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今回は、ニベアの「2WAY美容洗顔AC」を成分から読み解いていきます。2025年9月6日に発売された、泡洗顔とパック洗顔を1本で使い分けられる洗顔フォームです(出典1)。発売からしばらく経った2026年7月にLIPS月間トレンド賞のスキンケア部門で3位に入っていて(出典7)、いま改めて名前を見かけるアイテムですね。
公式が前面に出しているのは2つ。「美容スムースクレイ」=[タナクラクレイ][カオリン][炭]と、「モイストリペア成分」=[ユーカリ葉エキス][グリセリン]です。ザラつく古い角質・皮脂の毛穴詰まりをオフしてニキビ予防、という訴求になっています(出典2)。
ただ、全成分表を頭から読んでいくと、この製品の洗浄力をつくっているのはクレイでも炭でもありませんでした。この記事では①メーカーは何と言っているか ②全成分表から確認できることは何か ③研究で分かっていることは何か、の順に見ていきます。あわせて、「2WAY」というパック使いについて、買う前に知っておいてほしいこともまとめました。

クレイ洗顔って「直塗りできる」のが楽しいところなんですけど、この処方に関しては、そこがいちばん気をつけてほしいポイントでもあります。理由は本文で😊
【はじめての方必読】当サイトの成分解析について
- 成分解析は各成分の一般的な配合目的を記載したもので、製品の効果効能を保証するものではありません。
- リニューアル等により全成分が変更される可能性があります。見つけた場合はお問い合わせフォームから教えて頂けると助かります。
ひとことで言うと

ひとことで言うと、皮脂と角質をしっかり落とす「石けんベースの洗顔フォーム」に、クレイと炭を足したものです。公式が主役に見せている「美容スムースクレイ」は皮脂を物理的に持っていく係で、洗浄力そのものは上位に並ぶ脂肪酸+水酸化Kがつくっています。落ちは素直にいいと思います。
ただ、その石けんを泡立てずに直接肌にのせるパック使いは、乾燥しやすい人にはけっこう攻めた使い方。私は基本は泡で、パックはときどきのお守りくらいに考えておくのがちょうどいいと思っています。
このアイテムのポイント
- 公式の目玉「美容スムースクレイ」(カオリン・タナクラクレイ・炭)は、肌の中で何かをする成分ではなく、皮脂と角質を物理的に持っていく係。公式自身も※で「皮脂吸着成分(洗浄)」と注記しています(出典2)。
- 洗浄の主役は、上位に並ぶ脂肪酸4種+水酸化K/Naの「石けん骨格」。落ちはいい反面、ニキビ傾向の120人を3か月追った比較試験では弱酸性タイプのほうが炎症性のニキビが減っています(出典13)。
- 「2WAY」ですが、パック(乾いた肌に直塗り30秒)は肌が強い人向けの使い方。基本は泡立てて使うもの、と考えておくほうが安心だと感じています。
※このアイテムは化粧品で、医薬部外品ではありません(出典6)。抗炎症成分も殺菌成分も入っていないので、「ニキビ予防」は公式の注記どおり“洗顔によって皮脂・古い角質を落とすことによる予防”という意味です(出典2)。
基本情報

| ブランド | ニベア(ニベア花王株式会社/花王グループ) |
| 価格・容量 | オープン価格・120g(実売の目安は850〜1,045円前後/2026年7月時点のEC調べ) |
| 発売日 | 2025年9月6日 |
全成分でわかる設計|「美容スムースクレイ」の裏側
このパックは化粧品なので、全成分は原則として配合量の多い順に表示されています(出典4)。上のほうに並ぶ数個でその製品の性格はだいたい決まってしまうので、まずはそこから見ていきますね。
洗浄の主役は、じつは石けん骨格

全成分の3・4・6・12番目に[ミリスチン酸][ステアリン酸][ラウリン酸][パルミチン酸]という脂肪酸が4つ、そして5番目に[水酸化K]、24番目に[水酸化Na]が並んでいます(出典4)。これは、容器の中で脂肪酸とアルカリを中和させて石けんをつくる「練り石けんタイプ」の洗顔フォームの骨格そのものです。日本の洗顔フォームでいちばん多い作り方ですね。
脂肪酸は炭素の数で性格が変わります。[ミリスチン酸](炭素14)はきめ細かいクリーム状の泡をつくる主力。[ラウリン酸](炭素12)は泡立ちがいちばん速く、皮脂を落とす力が強い一方で、4つのなかでいちばん脱脂力が強い成分でもあります。[ステアリン酸](炭素18)と[パルミチン酸](炭素16)は泡のコシと剤の硬さの担当。ザラつき・毛穴詰まりをオフしたい製品として、この組み合わせは理にかなっています。
研究で分かっていること
石けん系の洗浄料は、使うときのpHが8.5〜11とアルカリ寄りになります(弱酸性の合成洗浄剤タイプは5.5〜7.0)(出典9)。そして肌の角層は、pH10の環境に置かれると表面がふやけやすくなり、肌の脂でできたバリアも硬くなることが、ヒトの角層を使った試験管レベルの実験で示されています(出典10)。これは洗浄成分の種類というより、pHが高いこと自体による負担です。
ただ、石けんを必要以上に怖がらなくていい材料もあります。花王自身の研究では、石けん系の洗浄料を5年以上使い続けている人でも、洗ったあとに肌のpHを弱酸性に戻す力は弱っていませんでした(出典14)。負担がかかるのは洗った直後から数時間の話であって、「石けんを使い続けると肌が弱くなる」という話ではない、ということですね。

