Instagram(@alice_kaiseki)で2.1万人にスキンケア情報を発信するコスメコンシェルジュエージェンシー(日本化粧品検定1級)のありすです✨
今回は韓国コスメブランド・ONE THINGのツボクサエキスの成分解析です。
まずこの全成分表示ですが、日本と同じ形式では書かれていません。
日本の法律だと、植物エキスの記載は「植物成分そのもの」と「抽出した溶媒」を分けて書かなければいけません。
分けて書いた場合、ツボクサが1番高濃度になることはありえないので、全成分は日本ルールの書き方ではありません。
とは言え、見た目が茶色くなっているので、成分に表記されていない着色料を入れていなければ、ツボクサエキスの濃度はかなり高いと思われます。
ツボクサエキスは、ハーブ医療の分野でも幅広く使われる成分で、肌荒れ防止・保湿・ハリ弾力・透明感などさまざまな肌悩みに対応する成分です。
ただし植物エキスは人によって合う・合わないが分かれやすく、人によっては刺激を感じたり、アレルギー等でひどい肌荒れを起こす可能性もあります。
特に濃度が高いものは症状が出やすいので、初めて使う時はパッチテストをして、用心して使ったほうが良いですね。
ブチレングリコール(BG)はツボクサエキスの抽出溶媒、1,2-ヘキサンジオールは防腐効果を持つ保湿剤です。
パラベンなどの防腐剤は入っていませんが、1,2-ヘキサンジオールで防腐効果を出すにはパラベンよりも高濃度で配合する必要があるので、人によっては余計に刺激を感じるかも。
基本的には敏感肌適正は低く、ツボクサエキスの効果に期待してギャンブル的に使うコスメです。
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