【全成分＆成分解析】チューンアップ ナイアシンアミド デイリークリアマスク

Instagram（@alice_kaiseki）で2.1万人にスキンケア情報を発信するコスメコンシェルジュエージェンシー（日本化粧品検定1級）のありすです✨

今回は超プチプラ×シンプル設計×ナイアシンアミドが魅力のチューンアップ ナイアシンアミド フェイスマスクの成分解析です。

チューンアップ ナイアシンアミド デイリークリアマスクの成分解析

全成分が10種類で構成されたシートマスク。

普通は20種類以上入っているものが多いので、

ネガティブに考えると美容成分の種類が少ないけれど、ポジティブに考えると

• 一つの成分に特化している
• 価格が安い
• 合わない成分に当たりにくい

というメリットがあります。

成分が少ないので、すべて解説してきますね。

ナイアシンアミド配合

チューンアップ ナイアシンアミド デイリークリアマスクのコンセプト成分は［ナイアシンアミド］。

正直、［ナイアシンアミド］以外は特に目立ったものはありませんが、この［ナイアシンアミド］が嬉しい成分です。

お肌のハリ・弾力や潤い・透明感アップにとても優秀な成分で、私なら優先して取り入れたい美容成分トップ5に入ります。

超プチプラですし実際にどの程度濃度が入っているのかは不明ですが、全成分では4番目に書かれているので、1%以上入っている可能性もありますね。

ちなみに［ナイアシンアミド］は美白やシワ改善の有効成分としても使われていますが、この製品の場合は一般化粧品なので美白やシワ改善効果が認められたものではありません。

ベース成分＆保湿成分をチェック

序盤に書かれているのは［水］［BG］［グリセリン］。

この組み合わせは良くも悪くも超無難。

目立った特徴はないけど、普通に保湿するのに良いラインナップです。

また［PPG-10メチルグルコース］［キサンタンガム］はテクスチャに粘度を与えて、しっとりした仕上がりを作ってくれる成分ですね。

調整系の成分

• クエン酸（ph調整剤）
• クエン酸Na（ph調整剤）
• ヒドロキシアセトフェノン（防腐剤）
• フェノキシエタノール（防腐剤）

製品の品質を保持するために必要な成分です。

防腐剤と聞くと不安を感じる方もいますが、必要不可欠で入っている成分。

もし防腐剤が入っていない方が、保管中に品質が落ちて大変なことになります。

日本は化粧品に入れる防腐剤の基準も厳しいですし、よっぽど防腐剤が合わない人以外は気にしなくてOKです。

怪しくないの？

製造販売元は愛媛県にあるSAKURA beauty lab.。

あまり聞いたことのない企業ですし、お値段が安すぎるので不安に思う人もいるでしょう。

SAKURA beauty lab.はシートマスク専門で製造＆OEM（他社の化粧品の製造を請け負うこと）を行っている会社です。

知名度は低いものの、2005年設立で従業員数は170名。

会社のホームページを見ても変なところはなく、小さいけどちゃんとした会社の商品だと思われます。

手に入らない・・・

このシートマスクの最大のデメリットは「販売元が小さすぎて、あまり流通していないこと」でしょう。

＠コスメショッピングには商品ページはあるものの在庫切れ。

私がざっと探した感じでは、楽天市場の公式ショップには在庫がありましたが、他では見当たりません。

今のところ、試してみたいなら楽天で買うしかなさそうです。

※記事制作時の情報です。

まとめ

「ナイアシンアミド配合」のスキンケア自体は特に珍しいものではありません。

でも、この製品の最大の特徴は「価格の安さ」なんですよね。

7枚入りが440円、36枚入りが1,870円。

1枚あたりはそれぞれ約63円、約52円で、シートマスクの中では破格の価格設定です。

すごい成分が入っているわけではないけれど「低価格でナイアシンアミドを取り入れるシンプル保湿ケア」としては、ありなアイテムだと思います。

全成分と配合目的（予想）

成分名	目的	評価
水	ベース
BG	ベース（保湿）
グリセリン	ベース（保湿）
ナイアシンアミド	整肌・透明感＆ハリ弾力サポート	★
PPG-10メチルグルコース	保湿・増粘
キサンタンガム	多糖類（増粘）
クエン酸	ph調整
クエン酸Na	ph調整・キレート
ヒドロキシアセトフェノン	防腐剤
フェノキシエタノール	防腐剤