石けんは「よく落ちる」と「落としすぎる」が表裏一体。皮脂が多くてベタつきが悩みの人にはハマりますし、すでに乾いている人にはきつく出ます。この製品の当たり外れは、ほぼここで決まると思います。
マイルド化の工夫|ココイルグルタミン酸Na・ラウラミドプロピルベタイン
とはいえ、石けん単独で押し切っているわけではありません。9番目に[ココイルグルタミン酸Na]、11番目に[ラウラミドプロピルベタイン]が入っています(出典4)。
[ココイルグルタミン酸Na]は、ヤシ油の脂肪酸とアミノ酸(グルタミン酸)からできたアミノ酸系の洗浄成分。石けんより穏やかで、洗い上がりにしっとり感を残します。[ラウラミドプロピルベタイン]は両性界面活性剤で、泡立ちを助けながら、いっしょに入っている洗浄成分の刺激をやわらげるのが本来の役目です。
研究で分かっていること
両性界面活性剤をブレンドすると、洗浄成分がつくる粒(ミセル)の表面のマイナス電荷が下がり、肌のタンパク質を溶かす攻撃性が弱まることが査読つきの総説で整理されています(出典15)。石けん+アミノ酸系+ベタインという組み合わせは、洗顔料をマイルドにするときの定石です。
もうひとつ、知っておくと役に立つ話を。[ラウラミドプロピルベタイン]や近縁のコカミドプロピルベタインは「アレルゲン」として名前が挙がることがありますが、大規模なパッチテストのデータ(83,864人)では陽性反応の大半が偽陽性で、本当のアレルギーはごくまれだと結論づけられています(出典16)。ただ、日本発の研究では、原因になりうるのはベタイン本体ではなく製造過程で残る不純物のほうで、なかなか治らない頭の皮膚炎の患者さん30人を調べたところ、半数がその不純物に反応したという報告があります(出典17)。洗顔やシャンプーで顔や頭が繰り返し荒れる人は、疑ってみる価値のある選択肢、という程度に覚えておくといいとみています。

「ベタイン=危ない」ではまったくありません。ただ、心当たりがあってずっと原因が分からない人には、ここが手がかりになることがある。そのくらいの温度感です。
つっぱらせないための保湿設計
個人的に「よく考えられているな」と思ったのがここです。[グリセリン]が水に次いで2番目、つまり脂肪酸4種よりも前に来ています(出典4)。石けんベースの洗顔フォームとしては、かなり多い位置です。
そのあとも7番目に[ソルビトール]、8番目に[PEG-75]、後半に[グリコシルトレハロース][BG][加水分解水添デンプン]と、水を抱える成分が重ねられています。石けんの脱脂感を保湿剤で相殺する設計で、公式が言う「直塗りパックでも角層まで保湿成分がいきわたり、つっぱりにくい」(出典2)という訴求の実体は、おそらくこのあたりです。

