【全成分＆成分解析】アルビオン フラルネ ハイドロボム（化粧水）

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今回はALBIONの化粧水「フラルネ ハイドロボム」の成分解析です。

アルビオン フラルネ ハイドロボムの成分解析

化粧水なので、まずはベースの保湿成分から見ていきましょう。

ベース成分はさっぱり系

水に続いてBG・DPG・グリセリンがベースの保湿成分になっています。

BGとDPGの量が多いですし、他の成分もそこまでとろみを出す感じではないので、さっぱり系のテクスチャの化粧水です。

5番目が1%以上配合されることのない［アセチルヒアルロン酸Na］なので、1%以上入っている成分はグリセリンまでですね。

保湿成分をチェック

目立った保湿成分はこの4つです。

• アセチルヒアルロン酸Na
• グリコシルトレハロース
• 水溶性プロテオグリカン
• セラミドNG

どれも保湿成分としては優秀なもの。

特にセラミドはお肌のうるおいに欠かせない成分なので、まず化粧水で取り入れられるのは嬉しいです。

ただしこの4つは、他社のもっと安いコスメでも普通に入っているものなので、200mlで5,500円の価値にはなりません。

（よほど特殊な製法・原料を使っているなら別ですが・・・。）

植物エキスに注目

保湿・整肌成分として3種類の植物エキスが入っています。

• アロエベラ葉エキス
• マテチャ葉エキス
• モウソウチクたけのこ皮エキス

アロエベラはよく見かけますが、あとの2つはやや珍しい成分ですね👍

アルビオンは植物エキスに力を入れているブランドなので、単なるイメージ作りではなく、しっかりと研究して厳選した植物エキスを入れているのでしょう。

フラルネは保湿を重視したシリーズですが、お肌の透明感やハリ弾力不足など、多くの肌悩みに対応してくれそうな植物エキスのラインナップです。

スキンコンディショナーとはどう違う？

アルビオンの化粧水で有名なのは「薬用スキンコンディショナー」です。

通称スキコンと呼ばれるアイテムで、グリチルリチン酸2Kを有効成分にした医薬部外品。

ハトムギエキスとハトムギオイルがコンセプト成分で、保湿よりも整肌に特化したアイテム。

エタノールの濃度がやや高いので、好き嫌いは分かれやすい使用感です。

一方でフラルネは医薬部外品ではなく一般化粧品扱い。

保湿がメインで、エタノールの濃度は控えめ。

スキコンよりも誰でも使いやすいような使用感になっています。

まとめ

アルビオンらしい植物エキスのパワーに期待するタイプの化粧水です。

正直5,000円の化粧品を買うのなら、植物エキスではなくビタミンCやレチノールなどの機能的な成分に投資したいかな～と考えています。

でも、使ってみた感じが良くて、植物エキスのパワーに期待するのなら、ナシではないかな～というのが結論ですね🤔

よくある疑問を解決

エタノールが苦手でも使える？

全成分を見る限り、エタノールの濃度は1%以下。おそらく植物エキスの抽出等に使われたものが微量入っている程度。使っていてエタノールを感じることはほぼないでしょう。よほどのアレルギー等でなければ使える可能性が高いです。

使う順番・使い方は？

アルビオンは乳液先行のブランドなので、ライン使いする場合は乳液の後です。他社と併用する場合はアイテム次第で先に化粧水でもOKです。公式推奨の使い方は、コットンにティースプーン1杯分くらい（約3ml）を含ませ、パッティングしながら顔全体に充分なじませます。

全成分と配合目的（予想）

成分名	目的	評価
水	ベース
BG	ベース（保湿）
DPG	ベース（保湿）	△
グリセリン	ベース（保湿）
アセチルヒアルロン酸Na	保湿
アロエベラ葉エキス	植物エキス（整肌）
グリコシルトレハロース	多糖類（保湿）
マテチャ葉エキス	植物エキス（整肌）
モウソウチクたけのこ皮エキス	植物エキス（整肌）
水溶性プロテオグリカン	保湿
PEG－30フィトステロール	非イオン界面活性剤（乳化）
エタノール	ベース	△
セラミドNG	ヒト型セラミド（保湿）	★
リン酸2Na	ph調整
リン酸Na	ph調整
加水分解水添デンプン	糖アルコール（保湿）
水添レシチン	両性界面活性剤（乳化）
フェノキシエタノール	防腐剤
香料	香料	△
カラメル	天然色素（着色）