【成分解析】カネボウ クリーム イン デイII

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ブランド名カネボウ
価格9,350円(税込)
容量40g
発売日2025年9月5日
全成分はこちら

成分:ニコチン酸アミド*、グリチルリチン酸ジカリウム*、水、マカデミアナッツ油脂肪酸フィトステリル、DPG、ソルビット液、パラメトキシケイ皮酸オクチル、ジグリセリン、濃グリセリン、シュガースクワラン、トリイソステアリン酸グリセリル、ベヘニルアルコール、BG、雲母Ti、TEA、フェニルベンズイミダゾールスルホン酸、長鎖分岐脂肪酸コレステリル、水添大豆リン脂質、イソステアリン酸、コレステロール、パルミチン酸、パルミチン酸セチル、N-ステアロイルジヒドロスフィンゴシン、天然ビタミンE、海藻エキス-1、アルテアエキス、2,4-ビス-[{4-(2-エチルヘキシルオキシ)-2-ヒドロキシ}-フェニル]-6-(4-メトキシフェニル)-1,3,5-トリアジン、トリスエチルヘキシルオキシカルボニルアニリノトリアジン、t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン、2-[4-(ジエチルアミノ)-2-ヒドロキシベンゾイル]安息香酸ヘキシルエステル、ジメチコン、カルボキシビニルポリマー、キサンタンガム、エデト酸塩、フェノキシエタノール、クロルフェネシン、赤504、香料

公式のアピールポイント

  • ナイアシンアミド×グリチルリチン酸ジカリウム
  • 伸縮性の高いシールド膜で肌を包み込む塗膜技術
  • 「胎脂」の擬似機能成分「TAISHI™ Complex」を配合
目次

成分解析

医薬部外品なのでその他の成分が濃度順に書かれているかは不明ですが、見た感じは濃度順に書かれていそう。

なので今回は濃度順に書かれているものとして解析していきます。

日焼け止めとしてのスペック

紫外線カット効果はSPF30・PA+++。

ベースの油分がシリコーンなどの密着させるものではなく、マカデミアナッツ油脂肪酸フィトステリルという使用感の良いオイル成分が使われています。

紫外線カット力や汗や皮脂への耐久性はあまり高くなく、がっつり日焼け止めというよりは「保湿クリーム下地に紫外線カット効果がプラスされたアイテム」という印象ですね🤔

秋冬で室内メインの人に向けたスペックで、紫外線をたくさん浴びる環境や汗皮脂で崩れやすい季節には不向きです。

その分、他の日焼け止めにはないような、なめらかでしっとりした使用感が特徴ですね👌

紫外線カット成分は6種類の紫外線吸収剤を配合。

多種類の吸収剤を組み合わせることで、ひとつひとつの配合量を抑えつつ、あらゆる紫外線に対して高い紫外線カット効果を発揮してくれます。

紫外線散乱剤は「雲母Ti」と書かれているものがマイカと酸化チタンを組み合わせた粉体。

ただしこの成分は光沢を付与するために入れるようなもので、散乱剤としてがっつり性能を発揮させている感じではなさそうなので、白浮きやきしみはそれほど感じないと思われます。

公式にはクレンジングが必要かの記載はありませんが、ベース成分を見る限りはそれなりに洗浄力のある洗顔料を使っていれば、クレンジング無しでも良さそうな感じはします。

Wの有効成分を配合した医薬部外品

ニコチン酸アミド(=ナイアシンアミド)、グリチルリチン酸ジカリウムの2種の有効成分を配合した医薬部外品。

ナイアシンアミドといえば美白&シワ改善の有効成分として定番ですが、この製品では「肌荒れ予防」の有効成分として入っている様子。

グリチルリチン酸ジカリウムも肌荒れ予防の定番成分ですね。

日焼けをすることで肌は炎症を起こすので、どちらも日焼け止めの成分としては嬉しいものです。

どちらもプチプラ製品にも配合されているもので特に珍しさはなく、クリーム イン デイIIの魅力は他の成分や技術にあります。

シールド膜の技術を採用

ぶっちゃけ、成分どうこうよりも、すごいのはコレです。

高い日焼け止めを選ぶメリットって「膜の技術」が一番だと思います。

カネボウ独自のバランス設計で、弾力があり伸縮性に優れた膜を形成。

膜の質が高いと、時間が経っても崩れにくく紫外線カット効果を発揮してくれるようになります。

さらに耐皮脂性が高く、クリームの上でファンデーションが絡まるように密着する処方だから、日中のメイク崩れも予防。

紫外線カットだけでなく、化粧下地としても良い仕事をしてくれるのがこのクリームの特徴です。

日焼け止めとしてのスペック書いたようにシリコーンではなく、使用感の良いオイルをベースにしているので、汗やガンガン出てくる皮脂への耐久性は弱そうだけど、表情の変化や自然に出てくる皮脂などの時間の経過で起こる崩れに対しての耐久性は強そうな印象です👌

TAISHI™ Complexを配合

TAISHI™ Complex:長鎖分岐脂肪酸コレステリル、マカデミアナッツ油脂肪酸フィトステリル、N‐ステアロイルジヒドロスフィンゴシン、濃グリセリン

リニューアルで加わった要素です。

TAISHI™ Complexは、4つの成分からなるカネボウオリジナルの複合成分です。

生まれたての赤ちゃんの肌を守る「胎脂」は高い保水性と抱水性を持ち、乾燥や外的刺激から肌を守っています。

そんな「胎脂」を長年研究し、再現した成分がTAISHI™ Complex。

カネボウは長年、胎脂の研究をしていて、リニューアル前も「ベビーソフトオイル処方」として胎脂の発想を取り入れてきましたが、今回のリニューアルでは機能やテクスチャーを改良した新成分として「TAISHITM Complex」を配合しています。

まとめ

このアイテムは「日焼け止め」というよりも「軽めの紫外線カット効果のあるデイクリーム」だと思ってください。

上質油分肌を乾燥から守ること」「化粧下地として肌の土台を整えること」。

この2つの効果を求めて使う、秋冬&室内メインの人向けのアイテムとしては、超有能👌

1万円近くするお高めのアイテムですが、価格に見合った成分や技術は使われています!

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この記事を書いた人

ありすのアバター ありす コスメコンシェルジュエージェンシー

美容、メイク、おしゃれ等にはまっている20代の3児のママ。
コスメレビュー、コスメ成分解析、コスメサブスク、ファッションレンタルなどの情報を発信しています。

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