グリセリンが2番目に来ている石けん洗顔って、実はそんなに多くないです。「洗浄力は落とさずに、つっぱり感だけ減らしたい」という設計意図がはっきり見える並びだと思っています。
美容スムースクレイ|カオリン・タナクラクレイ・炭、そして21番目のシリカ
公式がいちばん強く謳っているのが、13番目の[カオリン]、14番目の[タナクラクレイ]、15番目の[炭]をまとめた「美容スムースクレイ」です(出典2)。ただし公式自身が※で「皮脂吸着成分(洗浄)」と注記しているとおり、これは肌の中で何かをする成分ではなく、皮脂と古い角質を物理的にくっつけて持っていく成分です。そこは最初に押さえておくと、期待の置きどころがずれません。
そして調べてみると、この3つは裏づけの厚みがかなり違いました。順番に見ていきますね。
研究で分かっていること(クレイ全体)
カオリンとベントナイトを配合したクレイマスクを週2回・4週間使った試験(60人)では、4週間後の皮脂量が約30%減り、開いた毛穴の詰まり(面ざ)が約66%減ったと報告されています(出典24)。角層の水分量も上がっていました。※ただしこれは比較する対照グループのない試験で、原料メーカー系が関わったものです。「クレイのパックで皮脂と詰まりは減る」の参考にはなりますが、これだけで効果が確定したとは言えません。
[カオリン]は白陶土(はくとうど)と呼ばれる粘土。AC版では通常版より順番が繰り上がっています。ただ吸油のしくみで言うと、カオリンは粒に穴が空いていないタイプで、皮脂は粒の外側の表面にくっつくだけ。粉どうしを比べた実験では、穴だらけの[シリカ]のほうがはるかに多くの油を吸えることが示されています(出典25)。
ここで面白いのが、その[シリカ]が21番目にちゃんと入っていること(出典4)。公式が名前で呼ぶのはクレイと炭ですが、実際の吸油の実務を担っているのは、名前を呼ばれていないシリカかもしれない——というのが、成分表を読んでいていちばん「おっ」と思ったところでした。シリカは剤のほんのりしたザラつき(ソフトスクラブ感)にも関わっています。
[タナクラクレイ]は海の泥に由来する粘土で、公式でもやはり皮脂吸着成分(洗浄)の扱い(出典2)。ただこの成分については、引用できる一次情報(査読つきの論文や原料メーカーの試験資料)が見つけられませんでした。よく見かける細孔の数値なども出どころを確認できなかったので、この記事では使っていません。公式の位置づけどおり「吸着担当のクレイのひとつ」として読むのが正確だと思います。
そして[炭]。AC版で新しく足された成分ですが、ここは先にお伝えします。洗顔料の炭について、皮脂やニキビへの効果を対照グループつきで調べたヒトの試験は見つかりませんでした。皮膚科の総説でも「企業は炭配合の製品がニキビやフケを治療できると主張するが、臨床のエビデンスはその主張を支持しない」とはっきり書かれています(出典26)。ニキビの補助的なケアをまとめた大規模なレビュー(35試験・3,227人)にも、チャコールマスクは1件も入っていません(出典27)。
とはいえ、炭が入っていることが悪いわけでもありません。理屈のうえでは吸着素材ですし、グレーがかった剤の見た目は「落ちそう」という気持ちを後押ししてくれます。期待の中心はクレイとシリカに置いて、炭は見た目と気分の担当——くらいの受け止め方がフェアだと考えています。

「クレイ=吸着」「炭=データは見つからない」「シリカ=実は吸油の本命」。3つを並べると、公式が呼んでいない成分がいちばん働いているかもしれない、という読み方になります。こういう発見があるから成分表はやめられません😊
モイストリペア成分|ユーカリ葉エキスの実力と、洗顔料での限界
16番目の[ユーカリ葉エキス]は、公式では[グリセリン]とセットで「モイストリペア成分(保湿成分)」として紹介されています(出典2)。これ、じつは花王が長年研究してきた看板の植物エキスで、素材としての実力はかなりのものです。
研究で分かっていること
培養した皮膚の細胞にユーカリ葉エキスを加えると、肌のうるおいを保つ油分であるセラミドの量が増えたこと、その働きの中心がマクロカルパールAという成分であることが報告されています。人の肌でも、人工的に乾燥させた部分に塗ると角層のセラミド量が有意に増え、水分を保つ力が改善しました(出典19)。さらに、大人のアトピー性皮膚炎の方19人で左右の腕を比べた二重盲検の試験(4週間)でも、ユーカリ葉エキスを含む処方を塗った側だけバリア機能と角層セラミドが有意に改善しています(出典20)。
データの質としてはかなりしっかりしています。ただ、この記事でいちばん整理しておきたいのが次の2点です。
ひとつめ。「セラミドを増やすユーカリ」と「アクネ菌に効くユーカリ」は、別の成分の話です。ユーカリの葉の抽出物がアクネ菌などを抑えるという報告はありますが、そこで取り出された働き手はフラボノイドという別系統の成分で、セラミドを増やすマクロカルパールではありませんでした(出典22)。つまり「セラミドを増やすユーカリだからニキビにも効くはず」という理屈は、論文からは導けません。
ふたつめ。花王のユーカリ研究は、すべて“塗って残す”タイプの製品でのものです。洗い流す洗顔料に入れて効果を確かめた研究は見当たりませんでした。花王がユーカリ配合のスキンケアで軽度のニキビの改善を報告した試験(29人・4週間)でも、ユーカリが入っているのは化粧水とジェルのほうで、いっしょに使った洗顔料には入っていません(出典23)。公表されている配合濃度も、スキンケア製品での「0.9%超」という値だけです(出典21)。このアイテムでどのくらいの濃度が使われているかは公表されていません。
なので私は、[ユーカリ葉エキス]は「洗いっぱなしのつっぱり感をやわらげてくれる整肌成分」くらいの位置づけで見ています。素材としての実力は本物。でも洗顔料で「セラミドを増やしてバリアを立て直す」まで期待するのは、さすがに踏み込みすぎかなと。入っていてうれしい、くらいがちょうどいいと思います。

