| ブランド名 | Snp(エスエヌピー) |
| 価格 | 1,980円 |
| 容量 | 100ml |
| 発売日 | 不明 |
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水、ジヘプタン酸ネオペンチルグリコール、DPG、グリセレス-26、ペンチレングリコール、1,2-ヘキサンジオール、ソルビトール、ストレプトコッカスサーモフィルス培養物、リンゴ種子油、塩化Na、ヒドロキシエチルウレア、BG、カプリリルグリコール、ヒマワリ種子油、グリセリン、アボカド油、ベタイン、エチルヘキシルグリセリン、アデノシン、スクワラン、香料、EDTA-2Na、トコフェロール、パンテノール、加水分解コラーゲン、ムラサキ根エキス、アテロコラーゲン、デサミドコラーゲン、リンゴ果汁、乳酸桿菌培養溶解質、ヒアルロン酸Na、β-グルカン、水溶性コラーゲン、クリサンテルムインジクムエキス、フナバラソウエキス、コラーゲン、コラーゲンアミノ酸、タチジャコウソウ花/葉/茎エキス、ツボクサ葉/茎エキス、ドクダミエキス、スベリヒユエキス、プロコラーゲン、タチアオイ花エキス、ブロッコリーエキス、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、マカデミア種子油、アルガニアスピノサ核油、ホホバ種子油、水添レシチン、レチノール、アブラナ種子油、アブラナステロールズ、コラーゲンエキス、オプンチアフィクスインジカ花エキス、アルギニン、コレステロール、ラウリン酸ポリグリセリル-10、アマナズナ種子油、ラウロイルグルタミン酸コレステリル/オクチルドデシル/フィトステリル/ベヘニル、ステアリン酸水酸化(Al/Mg)、テトラ(ジーt-ブチルヒドロキシヒドロケイヒ酸)ペンタエリスリチル、セチルリン酸K、キトサン、クエン酸トリス(テトラメチルヒドロキシピペリジノール)、DNA-Na、リナロール
公式のアピールポイント
- オイル層と美容液層をよく振って噴射
- リポソーム化レチノール×8種のコラーゲン×サーモンPDRN
成分解析
2層に分かれたミストタイプの美容液です。
ベース成分がちょっと珍しく、水の次に「ジヘプタン酸ネオペンチルグリコール」という成分が来ています。
「ジヘプタン酸ネオペンチルグリコール」はとても軽い性質を持つ油性基材。
一般的な化粧水や美容液は、グリセリンやBGなどの保湿成分、もしくはエタノールが2番目に来ることが多いので、これはちょっと変わった構成ですね🤔
オイルなのにベタつかず、スプレーでも均一に広がり、肌に薄い膜を作って水分を逃がさずツヤを与える効果があります。
この基材を使うことで高級感のある“シルクのような滑らかさ”が出る仕上がりに。
また、他のベース成分の組み合わせでも粘度を下げ、保湿成分は微細化することで、細かいミストとして噴射できるようにしていますね。
「基材が油」と聞くとニキビができやすいイメージを持つ方もいるかも知れませんが、「ジヘプタン酸ネオペンチルグリコール」は毛穴をつまらせにくい油なので、ニキビができやすい人でも使いやすいアイテムです👌
美容成分をチェック
美容成分はまず公式が推している「リポソーム化レチノール1×8種のコラーゲン×サーモンPDRN」について解析していきますね。
リポソーム化レチノール
レチノールは肌のターンオーバーを整え、ハリ・弾力を支える代表的な美容成分です。
ただし本来は、光や酸素に弱く、油が多い環境で安定する成分。
そのためレチノールの配合に最も適しているのは、遮光性・密閉性のある容器に入ったクリームタイプです。
透明ボトルのミストはレチノールの安定には不利ですが、この製品では工夫があります。
水添レシチン、ラウロイルグルタミン酸コレステリル/オクチルドデシル/フィトステリル/ベヘニル、コレステロール
