますが、数字が大きいほど少しだけ洗浄力が下がり、刺激が弱くなります。
高級アルコール系の界面活性剤ですが、アミノ酸に近いレベルの低刺激。
洗顔料やボディソープのメインの洗浄料成分としてかなり優秀です。
リンゴ酸ph調整(酸性)
ピーリング
pH調整剤(酸性)です。
ph調整だけでなく、多く配合するとピーリング作用を持ち、毛穴ケアやお肌のキメを整える効果があります。
ピーリング剤としては「フルーツ酸」「AHA」などの名前で呼ばれています。
加水分解コメタンパクコンディショニング米由来のタンパク質を加水分解して作られる成分です。
肌に使用すると保湿、コラーゲン産生促進などの効果があると言われています。
髪に使用すると吸着してダメージをケアしたり、なめらかに整えます。
植物成分の中では、効果の高い成分だと言われています。
PEG-30水添ヒマシ油乳化非イオン(ノニオン)界面活性剤です。界面活性剤の中でも特に低刺激な成分。
製品を水の中に油が溶け込むO/W型に乳化します。
O/W型は水に流れやすくさっぱり。乳液やクリームなどのスキンケアによく使われる乳化です。
化粧品の成分を浸透しやすくさせるためにも配合されます。
アズキ種子エキス植物エキスアズキの種子から得られます。種子から採れる成分ですが油脂ではなく植物エキスです。
お肌や髪を保湿したり、ハリツヤを整えます。
コメヌカエキス植物エキスイネの米糠から得られる植物エキスです。
セラミドの合成を促進したり、色素沈着を防いだり、抗酸化作用があると言われています。
クズ根エキス植物エキス葛根とも呼ばれるクズの根から採れる植物エキスです。
チロシナーゼの働きを抑えて色素沈着を抑制する作用があります。
他にも保湿やコラーゲン生成サポートなどの作用があると言われています。
ダイズ種子エキス保湿角質層で肌の潤いを守る細胞間脂質をサポートして肌の保湿力・バリア機能を高める保湿成分です。
イソフラボン、サポニン、アミノ酸などを多く含み、保湿以外にも美白・ハリ弾力・ターンオーバー促進・女性ホルモンを整える効果もあると言われています。
基本的には安全な成分ですが、大豆アレルギーの方はご注意ください。
シャクヤク根エキス植物エキスシャクヤクの根から採れる植物成分です。
メラニンの生成を抑制する美白効果を持ちます。
美白以外にも抗炎症、抗酸化、ターンオーバー促進、血行促進などの作用があると言われています。
イチジク果実エキス植物エキスイチジクの果実から採れる植物エキスです。
お肌の保湿やヒアルロン酸の生成をサポートする作用があると言われています。
アセロラ果実エキス抗酸化アセロラの果実から抽出される植物エキスです。
ビタミンC、ポリフェノールなどを多く含み、抗酸化作用も高い保湿成分。
化粧品自体の抗酸化を予防する目的もあります。
アロエベラ葉エキス保湿アロエベラの葉から抽出される植物エキスです。
ムコ多糖類、アミノ酸、アロエサポナリンⅠなどを含む保湿成分。
ターンオーバーの正常化、傷の治癒促進、紫外線吸収、抗酸化、抗老化などの効果もあると言われています。
アロエベラの表皮は下剤成分であるアロインが含まれているので、化粧品には表皮を除いた葉肉部のみが使用されます。
ユズ果実エキス保湿ユズセラミドと呼ばれる保湿成分です。植物由来のセラミドの中で、ヒト型セラミドに近い成分を持っています。
漢方や入浴剤などで古くから使用されてきた成分で、保湿、肌バリア改善、毛髪保護、血行促進、角質ケアなどの効果があると言われています。
アンズ種子エキス植物エキスバラ科のアンズから採れる植物エキスです。
セラミドの生成サポート、チロシナーゼ活性阻害による色素沈着抑制、抗炎症、消臭などの作用があると言われています。
育毛効果も確認されており、ヘアケア製品にもよく使われます。
クチナシ果実エキス植物エキスクチナシの果実から採れる植物エキスです。
日本薬局方に収載されている漢方生薬で、消炎作用、鎮静作用、保湿作用があります。
他にも色素沈着抑制や抗酸化作用もあると言われています。
ジラウロイルグルタミン酸リシンNa浸透ペリセアと呼ばれる、ちょっと特殊な界面活性剤です。
肌や髪へ美容成分をしっかり浸透させるために配合されます。
製品のO/W型(水に流れやすくさっぱり)の乳化を助ける役割も。
界面活性剤ですが刺激はほとんどなく、かなり優秀な成分です。
サボンソウ葉エキス洗浄or乳化ナデシコ科のサボンソウから採れる植物エキスです。
サポニンを多く含み、作用は穏やかですが界面活性剤に近い作用を持っています。
洗浄・気泡・乳化目的で配合されることが多いです
文化財の掃除や高級石鹸の成分としても使用されています。
シラカンバ樹皮エキス植物エキスカバノキ科のシラカンバの樹皮から採れる植物エキスです。
保湿、抗アレルギー、紫外線防御、育毛、抗白髪などの作用があると言われています。
サピンヅストリホリアツス果実エキス洗浄or乳化ソープナッツツリーから採れる植物エキスです。
ソープナッツエキスパウダーとも呼ばれています。
サポニンを多く含み、作用は穏やかですが界面活性剤に近い作用を持っています。
洗浄・気泡・乳化目的で配合されることが多いです。
ココイル加水分解コラーゲンK洗浄・髪質改善アニオン(陰イオン)界面活性剤・洗浄成分です。
加水分解タンパク質系(PPT系)の界面活性剤でマイルドな使用感を持ち、洗浄力は非常に弱く、他の洗浄成分と組み合わせて配合されます。