いい成分が入っている=その製品でその効果が出る、ではないんですよね。「どんな剤形で、どのくらいの時間肌にいるか」まで含めて考えるのが成分の読み方だと思っています。
乳化・安定化・防腐まわり
残りの成分も簡単に。10番目の[ステアリン酸グリセリル(SE)]は自己乳化型の乳化剤で、剤のなめらかさとクリーミーな泡質をつくります。20番目の[エチドロン酸]と23番目の[EDTA-2Na]はキレート剤。とくにエチドロン酸は石けん系で重要で、水道水のカルシウムやマグネシウムが脂肪酸とくっついて「石けんカス」になるのを防いでいます。逆に言えば、これが入っていること自体が「この製品は石けんベースです」という証拠でもあります。
22番目の[ポリクオタニウム-7]はプラスの電荷を持つ水溶性のポリマーで、石けん特有のきしみを抑えてすすぎをなめらかにする役目。25番目の[酸化チタン]は剤を白く見せる顔料で、洗い流す製品なので紫外線対策とは関係ありません。26番目の[安息香酸Na]は防腐剤ですが、酸性で効くタイプなのでアルカリの石けん基剤では補助的な立ち位置です。27番目の[香料]は「フォレストラベンダーの香り」(出典2)。香料は内訳が公開されないので、香りが苦手な人・香りに敏感な時期の人は覚えておいてください。
そもそも、なぜ角質・皮脂を落とすとニキビ予防になるの?

この製品の「落として予防する」という考え方、じつは花王自身の研究が前提を裏づけています。7〜13歳の小中学生91人を調べた研究で、角栓ができてくるのに合わせてニキビが増えること、角栓が多いと肌の表面にニキビ関連のアクネ菌が増えることが確認されました(出典8)。角栓の正体は「固まった皮脂と、はがれた角質が、毛穴の中で年輪のように重なった強い構造」だとも説明されています。
つまり皮脂と古い角質をためない=角栓をつくらせない=ニキビの手前で止める、という道筋。このパックが抗炎症成分も殺菌成分も入れずに「洗浄」だけで勝負しているのは、この前提に乗った素直な設計だと言えます。ちなみにこの調査の対象年齢がそのまま気になった方は、小学生・中学生のスキンケアは必要?もあわせてどうぞ。

ニキビケアというと「殺菌」「炎症を抑える」のイメージが強いですが、その前段階の「詰まらせない」もれっきとしたニキビケアです。この製品はそこに全部のせしているタイプですね。
「2WAY」だけど、基本は泡と考えたほうがいい理由
この製品の名前になっている「2WAY」は、①毎日の泡立て洗顔と、②週1〜2回、乾いた肌のTゾーンやあごに薄くのばして約30秒おくパック洗顔の2つを指しています(出典1・3)。1本で2役、うれしい設計に見えますよね。
ただ、成分を読んだうえで正直に言うと、この処方でのパック使いは「肌が強い人向けのオプション」だと思っています。理由を順番に説明しますね。
せっけんベースを泡立てずに塗ると、何が起きる?
泡立てるという工程は、単に気持ちよくするためのものではありません。洗浄成分を水と空気で薄めて、肌に直接あたる濃さを下げる作業でもあります。泡立てずに原液のまま肌にのせるということは、その希釈をしないまま、しかも水で流れない状態で30秒置くということです。
そしてこのアイテムの主剤は石けん。使うときのpHは石けん系で8.5〜11とアルカリ寄りで(出典9)、pH10の環境では角層の表面がふやけやすくなり、肌の脂でできたバリアも硬くなることが分かっています(出典10)。皮脂の落ち方でも、乳児を対象にした研究ですが、アルカリ性の石けんは水だけで洗った場合と比べて皮脂を約5倍多く持っていくという測定結果があります(出典11)。さらに、4種類の洗浄料を肌にのせて比べた試験では、アルカリ石けんだけが72時間後まで「肌から水分が逃げる量」の増加を残していました(出典12)。ほかの洗浄料は一時的な変化で戻っています。
これらは泡で洗ったときのデータです。泡立てず、濃いまま、30秒置く——となれば、条件はもっと厳しいほうへ振れると考えるのが自然だと受け止めています。公式が「パックは週1〜2回が目安。長時間おくと乾燥を感じることがある」と注記しているのも(出典3)、そういうことなんだろうなと。

