フーミーモイストUVクリーム【全成分&成分解析】

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フーミーモイストUVクリームの成分解析です。

【はじめての方必読】当サイトの成分解析について
  • 成分分解析は各成分の一般的な配合目的を記載したもので、製品の効果効能を保証するものではありません。
  • 一部のコスメは、ブログ(可愛くなりたい)にて、レビューを掲載しています。
  • リニューアル等により全成分が変更される可能性があります。見つけた場合はお問い合わせフォームから教えて頂けると助かります。

紫外線吸収剤フリーで肌に優しく、美容成分もきっちり入っている、優秀な日焼け止めでした。

解析していて「欲しい!」って思った優秀な日焼け止めです。

軽くて落としやすいテクスチャ

ベースとなる油剤はシクロペンタシロキサンという環状シリコーン。

肌に成分を乗せて密着したあと揮発してなくなる成分です。

耐久性は高くありませんが、肌負担が少なく、軽い&落としやすい仕上がりになるので、日常使いの日焼け止めにはおすすめ。

ただしシクロペンタシロキサンがベースなので、優しい洗顔料やベビーソープなどで落ちきるかは若干不安な部分があります。

目次

肌の負担になりやすいものは極力不使用

紫外線吸収剤、エタノール、香料など刺激や肌の負担になりやすい成分は特に入っていません。

美容成分がとにかく多い!

日焼け止めって美容成分はあまり入っていないものが多いですが、長時間肌に塗り置くものなので、美容成分を入れるメリットは大きいです。

フーミーモイストUVクリームで特に嬉しい成分はセラミド類。

セラミドの中でも特に効果が高いとされる、ヒト型セラミドが2種類入っています。

肌のうるおい&バリア機能にめちゃくちゃ重要な成分なので、入っているのはありがたいですね。

他にも

  • スクワラン(保湿)
  • グリチルリチン酸ジカリウム(抗炎症)
  • ヒアルロン酸(保湿)
  • シロキクラゲ多糖体(保湿)
  • 植物エキス類(保湿・ブライトニング)