シャンプーにメインや1~2個目のサブの洗浄成分として入っていると、髪質改善効果があります。
ココイル加水分解コラーゲンKは、PPT系の中でも特に、ダメージ補修や保湿力に優れています。
コストが高いので、髪質改善できるほど多く配合しているものは価格が高くなりがちです。
肌への刺激は少なく非常に優しい洗浄成分です。
加水分解ケラチン(羊毛)保湿・補修羊毛由来のケラチンタンパク質のシスチン結合を切断・加水分解して作られた成分です。
髪に対してはダメージの補修・保護をしてハリ・コシを与える効果が。
皮膚に対しては保湿効果を発揮します。
羊毛由来のものが多いので、アレルギーがある方は注意です。
グリセリンベース(保湿)化粧品のベースとしてよく使われる保湿成分です。
ベース成分の中でも特に低刺激で保湿力が高いのが特徴。
高濃度で配合されているものは、ニキビ肌との相性は悪いです。
BGベース(保湿)化粧品のベースとしてよく使われる保湿成分です。
低刺激で、グリセリンに比べて保湿力は劣りますがさっぱりした使用感です。
1%以下(成分表示の後方に表示)の場合は、成分を溶かし込むためなどの目的で配合されており、影響はほぼありません。
DPGベース(保湿)化粧品のベースとしてよく使われる保湿成分です。
さっぱり系の使用感で、低コストで配合できるのが特徴です。
眼睛刺激やわずかな皮膚刺激の可能性があり、無理に避けるほどではありませんが、濃度が高いものは注意しましょう。
ポリクオタニウム-10コンディショニング第四級アンモニウム塩のカチオン(陽イオン)界面活性剤です。
シャンプーやトリートメントに配合すると、手触りが良くなります。
洗顔やボディーソープに配合すると、すべすべ感を演出します。
泡質を改善させる効果もあります。
カチオン界面活性剤なので多少の懸念されますが、無理に避けるレベルではありません。
ステアリン酸ポリグリセリル-10乳化or分散非イオン(ノニオン)界面活性剤です。界面活性剤ですが刺激はほぼありません。
製品を水の中に油が溶け込むO/W型に乳化します。
O/W型は水に流れやすくさっぱり。乳液やクリームなどのスキンケアによく使われる乳化です。
酸化チタンなどの顔料を水中に分散する目的で配合されることもあります。
セテアレス-60ミリスチルグリコール乳化・気泡補助非イオン(ノニオン)界面活性剤です。
製品の乳化に使われたり、増粘して気泡力を補助します。
ラウラミドプロピルヒドロキシスルタイン洗浄・気泡補助両性イオン(アンホ)界面活性剤・洗浄成分です。アミドベタイン系で、基本的には単独ではなく、補助的な洗浄成分として配合されます。増粘、乳化などの作用や、皮膚刺激が高い陰イオン界面活性剤とともに配合すると刺激を緩和する作用が。
ステアラミドプロピルジメチルアミンコンディショニングカチオン(陽イオン)界面活性剤・帯電防止剤です。
第三級アミン系で、第四級アンモニウム系に比べると帯電防止やトリートメント効果は劣りますが、低刺激。
肌に優しいので敏感肌向けの商品にもよく配合されています。
コカミドMEA洗浄・気泡補助非イオン(ノニオン)界面活性剤です。
製品を増粘したり、洗浄力や気泡力を補助します。
発がん性の指摘がありましたが実際の影響はほとんどなく、水で流れる成分なので特に避けなくてもOKです。
塩化Na調整製品の増粘、乳化安定、収れん、殺菌などの作用があります。
基本的には安全ですが、スクラブ目的で大量に配合されていると、刺激になることもあります。
EDTA-2Naキレート製品の金属イオンを封鎖して品質を維持します。
刺激の可能性も指摘されていますが、化粧品に少し配合される程度ではそれほど影響はありません。
品質の維持に意味のある成分ですし、無理に避ける必要はないでしょう。
フェノキシエタノール防腐剤防腐剤です。エタノール(アルコール)とは異なる成分です。
抗菌作用が高く、製品中での微生物の繁殖を防ぎます。
高濃度では刺激になる可能性もありますが、化粧品では1%以下でしか配合できず、刺激はほぼありません。
エタノールベース化粧品で「アルコール」と呼ばれている、揮発性の高い成分です。
使用感の向上、清涼感の演出、抗菌などの効果があります。
高濃度で配合されていると、ツンとしたにおいがあり、刺激や乾燥の原因になることも。
1%以下(成分表示の後方に表示)の場合は、成分を溶かし込むためなどの目的で配合されており、影響はほぼありません。
安息香酸Na防腐細菌やカビなどに対して殺菌作用を持ちます。
食品の防腐剤としても使用できる成分ですが、高濃度では強い毒性があります。
化粧品の防腐剤では濃度が低いので、特に避けるほどではありません。
香料香料製品に良い香りをつけたり、原料臭をごまかすために配合されます。
香料といっても種類はたくさんあり、種類によっては刺激性・アレルギー性が気になります。
特に美容効果があるわけではないので、香りを楽しむ目的がなければ避けたい成分です。

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この記事を書いた人

ありすのアバター ありす コスメコンシェルジュエージェンシー

美容、メイク、おしゃれ等にはまっている20代の3児のママ。
コスメレビュー、コスメ成分解析、コスメサブスク、ファッションレンタルなどの情報を発信しています。

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