泡立てるのは面倒くさい工程じゃなくて、肌を守るための希釈なんです。石けん系を直塗りするのは、その安全装置を外して使うようなもの。私はここがいちばん気になりました。
パックは「肌が強い人向け」の使い方
もうひとつ、ニキビケアという目的そのものに関わるデータがあります。
研究で分かっていること
ニキビが出やすい思春期〜若い成人120人を3か月追いかけた比較試験では、弱酸性の合成洗浄剤タイプのバーで洗ったグループだけ赤いニキビ(炎症性の病変)が有意に減り(13.4個→10.4個)、石けんで洗ったグループは減らずにわずかに増えました(14.6個→15.3個)。ヒリつきなどの刺激症状が出た人の割合も、石けん群40.4%に対して弱酸性群1.8%でした(出典13)。
これはニキビ肌に石けんベースが不利であることを示す、いちばん質の高い一次データです。もちろんこのパックは石けん単独ではなくアミノ酸系とベタインでマイルド化していますし、グリセリンも多めなので、この試験の石けんバーとまったく同じとは言えません。それでも、「毎日の泡洗顔でも石けんはそこそこ攻めている」という前提は持っておいたほうがいいと感じています。そのうえでさらに直塗りパックとなると、乾燥肌・敏感肌の人にはおすすめしづらい、というのが私の結論です。
逆に、皮脂が多くてベタつきが悩み、洗顔後にツッパリを感じたことがない、という人なら、週1回のパックはちょうどいいスペシャルケアになると思います。要は自分の肌がどちら側かの見きわめ、ということですね。
クレイパックを主役にしたいなら、選択肢はほかにもある
「クレイを直塗りして毛穴をすっきりさせたい」が目的なら、洗浄成分がもっとやさしくて、クレイやパウダーの比率が高い製品を選んだほうが目的にまっすぐ届きます。このアイテムは成分表の上位が脂肪酸で埋まっていて、クレイは13〜15番目。設計として「石けん洗顔が主、クレイが従」なんですよね。
同じ花王のクレイ洗顔でいうと、ビオレ おうちdeエステ ディープクレイ洗顔は界面活性剤に頼らない設計で、クレイ・パウダー系が処方の前半を占めるタイプ。パック的な使い方を前提にしたい人は、そちらの解析記事も読み比べてみると選びやすいとみています。
使い方のコツ|「洗いすぎ」より「洗わなすぎ」に注意
ここまで慎重なことばかり書いたので、毎日の洗顔についても一言。「洗いすぎるとニキビが悪化する」とよく言われますが、これは思っているほど単純ではありません。
研究で分かっていること
軽〜中等症のニキビの人を、1日1回・2回・4回の洗顔グループにランダムに分けて6週間比べた試験では、1日2回のグループで毛穴の詰まりと炎症をともなわないニキビが有意に改善。一方、1日1回に減らしたグループはむしろ悪化(赤みやブツブツが有意に増加)しました。1日4回のグループにも有意な悪化は見られていません(出典18)。※この試験で使われたのは標準的なマイルド洗浄料で、石けんベースではありません。
なので、朝晩2回きちんと泡で洗うのが素直におすすめです。そのうえで、パックは公式の言うとおり週1〜2回・乾いた肌に薄く・30秒まで(出典3)。長く置くほど効くタイプではないので、ここは守りどころだと思ってください。

まとめると「毎日は泡でしっかり2回、パックはたまに・薄く・短く」。2WAYという名前に引っぱられてパックを毎日やるのが、いちばんもったいない使い方だと思います。
通常版との違いは?|AC版は“ニキビ肌チューニング”版

「通常版(くすみオフ)とどう違うの?」は、この製品でいちばん多い疑問だと思っています。両方の全成分を並べてみると、設計意図がはっきり見えました(出典4・5)。
足した2つ、抜いた2つ
AC版で足されたのは[炭]と[ユーカリ葉エキス]。そして抜かれたのは[ホホバ種子油]と[加水分解コンキオリン]で、この2つは通常版の「リッチホワイトパール保湿成分」にあたる部分です。つまり油分を抜いてオイルフリーにし、吸着素材と整肌成分を足したということ。@cosmeの公式商品情報にも「オイルフリー」と記載されています(出典6)。
ただ、ここは先に言っておくと、洗い流す製品でホホバ油が入っているかどうかが、ニキビにどれだけ影響するかは分かりません。すすいでしまう前提の処方なので、残る量はごくわずかです。「オイルフリーだからニキビ肌に絶対いい」というより、方向性としてニキビ肌向けに振っていると読むのが正確だと思います。
配合順の変化が示す設計意図
同じメーカー・同じシリーズなので、表示順の入れ替わりは配合比を変えたシグナルとして読めます。ここがいちばん面白いところでした。
アミノ酸系の[ココイルグルタミン酸Na]が12番目→9番目に繰り上がっています(出典4・5)。マイルドな洗浄成分の比率を上げた、というシグナルですね。一方で両性の[ラウラミドプロピルベタイン]は8番目→11番目に下がり、クレイ2種の順番も「タナクラクレイ→カオリン」から「カオリン→タナクラクレイ」に逆転しています。ベースの石けん骨格と、保湿・キレート・増粘まわりの顔ぶれは、ほぼ共通のままです。
油分を足さず、洗浄成分の配合比を組み替える——ニキビ肌向けのチューニングとして、筋の通った変更だと考えています。通常版を使っていて「もう少しニキビ寄りに振りたい」と感じている人には、乗り換える意味がちゃんとあるということですね。