などの成分も入っています。

強い日差し・レジャーシーンには不向き

なるべく低刺激にするた紫外線吸収剤は不使用。紫外線散乱剤の使用量も抑えているので、紫外線カット力はSPF25 PA++と弱め。

さらに落とすときに負担がかからないよう、被膜力も低い処方になっています。

つまり、強い日差しを浴びるときには不向き。汗や皮脂で流れてしまう可能性も高いので、こまめな塗り直しが必要になります。

まとめ

  • 敏感肌や赤ちゃん(生後3ヶ月以上)でも使える低刺激処方
  • UVカット力や耐久性はかなり低めで、日常使い向け

30g1500円とやや高額ですが、あまり紫外線を浴びない日常使いの低刺激な日焼け止めとしては優秀です。

フーミーの他のアイテムの解析はこちら

>>フーミーモイストローションの成分解析

>>フーミーモイストエイジングケアローションの成分解析

ベースほぼすべての化粧品に成分を溶かし込むために配合されています。
水自体に特別な効果はありませんが、刺激やアレルギーなどのリスクもありません。
シクロペンタシロキサンシリコーン(被膜形成)肌や髪に皮膜を作り、表面をキレイに見せたり、成分を密着させる環状シリコーンです。
ベースの油剤としても使われ、揮発性が高く、自らは揮発してなくなります。
環状シリコーンはさらっとしたテクスチャで落としやすい性質を持ちます。
シリコーンは嫌われがちな成分ですが、シリコーン自体に刺激などのリスクはほぼありません。
BGベース(保湿)化粧品のベースとしてよく使われる保湿成分です。
低刺激で、グリセリンに比べて保湿力は劣りますがさっぱりした使用感です。
1%以下(成分表示の後方に表示)の場合は、成分を溶かし込むためなどの目的で配合されており、影響はほぼありません。
イソノナン酸イソトリデシルエステル油(エモリエント)肌の表面に膜を作り、水分の蒸発を防ぎます。
油性成分の中では粘度が低く、さらっとしたテクスチャです。天然油脂と同じ構造なのに酸化しにくいのが特徴です。
他の成分との混ざりが良く、石油系界面活性剤の代わりとしても使われます。
クレンジングオイルに大量使用するには脱脂力が高いので要注意です。
酸化チタン顔料(着色or紫外線散乱剤)肌の表面で紫外線を反射し、UV-AとUV-Bに対して防御効果を持ちます。カバー力のある白色の粉末なので、メイクアップ目的でも配合されます。
フェイスパウダーなどに多く配合すると、皮脂を吸収する役割も。水や油を吸収しやすいので、制汗剤やボディパウダーに配合されることもあります。
酸化亜鉛に比べ、金属アレルギーのリスクもほぼありません。
石鹸に配合される場合は白く発色させるのが目的です。洗い流されるので特に危険はありません。
スクワラン炭化水素油(エモリエント)肌の保湿や柔軟作用を持っています。人間の皮脂中に5%含まれており、お肌に馴染みやすい成分。
こってり感はありますが、べたつきにくいので感触改良のためにも配合されます。
100%のオイルをそのままスキンケアに使うことも可能です。
分類としては炭化水素油ですが、石油ではなく動植物由来の成分です。
安定性が高く、酸化や熱による劣化が少ないのも特徴。医薬品の軟膏などにも使用されています。
クレンジングに配合されている場合は、メイクを浮かせるためのオイル。メイクと落とす力は、そこそこ高めです。
脱脂力があるので乾燥の原因になる可能性があります。
ペンチレングリコールベース(保湿・抗菌)化粧品のベースとしてよく使われる保湿成分です。
さっぱりした使用感で、抗菌効果もあります。
高濃度で配合されている場合は、肌に刺激になる可能性の高いので、肌の弱い方は避けたほうが無難です。
1%以下の濃度なら特に気にしなくても大丈夫でしょう。
グリチルリチン酸2K整肌肌の炎症を鎮める効果があり、肌荒れケア・ニキビケア・美白系のコスメによく配合されます。
有効成分として配合できる成分で、ある程度の濃度があれば、けっこうすぐに効果が現れます。
抗炎症成分が複数配合されていたり、他の抗炎症系コスメと重ね塗りしたり、長期的に使いすぎると、刺激になったり、肌本来の機能が弱まる可能性もあるので注意。
セラミドNPヒト型セラミド(保湿)肌の細胞間脂質に元から存在する保湿成分で、加齢や乾燥などにより不足しやすくなります。
保湿したり、刺激から肌を守るバリア機能の維持にとても重要なので、化粧品で積極的にとりたい成分。
もともと肌の浅いところで働く成分なので、化粧品で補いやすいです。
他のセラミドに比べ、水分を保持し、シワを抑制、減少させる作用があります。加齢によって減りやすいです。
セラミドNGヒト型セラミド(保湿)肌の細胞間脂質に元から存在する保湿成分で、加齢や乾燥などにより不足しやすくなります。
保湿したり、刺激から肌を守るバリア機能の維持にとても重要なので、化粧品で積極的にとりたい成分。
もともと肌の浅いところで働く成分なので、化粧品で補いやすいです。
他のセラミドに比べ、人の肌に最も多いです。強い保湿力とバリア機能を持ち、化粧品に多く使用されます。
ヒアルロン酸Na保湿化粧品でよく使われる定番の保湿成分です。1gで2~6Lの水分保持力があります。
肌の細胞と細胞の間で、水分の保持やクッションのような役割をしている、保湿に重要な成分。
粘度が非常に高く、配合量が多いと、とろっとしたテクスチャになります。
マグワ根皮エキス植物エキス(整肌&透明感サポート)桑の根から抽出したエキスです。
色素沈着抑制作用を持ち、美白系のコスメによく配合されます。
保湿、消炎、抗酸化などの作用もあるといわれています。