これらの成分でレチノールをリポソームに閉じ込めることで、光・酸化から守りつつ、肌への刺激を抑えながらじんわり浸透させる働きを持っています。
ただし、どれほど工夫されていても「レチノールをしっかり効かせたいなら、容器が密閉されたクリームタイプがベスト」という原則は変わりません。
このミストでは、コラーゲンやPDRNがメインで、レチノールは「肌にハリをプラスする補助的な存在」と考えるのが現実的です。
8種のコラーゲン
配合されているコラーゲンは以下の8種類。
- 加水分解コラーゲン
- アテロコラーゲン
- デサミドコラーゲン
- 水溶性コラーゲン
- コラーゲン
- コラーゲンアミノ酸
- プロコラーゲン
- コラーゲンエキス
それぞれ分子の大きさや構造が異なり、肌表面の保湿膜から角層内のうるおい保持までさまざまな所で働くよう設計されています。
ざっくり分けると、
- 大きいコラーゲン → 肌表面でうるおい膜を形成し、ハリとツヤを演出(コラーゲン、コラーゲンエキス、水溶性コラーゲン、アテロコラーゲン)
- 中・小サイズのコラーゲン/ペプチド → 角層まで浸透して保湿と弾力をサポート(加水分解コラーゲン、デサミドコラーゲン、コラーゲンアミノ酸)
- プロコラーゲン → コラーゲンの前駆体として、肌の“密度感”をサポート(プロコラーゲン)
つまり、ひとつのコラーゲンでできない“多層ケア”を、
8種類のコラーゲンで補い合っている構成です。
サーモンPDRN
全成分で「DNA-Na」と表記される成分です。
美容医療のサーモン注射でも知られる成分で、肌の再生環境をサポートする整肌素材として注目されています。
ただし真皮層まで届ける美容医療と同じ効果が得られるわけではありません。
化粧品として肌に塗った場合に得られる効果は
- 角層のうるおい環境を整える
- 外的ダメージを受けた肌をなめらかに保つ
- コラーゲンやヒアルロン酸と組み合わせることで密度のあるハリ感を演出
といったものです。
Snp コラーゲンバウンスアップミストセラムでは、8種のコラーゲンやレチノールによる「ハリ・弾力」に加えて、DNA-Na(PDRN)が肌のなめらかさを底上げする設計になっています。
他の美容成分もチェック
ヒアルロン酸Naやβ-グルカンなど保湿成分も充実。
肌荒れ予防におすすめのパンテノールも入っていますね。
あとは抗酸化・鎮静系の植物エキス。
さらに肌の菌バランスを整える発酵系の成分(乳酸桿菌培養溶解質、ストレプトコッカスサーモフィルス培養物)も入っています。
敏感肌適正は?
エタノールなどの刺激になりやすい成分は不使用で、ベースもマイルドな構成です。
敏感肌と相性の悪いレチノールが入っていますが、おそらく敏感肌でも使いやすいレベルの効き方だと思います。
ただし、植物エキスや発酵エキスなど、結構いろんな美容成分がごちゃっと入った設計なので、「合わない成分に当たる」可能性は結構あるかも。
使えなくはないけど「敏感肌向けか」と聞かれると、ちょっと微妙な感じはしますね🤔
まとめ
2,000円以下で、コラーゲン・レチノール・PDRN・乳酸菌・植物エキスなど、多種多様な美容成分を詰め込んでいるのは、正直かなり豪華。
プチプラ価格帯では珍しいほど成分の層が厚いミストです。
ただし、配合成分の数が多い分、それぞれの濃度は高濃度美容液ほどは期待できません。
「どれか1つの成分をガツンと効かせたい」というよりは、
- 保湿・整肌・ハリ・ツヤをバランスよく底上げしたい人
- ミストひと吹きでうるおいをプラスしたい人
に向けた製品かなと予想します。
軽い使用感でツヤ肌に仕上がるので、季節の変わり目や、日中の乾燥対策にもおすすめです✨


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