「新ラインを出しました」と言いつつ中身がほぼ同じ、という製品も世の中にはあります。その点この2つは、足す・抜く・並べ替えるがちゃんとやってある。処方としては誠実だと思いました。
正直に気になる点
- パック使いは、乾燥しやすい人にはおすすめしづらい。石けんベースの洗浄料を泡立てずに乾いた肌へ直接のせる使い方です。ニキビ傾向の人を3か月追った比較試験でも、石けんタイプは弱酸性タイプより炎症性のニキビが減らず、刺激症状の出た人の割合も高くなっていました(出典13)。「2WAY」と書いてありますが、基本は泡で使うものと考えておくほうが安全だと受け止めています。
- [炭]の効果を裏づける臨床データが見つからない。洗顔料の炭について、皮脂やニキビへの効果を対照グループつきで調べたヒトの試験は確認できませんでした(出典26・27)。見た目と気分の担当と考えておくのがフェアだと思います。
- [ユーカリ葉エキス]の研究は、すべて“塗って残す”製品でのもの。素材としてのデータは立派ですが、洗い流す洗顔料で同じことが起きるかは確かめられていません(出典19・23)。おまけとしてうれしい、くらいの位置づけで。
- [香料]入りで、内訳は非公開。「フォレストラベンダーの香り」です(出典2)。ニキビケアの洗顔で香りつきというのは、好みが分かれるところだと感じています。

気になる点は「パックの使い方」にほぼ集約されます。逆に言えば、泡でふつうに使うぶんには、価格に対してよく考えられた洗顔フォームだと思います。
向いている人/使う前に確認したい人
🙆♀️ 向いていそうな人
- 皮脂・角質による毛穴の詰まりやザラつきが主な悩みの人(設計がまっすぐそこを狙っています)
- 洗顔で「しっかり落ちた」感覚がほしい人 → 石けんベース+クレイなので、落ちは素直に高いです
- オイルフリーの洗顔料を探している人 → 通常版から油分2種を抜いてあります(出典5・6)
- 皮脂が多く、洗顔後につっぱりを感じたことがない人 → 週1回のパックがスペシャルケアとして活きます
- プチプラで続けたい人(120g・実売850〜1,045円前後)
- 通常版を使っていて「もう少しニキビ寄りに振りたい」人 → 処方が明確にそちらへ寄せてあります
🔍 使う前に確認したい人
- すでに乾燥している・肌がゆらいでいる人 → 主剤は石けんです。泡洗顔でも攻めている前提で、パック使いは見送るのが無難(出典13)。毎日の洗顔自体をもっとやさしくしたいなら、乾燥さん 薬用保湿力泡クレンジングのような洗いすぎない設計の選択肢もあります。
- 洗顔のあとに赤みやヒリつきが出やすい人 → 同じ試験で刺激症状は石けん群40.4%、弱酸性群1.8%でした(出典13)
- 香りが苦手な人・香りに敏感な時期の人 → [香料]入りです
- 洗顔やシャンプーで顔・頭が繰り返し荒れる人 → [ラウラミドプロピルベタイン]の不純物が原因になる例が報告されています(出典17)。※ほとんどの人には当てはまりません(出典16)
- いま赤く炎症しているニキビがある人 → このパックは化粧品で、抗炎症成分も殺菌成分も入っていません。治療目的なら皮膚科の選択肢を
- クレイパックをメインにしたい人 → 洗浄がもっとやさしく、クレイ比率の高い製品のほうが目的に合います

「皮脂・詰まりが悩みで、洗い上がりのさっぱり感が好き」ならかみ合います。「乾燥もしていてゆらぎやすい」なら、弱酸性タイプのほうが安心して続けられるとみています。
よくある質問
Q. 毎日パックしてもいい?
A. おすすめしません。公式も「週1〜2回が目安。長時間おくと乾燥を感じることがある」と注記しています(出典3)。石けんベースの洗浄料を泡立てずに乾いた肌へ直接のせる使い方なので、毎日やると肌から水分が逃げやすい状態が続きます(出典12)。毎日は泡洗顔、パックはザラつきが気になったときだけ、くらいの配分が現実的です。
Q. 敏感肌でも使える?
A. 肌質によります。石けん骨格が主剤で使用時のpHがアルカリ寄りなので(出典9)、ゆらぎやすい時期にはあまり向いていません。[ココイルグルタミン酸Na]と[ラウラミドプロピルベタイン]でマイルド化の工夫はされていますが(出典15)、それでも主剤が石けんであることは変わりません。もし使うなら、泡立てネットでしっかり泡を作って短時間で流し、パックはやらない——という使い方をおすすめします。
Q. 炭って本当に効果があるの?
A. 理屈のうえでは吸着素材ですが、洗顔料の炭について皮脂やニキビへの効果を調べた、対照グループつきのヒト試験は見つかりませんでした。皮膚科の総説でも「臨床エビデンスは主張を支持しない」と明記されています(出典26)。ニキビの補助ケアをまとめた大規模なレビューにも、チャコールマスクは1件も入っていません(出典27)。この製品で皮脂を吸っているのは、クレイと21番目の[シリカ]のほうだと考えるのが自然だと思っています(出典25)。
Q. 通常版とどっちを選べばいい?
A. ニキビ・毛穴の詰まりが悩みならAC版、くすみやなめらかさ重視なら通常版、という切り分けでいいと思います。AC版は通常版から[ホホバ種子油]と[加水分解コンキオリン]を抜き、[炭]と[ユーカリ葉エキス]を足して、アミノ酸系洗浄成分の比率を上げた処方です(出典4・5)。ベースの洗浄骨格は共通なので、洗い心地の強さ自体は大きく変わりません。どちらにしても、乾燥が気になるなら泡でやさしく、が前提です。
まとめ