ホオノキ樹皮エキス植物エキス(保湿・整肌・透明感サポート)植物由来の保湿成分です。
メラニンの生成を抑制する効果もあると言われています。
グリセリンベース(保湿)
カプリリルメチコンシリコーン(被膜形成)肌や髪に皮膜を作り、水分の蒸発を防いだり、表面をキレイに見せたり、外部刺激から守る、直鎖状シリコーンです。
直鎖状シリコーンは、皮膜力が高く、重いテクスチャを持ちますが、カプリリルメチコンはややさらっとしたテクスチャ。
シリコーンは嫌われがちな成分ですが、シリコーン自体に刺激などのリスクはほぼありません。
高濃度で日焼け止めやファンデーションに配合されていると落としにくく、毛穴の詰まりの原因になることがあります。
ヘアケア商品で高濃度の場合は、ぺたんと重い髪になりやすいので注意しましょう。
マンニトール水溶性多価アルコール(保湿)ビタミンやアミノ酸を豊富に含む保湿成分です。
安定性が高く、製品を安定化させる役割もあります。
ステアリン酸グリセリル非イオン界面活性剤(乳化)非イオン(ノニオン)界面活性剤・乳化剤です。グリセリンエステル系で、非常に多くの化粧品に使われています。
界面活性剤ですが刺激はほぼありません。
乳化・分散作用が高く、酸化されにくい構造を持ちます。
シロキクラゲ多糖体多糖体(保湿)白キクラゲは楊貴妃が美容維持のために食べたとも言われるきのこ。
化粧品としてもセラミドの合成促進による保湿・肌のバリア改善や抗酸化効果が期待できます。
チューべロース多糖体と併用することで、単体で配合するよりも高い保湿効果が望めます。
ジラウラミドグルタミドリシンNa両親媒性化合物(浸透・乳化補助)
ジメチコンシリコーン(被膜形成)肌や髪に皮膜を作り、水分の蒸発を防いだり、表面をキレイに見せたり、外部刺激から守る、直鎖状シリコーンです。
同じジメチコンでも原料によって差はありますが、シリコーンの中でも皮膜力が高く、重いテクスチャを持ちます。
嫌われがちな成分ですが、シリコーン自体に刺激などのリスクはほぼありません。
高濃度で日焼け止めやファンデーションに配合されていると落としにくく、毛穴の詰まりの原因になることがあります。
ヘアケア商品で高濃度の場合は、ぺたんと重い髪になりやすいので注意しましょう。
(アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー合成ポリマー(乳化安定)製品の乳化を安定させる成分です。
化粧品の粘度を上げて、とろみをつける効果もあります。
シリカ顔料光を均一に反射して肌をキレイに見せたり、皮脂や汗を吸収して肌をなめらかにします。
酸化チタンなどの成分をコーティングする効果も。
粒子が小さなものはパック、大きなものはスクラブとしても使用されます。
アレルギーや刺激の報告もありますがわずかな例で、無理に避けるほどの成分ではありません。
カルボマー合成ポリマー(増粘・乳化安定)よく使われる合成ポリマーで、製品にとろみをつける・ジェル化させる目的で配合されています。
じ名前でも増粘効果が異なるものが多数存在します。
アルカリ性の成分と反応するので、水酸化Kや水酸化Naと共に配合されます。
製品の乳化や油分・粉を分散させる役割もあります。
天然ガム類(多糖類)よりも増粘効果・均一性・温度変化に対する安定性が優れているのが特徴。
肌に乗せると塩分や脂肪酸の影響で水のようにさらっとした性質に変化します。
皮膜を作って水分の蒸発を防いだり、肌をバリアする機能も。
合成ポリマーと聞くとあまり印象は良くないですが、肌への負担や刺激はなく、安全な成分です。
キサンタンガム多糖類(増粘)化粧品の粘度を上げて、とろみをつける役割で配合されます。
トコフェロール整肌・製品の抗酸化製品の酸化を防ぎます。
ビタミンEなので、肌への抗酸化作用も期待できます。
防腐剤の一種ですが、刺激はほとんどありません。
水酸化Alコーティング肌に直接触れると酸化して肌荒れの原因になる酸化チタンの表面をコーティングする役割を果たします。
化粧品の色調調整、粘膜の被覆保護、収れん作用も持っています。
ステアリン酸高級脂肪酸(調整or石けん合成)高級脂肪酸の一種で、水酸化Naや水酸化Kと混ぜることで石けん(陰イオン界面活性剤)になります。
石けんに使われる高級脂肪酸の中では気泡力が弱め。刺激が少し強めです。
テクスチャ調整や乳化の補助のために配合されることもあります。
イソステアリン酸ソルビタン非イオン界面活性剤(乳化)非イオン(ノニオン)界面活性剤です。界面活性剤ですが刺激はほぼありません。
製品を油の中に水が溶け込むW/O型に乳化します。
W/O型は水に流れにくくこってり。ウォータープルーフのコスメなどによく使われる乳化です。
ポリソルベート60非イオン界面活性剤(乳化)非イオン(ノニオン)界面活性剤です。界面活性剤ですが刺激はほぼありません。
製品を水の中に油が溶け込むO/W型に乳化します。
O/W型は水に流れやすくさっぱり。乳液やクリームなどのスキンケアによく使われる乳化です。
他の成分を溶かし込む役割もあります。

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この記事を書いた人

ありすのアバター ありす コスメコンシェルジュエージェンシー

美容、メイク、おしゃれ等にはまっている20代の3児のママ。
コスメレビュー、コスメ成分解析、コスメサブスク、ファッションレンタルなどの情報を発信しています。

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