最後にまとめますね。「ニベア 2WAY美容洗顔AC」は、石けん骨格でしっかり落としつつ、アミノ酸系・ベタインでマイルド化し、グリセリンを多めに入れてつっぱり感を抑えた洗顔フォーム。公式が主役に見せる「美容スムースクレイ」は吸着の補助で、炭については裏づけデータが見つかりませんでした。通常版から油分を抜いてニキビ肌向けに振った処方は、方向性として筋が通っています。
そのうえで、私がいちばんお伝えしたいのは「2WAY」と書いてあっても、基本は泡立てて使うものだと考えておいてほしいということ。石けんベースを泡立てずに直接のせるパックは、皮脂が多くて肌が強い人向けのオプションです。クレイパックのほうを主役にしたいなら、ビオレ おうちdeエステ ディープクレイ洗顔のように、洗浄成分がやさしくてクレイ比率の高い製品を選んだほうが目的にまっすぐ届きます。
毎日の泡洗顔として使うぶんには、120gで850〜1,045円前後という価格に対して、よく考えられた1本だと受け止めています。皮脂と詰まりが悩みで、洗い上がりのさっぱり感が好きな人には、素直に候補に入るアイテムです😊
全成分と特徴
| 成分名 | 役割 | 特徴 |
|---|---|---|
| 水 | 基剤 | 処方のベースとなる水 |
| グリセリン | 保湿 | 公式「モイストリペア成分」の一員。脂肪酸より前の2番目に配合され、つっぱり感を抑える中心 |
| ミリスチン酸 | 洗浄基剤(脂肪酸) | 炭素14の飽和脂肪酸。アルカリと中和して石けんになる。きめ細かいクリーム状の泡の主力 |
| ステアリン酸 | 洗浄基剤(脂肪酸) | 炭素18。泡のコシと持ち、練り石けんの硬さをつくる |
| 水酸化K | 中和・pH調整 | 脂肪酸を石けんに変えるアルカリ剤。カリウム石けんは水に溶けやすく練り状になる |
| ラウリン酸 | 洗浄基剤(脂肪酸) | 炭素12。泡立ちが最も速く皮脂を落とす力が強い。同時に脱脂力もいちばん強い |
| ソルビトール | 保湿 | 糖アルコール系。べたつきにくく、剤につやを与える |
| PEG-75 | 保湿・粘性調整 | 水溶性のポリエチレングリコール。剤を固くしすぎずしっとり感を出す |
| ココイルグルタミン酸Na | 洗浄(アミノ酸系) | ヤシ油脂肪酸+グルタミン酸。石けんより穏やか。通常版の12番目から9番目に繰り上がった |
| ステアリン酸グリセリル(SE) | 乳化 | 自己乳化型。剤のなめらかさとクリーミーな泡質をつくる |
| ラウラミドプロピルベタイン | 洗浄(両性) | 泡立ちを助け、いっしょに入る洗浄成分の刺激をやわらげる |
| パルミチン酸 | 洗浄基剤(脂肪酸) | 炭素16。泡のクリーミーさと剤の硬さの調整役 |
| カオリン | 皮脂吸着(洗浄) | 公式「美容スムースクレイ」の一員。白陶土。粒に穴がなく、皮脂は粒の表面に付着する |
| タナクラクレイ | 皮脂吸着(洗浄) | 公式「美容スムースクレイ」の一員。海泥由来の粘土。引用できる一次資料は確認できず |
| 炭 | 皮脂吸着(洗浄) | 公式「美容スムースクレイ」の一員。AC版で新規追加。洗顔料での臨床エビデンスは確認できず |
| ユーカリ葉エキス | 保湿・整肌 | 公式「モイストリペア成分」の一員。AC版で新規追加。花王が長く研究してきた植物エキス |
| グリコシルトレハロース | 保湿 | トウモロコシデンプン由来。角層に水分をとどめる力が高い |
| BG | 保湿・溶剤 | 1,3-ブチレングリコール。エキス類の溶媒も兼ねる |
| 加水分解水添デンプン | 保湿 | 還元デンプン糖化物。しっとりした洗い上がりの感触をつくる |
| エチドロン酸 | キレート(金属イオン封鎖) | 水道水のカルシウム等が脂肪酸と結びついて石けんカスになるのを防ぐ |
| シリカ | 吸油・感触調整 | 二酸化ケイ素。多孔質で吸油量が大きく、実務上の吸油の主役と考えられる |
| ポリクオタニウム-7 | 感触調整(カチオンポリマー) | 石けん特有のきしみを抑え、すすぎをなめらかにする |
| EDTA-2Na | キレート(金属イオン封鎖) | 変色・変臭・泡立ちの低下を防ぐ |
| 水酸化Na | 中和・pH調整 | 中和の補助と剤の硬さの微調整 |
| 酸化チタン | 着色(白色顔料) | 剤を白く見せるためのもの。洗い流す製品なので紫外線対策とは無関係 |
| 安息香酸Na | 防腐 | 酸性側で効くタイプ。アルカリの石けん基剤では補助的な立ち位置 |
| 香料 | 香り | 「フォレストラベンダーの香り」。内訳は非公開 |
※配合の正確な順序・全項目は商品の全成分表示をご確認ください。配合量は非公開です(出典4)。
特性タグ:化粧品(洗顔フォーム)/ 石けんベース(脂肪酸4種+水酸化K・Na)/ アミノ酸系・ベタイン併用 / 美容スムースクレイ(カオリン・タナクラクレイ・炭)/ シリカ配合 / ユーカリ葉エキス / オイルフリー / 2WAY(泡洗顔+パック洗顔)/ 香料あり / プチプラ
参考文献・出典(27件)
- 花王 ニュースリリース「『ニベア2WAY美容洗顔』から新商品『ニベア2WAY美容洗顔AC』新発売」(2025年8月1日/発売日・訴求文言・使い方):https://www.kao.com/jp/newsroom/news/release/2025/20250801-001/
- NIVEA公式 商品ページ「ニベア 2WAY美容洗顔AC」(美容スムースクレイ=タナクラクレイ・カオリン・炭/モイストリペア成分=ユーカリ葉エキス・グリセリン/※皮脂吸着成分(洗浄)の注記/フォレストラベンダーの香り):https://www.nivea.co.jp/products/-49013014511320052.html
- NIVEA公式 シリーズページ「ニベア2WAY美容洗顔」(ラインナップ比較・※注記の原文・パックは週1〜2回目安、長時間おくと乾燥を感じることがある):https://www.nivea.co.jp/highlights/2way-face-wash
- 花王公式通販 My Kao Mall「ニベア2WAY美容洗顔AC 120g」(この記事の全成分表の参照元。JAN 4901301451132):https://www.kao-kirei.com/ja/item/khg/nivea/4901301451132/
- 花王公式通販 My Kao Mall「ニベア2WAY美容洗顔 120g」(通常版の全成分。JAN 4901301430205):https://www.kao-kirei.com/ja/item/khg/nivea/4901301430205/
- @cosme 公式商品情報「ニベア2WAY美容洗顔AC」(区分=化粧品/オイルフリーの記載):https://www.cosme.net/products/10278159/
- AppBrew PR TIMES「【LIPS月間トレンド賞】2026年7月」(スキンケア部門3位):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000303.000018721.html
- 花王 研究発表「トロメタミンを用いた『角栓崩壊洗浄技術』」(2026年2月3日/7〜13歳の小中学生91名を対象とした自社調査。角栓の形成に伴いニキビが増えること、角栓が多いと肌表面のアクネ菌が増えることを確認):https://www.kao.com/jp/newsroom/news/release/2026/20260203-001/
- Mijaljica D, Spada F, Harrison IP.「Skin Cleansing without or with Compromise: Soaps and Syndets」Molecules. 2022;27(6):2010.(総説):https://doi.org/10.3390/molecules27062010
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- Takahashi T, Kokubo R, Sakaino M.「Antimicrobial activities of eucalyptus leaf extracts and flavonoids from Eucalyptus maculata」Letters in Applied Microbiology. 2004;39(1):60-64.(試験管レベルの実験/活性本体はフラボノイド):https://doi.org/10.1111/j.1472-765X.2004.01538.x
- Isoda K ほか「Efficacy of the combined use of a facial cleanser and moisturizers for the care of mild acne patients with sensitive skin」The Journal of Dermatology. 2015;42(2):181-188.(ヒト・単群/日本人女性29名・4週間。ユーカリ配合は化粧水とジェル側で、併用した洗顔料には無配合):https://doi.org/10.1111/1346-8138.12720
- Zhang X ほか「Comprehensive assessment of the efficacy and safety of a clay mask in oily and acne skin」Skin Research and Technology. 2023;29(11):e13513.(ヒト・単群/60名・週2回×4週。対照群なし):https://doi.org/10.1111/srt.13513
- Bamford E ほか「Mesoporous magnesium carbonate for use in powder cosmetics」International Journal of Cosmetic Science. 2021;43(1):57-67.(試験管レベルの比較実験/シリカ・マイカ・カオリン・タルク・コーンスターチの吸油量比較):https://doi.org/10.1111/ics.12670
- Sanchez N, Fayne R, Burroway B.「Charcoal: An ancient material with a new face」Clinics in Dermatology. 2020;38(2):262-264.(査読総説):https://doi.org/10.1016/j.clindermatol.2019.07.025
- Cao H ほか「Complementary therapies for acne vulgaris」Cochrane Database of Systematic Reviews. 2015.(系統的レビュー/35試験・3,227名。クレイマスク・チャコールマスクは1件も組み入れなし):https://doi.org/10.1002/14651858.CD009436.pub2

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